倉野立人のブログです。

日々の思いを、訥々と。

コロナ感染症の今後の行方は/長野市コロナ報告

2022-01-31 | 日記

連日 多数の陽性感染者を発生させているコロナ禍の中、ひとつのニュースが目を引きました。

記事の全般で喜ばせ 後半で再び心を暗雲に包む内容でありました。

それによると、沖縄県におけるコロナ感染が減少傾向になっているとのこと。

そこまではイイのですが、一方で 若年層に偏重していた感染者の割合が、徐々に高年齢者に移行しつつあるというのです。

 

 

 

昨今のコロナ禍の元凶ともなった〝オミクロン変異株〟は、若年層への感染拡大が顕著である一方で 重症化せず、罹患したとしても 軽症者または無症状病原体保有者として治癒の道を辿ることが特徴として挙げられていました。

で、それが「第六波のコロナ(≒オミクロン株)に罹(かか)っても大したことは無い」との認識につながり、それが(オミクロン変異株の)感染力の強さもあって 今回の爆発的感染につながってしまったとの観測も出されています。

ただ それが、一定程度の時期が過ぎれば いわゆる「ピークアウト」として感染者数の減少に移行するようになるとも言われており、現に イギリスなどは ピークアウトを迎えたとして、さまざまな規制を緩和するようになっていることも報じられています。

 

 

 

ところが、です。

若者を中心に感染拡大を続け、それがピークアウトを迎えたからといって 無為に安心してはならないようです。

今後 感染の対象が、若年者から高年齢者に移行することもある…イヤ実際にそうなりつつあることが 併せ報じられているのです。

 

 

 

この状況(感染者が高年齢者に移行)で難儀なのが、これまで殆(ほとん)どの感染者が 軽症または無症状で済んでいたものが、高年齢者の感染に伴い 中等症や重症の患者が発生することが 新たな懸念材料となることは ご承知おきのとおりであります。

今までは、分母(感染者の総数)が多くとも 分子(中等症以上の患者)が多くなかったおかげで「病床使用率」が高値(こうち)を示すことはありませんでしたが、もし今後 感染者に占める割合の中に高年齢者が増えることになれば、より重い症状の患者(感染者)が増える可能性が高くなり ひいては病床使用率をも引き上げる悪しき要因にもなりかねないところでありましょう。

 

感染者の詳細は後掲載になりますが、この日(30日)の長野市における感染者(151人)のうち 中等症は10人・65歳以上の高年齢者は15人となっています。

この数が多いのか少ないのかは この時点で厳(げん)じて言えるものではありませんが、国内でも早い時期にピークを迎えた沖縄県の状況なども映しながら 今後の第六波の行方には注視を予断無くするところであります。

 

 

 

この日(30日)長野市では151例のコロナウィルス陽性感染者発生が報告されました。

 

 

 

その概要は下記の表のとおりです(市3574~3724例)。

 


『まん延防止等重点措置』適用後 初めての週末/長野エリア発生報告

2022-01-30 | 日記

コロナ禍の中、長野県にも『まん延防止等重点措置(1/27~2/20)』が適用されてから初めての週末となりました。

 

市内を移動中に通りかかったJR長野駅前のスクランブル交差点や駅前ロータリー、行き交う人は少ない感じでした。

 

 

 

新幹線や在来線のコンコースも、心なしか人通りは少ない感でありました。

 

 

 

長野県に始めて適用された『まん延防止等重点措置』は、本来なら 冬の信州を堪能するべく当地を探訪する人の出足を抑制していることが見て取れます。

 

 

 

社会経済には〝足かせ〟となってしまう『まん延防止等重点措置』ですが、適用した以上は 感染者の減少という成果がもたらされるよう願うばかりであります。

 

 

そんな 私たちの願いと裏腹に、長野県においては この日(29日)じき600人にならんとする 591人ものコロナ陽性感染者が報告されています。

 

 

 

 

長野市においては、過去最多を更新する171人。

どうにも止まらないペースです。

 

 

 

 

その概要は下記の表のとおりです(市3403~3573例)。

 

 

 

この日の感染事例も、その殆(ほとん)どが 今までの感染者の接触者となっています。

1人の感染者から 複数の接触者へと感染が連鎖していることから、その系列の感染が続いている以上は 感染者は限りなく増え続けることとなります。

一体 どの局面でグラフの右肩は下がってゆくのでしょうか。

関係者の眉間には 深い縦じわが刻まれつつあります。

 


コロナ禍 検査の重要性と「過信」のリスク/コロナ報告

2022-01-29 | 日記

連日に亘り コロナ感染症(≒オミクロン変異株)の伸張ぶりの報告を余儀なくされていますが、この日(28日)も然(しか)り…と いうより、28日には国内のコロナ陽性感染者が ついに8万人を超えたことが報じられ、この〝青天井状態〟には 心が痛くなるような思いがしたところであります。

 

 

 

現下 悪しき右肩上がりを続ける「第六波」においては、重症者が少ない代わりに 軽症者・無症状者が爆発的に増えていることからか、自らがどんな体調に置かれているのかを知る「検査」の実効を上げることが急務になっています。

ところが ご案内のとおり、感染者数急拡大の中では かかる「検査」が(感染者に)追いついていない状況に陥っており、保健所を中心とした行政主導の検査が急がれると同時に 感染が疑われる人などを中心に「自主検査」を進めようという流れが加速度的に強まっていることが報じられ、そのせいで「検査キット」が慢性的に不足状態に陥っていることが 併せ報じられています。

 

 

 

特に現在は、検査自体が短時間のうちに行なえる「抗原検査キット」の需要が爆発的に増え、自治体はもとより薬局などの販売機関による〝争奪戦〟が勃発、メーカーには実施の検査数の何百倍もの数が発注されているとのこと。

