倉野立人のブログです。

日々の思いを、訥々と。

インフルエンザの猛威止まらず =注意喚起=

2023-11-30 | 日記

インフルエンザの猛威が止まりません。

このことについては 過般の本ブログでも触れておりますが、暮れにきてのこの状況に際し 自分自身への自戒も含めてレポートさせていただきます。

 

5年に亘り 私たちの社会生活を蝕(むしば)んだコロナウィルス感染症が5類に移行(格下げ)され 疫病に手を焼いた私たちは一抹の安堵感を覚えたところですが、一方で 他の疾患(インフルエンザ)が台頭してきたことは 感染症について全く油断(予断)ならないことを思わされたところです。

報道等によると、全国的な傾向に倣うように 長野県においてはインフルエンザ患者数が2週連続で増加し、県内に12ある保健所のうち9か所で警報の基準を上回っているとのことです。

 

 

 

長野県によると、今月26日までの1週間に 県が指定した医療機関から報告があったインフルエンザの患者数は1か所あたり平均51.83人で、警報の基準となる30人を大幅に上回っており、しかも その増加率は前週の1,45倍となり、増加が2週連続で続いているとのことです。

保健所別では上田保健所で103.38人、飯田保健所で83.86人、北信保健所で59.20人、長野市保健所で56.56人などと、県内に12ある保健所のうち9か所で警報基準を上回っています。

 

 

 


学校などでも感染が広っており、同じ期間にインフルエンザとみられる症状で学級閉鎖や学年閉鎖などの対応をとった学校や幼稚園などは189施設に上(のぼ)っています。
県は「インフルエンザ警報」を出すとともに、しばらくのあいだは流行の継続が懸念されるとして、外出後の手洗いや適切なマスクの着用など基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。


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〝格安ガソリンスタンド問題〟その後

2023-11-29 | 日記

去る8月26日のブログでレポートさせていただいておりますが、私の住む地域に開業している〝格安ガソリンスタンド〟が、いわゆる社会問題の温床となってしまっています。

ここのところの燃料価格高騰傾向は とりわけガソリン等の自動車の燃料価格に悪しけく投影されており、私を含めハンドルを握る者たちは悲鳴を上げるを余儀なくされ続けています。

 

そんな中、数年前に 市内の一(ひと)区画に〝格安ガソリンスタンド〟がオープンし、開業当初はそれほどでもなかったものが、前掲の価格高騰傾向によって給油客が一気に増えることとなりました。

 

 

 

 

時期や時間帯によっては多くの車両が同じタイミングで来店、給油を待つクルマは 自ずと車列を成してスタンドの入り口から数珠つなぎとなっています。

 

 

 

ところが、この〝給油待ち車列〟は 付近の住民の迷惑になっていると同時に「権利の侵害」にまで発展しているのです。

ガソリンスタンドに面する道路は 片側一車線の県道で、そのまま車道で給油待ち待機すれば 車道を塞(ふさ)ぐことになってしまうことから、クルマ達は 自ずと路肩に寄って一時停車しています。

 

 

 

 

ところが、その部分(路肩)は「歩道敷」であり、本来は歩行者等の交通弱者が通る箇所で そこにクルマが連担して停まることは歩行者にとって邪魔に他なりません。

 

 

 

 

さらに言えば、待機車両は ガソリンスタンドの隣りで営業する施設等の私有地にも踏み込むことも間々あり、営業妨害であると同時に 私有地への侵害にもなっているのが実態です。

 

この状況を受け(前掲のとおり)8月末に関係者が一堂に会し 協議の場を設けたところですが、関係法令に準拠しながら営業するガソリンスタンドに行政指導はできず、かといって給油待ちの車両にその都度の取締りや指導は行ない切れないことから 事態は膠着(こうちゃく)したまま現在に至っています。

 

 

2023年8月26日のブログ記事一覧-倉野立人のブログです。

2023年8月26日のブログ記事一覧です。日々の思いを、訥々と。【倉野立人のブログです。】

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そんな中 周辺の地主さんはじめ関係者は、これ以上の(待機車の)路肩の占有・私有地への侵入は 歩行者等を巻き込んだ事故発生の可能性が高く看過し切れないことから、この際は歩車道を明確に区分けすべきであると訴え、県(維持管理課)に対し、歩車道の境界にポールを設置するなどして〝棲み分け〟をしてほしいと改めて要望されました。

いちガソリンスタンドの営業のために 歩行者の安全と隣接地主の権利を侵害し続けるのはおかしいという話しで、実にごもっともなことだと思います。

 

(ロードポール例)

 

 

これ(ポール設置)が実現すれば「いつか起きる」と懸念されていた 歩行者等の交通弱者に絡む事故の抑制が期待されます。

一方、これまで路肩に〝逃げて〟いた待機車列は そのまま車道での待機(車線を塞(ふさ)ぐ格好)になることから、ピーク時には給油待ち車が起因して 道路を渋滞させるようになることも考えられます。

 

他方、この問題の〝第二の問題〟とも言われる「そもそも燃料が高騰するからこんなこと(格安GSの渋滞)になるんだ!」との世論が高まる中、ようやく国(国会)の方でも「トリガー条項撤廃の議論」が始まることになりました。

 

 

 

(このことについては、8/21のブログで触れています)

 

2023年8月22日のブログ記事一覧-倉野立人のブログです。

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かかる「トリガー条項撤廃議論」や、今も行なわれている石油元売り企業への補助・また昨今の中東情勢など 今後の社会情勢は刻々と変化しており、それに伴い燃料価格も高下(こうげ)を重ねることになることから、それによって給油する車両の動き(流れ)も変わってくるとは思いますが、いずれにしても 娑婆中(しゃばじゅう)に影響を与えながら営業するこのガソリンスタンドは 今後も永々とこの場所に居ることから、大なり小なり問題の火種は燻(くすぶ)り続けることになりそうです。

 

従前の会合でも出席者が「なんでこんな市街地で住宅地に隣接の しかもこんな狭い場所に出店したんだ…」と言(ご)ちておられましたが、(私も含め)ホントにそう思うところです。


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ボランティアで児童を笑顔に ~青木島児童センターでクリスマス会を~

2023-11-28 | 日記

この日(27日)、所属する長野千曲ライオンズクラブの代表が「青木島児童センター」を訪れ、12月のアクティビティ(奉仕活動)について申し出て ご快諾をいただきました。

長野千曲ライオンズクラブの姉妹クラブである「ジャパン&フィリピン国際交流クラブ(以下/J&P)」が、青木島児童センター児童を対象に「クリスマス会」を開いてあげたい、というものなのです。

 

ライオンズクラブ(国際協会)は 経年に亘り「海外医療奉仕」としてフィリピンを訪れ、歯科や眼科などの医療奉仕活動を行なっているのですが、その際に 通訳として参加してくださった在日(在長野)フィリピン人の方々と知り合いになり、その後 その方々が(活動の活発化に伴う)ライオンズクラブに準じた組織を立ち上げることになった際 縁(えん)あって当クラブの姉妹クラブとなっているものです。

J&Pのみなさんは とりわけ児童や高齢者へのアクティビティに熱心で、これまでも高齢者施設等への慰問を積極的に行なっておられますが、そんな中 今年もクリスマスを迎えるにあたり、どこか児童に関する施設でクリスマスに関するパーティー(会)を行ないたいと申し出ていました。

そこで私の方から「青木島児童センター」でのクリスマス会を提案させていただきました。

 

青木島児童センターの児童については、いわば大人の事情(都合)で 居場所であった遊園地を潰され、さらに今は 市長の名誉挽回とばかりにブチ上げられた「青木島こども未来プラン」によって、今の快適な環境を またも無理矢理に変えられ、青小校内に移動(プラザ統合)させられようとしており…まるで大海で翻弄される小舟のような状況を強いられています。

このことについては、別途(議会等で)議論を重ねるところですが、それとは異なる次元で 幼心に得(え)も知れない不安を抱く児童らを、広い意味で励ますために何らか「できること」がないかと模索する中での ライオンズクラブによる奉仕活動です。

 

