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夢*想*花

人生○○年!!今までは家族のために頑張った。
これからは、自分のために楽しい、好き、糧になるを目標に過ごしたい。

* 読書 *

2019-09-29 14:58:56 | 読書

                  

            お金や地位や名声もなくて、傍からは地味でつまらない人生に見えたとしても、

          本人が本当に好きなことができていて「ああ、幸せだなあ」と思っていれば、

          その人の人生はキラキラ輝いていますよ。

                       どうぞ、物事を面白く受け取って

        愉快に生きて。

          あんまり頑張らないで、

                   でもへこたれないで。      (120の遺言)より 

  希林さん全くその通りだと思います。

  地位も名声もない私たちは、このような生き方しかないのです。

  これが、精一杯の人生です。

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* 読書 *

2019-09-28 21:14:53 | 読書

       「樹木希林120の遺言」死ぬ時ぐらいすきにさせてよ

  

  幸せというのは

  「常にあるもの」ではなくて

    「自分でみつけるもの」。

 どうやったら他人の価値観に振り回されないか?

 「自立すること」じゃないでしょうか。自分はどうしたいか、 何をするべきか、

 とにかく自分の頭で考えて自分で動く。

 時に人に頼るのもいいかもしれないけれど、誰にも助けを求められないときに

 どうするかくらいは考えておかないと。 (120の遺言より)

 私からしたら、当たり前のような言葉ばかりでしたが~

 俳優さんらしくない、普通のおばさんのような「樹木希林」さんの言葉だから説得力があります。

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* 読書 *

2019-08-22 05:54:05 | 読書

 井上荒野さんの「あちらにいる鬼」を読みました。

作者の「あれの」おもしろいなまえだなぁ~と名前だけは知っていましたが読んだことはありませんでした。

題名に惹かれて手に取ってみました。(題名から何となくの予感がありましたが)

作者の父親 井上光晴と瀬戸内寂聴の不倫と、それを知りながら冷静な目で成り行きを見守っている奥様

作者が瀬戸内とお母さまになりきって、三人の交際を淡々と語っています。

私から言わせると「世間の非常識が貴方たちの常識なの!」と驚きの内容でした。

唯、作者の研ぎ澄まされた感覚や表現力から、ドロドロした不倫関係ではなく幼い時から両親のありようを

見てきた作者の消化された作品として楽しく読みました。

帯封に書かれた瀬戸内さんの賛辞

作者の父井上光晴と、私の不倫が始まった時作者は五歳だった。

五歳の娘が将来小説家になることを信じて疑わなかった亡き父の魂は、

この小説の誕生を誰よりも深い喜びを迎えたことだろう。

モデルに書かれた私が読み傑作だと、感動した名作!!

井上荒野さんの他の作品も読んでみたいと思った一作でした。

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* 読書 *

2019-08-17 20:31:34 | 読書

    円 空 鉈 伝  古田十駕作

  江戸時代初期。名主の娘が領主の子を宿しながら暇を出されて男児を生んだ。

  6年経った時、藩から母親は出家させ、子供は寺に預けるように言ってきた。

  私生児として育った覚念は名を円空と改め、修験僧として南は濃尾、北は蝦夷までの

  霊地を巡り、行く先々で請われるままに仏像を木片で彫って寺に納めてきました。

  長い歳月をかけ、12万体の仏像に母への想いと情念を彫り込みます。

私は、写真でしか円空仏を見たことがありませんが、あの子供が悪戯で彫ったような木片が

騒がれ崇められるのか分かりませんでしたが、仏像の柔和なお顔に込められた円空さんの信仰心や、

邪気のない無心の境地が、表れているのだろうと思います。

修験の行や難解な宗教用語などに悩まされましたが、大変勉強になった本でした。

 

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* 読書 *

2019-08-14 06:13:02 | 読書

 最近読んだ本で印象に残ったのは

 江上剛作 「我 弁明せず」

昨今、自己弁護ばかりする政財界人 特に、政治家たちにうんざりしている。

弁明をしない! この言葉が気に入って読んでみようと思いました。

特に昭和初期、戦争に突入しようとする時代背景が詳しく綴られています。

(私が、学んだ時代の社会の教科書には、幕末までは詳しく載っていましたが

 明治・大正・昭和時代はさらっとしか触れてないような気がしました。臭いものには蓋を見たいで~~)