この事態に メーカーは在庫が払底しないよう出荷調整を余儀なくされているとか、政府も 製品の買い取りを保証したうえで 1日80万回分まで増産するようメーカーに要請するなど〝検査キット狂想曲〟の様相を呈していることが報じられています。

この報に触れ、私は 昨年に勃発した「マスク不足騒動」を重ね合わさざるを得ませんでした。

昨年のコロナ禍においては、製品の約8割を輸入に頼る日本は 世界的なマスク不足の煽りを受ける形で、国内のマスク供給量が著しく低くなり いわば社会問題化したことは記憶に新しいところであります。

で、今まさに それと同じような〝供給不足〟が、抗原検査キットについて生じており、まさに「デジャブ(既視感)」を感じざるを得ません。

 

そして〝マスク騒動〟同様、残念ながら ここでも〝後手〟の誹りは免れないところでありましょう。

コロナウィルス感染症における「検査」の重要性については、これまでの「波」の中で私たちは痛感させられたところでありましたが、その経験が「第五波」が収束に向かったことで〝次への備え〟に向けて上げるべき腰を下ろしてしまった感があります。

その中で起きてしまった第六波…私たちの想定をはるかに超えることとなってしまったコロナ禍の伸張は、今回〝検査キット不足〟という いわば〝失敗の繰り返し〟を重ねてしまうこととなってしまいました。

 

 

 

今後のコロナ禍の展開を予想することは難しいところではありますが、いずれにしても、感染者の激増に起因する「検査キット不足」が 第六波のさらなる混乱要因になることを憂慮すると共に、国⇔自治体⇔業界との連携を再確認し 何より検査が優先されるべき方々の(検査)体制が守られるよう期するべきと考えるところであります。

 

 

 

そんな中、長野市においては 新たに149人ものコロナ陽性感染者発生が報告され、またも過去最多を更新することとなってしまいました。

 

 

 

その概要は 下記の表のとおりです。

 

 

 

ところで、新型コロナ感染症の検査については「PCR検査」が理想とされるところですが、時間と手間がかかることから 現下の急拡大状況の中では「抗原検査」も止むなしとされ、さらに言えば 大都市などの感染急拡大地域においては、それ(抗原検査)すらも省略する動きとなっています。

私は この(抗原検査主流・または省略)流れについて、「検査(しかし抗原検査)して陰性だったから絶対大丈夫」などの〝過信〟が生まれることを懸念する者の一人です。

感染者数が多いあまり、さまざまな面が省略化され それがかえって次なる感染拡大につながらないか…懸念は尽きないところであります。

 


所属会派による『まん延防止等重点措置』長野への緊急要望/コロナ報告

2022-01-28 | 日記

新型コロナウィルス感染症の伸張に伴い、ついに長野県も『まん延防止等重点措置』が適用されることとなり、1月27日~2月10日に亘って「措置」が講じられています。

このことにより、長野県全域に亘って 社会生活にさまざまな影響が及ぼされることとなり、長野市も同様に その措置下におかれることとなりました。

私の立場においては、かかる県の措置を踏まえ 長野市がどのような対応を行なってゆくのか早期に把握すべきであり、さらに 議会(会派)として適切な提言を行なってゆくべきと考え、その旨を会派の松木茂盛代表に具申し それを受けて布目裕喜雄幹事長を中心に「緊急要望」をまとめ、28日に市(副市長対応)に緊急要望書が提出されました。

その概要は下記のとおりです。

1,基本的な感染防止策を再徹底すること。

2,県が実施する「営業時間短縮要請に応じた飲食店への協力金支給」を踏まえ、国・県の支援の行き届かない関連事業者に対し、市単独で支援を拡充すること。

3,ワクチン3回目接種について、県の最大限の前倒し方針を踏まえ6カ月スパンでの接種を徹底すること。また、社会機能維持者に対して、集団接種を活用した優先的接種を講じること。

4,ワクチン3回目接種について、交互接種の安全性の周知を図り 円滑な接種を促進すること。

5,5歳から11歳の子どもに対するワクチン接種にあたっては、高齢者や社会機能維持者等への接種を優先し、慎重な対応を図ること。

6,県が実施する無症状で感染不安を抱く県民に対するPCR検査・抗原定性検査体制の拡充を県に要請するとともに、市単独で希望者に対する簡易検査キットの無償提供など検査体制の拡充を図ること。また、検査キット等の確保に努められたい。

7,国は医療機関による診断を緩和したが、医療機関の検査・診断を踏まえた医療・療養態勢を維持すること

9,感染者や接触者への積極的疫学調査を最大限継続するため、市役所内及び保健師OBなど保健所の支援体制を抜本的に拡充すること。また、民間医療機関からの看護師・保健師の派遣支援を検討されたい。

10,買い物等に出かけられない自宅療養陽性者(濃厚接触者を含む)に対する保健所(健康観察センター)からの定期的健康チェックの徹底、食事や生活必需品の提供体制を確立すること。実施にあたり、配送・配達など災害応援協定を活用した支援体制を検討すること。

10,児童・小中学校の分散登校・分散学級等の特別措置について、対面授業とオンライン授業の併用で十分な学習を保障すること。

11,要保護児童・生徒、就学援助児童・生徒に対し、食事の提供等、健康を維持するための支援を実施すること。

12,児童センターやこどもプラザの継続運営にあたり、安全で継続的な運営が図れるよう、小学校教員・市職員による応援体制に万全を期すこと。

13,市役所のBCP(事業継続計画)に基づき、市民サービスの停滞を招かぬよう確実かつ万全な体制を確立すること。

14,陽性患者、濃厚接触者のプライバシーの保護と偏見や差別、誹謗中傷を防止するための啓発等さらなる徹底を図ること。

15,市民及び議会に対し、丁寧な情報提供に努めること。

 

長野県における『まん延防止等重点措置』は ご案内のとおり初めてのことであり、それは長野市においても然り 初めての対応となります。

あまねく関係者が 五里霧中・薄氷を踏む思いで臨む約3週間…予断なき日々が重なるところです。

 