長野千曲ライオンズクラブにおいては、去る7月に センター西側の砂場の日よけタープのフレーム設置を行なっており、今後は「ソフト面」でのアクティビティになります。

 

 

2023年7月27日のブログ記事一覧-倉野立人のブログです。

2023年7月27日のブログ記事一覧です。日々の思いを、訥々と。【倉野立人のブログです。】

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子どもたちに罪は無い。

こんな難しい状況だからこそ、せめて子どもたちに笑顔をつくってあげたい。

そんな心根もあり、今回のアクティビティにつながったものです。

また、フィリピンの方々は敬虔(けいけん)なクリスチャンであることから、日本の 単なるイベント的なクリスマスとはまた異なる、神聖なものとしての行事であることも伝えてもらえれば 国際交流(学習)の一端にもなるのかな と期待するところでもあります。

 

 

(なお このアクティビティについては、事前に 児童センターを所管する長野市社会福祉協議会にボランティアの申し入れを行ない受諾されています)


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アスリートの視点で =スポーツ施設の修繕・長寿命化工事等=

2023-11-25 | 日記

過日(21日)、市内の長野運動公園(東和田)テニスコートで テニスコートの改修(張り替え)工事に関する調査のために関係者にご参集いただきました(立場とすれば、市議会議員ならびに長野市ソフトテニス協会 会長の両方の立場というところです)。

 

 

 

と いうのも、かかる改修工事について 非常に機微に触れた作業が求められているとの指摘がされたからなのです。

 

 

 

 

長野運動公園(東和田)テニスコートについては、それまでのクレー(土)から砂入り人工芝コートに変更(敷設)以来 四半世紀以上が経年し、人工芝の摩耗等の劣化が進んできていることから更新(張り替え)の必要に迫られています。

ここのところは サイドボールを追ったプレーヤーが切り返しの際に踏ん張りが効かずスリップして転倒する等の事例も伝えられており、このままを看過すればケガ等につながる(現に散見されているとのこと)危険性が高まっていることから (改修は)喫緊の課題に挙げられています。

 

そんな中 張り替え工事を控える(一部は既に実施)うちに、コートでプレーする とりわけ上級プレーヤーの間で「バウンドしたボールが コート内の特定の場所(地点)でイレギュラーする」との声が寄せられていることを聞き及びました。

それら情報によると、大事なゲームの大事な局面で コート内でバウンドしたボールが、想定したのと違う方向にバウンドし ポイントを失うことになってしまうようなことが間々あるとのことなのです。

そんな想定外の現象は、トップアスリートにとっては いわば雌雄を分けることになってしまうことから、看過できないところでありましょう。

但し この現象(イレギュラー)は、一般の いわゆるサンデープレーヤーには分からないほどの微妙なものです。

しかしながら、あらゆるレベルの人たちがコートを利用し そこで充実した時間を過ごしてもらうため、さらには 現に「イレギュラーする」という問題点が指摘されている以上は、それを無いものとして工事に着手することはできないだろうというところです。

 

現地を調査したこの日は 雨が降った翌日でした。

と、現場に立つ関係者から「見えますか?」との声。

指摘される方を見れば、テニスコートを横断する形で ズーっと一直線に、砂が溜まった筋が浮き出ているのです。

 

 

 

これは、砂の溜まったところ(筋)が 若干低くなっていることに他ならず、どうやら この部分ジャストにボールがバウンドすると、イレギュラーが生じてしまうようです。

 

 

 

 

なぜ、こんな筋(凹部)が生じてしまうのか。

どうやらこれは、人工芝の下に敷設されるアスファルトの継ぎ目に生じる隙間(すきま)のようです。

人工芝コートの下には、予め透水性のあるアスファルトが いわば道路舗装の要領で施工され、そのうえに人工芝が貼られてゆきます。

 

(資料)

 

 

そのアスファルトは、一面一気に敷設するものではなく、数メートル幅で帯状に敷設するを余儀なくされることから どうしても「継ぎ目」は生じてしまうものです。

それが経年に伴い、継ぎ目部分に雨水が入り込む・または経年の温度変化等によって伸縮して継ぎ目が広がるなどして 前掲のような筋(凹部)ができてしまうのではないか とのことです。

 

ただ 所管課によると、工事そのものは規格の中で適正に行なわれています。

既に施工済みの面の仕様書を確認すると、施工業者は行政の指定に基づき仕様書を作成 その規格に準じて工事を行なっており、工事そのものに何ら瑕疵(かし)はありません。

 

 

 

 

これらの状況を踏まえたうえで 関係者からは「工事に臨む際は「アスリートの視点」に立って行なってもらいたい」旨の要望が寄せられました。

と いうのも、かかるコート改修工事を請け負うのは 建設関連会社などの土木を専門とする社(しゃ)が多く、その技術は 普段は道路工事などのスポーツ以外の分野で発揮されているとのこと。

彼ら(入札事業社)にしてみれば、工事の対象はテニスコートであっても 工事そのものは〝地面相手〟のもの、そこで雌雄を決するシビアな戦いが交わされるなどという〝アスリートマインド〟にまでは及ばないのかもしれません。

 

そのうえで関係者は「業者を適正に指導するのは行政(職員)の役目なんだから、今日の調査を踏まえ、ビギナーからトップアスリートに至るまで 等しく満足感の得られるようなコート造りに臨んでもらいたい。とりわけスポーツ施設に関する公共工事に参入する異業種事業者には「アスリートの視点」を盛り込んだ作業となるよう計らっていただきたい」と指摘されたところでありました。

 

(資料)

 

 

で、類似の問題は 他のコートでも。

市内篠ノ井にある「茶臼山テニスコート」の 3面あるうちの1面の隅(すみ)が剥がれているのです。

 

 

 

実はこの剥がれ、いったん補修した後が 再度剥がれているものなのです。

補修し 剥がれた箇所を見ると、ベースラインに沿ってコートをカットし そこに新たな人工芝を貼ったものの、再びそこが剥がれています。

 

 

 

これは 何故そうなってしまうかといえば、ベースライン付近でコートの劣化(摩耗)が進んだことから 修理(張り替え)したのはイイもですが、とりわけフォアサイドで最も付加がかかり劣化した箇所について、そこだけを切り取って いわばパッチワークのようにしてしまったことから その継ぎ目に再び付加がかかり(再び)剥がれてしまったものです。

これもまた、アスリートの視点が無いままに 擦れた部分だけを切り貼りしたことで 同じ轍を踏むこと(再び剥がれた)になってしまったと思われます。

ここにアスリートの視点を加味すれば、ベースラインで(人工芝を)切るようなことはせず せめて前後左右の1mくらい広めにカットしたうえで張り替えることで、プレーヤーは補修した継ぎ目に直接付加をかけることが少なくなり(継ぎ目=ベースラインから)剥がれることは避けられることになります。

特に フォアサイドのベースラインがこんな剥がれた状態であれば、そこにつまずいて捻挫などの原因にもなりかねないことから、早いとこ修理の指示を出させなければなりません。

その際には、またも剥がれた箇所だけを張り替える〝単なるパッチワーク〟にならないよう 適切にアドバイスしてゆくところです。

 

 

公共工事というものは、市民のみなさんから納めていただいた税によって購(あがな)われる工事で、そこには一縷(いちる)の無駄や瑕疵があってはならないものです。

また、とりわけ長野市においては さきの長野冬季五輪大会(1998年開催)のために建設された複数のオリンピック施設があり、その長寿命化工事を行なうを迫られている状況にもあります。

無駄を切り詰めながら、工事の際には 現場 ゝ で求められる「真のニーズ」を見極めながら取り組むことが求められています。

 


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青木島こども未来プラン ~市長会見(発言)に表(あらわ)れた〝矛盾〟~

2023-11-23 | 日記

この日(23日)は、日中 草刈りボランティアに参加しました。

 

 

 

こないだ障がい者さんらにやってもらった ムラの路地に接続する生活道路(堰(せき)の際道/きわみち)で、ここはビーバー(草刈り機)じゃなきゃこなせない場所なのですが、ビーバーには危険が伴うことから後日としていたのを 週末に雪?との予報もあったことから、この日にやってしまおうとなったところです。