池田 成彬(いけだ しげあき)略歴

戦前政治家財界人。第14代日本銀行総裁大蔵大臣商工大臣内閣参議第一次近衛内閣平沼内閣第2次近衛内閣)、枢密顧問官東條内閣)、

三井合名会社筆頭常務理事(事実上の三井財閥総帥)を歴任。

平沼内閣が潰れると、元老西園寺公望から首相打診があったが陸軍が阿部信行を推したため立ち消えとなり「幻の首相」となった

 慶應義塾時代に学生達が食堂の食事が悪いと抗議のボイコットをした際、「(勉強をするために寮に入ったのに)

 飯がまずいからと言ってストライキをするのか」と呆れ果て、一人だけこれに加わらなかった。

 留学経験からアメリカと戦争すべきではないとし、太平洋戦争に反対し東条英機と対峙した。

 池田は東条に軍門に降ることを条件として、長男の兵役免除を提案されたが断った。(長男は戦死)

                                                         (Wikipedia より)

 

 (お偉いさんには、必ずこのような子弟に対する甘い駆け引きがあったと思います。

  自分の孫・子は免れると安易な気持ちで、憲法九条を変えようとする政治家たちは許せません)

 終戦記念日を前にして、興味のある方は一読してください。 


                                                      

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* 読書 *

2019-08-13 22:12:41 | 読書

  年間100冊を目指している読書。

 読めそうでなかなか目的達成できません。毎年80冊くらいです。

 特にこの頃は読解力・忍耐力が落ちて、30分続けて読むのは至難の業です。

 800ページや600ページなどの本を見ると、読みたいけれど心がなえてしまいます。

 対策として、まず半分に栞を挟んでまた半分(四分の一)に栞と細かく分類して、

 本を開いたら、最低でも50ページ読む! と、決めています。 

 朝4時半に目が覚めると、布団の中で腹ばいになって50ページを目指す。

 疲れたら仰向けで休んで、又読み出します。夜寝るときも同じようにして読んでいます。

 読みたい本が、枕元に常時3冊くらいあります。

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* 読書 *

2019-04-27 20:31:05 | 読書
 相変わらず「ギックリ腰」に翻弄されています。
 近くの家庭医からは、冷湿布薬をもらいましたが、痛みは和らぎません。
 で、温めた方が気持ちがよいし、効くような気がするので、ひたすら「ホカロン」のお世話になっています。
 本だけは毎日読んでいます。


 朝井まかて著「眩(くらら)」を読みました。
 
 浮世絵師「葛飾北斎とその娘お栄」を描いたものです。
 2年前?NHKで北斎を(長塚京三さん)お栄を(宮崎あおいさん)でドラマ化されました。
 力作で渋い色合いのドラマでした。
 出演者の演技舞台セット、役者たちの着物や場面の色彩、さすがNHKと大満足のドラマでした。

 今度、原作を読んでみて、ドラマは忠実に再現されていると感心しました。
 描くことしか興味のない北斎親子、北斎の孫だと言って方々に借金して回る姉の子。
 この借金返済のため、浮世絵、枕絵、小説の挿し絵などあらゆるものを製作しながら「富嶽三十六景」を残します。
 余りの面白さに一気に読みました。文体も滑らかで読み易い。
 興味のある方。一読の価値はあります。
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* 読書 *

2019-04-16 22:02:57 | 読書
   
   群馬フラワーパークで見た花「ラナンキュラス・ラックス」ほしい花です。

  久坂部羊さんの「告知」を読みました。

 「告知」を始め6篇の短編小説でなっています。
  お医者さんである作者が、在宅医療クリニックでの13年間の体験に基づいた物です。
  身につまされる話もありましたし、考えさせられることも多々ありましたし。

 (作者も、登場する医師は半分は私自身であり、残りの半分はフィクションです。)と言っています。

  最後の瞬間を在宅で終えることは、私たち老人の願いです。 
  でも、それは贅沢な願望、家族に迷惑はかけられません。
  病状によっていろいろでしょうが、ケースバイケースで乗り切っていくより有りません。
  自分の気持ちだけは整理して、置かなければなりません。
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* 読書 *