 

『まん延防止等重点措置』が適用されたこの日(27日)、しかしながら長野県においては コロナ陽性感染者数が過去最多を更新(687人)するに至ってしまっています。

 

 

 

長野市においても 124人の陽性感染者を数え、こちらも過去最多になっています。

 

 

 

その概要(市3130~3253例)は下記の表のとおりです。

 

 

 

『まん延防止等重点措置』適用の初日に 過去最多を更新した長野県・長野市。

ここを悪しき頂点として、これから措置の期間中に感染者の減少を果たすべく 挙げての取り組みが期されるところです。

 


長野県が『まん延防止等重点措置』を初適用/コロナ報告

2022-01-27 | 日記

コロナ禍の伸張に伴い、長野県においても 感染者1万5千人超・病床使用率35%超などの厳しい状況に鑑み、ついに『まん延防止等重点措置』の適用を余儀なくされました。

1月27日から2月20日までの 約3週間以上の措置執行であります。

 

 

 

措置期間においては、飲食店などを対象に さまざまな制約が求められるほか、学校などの社会生活においても これ以上の感染拡大を防ぐべく各対策が講じられることになります。

 

長野県からの「県民の皆様へのお願い」県HP

      ↓

OGPイメージ

新型コロナウイルス感染症対策について(お願いページ)

 

長野県

 

 

 

私たちの立場(長野市議会)とすれば、県から示された(措置の)内容を精査し、それが長野市民にとってどのような位置づけになるのか、さらには 国・県の措置で不十分な面を市としてどのように補ってゆくべきかなどを考えるべきところであります。

そこで、所属会派として緊急に協議し 会派として市に取り組み方を要請することとしました。

その内容については後版でご報告させていただきますが、いずれにしても 市民の健康・社会生活の維持を第一義に据え、かかる『まん延防止等重点措置』が実効あるものになり、この措置が 真に感染拡大防止に資するものとなるよう 挙げて取り組むべきことを再認識いたすところであります。

 

 

 

そして『まん延防止等重点措置』適用のこの日(27日)も、県内では多くのコロナウィルス陽性感染者発生が報じられています。

再び500人超の感染者数であります。

 

 

 

 

長野市においても 実に130人もの陽性感染者を数え、県内の感染者増加の主要因を為(な)こととなってしまいました。

長野市の感染者数も、これまた過去最多の悪しき記録更新であります。

 

 

 

 

その概要は下記の表のとおりです。

 

 

 

この日の報道で、国会(予算委員会)の場で、高年齢者などへの3回目のワクチン接種が、現時点で全体の2割に満たない実態が明らかになりました。

このことについては、そもそも(3回目のワクチン接種が)2回目以降8ヶ月に設定されていたことや、その頃は まだ「オミクロン変異株」の脅威が現実のものでなかったなどということが、3回目ワクチンの〝遅れの理由〟として発言(答弁)されていましたが、残念ながら総じて言えば「見込みの甘さ」を実感せざるを得ないところです。

まさか ここまでコロナ(オミクロン変異株)が伸張するとは、もし そうなっても短期の軽症で済むのでは、との〝思い込み〟が、結果的に今の惨憺たる様(さま)を招いてしまった。慚愧の念 著しいところであります。

 

いずれにしても 現下の厳しい状況は、残念ながら 急にゼロに近づけることはできないものであります。

しかしながら、こんなときこと いわば山を登るが如く一歩一歩確実に歩みを進め、一人ひとりが感染抑止に努めるべきでありましょう。

私たちは いつの間にか六度(むたび)の感染拡大を招いてしまった。

そのうえで「千里の道も一歩から」を改めてかみしめる思いであります。

 

 


切迫するコロナ状況/コロナ報告

2022-01-26 | 日記

新型コロナウイルス(≒オミクロン変異株)の伸張が止まらず、感染者数も高止まり状態が続く中、所管の厚労省(厚労相)が「自治体が判断すれば 感染者の濃厚接触者に発熱などの症状が出た場合、検査を受けなくても 医師が感染したと診断できるようにする」との方針を示したことが報じられ、一抹の懸念を抱かされたところです

 

 

 

報道等によると、コロナ感染症の診療や検査を受けるのに時間がかかる場合は 下記の措置が許容されるとのこと。

・発熱などの症状があっても、若くて基礎疾患がないなど重症化リスクが低い人は 抗原検査キットなどを使って自ら検査したうえで医療機関を受診することや、電話やオンライン診療などの遠隔医療の積極的な活用を、呼びかけるとしています。

感染者の濃厚接触者に発熱などの症状が出た場合、検査を受けなくても 医師が感染したと診断できるようにする。

外来医療のひっ迫が想定される場合は、症状が軽く重症化リスクが低い人は 医療機関を受診せずに、自ら検査した結果を基に 医師が配置されている自治体の「フォローアップセンター」に連絡し、速やかに健康観察を受けることができる。

 

このことは、前掲のとおり 全国的にコロナ感染者数が引きも切らない中、コロナ感染の有無を確認するための医療ならびに医療事務の諸負担を軽減するための措置と申せ、特に感染者が いわば爆発している都市部に該当するものでありましょう。

今や、それほどまで(都市部の)医療現場は逼迫しており、今まで履行されていた検査などの医療行為(手続き)を省略せざるを得ない厳しい現状の裏返しと言えるのかもしれません。

しかし私は、この報に触れたとき いわゆる「省略」が、かえって現場等に混乱を来(きた)すことになりはしないか…と 憂慮の念を抱かされました。

ここで勧(すす)められる(許容される)事項は、本来 検査によって明らかにされるべきコロナ罹患の有無や症状を、自らの判断や医師の判断で〝決める〟ことができるものであると解釈できますが、その過程で もし それ(判断)が間違っていたとすれば、その後の対応に かえって混乱を招くことになるのではないか。

 