 

 

 

約半日を要しましたが、これまで藪ゝだった歩経路が歩きやすくなりました。

一同は実にさりげなく作業を終え「おつかれ!」の短い挨拶を交わしたまま散会となりました。

イイ感じのボランテアスピリッツでした。

 

 

 

 

◇「青木島こども未来プラン」市長会見(発言)に表れた〝矛盾〟

22日(水)の夕方のニュース・また23日(木)の新聞報道で、この日(22日)に行なわれた長野市の荻原市長の定例会見のうち、青木島遊園地の廃止に端を発して出されることになった「青木島こども未来プラン」について、その市長発言について〝矛盾〟を禁じ得ないところでありました。

 

 

 

会見報道によると 市(市長)は、廃止し 子どもたちの居場所を奪うことになった青木島遊園地問題の、いわば穴埋めとして提示することになった「青木島こども未来プラン」について、旧遊園地の隣地で今も運営されている「青木島児童センター」と 学校内にある「子どもプラザ」を2025年を目途に統合すると述べています。

 

 

 

そして 翌日の主要地方紙には、この計画が「正式決定」であると謳(うた)われていました。

 

 

 

 

さらに会見の中で市長は「全体的には遊具の設置であるとか多目的棟の設置であるとか評価されていると思っている。丁寧になってきた甲斐があった。」と自賛したうえで、4月から意見集約や検討を重ね 保護者や関係者の理解を得たことを強調している様子が映されていました。

 

 

 

 

ところが、実際には です。

この(市長が)公表した内容は、さきに議会(議員)に対して行なった事前説明の内容と 必ずしも一致していないのです(このことについては、この日(22日)の記者会見まで非公開となっていたことから 私も(ブログ等での)公開を控えていました)。

とりわけ「青木島児童センターの移転・統合」についての発言(説明)に相違があり、疑念を禁じ得ません。

 

 

 

 

さき(20日)に行なわれた政策説明会に配布(提示)された説明資料(おそらく記者会見と同じもの)においては 序章の中で「(修正)案に対するPTA役員・保護者からの主な意見 及び市の考え方」のページがあり、そこで 児童センターの移転についての意見⇔それに対する市の考え方が掲載されています。

 

 

 

 

それによると「児童センターの統合は必要ない」または「統合については、児童センターが使用可能な間は急ぐ必要はないと思う」との意見があり、それに対し 市は「児童センターの子どもプラザへの統合を進めるに当たっては、時期や手法について保護者の皆様や関係者の御意見を聴きながら、柔軟に対応してまいります。」と明確に述べています。

 

 

 

 

さらに この配布資料の巻末では、わざわざ「(1)子どもプラザ統合」の項を設け、そこでも 同様の「時期や手法について 保護者や関係者の御意見を聴きながら柔軟に対応します。」との〝意思表示〟とも取れる 重ねての表現を行なっているのです。

 

 

 

 

この説明を聞いた以上は われわれ議会(議員)としても、 市は 児童センターの子どもプラザへの統合については、時期や手法について保護者の皆様や関係者の御意見を聴きながら柔軟に対応する」として了(りょう)としたものでした。

 

ところが さきの会見で市長は「2025年を目途にセンターとプラザを統合する」と いわば期限を切ったうえで統合を進めることを述べ、で これはどういう根拠か分かりませんが「保護者や関係者の理解を得た」と強調しておられるのでした。

 

 

この報道に接し、私は デジャブ(既視感)に見舞われたものでした。

それは「青木島遊園地を廃止に追い込んだ一連の経過と同じじゃないか。」との感覚(デジャブ)です。

あのときも、市(市長)は「ニュートラルな気持ちで住民の声を聞きたい」としながら、その実(じつ)は 遊園地廃止が〝ありき〟で進められていました。

で 今回もまた、関係者の意見を聴くという体裁(ていさい)は作りながらも 実は統合のスケジュールありきで事(こと)を進めようとしているのではないか。

 

疑心暗鬼が 黒雲のように湧き上がってきます。

そして、この 何ともいえないイヤな気持ちを抱いているのは、私だけではないハズです。

これが12月議会の最大の論点になることは 間違いなさそうであります。

 

 

 


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長野市議会 令和4年決算特別委員会報告

2023-11-21 | 日記

11月14日(水)・15(金)の両日 長野市議会 決算特別委員会(以下/決特委)が行なわれ、私は「福祉環境分科会」に委員として出席しましたので、審査における私の発言内容等についてご報告します。

「決算特別委員会」とは、現年度(令和4年度)の予算と事業の結果(成果)について市側の報告を受け それが適正に執行(実行)されたかを議会の立場で検証(決算審査)する場です。

委員会審査においては、各部局ごとの経年事業における 歳出・歳入ごとに報告を受け、それに対し質問・意見を述べたものです。

(発言については多岐に亘りましたので、この場では 主なものについて記載させていただきます)

 

◇保健福祉部所管事項

3款民生費4項「生活保護費」について

さきの議会(委員会)で、生活保護を受けている人が受傷し補償金等を得た際には生活保護は打ち切りになるかを問うた際には「一般論だがそのようなことは無い」との答弁があったが実際には違っていた(この件の詳細については後日に譲ります)。

また、別件について市の窓口で質問した人に対し 間違った情報に基づいて回答した事例もあった。

このように、市(職員)が 誤った情報を市民に伝える例が散見される。

市民においては それぞれの社会生活を送る中で、自らの行動の起点(基準)ともするべく市(職員)に問い合わせてくるのだから、回答する際には 充分に確認して答えるようにすべき。

市民にとっては、市(職員)の回答が「ファイナルアンサー」になる。その〝答え主〟は、窓口対応した主査だろうが 奥に座る役職級だろうが(市民にとっては)関係ない。その場で答えた者が 長野市を代表して答えているというほどの「責任」を有している。

したがって 行政情報についてはしっかりと共有し、市民の方々に誤情報を伝えたり 職員ごとに回答が違ったりすることの無いよう万全を期すこと。

また 万一誤情報を伝えてしまった場合、民間企業であれば直ちにユーザーに連絡して訂正するのが常識だが、残念ながら市にはその姿勢が欠けている。このことについては内省し、市民へのフォローアップを欠かさず行なうように。

さらに 生活保護担当職員においては、制度を優先するあまり いわば〝冷たい対応〟にならないよう、あくまで市民に寄り添った市政で対応すること。

また 生活保護費受給者と障がい者は重層している場合があるので、両課で連携し 適切対応に努めること。

[歳入]14款国庫支出金2項「国庫補助金」

市の事業においては、国をはじめ様々な補助金で購(あがな)われるものが少なからずある。これら補助金(公金)を投入された事業が適正に執行されているか検証を予断無く行なうことが肝要で、それは「監査」において効(こう)される。監査においては、予算の出入りを質(ただ)す「会計監査」に併せ、事業が適正に行なわれ それが市民益に叶ったものであったかを質す「事業監査」こそが重要になってくる。この際は 今の監査体制を強化し、予算編成に基づく事業執行の適正について客観的かつ適正に調べること。

 

3款民生費3項「老人福祉費」について

高齢化が著しく伸張する中にも関わらず「老人クラブ」などの市民団体が衰退の一途を辿っている。ここには なり手不足などの現実的な問題があるところだが、高齢者の活躍・一方で個人主義に伴う〝孤立化〟の解消が急務であることから、市民意識が多様化する中における高齢者の活躍の場づくりや そのための横の連携の構築等の対策を改めて講ずるべき。

 

4款衛生環境費1項「保健衛生費」について

過去の新型コロナウィルス感染症対策について、集団接種医療関係者など 関係者の知見もいただきながら、本市(長野市)の取り組み経過を検証し 今後やってくるかもしれない他の感染症についても万全のうちに対応できるよう態勢を構築すること。

 

 

◇こども未来部所管

3款民生費2項児童福祉費について

放課後児童支援事業が重要性を増しており、その環境整備が急務。児童の多様性が進む中、児童自身はもとより 設備や人員(支援員)も含めた総合的な環境整備を整えるべく万全を期すこと。児童館においては、居宅スペースのみならず 遊戯室においても冷房設備を整えるなど熱中症対策を進め、放課後児童が体調を崩すようなことの無いよう努めること。

