倉野立人のブログです。

日々の思いを、訥々と。

やり残していること

2019-08-27 | 日記

8/26 Mon.

 

後援会事務所で打合せをしているとき、入り口の戸がガラッと開けられました。

みんなで目をやると、そこには やや強面(こわもて)の男性が。

で、くだんの御仁「オイ、倉野くん。オレのこと、というより、オレの言ったことを覚えているか?」と一言。

私は、男性の顔を見た瞬間に思いが当たり「はい、「ゾーン30」の実現ですね。」と即答、すると男性は「覚えていれば宜(よろ)しい。」と言って、ドッカと椅子に座られました。

他の方々は、何のことやらと 口(くち)ポカン。それを見た男性、さっきの強面はどこへやら、愛好を崩しながら「応援してるよ。頑張れ。」と言ってくださり、場は一気に和んだのでした。

 

実は こちらの男性(Mさん)のご自宅の前の道路(市道)は、域内の中学校の通学路となっています。そして その市道は、朝夕の通勤の際 クルマの「抜け道」にもなっているのです。

そんな状況下で Mさんは、通学時に路肩を歩く児童生徒の脇を、結構なスピードで通過する車両の多さに 事故の可能性を懸念されており、それを踏まえて現役の頃の私に、この中学校の通学路を「ゾーン30」に指定するよう乞われ、私も取り組みを約束していたのでした。

 

 

「ゾーン30」とは、主に通学路における スピードに伴う交通事故を抑止するため、市と警察(交通課規制係)が連携し 一定区間の道路の最高速度を30kmに規制する制度です。

 

 

最近は 通学路において歩行者(登下校の児童生徒)を巻き込む交通事故が多発していることから、行政も注意を深めており「ゾーン30」は必要な措置と申せます。

 

 

 

Mさんのご指摘を受けていた私は、新年度に向けて かかる中学校の通学路について「ゾーン30」の指定を受けるべく、関係機関への要望などの準備を進めようとしていた矢先に、私自身が交通違反を起こすというバカな行ないをしたおかげで、Mさんの要望も頓挫することになってしまい、頭の下げようもなく申し訳の無いことになってしまったのでした。

 

そんな顛末でありましたが、Mさんは 私の再出発を聞き及び、要望の再行が出来るか否か、もっと言えば、私が そのことを覚えているか、さらには未だ私に(要望実現の)「やる気」があるのか、を推し量るために事務所を訪れ、唐突なクエスチョンを投げかけてくださったのでした。

私自身、Mさんから与えられた「ゾーン30」の課題は、ずーっと胸に引っかかっていたところであり、この日の突然の訪問をありがたく受け止め、改めて「公約」として約束させていただきました。

 

「ただ、しかし。」と私。

「いくら「やる気」があっても、(議員の)立場を得ないことにはスムーズにことを運ぶことができないので、ご支援ヨロシクお願いします。」と改めて頭を下げると「任せとけ!」と 力強い返答が。その瞬間、事務所には一転、笑顔の輪が広がったのでした。

 

 

この日も、この中学校の生徒は やや狭い道路をクルマと近接しながら下校していました。

 

 

一日も早く「ゾーン30」の指定を受け、万が一のことが無いようにしなければならない。

そのためにも「結果」を出さねば。改めて決意をいたしたところです。




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