この方針変更は、今のところ前掲のとおり 都市部での措置(許容)と限定的であるようですが、今後の状況によっては地方都市に該当しないとは限らないこと、また 今回の措置(許容)は、あくまで「自治体の判断による」ことから、現場において難しい判断を迫られることになるのではないか、と思わされたところです。

 

いずれにしても、本来 義務的に行なわれるハズの検査等の省略を許容しなければならないほど、事態は切迫していると申せます。

今回の厚労省(厚労相)の判断(変更)を通じ、私どもの立場においては 現状把握と適切対応を深めてゆくべきことを再認識いたしたところです。

 

 

 

 

なお この日(25日)、長野市域内で127名ものコロナ陽性感染者の発生が報告されています。(市2873〜2999例)

 

 

 

その概要は下記の表のとおりです。

 

 

 

この日の陽性感染者も、家族をはじめ周囲からの感染事例がほとんどのこととなっています。

一方で 全国的な傾向でもあるとおり、長野市における感染者は「重症者ゼロ」となっています。

 

 

 

軽症者・無症状者が圧倒的の中でも、いわゆる「分母」は限りなく増えている。

厳しく、難しい状況に変わりはありません。

 


長野県が ついに『まん延防止等重点措置』適用へ/コロナ報告

2022-01-25 | 日記

新型コロナウイルス禍(≒オミクロン禍)の伸張に伴い、長野県においても「病床使用率」が ボダーラインである35%を超えた(36,3%)ことが伝えられています。

かかる事態を受け、長野県(知事)は 長野県においても『まん延防止等重点措置』の適用を正式に国に求めることを決定したことが報じられました。

 

 

 

 

「措置」の適用期間は 1月27日(木)から2月20日(日)迄とのこと。

この措置については、既に これまでも他の都道府県で実施(適用)されており、飲食店の時短営業など さまざまな制約を伴うものであることが周知されています。

ただ 長野県においては初めてのこととなることから、これまでの他自治体の経緯などを踏まえ、いわゆる〝長野県版〟が どのよう措置されるのかは非常に注視されるところでありましょう。

措置の内容については 各自治体の判断に負うところであることから、私たちの立場においては 先ずは長野県(知事)の示す「措置の内容」を検証し、市としての対応を協議してまいりたいと思うところです。

 

私たちの暮らす地域においても、コロナ禍は 新たなフェーズに入ることになりました。

今後の展開から目が離せないところであります。

 

 

なお、長野県におけるコロナウィルス陽性感染者数は 累計で1万3,843人を数えました。

1万5千人の〝悪しき大台〟は すぐそこに近づいてきているようです。

 

 

 

長野市においても、1/24(月)には128名もの感染者数を数えるに至っています。

月曜日としては異例の多さ。日曜日をはさんで過去最多の更新となってしまいました。

 

 

 

その概要は 下記の表のとおりです(市2745~2872例)。

 

 

 

この日の感染者数(128人)のうち、実に111例の行動経路(感染経路)が「市内感染者との接触あり」に該当しています。

すなわち、殆(ほとん)どの事例が 他者からの感染となっていることが自明となっており、このことは 現下のコロナ禍(≒オミクロン禍)の感染力の強さと、さらに言えば これ以上の感染拡大防止には、家族・学校・職場・所属団体などの いわば内部での感染を予防することが如何に重要であるかを物語っていると申せます。

 

が…かかる〝在るべき形〟に反して、各地で集団的感染が発生していることが報じられています。

さき(23日)には 長野市で、24日には、松本市・佐久・伊那の保健所管内で 集団的感染が発生したことが報じられており、由々しき事態を共有しています。

 

 

 

これ以上の感染拡大を予防するために〝やるべきこと〟は明らかで、それぞれの立場で注意喚起に努めているところですが、それでも コロナウィルス(オミクロン変異株)は 容赦なく私たちの社会生活に侵入し続けています。

 

そんな厳しい状況の下、明後日に適用される『まん延防止等重点措置』が、実効あるものになるよう期されるところであります。

 


おめでとう 御嶽海関! 初場所優勝 そして次なるステージへ ~その称えるべき矜持~

2022-01-24 | 日記

既に多くの相撲ファンの間で話題になっているとおり、先日(23日)に千秋楽を迎えた「大相撲初場所」で 長野県出身の郷土力士「御嶽海関」が、結びの一番で横綱の照ノ富士を破り 自身3度目となる幕内優勝を果たし、併せて悲願となっていた大関への昇進を確実なものにしました。

 

 

 

立ち合いから鋭く横綱の左を差し、まさに万全の形での勝利でありました。

 

 

 

実は ウチのオフクロが 大の御嶽海ファン。

と いうのも、倉野家は 亡父が木曽町・オフクロが木祖村・オフクロの妹夫婦が上松(あげまつ)町在住だったこともあり、木曽出身の御嶽海関には ひとかたならぬ思い入れがあるようなのです。

何というか 自分の孫が戦っているかのような心境で、日々の取組を応援していたのでした。

したがって 今場所も勝った負けたで一喜一憂、勝っているときは「怪我でもしないか…」と親心を寄せ、負けたときには「落ち込まなければイイが…」と親身に心配しておりました。

いつもオフクロは「関取の 勝負に向かう厳しい眦(まなじり)と、勝負後の柔和な顔つきのギャップがイイんだよね。」と愛好を崩しているのです。

 

この日の結びの一番も、真剣そのものの表情で画面にくぎ付け、優勝が決まった瞬間には 年甲斐もなく「ヤッター!!」と大はしゃぎし、優勝インタビューのとき アナウンサーに「いよいよ大関ですね。」と水を向けられ、感極まって暫(しば)し沈黙した関取の心情を思い もらい泣きしていたのでした。

 

おそらく、そんな(オフクロのような)心境は 多くの御嶽海ファンが抱いていたものであったでしょう。

学生横綱の鳴り物入りで角界入し、途中までは順調に出世し これまで2度の優勝を果たすも、そこから先(大関への昇進)を前に 周囲のライバルたちに後れを取る形で足踏みを続けていました。