 

 

◇環境部所管

2款総務費4項衛生環境費

地域で開業したガソリンスタンドが 地下タンクへの補給の際に多量の揮発臭を発生させ〝臭い被害〟が起きている。このように 地域社会においてはさまざまな環境面での苦情や問題が発生しているが、例えば前掲のガソリンスタンドは法には準拠していることから市民はやりどころの無いストレスに見舞われている。こんなときに相談窓口となる市(環境部)は、あくまで市民の寄り添う中で 何らか市民の社会環境が守られるよう仲立ちとなって適切に対応するよう。

 

社会にはさまざまな課題がある中で執行される市政事業。

私の立場においても、ときに市民の方々と連携しながら、市政への検証を強め(深め)て、そのうえで ここがイチバン肝心なのですが、指摘に基づき 課題(問題)が真に改善されるよう期してまいります。

 

 

 


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スポーツの秋

2023-11-20 | 日記

週末の列島は荒天に見舞われ、長野エリアにおいても初雪が観測されるなどしましたが、明けて日曜日(19日)は 荒天一過の穏やかな天候になってくれました。

この日は ソフトテニスの大会やらゲートボールの練習やらに顔を出させていただき、元気なみなさんの笑顔に接したところです。

ソフトテニスでは、東和田コートで 私が会長職を担う「長野市ソフトテニス協会」の納会大会が行なわれ 関係者が参加され シーズン最後(公式的/屋外)のイイ汗を流しました。

 

 

 

ソフトテニスをはじめ スポーツを取り巻く課題は諸々あり、また今週には こちらのコート改修に向けた課題の検証も行なわれるところですが、いずれにしても この日は親睦を旨とした大会です。みんな笑顔のうちに、それでも真剣プレーが展開されていました。

 

 

 

5年後に行なわれる長野国体の開催に向けての競技力向上・いわゆる「部活の地域移行」に伴う 各競技の取り組み・スポーツ人口そのものの減少傾向の中での底辺拡大など課題山積ではありますが、この日 参加された関係者のみなさんのスキルを集めるなどしながら、より良い方向に進むことを期するところです。

 

 

一方、こちらは南長野運動公園ゲートボール場。

ここを拠点にゲートボールに勤(いそ)しむ方々の練習日に呼ばれ、競技人口の維持・拡大に向けご相談に預かりました。

 

 

 

 

伺えば、こちらのグループの代表者が 市内の中山間地域の児童センター(館長さん)とコラボし 放課後こども支援事業の一環としてゲートボールの普及に取り組むそうです。

私も従前から触れているように、ゲートボールは とりわけ児童の遊びに最適であることから、今 競技を楽しんでおられる高齢者の方々が現役のうちに伝承していただくことが肝要であると強く認識しており、今回の計画には私も大賛成させていただきました。

 

 

 

そもそもゲートボールは、戦後の荒廃期に「子供の遊び」として考案されたものです。

 

公益財団法人 日本ゲートボール連合 HP

       ↓

 

ゲートボールヒストリー|JGU | 公益財団法人日本ゲートボール連合 Official Web Site

JGU | 公益財団法人日本ゲートボール連合 Official Web Site

 

 

 

それが いつの間にか「年寄りスポーツ」に取って変わったことは、時代の趨勢というところではありますが、それを 今現在の愛好者の方々が「現役」のうちに子供たちの手に〝戻す〟作業を行なってゆきたい。

このお考えは 実に崇高なものであると思います。

これまでのゲートボール愛好者さんは、自分が楽しめる間は(ゲートボールを)満喫するも、いざ自分ができなくなると「あとは知らね」というものでありました。

そんな風潮の中、こちらのグループは いわば〝種(しゅ)の存続〟を期して、今のうちから周囲をイイ意味で巻き込んで 存続を期してゆこうとしている。

私としても協力を惜しまぬ姿勢で臨んでまいります。

なお このことについては、今後も継続的にレポートしてまいります。

 


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長野市議会「決算特別委員会」

2023-11-19 | 日記

行く秋を惜しむように、紅葉が〝ラスト燃え〟しています。

 

 

 

 

今年は猛暑から、それを引きずって やたら暖かい陽気が続き、そうかと思えば気温が一気に下がったりと〝陽気の乱高下〟が続き 身体がついてゆけない状況に陥っています。

そんな中でも公園などでは紅葉を愛(め)でることができ、このままゆけば「春夏冬」じゃないかと言われる今の陽気の中で、せめてもの秋気分を創出してくれていました。

あと数週間もすれば師走を迎える時季となりました。光陰は やはり矢の如く過ぎてゆくのでしょう。

 

 

 

 

 

◇長野市議会 決算特別委員会

11月14日(水)・15(金)の両日 長野市議会 決算特別委員会(以下/決特委)が行なわれ、私は「福祉環境分科会」に委員として出席しました。

「決算特別委員会」とは、現年度(令和4年度)の予算と事業の結果(成果)について市側の報告を受け それが適正に執行(実行)されたかを議会の立場で検証(決算審査)する場です。

で…このこと(決算審査)について、(手前味噌ではありますが)不祥ワタクシが その重要性について声高に言い続け、議会における決特委の位置づけを高めた経過があるのです。

と いうのも、私が初当選時に加入した最大会派において決特委(決算審査)は いわば軽んじられた存在でありました。

決算審査自体が いわば市の事業を追認するだけの場とされ、委員についても どちらかと言えば新人議員が「勉強」の場としてあてがわれ、さしたる審査も無く〝シャンシャン審査〟に終始していたところでした。

 

この(当時の)状況に 私は大いに疑問を覚えたものでした。

その通底には、私が抱いていた 自治体の事業の「予算主義」に対する疑問があります。

自治体運営においては、年度末にかけて行なわれる「予算配分」に重きが置かれる帰来があります。

定められた予算を その事業に配分するか。いわば予算の奪い合いの中で、この事業にこれだけのお金が配分されることになった。

自治体(職員)は、そのこと(予算配分)で達成感を覚えてしまい その後の事業の結果(成果)の検証は ややもするとなおざりになっているのではないか。

で、そのような中で「チェック機能」を発揮する(すべき)のは 他でもない議会の役割じゃないだろうか。

予算配分された事業が、果たしてどのような成果を収めたのか(または収めなかったのか) 行なわれ事業には どのような課題が残ったのか、もっと言えば 税をもって購(あが)われた事業は、市民益の向上に資することができたのかを検証して 初めて「事業」といえるのではないか。

そのうえで決算審査は 単に現年度の審査(確認)に止(とど)まらず、その事業の検証結果を ときに反省材料として、次年度以降の事業に反映させるべきじゃないか。

 

その後、幸いというか 私自身が2期目に最大会派を出ることができたことから、以降は新たな会派の中でも「決算(審査)重視」を声高に主張、やがて それは議会の共感を得ることとなり、議会全体の課題として検討・改善されることになりました。

それまで 長野市の決算審査は、12月議会に合わせ 一部の議員(各会派から出された決特委員)によって行なわれていました。

これ(12月開催)では 次年度の予算編成が佳境に入った時期となってしまうことから、せっかくの決算審査の結果が次年度に活かすことができない(間に合わない)ことになってしまうことから、開催時期を前倒し(11月開催)し 決算審査の結果を次年度予算に反映させることとしました。

また、決算審査する者(議員)についても、一部の議員だけが(審査に)参加するのではなく 全議員が参加すべきとし、そのうえで 効率面を考慮し、常任委員会の構成メンバーが「分科会委員」として 委員会所管の部局について(全議員参加のうえ)分掌審査することとなったところです。

 

それらの経過・決算審査の意義を踏まえ、私自身 積極的な姿勢で(決算審査に)臨んだところでありました。

 

と…ここまでの経過説明だけで長文になってしまいましたので ^^; 審査結果については 次回のブログで報告させていただきます。

 


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地域住民のニーズに 障がい者さんらが応える =路傍の草刈り作業=