2019-02-05 13:54:20 | 読書
 
 新年の初めに、毎年「本を100冊読む」を目標にしています。
 簡単なようでなかなか到達できません。
 一昨年も昨年も90冊前後で終わってしまいました。
 「読み聞かせ」の絵本を入れると200冊くらいにはなるのですが~~~

 今年初めは「平野啓一郎」さんの「決壊上・下」が読み始めの本でした。
 中々気分的にハードな本でした。

 「原田マハ」さんの「たゆたえども沈まず」が面白かった。
 ゴッホとパリに浮世絵の画廊を開いた、日本人画商林忠正とその助手の加納重吉との馴れ初め
 ゴッホが浮世絵に魅せられて、絵を描いたいきさつやゴッホを終生支え続けた弟の存在
 その弟との確執など。
 あの作品にあの生き様ありと、窺わせる様な私生活。
 知らないことがたくさんありました。
 ゴッホが生きているうちに認められなかった名作の数々(支援した弟もそうですが)
 「世に出る」ことの難しさ、虚しさが残ります。
 
 ゴッホの作品に興味のある方は読んでみてください。
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* 読書 *

2018-10-10 13:57:04 | 読書
 9月一杯かけて、小嵐九八郎著「水漬く魂」1巻~5巻を読みました。
 著者も私より2歳下、同世代を生きた方です。
 中国事変から現在までを、主人公の祖父から父の代、そして自分の青春時代が語られた本著は
 私が歩んできた人生と同じ時代の歴史でもあります。

 60年安保時代 大学生活を送ったものにとって、思いで深い回顧録ともいえます。
 ノンポリ学生で政治活動に係わらなかったものの、ニュースなどで感じた当時の生々しい様子を
 思い出します。
 
 著書は、学生運動を通じて、わたしたちが理解不能だった学生運動を深く掘り下げています。
 ちょっと重たい題材ですが、政治活動などどこ吹く風か!の安倍政権一党のやりたい放題の時代
 学生が必死で戦った一時代もあったんだなぁ~と、懐かしく思います。

 あの当時把握できなかったことが、今にして良く判ります。
 同じ世代の方に読んでもらいたい一冊です。
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* 原田マハ *

2018-07-26 17:50:55 | 読書
 帯封の「読む美術館」との書き出しに惹かれて手に取った本
 「原田マハ作 ジヴェルニーの食卓」が面白かった。

「うつくしい墓」
    家政婦の目で語られるマティスの日常生活とピカソとの交流
    
 「エトワール」
    ドガの踊り子にまつわるエピソード
当時の踊り子は、貧しい少女たちがパトロンを探すために、生活の手段として踊り子になった。
    ドガが良家の子女のバレリーナを描いたと思っていたので、ちょっとショック
 「タンギー爺さん」
    セザンヌなどの貧乏画学生が画材を得るために集まっていた小さな画材店の
    主人がタンギー(ゴッホが彼を描きました)
    これらの画学生が絵の具代として置いて行った数々の絵をタンギーの亡き後
    家族が画商に安く売った。
 「ジヴェルニーの食卓」
    ドガの睡蓮などのモデルとなった場所ジヴェルニー
    ドガと再婚した母の死後、彼を見守る義理の娘に語らせる私生活


 文章力の無い私にとって、上手く表現できないこれらの作品ですが
 それぞれの画家たちが、名作を世に残すまでの過程が語られていて興味深い本でした。
 一読の価値、大いに有り!特に絵に興味のある方にお勧めです。
コメント (3)
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* 灰谷健次郎さん *

2018-07-21 22:30:48 | 読書

暑い中、せめて写真なりと涼しいものを!(前にツカさんが送ってくれた山の写真から)

年間100冊を目標に本を読んでいます。
作家の方には申し訳ないけれど、年金生活に入って本は皆無と言ってよいほど買いません。
蔵書を増やしたくないし、よほど気に入った本しか買わないことにしています。
昔は「本はその家の文化程度のバロメータ!」なんぞ言ってたのですが。

妹の友達に年間100冊本を買う人が居ます。
それを皆さんに回してくれます。私も結構おこぼれに預かっています。
好むと好まないと!がありますが、手垢の付かない本を読ませていただくのは本当にありがたい。

図書館で新刊の予約をすると、評判の高い本は1年待ちとかありますが、
比較的きれいな本を読む事ができます。

普段は適当に作者とか興味の引かれる題名とかで選んでいます。
これも、当たりはずれがありますが、大体あたりです。
たとえ、外れても読み出したら最後まで読むことにしています。