それでも 多くの御嶽海ファンは「いつか日の目を見るときが来る」と いわば関取と同じ心情で我慢を重ねてのこの日…おそらく その苦節の時間が長かったからこそ喜びもひとしお、何というか 皆(みな)で長いトンネルを歩き続けて ようやっと明るい出口で陽光を浴びた感激を味わったといったところでしょうか。

 

で、長野県出身力士の大関獲りについては これも既に報道等で話題になっていますが、その歴史は はるか227年前の「雷電為右ゑ門関」まで遡(さかのぼ)るとのこと。

 

 

 

まさに時空を超えての信州郷土力士の大関昇進、これも いわば御嶽海関のもつ話題性のひとつと言えるのかもしれませんね。

 

 

 

 

ところで、オフクロに準じて 御嶽海ファンを自認する私ですが、特に私が 御嶽海関の所作(しょさ)で好きなところがあります。

それは、相手を土俵外に出しても 決して「ダメを押さない」ところであります。

 

 

 

激しいぶつかり合いを演じる 格闘技とも言える取組の中では、相手を土俵の外へと押し切るために ややもすると土俵下に落ちろとばかりに思い切り突き落としたり、既に勝負が決まっているのに〝ダメ押し〟をしたりする力士も散見されています。

ところが御嶽海関は、取組の間は激しく相手と戦いますが、イザ勝負がつけば 決してダメ押しすることなく、むしろ相手を庇(かば)うかのように まわしを押さえて(相手に)それ以上のダメージが及ばないように努めています。

 

 

 

相手が土俵を割った瞬間に 自分は深く蹲踞(そんきょ)の姿勢を取って、相手の回しを掴んだまま いわばブレーキをかける。

 

 

 

 

六日目の遠藤戦では、勢い余って土俵下に向かう遠藤関を追いかけるように庇(かばう)う姿が印象的でした。

 

 

 

これは、御嶽海関のもつ優しさや 相手力士に対するリスペクト(敬意)に他ならないと思います。

そんな 彼の性格なども、多くのファンを引き付ける要素なのかもしれません。

 

そんな彼の矜持(きょうじ)を見るにつけ それは、今のコロナ禍の ややギスギスした世相に一服の涼を与えてくれた感でありました。

郷土が生んだ御嶽海関の昇進は、私たち信州人に大きな勇気を元気を与えてくれたことは勿論(もちろん)のこと、角界をはじめ社会全体にも明るいニュースとなったことでありましょう。

 

 

 

表彰式を最後まで見届けたオフクロは「こりゃ来場所が楽しみだわ。今から待ち遠しくて仕方がないワ。」と 笑顔でポツリ。

全ての御嶽海ファンを代弁する独り言だったのでした。


【大切なお知らせ】長野市コロナワクチン 3回目接種[詳報]/コロナ報告

2022-01-24 | 日記

さきにレポートした 新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、長野市における詳報がされましたので (先日に引き続き)レポートします。

長野市における(3回目の)ワクチン接種については、市のホームページ(HP)に基づきご案内します。

 

接種を希望される人は、まず 長野市HPのトップページにある『新型コロナウィルス感染症関連情報』に入ります。

 

 

その中にある『ワクチン接種』に入ってください。

 

 

その中には「新型コロナウイルスワクチン接種に関する情報」なるサイトがあり、その中のいくつかの「窓」から さらに奥へと入れるのですが、この場合は「1,追加接種(3回目)について/詳細はこちらから(別ページへリンク)」をご案内します。

アンダーラインが引かれた詳細はこちらから(別ページへリンク)」をクリックしてください。

 

 

その中には「新型コロナウイルスの追加接種(3回目接種)について」とあり、その下方の「3,接種方法」の欄に「個別接種」ならびに「集団接種」の各サイトが準備されています。

 

 

まずは「個別接種」これまで2回の接種申込みと同様、個別接種を希望する人はコチラから入ってください。

 

 

 

中には、個別接種を受け付けてくれる病院・医院の一覧表があるので、それぞれに申し込んでください。

予め「かかりつけ医」にかかっている人は、それぞれ予約を行なってください。

 

 

続いて「集団接種」希望する人は集団接種について から入ってください。

 

 

中には「集団接種について」のサイトが。

Web予約を希望される人は、下方のWeb予約サイトから入って 過去2回と同様にWeb予約を行なってください。

 

電話予約を希望される人は、専用ダイヤル☎0120-677-090までお願いします。

※1月26日(水)正午から受け付けます(8:30~18:00)

 

 

過般も触れましたが、集団接種の予約については 来る1月26日(水)正午からの開始になります。

過去2回の接種予約の場面では 特に電話がつながりにくい状況が生じたところであり、今回の3回目接種においてもどのような混雑ぶりになるのか懐疑的な面があるところですが、いずれにしても希望者におかれては いわば粛々と申込みに臨んでくださるよう 改めてご案内申し上げます。

 

 

 

 

 

なお長野市において 1月23日には、新たに125例(市2620~2744例)ものコロナ陽性感染者発生が報告されています。

 

 

その概要は 下記の表のとおりです。

 

 

なお この日の報告から、感染者の「行動歴」について 今まではどの感染者から罹患した(移った)か(△△例目の濃厚接触者 など)が記載されていましたが、それが「市中感染者との接触あり」との表現に変更されていました。

 

このことについては、感染者の激増に伴い 感染経路がより混迷する中、いわゆる外に向けて 感染経路を確定させるかの表記にする意味合いが薄れてきたことから、今後は いわば総じて「市内感染者との接種あり」に変更したとのことです。

(無論 所管(保健所)は、誰と接触したかの具体的把握は継続しています)

 

 