2023-11-17 | 日記

去る日、障がい者(知的障がい者)さんらが 地域の細(ささ)やかながら懸案となっていた事(こと)について役務(えきむ/作業)を担ってもらう機会を設け、結果 地域住民の方々にも喜んでいただくこととなりました。

ムラを通る生活道路の雑草除去作業を担っていただいたものです。

 

 

 

 

この話しのキッカケは、公私共にお世話になる このムラの重鎮のNさんからの相談でした。

過日 私がNさん宅を訪問した際、ひと亘りの話しの後に「ところでクラちゃん、ウチの地区内を通る ちょっとした生活道路が藪ゝ(やぶやぶ)で困ってるんだ。ちょっと現場を見てくんねーか。」と言われ、Nさん宅の近くにある場所に案内されました。

そこはムラの住宅地を経てJR川中島駅に向かう生活道路で いわば抜け道的存在で駅への最短ルートとなっており、朝夕は通勤通学の人たちが結構な頻度で活用しているところ(道路)だそうです。

 

 

 

 

ところがこの生活道路の両側が空き家になってしまっており 路側も含めて管理されていない状態が長く続いていることから、雑草が伸びるに任せて道路の多くを覆うこととなってしまい、通る人が 雨天の際には雑草の雨露で衣服が濡れるなど不自由を強いられているそうなのです。

確かに、数メートルしかなく ただでさえ狭い道幅の半分以上を雑草が覆っており、これは雨雪が降れば この間を行き過ぎるだけで衣類が濡れてしまうことでしょう。

 

 

 

Nさん曰(いわ)く「これから雪でも降れば雑草が道路に覆い被(おおいかぶ)さっちゃって、みんな それ(雪の被った雑草)を避(よ)けながら通ることになって 見てて気の毒でなんねーから何とかならないかと思ってサ。厄介なことに両側が空き家で見る人も居ない。市にでも言って除草してくんねーかな。」とのことでありました。

 

 

 

 

これを訊(き)いた私の中に閃(ひらめ)くものが。

「そうだ、ここの雑草除去を障がい者施設に依頼し ムラのお悩み解決と、障がい者さんの役務(えきむ)発生に資してゆけばイイじゃん。」

と いうのも、以前から 地区内にある知的障がい者授産施設の理事長から「ウチの施設には「草刈り班」があって、空き地なんかの草刈り依頼を受けて役務にしているの。どっかあったら紹介して。」と乞(こ)われており、それを思い出したのです。

当該の場所は自動車等の通行もなく 比較的安全に作業ができる感じでしたので、早速その施設と連絡をとり 有償での雑草除去作業に出張(でば)ってもらうことになったものです。

そのうえで私としては 今回の作業について、この日の作業に止(とど)まらず 今後に活かすことができないか試行する思いも包含(ほうがん)していたのでした。

 

作業当日(11/13)は、好天の作業日和となりました。

現場で地区の顔役の方々と挨拶を済ませ、さっそく作業に取りかかってもらいました。

 

 

 

今回の雑草除去作業には、3人の利用者(知的障がい者)さんと施設職員が1名・合計4人のチーム編成です。

職員さんの声かけで作業が進行し、3人さんは まさに黙々と草取り作業を行なってゆきます。

 

 

 

 

このコに至っては 両ヒザを地面について雑草と格闘しており「ガンバレ!」と声をかけたくなる熱心さでした。

 

 

 

 

除去された雑草は、彼らの手で大きな袋に投入されます。

 

 

 

 

んで この雑草、ただ捨てるのではなく 施設が管理する農園の肥料として活用するとのこと。

作業の合間に管理地に行って置き場に投棄します。

これら一連の作業も 分担し合いながら行なっていました。

 

 

 

 

やがて時間経過と共に作業が進み、地域の方々も手伝ってくださいながら 約半日をかけて当該の生活道路は草ひとつ無い状態に至ったのでした。

 

(Before)

 

(After)

 

 

作業中には何人かの通行人がおり「綺麗にしていただいて…」と感謝の意を表する人も居られましたので「この作業は 障がい者の人たちに行なってもらっているんです。」とPR、すると「それは ますますありがたい話しよね。」と二重(ふたえ)の感謝の言葉をいただきました。

 

 

私は 今回のテストケースともいえる作業を通じ、このイイ意味での構図を 今後の地域社会に活かしてゆけるのではないかとの〝手応え〟を感じ取ったところです。

地域住民の方の「ニーズ」の発生→授産施設に作業依頼→利用者さんに役務(えきむ)が発生=工賃(収入)に反映→作業の成果を住民&利用者(施設)が共有→共々に笑顔 との良き構図につながるのではないか。

 

自治体においては、例えば公共施設の清掃などの作業を 役務(えきむ)として障がい者さんに担っていただくケースがありますが、それとて まだまだ障がい者さんの能力を充分に反映しているとは言えない状態に止め置かれています。

(今回は 私費による作業依頼でしたが)例えば今後 自治体の管理する道路の草取りなども障がい者授産施設に依頼(発注)し、それを担ってもらうことで役務と工賃の発生につなげ 社会ニーズにも応えてゆければ と思ったところです。

今後 シルバー人材センター等との連携も含め、何らか道筋ができないか 模索してゆくよう思いをいたしたところでありました。

 

一連の作業を終え「いや~綺麗になった。どうもありがとう!」と感謝の言葉をかけられ、利用者さんらは達成感に満ちた表情を浮かべていました。

 

 

 

この やる気と潜在する能力を活かさない手はない。

これからも関係者と思考(試行)し、Win - Winの構図を期してゆきたいと思いをいたしたところです。


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「声チカ」その後

2023-11-14 | 日記

さきのブログ記事で、11/3付 信濃毎日新聞の『声のチカラ』に、発達障がいを抱える人が 半ば施設や企業に翻弄(ほんろう)されるような扱いを受けていることについて「失った居場所 発達障害ある長野市の男性、募った不信」のタイトルで記事掲載されたことをレポートしています。

 

 

11/3付 ブログ記事

    ↓

 

2023年11月3日のブログ記事一覧-倉野立人のブログです。

2023年11月3日のブログ記事一覧です。日々の思いを、訥々と。【倉野立人のブログです。】

goo blog

 

 

 

市内の障がい者支援団体(社会福祉法人)が運営する授産施設(H施設)に通(かよ)っていた発達障がいのある男性(32才/Nさん)が、就職をめざして会社(T社)に通い始めるも 適性を見出せずに3日間就労して辞めた際、この間(3日分)の給与が未払いのまま処理(というか未処理のまま)され、しかもNさんは 施設外の企業等に就職するために施設の退所を余儀なくされ、その後 再び施設に戻りたいと言ったのに「定員オーバー」を理由に復帰できない状況になってしまったのです。

 

 

今回の「声チカ」の記事掲載は、Nさんを初めとする障がい者支援グループ「Gota」の仲立ちにより実現したものでした。

理不尽な扱いを受けたのに、半ば泣き寝入りを強いられているNさんが置かれた状況に強い疑問を抱き 改善を求めるも(関係者は)動く気配すら無い。

で あるとするならば、この際はマスコミに事実を伝え その悪しき実態を世に晒(さら)すことで、先ずは反省を促し そのうえでNさんの状況改善に向け 今度は本当に(関係者が)動くことを期待したものでありました。

 

今回の取材に対し、それぞれの関係者は 殊勝(しゅしょう)に反省の弁を述べています。 

Nさんを一時受け入れたT社のH人事部長は 賃金が未払いであることについて「口頭での確認のみで起きてしまったミスで、対象の方にはご迷惑をかけてしまい反省している。」としたうえで「今後は実態を必ずダブルチェック・トリプルチェックして再発を防ぎたい」とコメントした、そのうえで11月中に男性の口座に3日分の給料と遅延金を支払うとしていました。

 

他方、Nさんが通っていたH施設や、施設を統括する社会福祉法人はどんなでしょうか。

Nさんに対し「また戻ってこれるから」と甘言を弄して(Nさんを)退所させたH施設のG所長は「(また戻ってこれると職員が話したことに関しては)ご本人を励ます意図だったが、こちらで説明不足があった。」と取材に答えています。