久しぶりに灰谷健次郎さんのコーナーで「風の耳朶」を見つけました。
灰谷さんの本は、子供が小学校高学年の時沢山読みました。
孫が高校生になって、あまり本を読まない子に「天の瞳」「兎の眼」「太陽の子」は
読んでほしいと思います。(読書力の無い子にはこの辺が丁度良い)

沖縄に居を移されてからの作品は読んでいないので、灰谷作品を読み直そうかと思っています。
他にも「山崎豊子」さんなど、読みたい本がたくさんあります。
命が何時まで保つか? あせっています。
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* おらおら! *

2018-07-17 10:12:17 | 読書
第158回芥川賞の 若竹千佐子さんの「おらおらでひとりいぐも」を読みました。
 
 主人公は70歳代の桃子さん
 東北弁で語られる、彼女の心の内は同じ世代の私たちの思いを代弁してくれてます。
 「んだんだ」と共感しきりです。
 ちょっと、読み辛かったけれど、この70歳の主人公が醸す東北弁がなんとも言えないぬくもりや
 親しみを感じさせて、心がほっこりしました。
 (遠野のとつとつとした語り部の語りをを聞くような)
 夫を亡くして戸惑いながらも、一人で生きていこうと言う老女の潔よさや強さを感じます。
 

 私にもお一人で生活されている友人が沢山居ます。
 皆さん、一年は萎れていた彼女たちも、元気を取り戻すや旅行 音楽会 趣味の会
 と、元気に羽ばたいておられます。
 彼女たちの自由さがうらやましい!


 おらも一人でいきたい!
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* 読書 *

2018-05-08 22:15:30 | 読書
土井善晴さんの「一汁一菜でよいという提案」を読みました。
  

 一汁一菜が日本の食文化の原点です。
     和食の一汁一菜を
     食事のスタイルとして 
     家庭料理を作ってください。
     汁飯香なら作れます。
     きれいに整えて
     つつましく暮らせば
     心身は敏感になって 
     かつ、穏やかに為ります。
 (文中より抜粋)

   主人と二人っきりの生活になって、母親は(私は)子供たちのために食事を作っていたのだな? とつくづく思います。
  一日、パソコンにしがみつき一人カラオケやネット
  食事時やおやつの時に2階から降りてくる主人の食事作り、いい加減嫌になっていました。
   (訂正! 時には、お茶やコーヒを入れてくれるときもあります。)

  この本を読んで、味噌汁を具沢山にするといろいろな物が食べられます。
  一汁一菜でよいのです。
  実家の母は具沢山は嫌だといって、せいぜい2~3種類でお味噌汁を作っていました。

  私も、豚汁以外は大体具の少ない味噌汁でしたし、スープやおすましが多く
  味噌汁は、週2回位作るか無しの時もありました。(ご飯は夕食だけ朝食はパン昼食は麺類)
  この本を読んで「目が点」毎日具沢山の味噌汁を作っています。
  主菜を一品と香の物を添えますが、なんとなく気が楽になりました。

  土井さんは、人数が少ないときはお盆を食卓で使うことも提唱されてました。
  来客以外お盆を使うことなどありません。
  お盆にセットすれば持ち運びも簡単だし、気分が変わって良いなとこれも実行する事に!
  見たいテレビの時、それぞれお盆を抱えて移動片付けも簡単です。
  

 テレビでお見かけして感じたとおりのお人柄がにじみ出た本でした。
 いろいろ勉強になりました。一読の価値があります。
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* 読書 *

2017-01-06 11:17:36 | 読書
 友人から「これ読む」って回ってきたのが、佐藤愛子さんの「九十歳。何がめでたい」
 私の脳みそに丁度良いと    うふふ~
 字も大きいし短時間で、ニヤニヤしながら読み上げました。 


 すべて私たち年寄りがウンウンと頷けることばかり
 佐藤先生「あなたは良いよ、いいたい放題で1200円もする本の印税が入るのだから!

 その他大勢の年寄りは、世間の片隅に追いやられて、少ない年金で細々暮らしている毎日です。
 「まあ~能力の差」って言われればそれまでですが~


   (このごろの本の価格高すぎと思いませんか) 
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花時計