まったくと言っていいほど 減る気配のないコロナ(≒オミクロン変異株)陽性感染者数。

であればあるほど、早期の高年齢者への3回目ワクチン接種が期されるところであります。

 


【大切なお知らせ】長野市ならびに長野県が ワクチン3回目集団接種を開始します/コロナ報告

2022-01-23 | 日記

◇65歳以上の方々への 3回目のコロナワクチン接種スケジュールが明らかに

ニュースソースが異なり ややランダムなご報告になりますが、長野市ならびに長野県が 3回目となるコロナワクチン接種の予定(スケジュール)を明らかにしたことが報じられており、取り急ぎレポートさせていただきます。

 

まず長野市について(まだ未詳の分もありますが、現時点で公表された内容です)

市(保健所)は、コロナワクチンの3回目接種について、2月5日から「集団接種」を始めると発表したことが報じられています。

 

 

それによると、市の集団接種の日にちは 2月5日(土)~3月20(日)の土曜・日曜日(3/12・3/13を除く)。

時間は 土曜日が午後2~5時・日曜日は午前9~12時にも行ないます。

会場は 市内の2~6ヶ所で、追って公表されることとなります。

受付は、1月26日(水)の正午から 電話0120-677-090 またはインターネットの専用サイトで行なうとのこと(現在 ネット環境など準備中)

なお 受付については、1/26には 2月5・6・12・13日の接種について、その後については接種日に応じて3回に分けて受け付けるとのことです。

ワクチンは 国からの供給が多い「モデルナ社」製のものになる見通しとのこと。

(なお「個別接種」については 既に予約が進んでおり、こちらは2/1から 各医院において順次始まるとのことです)

※長野市からの情報については、週明けに(情報が)整備されることから、判り次第 続報とさせていただきます。

 

 

長野県についても、2月5日から集団接種会場を設け 65歳以上の県民を対象に「集団接種」を行なうとのこと。

 

 

 

会場は下記の表のとおり。長野市は JR長野駅前の「ホテルメトロポリタン長野」となっています。

 

 

 

なお 長野県については、県のホームページに詳細の記載がありますのでご参照ください(長野県においては、1/20(木)から予約受付けが始まっていますので、順次お申し込みください)。

   ↓

https://www.pref.nagano.lg.jp/kansensho-taisaku/happyou/0119press.html

 

 

新型コロナウイルス感染症の重症化の抑制 ならびに、万が一罹患しても 早期に治癒することが期待される 3回目ワクチン接種。

現在 若年層の感染が相次ぐ中、今後は その〝飛び火〟を浴びる形で高年齢者への感染が懸念されており、その「予防線」として 前掲のワクチン効果を期待する意味でも、多くの高年齢者の方々には3回目ワクチンを接種していただきたいところであります。

 

後述となりますが、長野エリアでも コロナ感染の悪しき環(わ)は。更なる拡大の様相となっていることから、来月からの 高年齢者向けの接種の推進が期待されるところです。

 

 

◆長野市域内でのコロナウィルス陽性感染者が、ついに3ケタを記録

1月22日付けの 長野市内のコロナウィルス陽性感染者数が、ついに100人の大台を悪しけく突破してしまったことが報告されています。

その概要は 下記の表のとおりです。

 

 

 

長野県においても 新たに485人を記録、こちらも過去最多(最悪)となってしまったことが報じられています。

 

 

長野市も102人を記録しましたが、松本市も95人を記録。

人口規模でみれば、長野市(約37万人)・松本市(約25万人)に応じれば、松本市の95人は、長野市の感染率より高いことが分かります。

 

 

 

この事態により、県内の病床使用率が32,2%となりました。

 

 

 

「まん延防止等重点措置」のボーダーラインである「35%」に、悪しけく着実に近づいています。

 

 


まさに陰(かげ)の力 ~深夜の除雪作業~

2022-01-22 | 日記

今年の冬は〝冬らしい冬〟となり、私たちの暮らす長野市街地においても まとまった雪が降る天候になっています。

暦のうえの「大寒」でもある1月20日の夕方から夜半にかけて、今季 何度目かになるまとまった降雪がありました。

そんな状況下で、頼りになり また欠かせぬ存在なのが、除雪作業(車)であります。

 

まだ夜が明けきらぬ 極(ごく)早朝、市内の幹線道路をサーチライトを灯(とも)した大型車両がゆっくりと移動していました。

極寒の中を、除雪ドーザーが路面の雪を除去(除雪)してゆきます。

 

 

 

この夜、この路線についても何度かめの除雪でありましょう。私が見た際は、路肩の雪を丁寧に排雪している最中(さなか)でありました。

 

 

 

不測のうちに降った雪。このまま朝を迎えれば、朝の出勤等で この路線を通行する多くの車両等が 雪で荒れた路面に輪(りん)を取られ危険を被(こうむ)ると同時に、渋滞などのリスクを負うことになるでしょう。

人々が動き出す前に、でき得る限り路面を正常に戻さなければならない。

除雪に従事する関係者は、そんな〝時間との戦い〟の中で しかしながら確実に除雪作業を遂行しておられました。

 

 

 

夜を徹しての作業の結果、生活道路に至るまで降雪が除去されています。

 

 

 

これで まとまった降雪の明けた朝も、人々は いつもどおり社会活動を始めることができます。

まさに 社会インフラを守る「陰(かげ)の力」仕事とは申せ、頭の下がるところであります。

 

 

長野市は、年度ごとの「除雪計画」に基づき 主要幹線道路をはじめとする市内の道路の除雪を行なっています。

 

 

 

除雪対象路線は 1,300km超に及び、前掲のとおり 降雪のあった翌朝の社会生活に影響が出ないよう 迅速に除雪を行なっています。

 

 

 

除雪指定路線区分は3段階に分かれ、それぞれの路線は そのときの降雪量に応じて出動要請が出され、委託業者のオペレーターが 受け持ち路線の除雪に当たることになっています。

 

 

 