さらに、施設を統括する社会福祉法人のK事務局長は「利用者に不信を抱かせてしまったのは反省すべき点。本人に寄り添うようにしていかなければならない。」と話していることが やはり記事に掲載されていました。

 

あれから10日余が経過しました。

それぞれの関係者の「その後の対応」はどうだったでしょうか。

聞けば、Nさんを一時受け入れたT社からは先日 文書で未払い分の賃金について支払う旨の連絡が、謝罪の言葉を添えてNさんの元に届いたそうです。

ところが、です。

肝心の、Nさんが身を寄せていたH施設ならびに統括する社会福祉法人からは、(その後)未だに何の連絡も無いそうなのです。

「説明不足だった。」と取材に答えたH施設のG所長からは 改めて説明する動きも無く「本人に寄り添うようにしていかなければならない。」とした社会福祉法人からは、Nさんの施設復帰をH施設に促すなど 本人(の気持ち)に寄り添うような指示を出すでもなく、相変わらず時計の針が止まったままの状態で 時間ばかりを無為に経過させているだけなのでした。

勇気をもって取材に答え、自分の置かれた厳しい状況を吐露したNさんをあざ笑うかのように。

 

この「言うだけで終わり」の対応は、この社会福祉法人の特徴ともいえる悪しき体質です。

これまでも、障がい者支援におけるさまざまな問題が指摘され その都度に改善が求められてきました。

しかし この社会福祉法人は、話し(事実)だけは聞いても そこで終わり。

その後 改善する動きは殆(ほとん)ど見られず、さらに言えば その後の連絡も無く「そんなことありましたっけ?」と言わんばかりのトボケ体質を重ねるのが常道となっているのです。

そんな悪しき状況に警鐘を鳴らし、せめて社会にその現状を伝え、そこまですれば いくら何でも改善に向け重い腰を上げるだろうと期待して起こした〝荒療治〟としての「声チカ」だったのですが…。

 

 

「〝ハイ〝は一度だけ」という諫(いさ)め言葉があります。

他人(ひと)の話しを聞く際、真摯にその話しを受けた者は「分かりましたか?」と言われれば「ハイ。」と答え 素直に頭(こうべ)を垂(た)れたうえで、その指摘をその後の行動に活かしてゆくものです。

しかし、本気で相手の話を聞く気が無い者は「分かりましたか?」と言われた際に「ハイハイ」と言葉だけを発して その後は横を向いてしまうものです。

 

残念ながら、今回の イヤ今回も、当該の施設ならびに社会福祉法人は後者…「ハイハイ分かりましたヨ」との、指摘も訴えも 聞く気も直す気も無い態度(対応)に終始していると言わざるを得ない状況のようです。

それどころか その後の情報によれば、障がい者に寄り添うどころか 施設や法人を守るために障がい者福祉に悖(もと)るような対応(行動)に走っているらしく、どんどん逆の方向に向かって(墜(お)ちて)いることも伝えられている有様なのです。

 

こんなことで、地域の障がい者支援は成り立つのでありましょうか。

私たちは この現状・この事実の上に立って、今後の活動を考えてゆかなければなりません。

真の障がい者福祉の向上のために、体表だけでなく 内部から治療しないことには、健康体はほど遠いと言わざるを得ません。


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急な寒さ(=平年並み)/クマ駆除へのクレームに対し、学会が緊急声明

2023-11-13 | 日記

気温の急変に 身体がついてゆけません。

先日まで 異常ともいえる暖かい日が続いたと思っていたら、ここ数日は一転「寒い」と感じる陽気となっています。

この日(12日)の朝も ベンチコートや手袋無しではいられないほどの寒さ…路傍のデジタル寒暖計も、2℃を示していました。

 

 

 

「う~寒い!」と言(ご)ちたところですが、考えてみれば これが「平年並み」なんですよね。

今までが暖ったか過ぎたということなのに、体感は「寒い」を強く認識しています。

冒頭ではないですが、ホントついてゆけない気温の急変です。

こんなときって えてして体調を崩すんですよね。

従前も触れましたが、娑婆(しゃば)ではインフルエンザが流行しており、コロナ禍も未だ継続中…辛い思いは〝自分持ち〟ですので、こんな〝ジェットコースター気温〟に振り回されながらも 自己管理は怠りなくして、いつの間にか目の前に迫ってきた師走の時期を大過なく乗り切れるよう努めたいところです。

 

 

◇「執拗なクレームが かえってクマとの共存妨げる」学会が緊急声明との報道が
列島は、例年に増して「熊(クマ)」が平地や住宅街への出没しているニュースが相次ぐ事態となっており、それに伴う人的被害も過去最高(最悪)となっていることが併せ報じられています。

これらの被害に伴い 猟友会など関係者による駆除が行なわれているところですが、そのこと(駆除)に対する執拗ともいえるクレームが寄せられていることも 関係者を悩ませることになっています。

で、この事態に鑑み「野生生物と社会学会」が、自治体などに電話をしつこくかけて捕獲への抗議を続けるような行為については「かえって共存を妨げる」として、対策の必要性への理解を求める緊急声明を出したことが報じられました。

 

 

 

 

記事によると、環境省のまとめでは 2023年度10月末時点で、ヒグマとツキノワグマによる人身被害は180人で統計を取り始めて以来最多。死者も5人に上り その後も被害が続いているとのこと。

同学会の声明では この秋の大量出没について「直接の要因は ブナ科堅果類(ドングリ)の大凶作」としながら、これまでも数年おきにクマの大量出没はあり その規模も大きくなってきたと指摘しています。過去10年ほどの間に個体数が増えたり分布域が広がったりして 市街地の近くにすむクマも増え、それらが集落に放置されたカキなどに味をしめたことや、2000年以降は捕獲が抑えられてきたことも影響していいるとしています。

被害を防ぐにはまず、市街地周辺での捕獲を進めること・不要な果樹を伐採してクマを引きつけるエサを取り除くこと等が必要だとしたうえで、中・長期的には 人とのトラブルを減らしつつ、クマも個体群が維持できるような分布範囲、個体数に向けた管理や それに向けたデータの蓄積といった対策を早急に検討することが必要としているとのことです

そのうえで同学会は、対策(駆除など)にあたる人たちへの配慮も要望しています。

一部では、捕獲に関わった行政の窓口などに大量のクレームや中傷のような抗議が寄せられていることも報じられていることから、声明は クマについて「付き合い方を間違えれば人命を奪うこともあり、一定数の捕獲は欠かせない」とし「関係者への配慮の無い電話や執拗なクレームは 関係者の努力をくじき、かえってクマとの共存を妨げる結果を招く」と訴えたとのことです。

緊急声明をまとめた同学会行政部会長のY教授(野生動物管理学)は「クレーム電話(中傷)で心が傷ついている職員らも少なくないと聞き、危機感を覚えている。対策の現場では、共存に向けた苦渋の選択が行われていることを理解して欲しい。人をしっかり守って初めてクマも守れる」と話していることが伝えられていました。

 

 

 

 

私の周囲にも 生業の傍らにマタギ(ハンター)を担っている人がいます。

この人は常々「マタギは楽じゃねぇ」と話しておられます。

そのうえで「クマの被害に遭った人は、本当に寿命が縮む思いをして オレらんとこに駆け込んでくる。そんなムラのモンの悲痛な叫びに応えて、オレらも ときに命懸けで出動しているんだ。抗議の電話をかけてくる人は、ぜひ一度 現場を見にくればイイ。」と語気を強めておられました。

野生鳥獣被害については、農作物を荒らすイノシシ・シカ・サル・ハクビシンなどがおり、これらについても関係者は対応に追われ、いわばイタチごっこの様相となっています。

そのうえで、北日本を中心としたクマ被害は 実際に住民の生命に関わる被害となることから、これは看過することはできないでしょう。

 

ただ言えることは、関係者も かつて外国でオオカミを絶滅に追い込んだような、みだりな駆除をしているのでは無く、被害の発生に応じて最低限の作業に止(とど)めていいることから、クレームを寄せる人たちも 一時の感情論により激高するのではなく、冷静に事象を見つめてほしいと願わずにおれません。