[参考]令和3年度 長野市除雪計画

        ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/372340.pdf

 

 

 

過去には、たしか軽井沢町で 道路区分(国道⇔県道⇔町道)ごとの業者(オペレーター)相互の連携がかみ合わず、結果 車両の立ち往生を招いてしまったり、また 長野市域においても、かなり以前の年末(大晦日)に大雪が降るも 県の除雪要請が間に合わず、善光寺に向かう県道の除雪がなく 初詣に(善光寺に)向かうクルマが上り坂で立往生した〝失敗例〟もありましたが、いずれにしても「待ったナシ」の道路除雪は、その苦労は人目につくこと無く、いわば「いつの間にか」完遂されているのです。

 

なお、通勤者が数多(あまた)通る「歩道部分」についても 除雪が行なわれています。

こちらは 中御所の跨線橋の歩道。手押しの除雪機を駆使し 歩道の雪が排雪されていました。

 

 

 

雪国の宿命でもある除雪作業。

市民の方々におかれても、自宅前のみならず 例えば子や孫が通う通学路の除雪をしてくださったり、独居の隣人の分も雪かきをしてくださったりとの事例を伺うにつけ、その隣人愛の精神に敬意を表するばかりであります。

今冬においては、これから まだまだ雪の声が聞かれるようでもありますが、いずれにしても 除雪時の事故には充分に注意を払い、事故とまではゆかないまでも 雪かきで腰を痛めたりの不測の事態に見舞われないよう、ご自愛いただきたいところであります。


長野市域のコロナウィルス陽性感染者発生状況/県が〝まん防〟要請へ

2022-01-22 | 日記

暦のうえで「大寒」となった この日(1月21日)、長野市域内で新たに81例の新型コロナウィルス陽性感染者発生が報告されています。

その概要は 下記の表のとおりです。

 

 

 

なお この日、長野県内では400名を超えるコロナ陽性感染者が発生し、それに伴い病床使用率が30%を超えることになったことなどから、県(知事)は 国に対し「まん延防止等重点措置」の適用を要請することとしたことが報じられています。

 

 

 

これが現実のものとなれば、長野県においては初めてとなる事態であります。

ご案内のとおり かかる〝まん防〟が適用されれば、飲食業を中心に さまざまな社会的影響が及ぼされることになります。

その経過や影響については 実際に適用されたときに触れることとさせていただきますが、いずれにしても これまで踏み止まってきた信州エリアにおいても、ついに全国レベルのコロナ禍の影響を受けることとなりました。

長野市域においても「80例」の高レベルで感染者数が推移する日が続いており、これ以上の(感染者数の)増加は避けたいところでありますが…オミクロン変異株の伸張は止まることを知らず、懸念が尽きないところであります。

 


【大切なお知らせ】『長野市推し店プラチナチケット事業』が再延長されます

2022-01-21 | 日記

長野市が「新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んだ長野市経済の活性化を図り、消費の喚起を促すとともに 売上げが減少した事業者への支援をする」を目的に据えて 昨年10月から2回目の実施に臨んでいる『推し店プラチナチケット事業/第二弾』について、一旦延長した期限を前に さらに実施期間を延長することを発表しました(但し チケットの追加販売はありません)

 

 

「推し店プラチナチケット事業」再延長/長野市HP

  ↓

https://www.oshimise-nagano.jp/

 

 

この判断(英断)については、各方面から歓迎の声が寄せられています。

で、その(英断)の陰(かげ)には、市内の個人事業主の方(かた)と 議会人である私との〝連携プレー〟があったのでした。

 

 

 

 

去る1月中旬、市内松代でうどん店を営むNさんから私の元(もと)に「実施(交換)期限がR4年1月末日に迫っている『推し店プラチナチケット事業』について、期限を延長してもらいたいし、そうすべきだと思う。ついては、議員の立場で市に適切に働きかけてくれないか。」旨の電話がありました。

 

 

 

Nさんの〝延長要望〟には、単に自店の売り上げのため などという狭儀では無く、いわば地域活性化のための熱い思いが込められていたのでした。

と いうのも、Nさんは 地域活性化の一環として、地域の方々と協力しながら「クラフトビール(地ビール)販売」を手掛けておられ、その新事業の伸張に『推し店プラチナチケット事業』が欠かせない推進力になる と考えておられるのです。

 

「Matsushiro Ale」

 

このクラフトビール事業は、地域の有志と長野市(観光振興課・支所)がコラボし 地域の特産品(農産品)をブレンドしたビールを販売することで、地域活性化の一助を成そうというものです。

松代は「Matsushiro Ale」として 特産の杏・さくらんぼ・長芋が、川中島は「Kawanakajima Ale」として やはり特産の桃がブレンドされています。

 

「Kawanakajima Ale」

 

そのうえでNさんは、このクラフトビール販売に『推し店プラチナチケット事業』を重ね合わせ、消費者の方々に割安感をもって堪能していただきたいと考えていましたが、年明けにようやく販売にこぎつけた中、推し店プラチナチケット事業が1月で終了してしまえば、その効果も不十分のままで いわば〝尻切れ〟となってしまうことから、この際は 推し店プラチナチケット事業の〝再延長〟を願いたい、とのことだったのです。

この意を受けて Nさんと協議し、そのうえで市に対し「このコロナ禍で〝出控え〟が顕著な中、果たして発行したチケットはどの程度消化されているのか。」と問うことにしました。

その問いに対する市の答えは「回収率(換金率)は、R3年12月時点で 発行部数の約55%」とのこと、案の定 決して高い回収率とはいえない状況でありました。

そこで私は 担当課に対し「コロナ禍の影響で落ち込んだ長野市経済の活性化を図るために行なっているせっかくの事業が、100%消化の成果を見ないうちに 期限だけを理由に打ち切るのは余りにもったいない。さらに言えば、感染拡大防止を理由に行動の自粛を訴えておきながら、一方で〝推し店消費〟を推奨するのは行政矛盾と取られかねない。ここは ぜひ期限を延長し、時間をかけてでも チケットを購入した人が100%消費していただける環境を整えるべきでないか。」と意見具申し、担当も「熟慮します。」との返答でありました。