いずれにしても、近づきつつある冬は、クマにとって冬眠の時期です。それまでに腹一杯にしておかなければならない自然行動と そのための活動域の(人間社会との)重複が今の状況を招いているようです。

クマにとっても人にとっても、穏便のうちに冬を迎えてほしいと願うのは 私だけではないでしょう。

 

だた一ついえるのは、山に杉(針葉樹)を植え、里(街路樹)にブナやクヌギなどの広葉樹を植えた政策は間違いではなかったかということ。

今となっては花粉症の大きな原因で、クマのエサにはならない杉だらけの山…皮肉としか言いようがありません。

 


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生涯現役のススメ =95才でマックの深夜クルー=

2023-11-11 | 日記

高齢化が伸張する昨今の社会の中で、ややもすると それ(高齢化)がネガティブに考えられがちな傾向をイイ意味で一蹴するような話題が供され、私自身も人生の目標としたい思いがいたしたところです。

 

ハンバーガーで有名な全国チェーン「マクドナルド」の富山県高岡駅南店で、何と齢(よわい)95才の男性が それもナイトクルーとして今も働き続けているというのです。

 

 

 

報道によると、こちらの男性(Yさん/95才)は 全国展開のマクドナルド約2,900店舗の最高齢スタッフだそうです。

2019年に90歳で同店のアルバイトスタッフとして勤務をスタート、週4日・深夜の時間帯に5時間 客席の清掃やメニューの下ごしらえなどを担当しているそうです。

 

 

 

Yさんは「働くことが好き」と元気に話され、画面でも 深夜の店内を一人黙々と清掃に励んでいる様子が映し出されていました。

レポーターが年齢(とし)のことについて水を向けると「(労働には)年齢は関係ないんだろうなっていうのを感じます。」と、何というか 働き続けることを当たり前のこととして捉えておられることが伝わってくるのでした。

 

 

 

Yさんは 現役時代も夜勤に従事していたそうで、それが今(95才)になっても深夜の時間帯を苦にしないところがあるようですが、それでも昼夜逆転の仕事は楽じゃない。

 

実は かくいう私も、さきの浪人時代に 某牛丼チェーン店でバイトした際、人手不足の中で24時間営業の深夜帯に就いたことがありました。

それはやはり楽なものではなく、昼夜逆転の いわば〝時差ボケ〟と、2時を過ぎたくらいから襲われる睡魔との戦いなどで 一時期は体調を崩すほど。

それが こちらの95才のYさんは、何というか仕事自体を楽しんでおられるような感じ…ただただ敬服するばかりです。

 

Yさんは迷うことなく「とにかく俺は働く。100才まで働ければ」と元気に語り、そのバイタリティーは大したもんだと敬服×2であります。

 

 

 

 

マクドナルドには 就労に向けた年齢制限(上限)が無く、他にも90才の女性クルーがいるなど、店のその雰囲気とはうらはらに 高齢者でも就労できる職場環境が醸成されているそうでした。

 

Yさんの存在は、他の若いスタッフにもイイ意味で刺激になっているそうです。

同僚が「人は何歳からでも挑戦できるのだと感じる」と話したり、店長(36才)に至っては「店舗の清潔さが高いレベルで維持され、朝シフトに向けた準備もスムーズ。縁の下の力持ち的な存在です」と その仕事内容まで太鼓判を押すなど、その存在が周囲をも元気づけていることが伝えられていました。

 

Yさんのスゴいのは、ただ温情的に高齢者雇用に甘んじているのではなく 実際に就労の成果を挙げられ、社内的にも認められているところでしょう。

いわば Yさんに対して社会的ニーズが向けられ、それに(Yさんが)充分に応えているところが ただの高齢者雇用でないところを規範的に示していると思うところです。

 

マ、高齢になっての過ごし方については それぞれの価値観があることから、Yさんがとにかく偉いとばかり言い切れるものではありませんが、少なくとも私はYさんの生き方に共感し 私自身もでき得るものなら「生涯現役」を貫きたいと思う者の一人です。

ただそれも(繰り返せば)社会的ニーズがあってナンボのものと思います。

ただの やりたがりのジジィにはならないよう、社会的ニーズを受けたうえで終生がんばって生きる。

そんな「世の中で 何かの役に立つ人生行路」を歩んでゆきたいと、95才で元気ハツラツのYさんの記事に触れ、私自身 改めて思いをいたしたところでありました。


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長野県が「インフルエンザ警報」を発出 ~もう あんな思いはしたくない~

2023-11-09 | 日記

あのコロナ感染症が5類に移行(格下げ)されてから約半年が経過しましたが、今度は長野県内で「インフルエンザ」の患者が増えているようです。

これを受けて長野県は、8日に「インフルエンザ警報」を発出(発表)したことが報じられました。

この日の発表は、これまでインフルエンザ関連の調査を始めてから最も早いタイミングだそうです。

 



長野県インフルエンザ警報(県のHP)

      ↓

インフルエンザ警報を発表します/長野県

 

 

長野県によると、今月5日までの1週間に 県が指定した医療機関から報告があったインフルエンザの患者数は1ヶ所あたり32,89人で、これは前週より9,86人増え 7週連続の増加だとのこと。

 

 

 


この数値は 警報のボーダーライン(1ヶ所あたり30人)を上回るものであり、このことから(県は)8日に今シーズン初めてとなる「インフルエンザ警報」の発表に至ったものです

警報は2019年1月以来5シーズンぶりで、発表の時期としても 県が調査を始めた1999(平成11)年以降で最も早いそうです。

インフルエンザについては、コロナ感染症同様に 学校などの集団生活を送る施設での流感が著しく、5日までの1週間に インフルエンザと見られる症状で休園や休校・学級閉鎖などの対応を取った学校や幼稚園などは124の施設に上(のぼ)っているとのこと。

 

 

 

長野県は しばらくの間は流行が懸念されるとして、ワクチンの接種による発症や重症化の予防のほか 手洗いや適切なマスクの着用など基本的な感染対策の徹底を呼びかけていると報じられていました。

 

 

 

 

実は、かくいう私も 10月上旬に「季節性インフルエンザ」に罹患していたのです。

9月下旬に選挙が終わり ヤレヤレとなったのも束(つか)の間、新聞の偏向報道があって 休む間もなく渦中に巻き込まれ、あげく10月に不測の体調不良に見舞われたものでした。

「何だかな~」と気も重いままに受診すると「季節性インフルエンザです」との診断が。

あまり口外するのも何だったので黙ってましたが、発熱・頭痛・倦怠感やらでヒドい目に遭ったのでした。

「ようやく選挙が終わったのに ロクなことが無い…」と 独り病床でボヤいていたのでした。

ただ幸い インフルエンザにはタミフル薬などの特効薬があるので、私も受診に併せて処方してもらい ほどなくして症状は治まりましたが、その間の体調不良は (ご案内のとおり)辛(つら)いものがありましたヨ。

 

で 訊けば、たとえインフルエンザに罹(かか)っても 直ちに免疫ができるものじゃないらしい…私が罹(かか)ったのは「季節性」ですが、またA型やB型は〝別口〟で 今後も何らかのインフルエンザに罹(かか)る可能性は充分にあるとか。

もうあんな思いはご勘弁願いたいところです。

 

 

コロナ禍から相当の期間が経過しましたが、今度は〝インフルエンザ禍〟です。

いや そもそも、コロナも消滅したワケでは無く…要は 私たちの周囲には、未だ感染症の原子が遍(あまね)く漂ってるということですよね。

 

今のところ 拍子抜けするほどの暖かい陽気が続いていますが、これから平年並みの陽気に戻ったりした際の寒暖差などの急な気候の変化には充分留意し ゆめゆめ病原をもらってこないよう、万一罹患しても軽症で済むような丈夫な身体を整えておかなければ、と自覚(自戒)するところです。

あとは予防接種ですね。合間をみて 一発打ってもらうことにします。

 

 