 

今回の(事業再延長の)吉報を受け さっそくNさんに連絡すると、甚(いた)く喜んでくださると同時に、今後も このチケット事業を有効に活用し、地域活性化に努めてゆく決意を新たにしておられました。

 

 

 

 

全国傾向に準じ、長野市においても「新型コロナウィルス禍」が席巻、早期収束の願いもむなしく 第二波・第三波 さらに今は第六波と〝長期化〟の様相を呈し、今年に入って再び厳しい社会経済状況に陥ってきたことから さきの〝第一弾〟を通じて大きな経済と消費マインドへのプラス効果が発揚された〝推し店事業〟を再び実施し、いわば 一度上がって再び下降し始めた風船を 再び空へと向けて上昇気流に乗せようと努めております。

今回の再延長を通じ、「推し店」つまり 市民自らが消費活動を活性化するために〝常連店〟でチケットを購入・消費する いわば「助け合いの精神」が改めて発揚されることを願って止みません。

 

(1月20日の新聞記事)


コロナ禍〝延焼中〟またも(陽性感染者数)過去最高水準に

2022-01-21 | 日記

長野市域における(おいても)コロナ禍が止まりません。

この日(1月20日)も、実に85例のコロナ陽性感染者発生が報告されています。

その概要は 下記の表のとおりです。

 

 

 

感染者については、引き続き若年層や「接触者」の占める割合が高くなっており、完全に第六波は〝新たなフェーズ〟に突入したといえるでしょう。

 

この事態は 長野市域のみならず、全県 また全国においても〝延焼〟の度合いが高くなっていることが伝えられています。

長野県においては 過去最高の441人を数えています。

 

 

 

また 全国においては ついに4万5千人を突破したことが驚き・落胆と共に伝えられていました(下記の数字は 最終的に46,199人と追加された)

 

 

 

〝罹(かか)っても軽症で済む〟と やや楽観視されていた「オミクロン変異株」は、軽症で済んでも その「分母」が際限なく広がることで、各自治体の病床数をじわじわと占有することとなっています。

今後 その数値いかんによっては、私たちの住むエリアも「まん延防止等重点措置」の対象となるかもしれません。

 


コロナ禍(オミクロン禍)高止まり傾向続く ~初発症状に注意を~

2022-01-20 | 日記

先日 過去最高を悪(あ)しけく更新した新型コロナウイルス感染症は、この日(19日)も その勢力を維持したまま列島に居座っています。

全国の感染者数は ついに4万人を突破、多くの都道府県で これまでに最も多い感染者数を記録したことが報じられています。

 

 

 

長野県においても380人を超え やはり連日最多を更新、全県域で感染者が続発していることが伝えられています。

 

 

 

 

長野市域も然(しか)り。この日(19日)も 先日に引き続き80人を超える(81人)もの感染者を数えることとなってしまいました。

その概要は 下記の表のとおりです。

 

 

 

その感染経路については、やはり「接触」によるものが多く さらに「経路不明」が遍在しており、今後の悪しき(拡大の)可能性を含んでいるところですが、その中で この頃の感染状況について、「初発症状」=最初に現れた症状 が、いわゆる風邪の症状に酷似していることが指摘されています。

上の表や ここのところの感染者の一覧表を見ても、発熱・咽頭痛(≒喉の痛み)・鼻汁・倦怠感など、コロナ禍でなければ「風邪かな?」と思わされる症状が非常に多いのが見て取れます。

しかし これが曲者(くせもの)である、と 市保健所(長)は見解を示していました。

 

 

 

ここへきて、若年層 とりわけ学校等へ通う人たちの感染が相次いでいますが、その子らは いわば〝軽い風邪程度〟の自覚(=家族の判断)のままに「これくらいなら大丈夫」と思ってそのまま登校(登園)、結果 内在するコロナウィルスを周囲に移すことになってしまうとのこと。

したがって、現下の〝コロナ情勢〟の下(もと)においては 風邪の症状が出たら、風邪では無く 先ずコロナ感染を疑い、そのまま登校(登園)させること無く自宅に留め置き 速やかに学校へ連絡すると同時に、医療機関を受診してほしいとのことであります。

例えば長野市においては、この26日から小中学校の「分散登校」を実施するようになる様相でありますが、一度(ひとたび)学校等にコロナウィルスが持ち込まれてしまうと、その先の感染が止めどなくなる悪しき可能性が高くなることから、そういう点での〝水際対策〟として 家庭における「風邪症状はコロナ感染症の初発症状かも?」との適切判断・適切対応が求められていると言えるでしょう。

 

それら 感染者数の悪しき積み上げに伴い、多くの都県(13自治体)で「まん延防止等重点措置」が発出されることとなりました。

 

 

 

今回 新たに〝まん防〟が適用される都県のうち 関東甲信越エリアを見ると、長野県を挟んだ4県が適用することになっており、長野県は いわば外堀が埋まった状態になりつつあります。

 

 

 

このことについて阿部長野県知事は、病床使用率が35%を超えたら 長野県も(まん防を)国に要請することになる、と述べています。

 

 

 

現在の長野県の病床使用率は28,5%。じき30%に届く勢いであります。

 

 

 

今後 いずこかのエリアでまとまった数の感染者が出れば、この数字はスグに跳ね上がることになるでしょう。

もし「まん延防止等重点措置」が発出されることになれば、私たちの社会生活に大きな制約がもたらされることになることから、できることであれば(適用申請は)避けたいというのは 誰もが思うところでありましょう。

そんなこんなを踏まえて、その(感染拡大防止の)基本の「き」である適切な社会行動と適切な自己判断、これを改めて遵守して 引き続き暮らしてゆきたいものであります。