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社会的弱者の視点で

2023-11-08 | 日記

ささやかな提言のささやかな成果ですが、ご報告を。

今、長野市役所第一庁舎前の駐車場で ちょっとした工事が行なわれています。

 

 

 

来庁者を受け入れるための「ロータリー車寄せ屋根外建築工事」です。

 

 

 

長野市役所を車で訪れた人を屋根下(車寄せ)で迎えようとの工事は いわば「おもてなし」の一環として、その対象は いうなれば「賓客」を受け入れるための造作ということでありましょう。

そんな「ロータリー車寄せ屋根外建築工事」ですが、私は この工事の中で、工事看板の標記中にある「外(ほか)」の工事に注目したところです。

工事のメインは この車寄せなのですが、その傍らで 別に足場が組まれ工事が行なわれているのです。

 

 

 

この箇所は 私が従前から市に対し 口うるさく指摘していた箇所であり、今回の車寄せ工事に併せて実施されていることを評価するところです。

 

この箇所は、第二庁舎から第一庁舎の入口に向け 建屋の外を伝って歩経する部分です。

で、問題なのは(だったのは) この箇所にだけ屋根(下屋)が無いことだったのです。

第二庁舎から第一庁舎の南端までは、頭上に渡り廊下があることから 雨天でも歩行者は濡れずに移動できます。

ところが、第一庁舎の建屋に沿って庁舎の正面入口に向かう際 わずか20mほどの間に屋根(下屋)が無いことから、まとまった雨の際には そこを通るだけでズブ濡れ・または その間だけ傘をささなければならないのでした。

 

(第一庁舎全景 ↓)

(ここ(画面右)だけ屋根が無い ↓)

 

 

庁舎案内図だと下のとおり。

(南北庁舎 全景 ↓)

 

(南庁舎⇔北庁舎のコンコース付近 ↓)

 

(ここだけ屋根が無い ↓)

 

 

このことについては 私自身が雨に濡れ、また 雨天時にそこを通る人が小走りを余儀なくされたり、わずかの間だけ傘をささなければならないでいる姿を目にしたことから 市の所管課に対し、市民がいかに不自由を強いられているかを告げてきたものでした。

 

それが、今回の車寄せ「外(ほか)」の工事により 改善されることになりそうです。

これは 実に些細(ささい)なものですが「使い勝手」とは そういうもの。とりわけ歩行者などの社会的弱者に対する配慮は とりわけ欠かざるものと思うところです。

 

駐車場の車寄せ。この工事に「外(ほか)」が無く、賓客だけを招くだけの造作に終始したとすれば、また厳重に申し入れるところでしたが、件(くだん)の箇所の下屋設置が行なわれることから 了とするところです。

 

長野市役所北庁舎においては、他にも トイレやエレベーターのサイン(表示)が分かりにくいとか、廊下に手すりが無いとか さまざまな不自由が指摘されており、いわばデザイン重視の設計・施工の結果に 忸怩たるところが大いにあるところです。

いずれにしても、公共の工事においては「社会的弱者の視点」を欠落させてはならない。

今般のささやかな案件を通じ、思いを新たにいたしたところです。


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暖かな日々は

2023-11-07 | 日記

◇猛虎が日本一に!

熱戦が繰り広げられた「プロ野球日本シリーズ」は、セ・リーグ覇者の阪神タイガースVSパ・リーグ覇者のオリックスバッファローズとの熱戦が繰り広げられ、最終戦にまでもつれ込んだ末に、タイガースが 実に38年ぶりの日本一に輝きました。

関西対決となった日本シリーズですが、とりわけ「虎キチ」とも言われるタイガースファンの熱気→歓喜は凄まじいものがあり、日本一が決まった浪速の夜は盛り上がりに盛り上がっていたことが報じられています。

かかる「虎キチ」は 全国にも遍在しており、私の住む地域にも 約1軒「虎キチ」が居られるのです。

川中島駅前の本町区(もとまちく)在住のMさんは、ご自身が関西出身ということもあり 自他共に認める虎キチの一員です。

それを知る私は、タイガース優勝の翌日に LINEで「日本一おめでとうございます!」と送ると、Mさんは折り返しに ご自宅ベランダの写真を送り返してくれました。

 

 

 

 

何とMさん ご自宅に「虎」の大きな置物をお持ちなのです。

で、そこに法被(はっぴ)などのタイガースグッズを着せて、傍らに 書道の先生でもある奥様の一筆で「日本一 御礼メッセージ」を掲げて悦に入っておられるのでした。

ムラの虎キチ ここに極まれり、の感です(笑)

 

とりわけプロスポーツは、ファンに支えられていると言っても過言ではありません。

熱心なファンがいるからこそ選手のモチベーションも上がり、それが結果(勝利)につながる相乗効果が生まれるものです。

Mさん曰く「苦節38年」勝っても負けても応援の手を休めずに旗を振り続けた成果が今回の日本一につながったというところでしょう。

「あれから美酒続きで肝臓が…」とウレシイ悲鳴のMさん、もうしばらく余韻に浸る日が続くようでありました。

 

 

 

◇異常ともいえる暖かな日が続く。「過ごしやすい」とされる一方で

ご案内のとおり、ここのところ暖かな日々が続いています。とても11月とは思えないほどの陽気は 改めてカレンダーを見返すほど…あと2ヶ月で今年も終わるというのに。

ジャンパーやコートなどの冬支度も不要。それどころか、日(陽気)によっては ちょっと身体を動かせば、半袖で過ごしたくなるほどの暖かさです。

これは 一面的には「過ごしやすい」と喜ばれる一方で、四季を度外視したような気象傾向には 一抹の不安を抱かざるを得ません。

 

報道等でご案内のとおり、この異常ともいえる気象傾向は 信州→日本に止(とど)まらず、世界的な傾向でもあるようです。

その気象状況の大元(おおもと)は「スーパーエルニーニョ現象」とのこと。太平洋の海水温の大幅な上昇に伴い、大陸を縦貫する偏西風が蛇行するなどして 本来の季節に応じた気象ではなく、温暖化を主流とした季節外れの気候が各地で起きているようです。

 

 

 

 

いま振り返ってみれば、今年は台風がほとんど発生しなかったような。

これも「スーパーエルニーニョ現象」の影響なのでしょうか。

 

 

これと関連しているかどうか…私の知人(Kさん)は 例年に亘って日本海の湾に出かけて「ホタルイカ」を手網(タモ)で獲(と)るのを趣味としていますが、とりわけ昨年は〝収穫ゼロ〟を嘆いておられます。

「(海にホタルイカが)いることはいるらしいんだけど、オレらの手の届くとこ(湾内)からはいなくなっちゃったみたいなんだ」とのこと…訊けば、昨年は佐渡ヶ島近海で(ホタルイカ)が獲れていたとのこと「いくら好きでも、そこまでは行けねーわナ」と諦めムードでおられました。

 

 

また ここのところ、北海道で年末年始に「ブリ」が獲れるようになっているようです。

ブリといえば 刺身などで食せる高級魚のイメージがありますが、北海道の冬の味覚は「サケ」なので この時期のブリは需要が少なく、漁師さんにとってはメリットの少ない漁となっているとか。

 

今夏の猛暑に引き続く 11月段階での〝暖冬傾向〟は、来る冬がどうなるのか を思慮させられるところです。

さきには、軽井沢の人工スキー場がオープンしましたが、これとて気温が低くならなければ降雪機を稼働できませんので、どうなることか。

 

 

 

ましてや、いわゆる自然雪に頼る多くのスキー場は いまからヤキモキしていることでしょうね。

 

 

 

 

他方、気象情報サイトは 日本海の海水温上昇→海上の水分増加→雨雲発生→シベリア寒気との合致で大雪 の予報もあり、いずれにしても予断を許さない状況ではあるようです。

 

 

 

 

 

「晴れの特異日」でもある文化の日の前後は好天に恵まれ、身近なところでも紅葉を愛(め)でることができました。

 

 

 

過ごしやすい日々(灯油代もかからなくて済む)の一方、今後の地球規模での気象の変遷を実感するとき 複雑な境地にさせられるところであります。


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