倉野立人のブログです。

日々の思いを、訥々と。

新型コロナワクチン接種の〝打ち手〟となる「歯科医師」を対象にした講習会が開催される

2021-05-30 | 日記

5/30 Sun.

 

新型コロナウィルス感染症 収束(終息)の〝決め手〟とされる「ワクチン」の接種について、国(政府)が 65歳以上の高年齢者への接種を7月末までに終える方針を示したことを受け、長野市においても そのための「集団接種」を拡大することとなりました。

 

 

 

特に オリンピック施設(ビッグハット・エムウェーブ)を活用した大規模な集団接種会場では、最大で3,000名を超えるワクチン接種を行なう計画であることから 必然的に「打ち手」となる医師等の絶対数が不足することが懸念される中、所管の厚労省においては いわゆる特例として「歯科医師」の接種事業への参加を認めることとなりました。

これを受けて長野市でも「長野市歯科医師会」に協力を求め、そのうえで 歯科医師会として(ワクチン接種の)主旨に賛同し(接種に)ご協力いただける歯科医師を募集することとなり、結果 約100名もの歯科医師さんたちが協力の意志を示してくださったとのことであります。

 

そこでこの日は、来る6月5日(土)に実施される オリンピック施設(ビッグハット・エムウェーブ)での大規模集団接種に備え、歯科医師を対象とした「実技研修」が行なわれたことから、その状況を視察しました。

 

 

 


長野市保健所で行なわれた実技研修には、市内の歯科医師さん 約100人が参加され、3つの時間帯に分けて 注射の手順などを確認しました。

 

冒頭に 長野市(保健所長)の方から、今般の「コロナ禍」の厳しい状況に鑑み 国の方針で接種の前倒しが要請されるようになったこと、そのために「打ち手」の不足が懸念される中、長野市歯科医師会におかれては 深いご理解のうえで多くのドクターの(打ち手としての)協力を申し出ていただいたことに心からなる感謝の意が表されました。

これに対し、長野市歯科医師会のH会長からも「一日も早いコロナ禍の(収束)終息に向け、歯科医師会としてもできる限り協力してゆきます。」との力強い言葉をいただいたところです。

 

 

その後 さっそく実技研修に入りました。

ご案内のとおり 新型コロナウイルスワクチンは「筋肉注射」で、通常 三角筋の中央部に注射するとのこと。

 

 

 

 

注射部位は「三角筋中央部」で「肩峰(肩の直下の一番高い箇所)から真下に三指(さんし)程度下の位置」が穿刺(せんし)の目安になるそうです。

但し、接種部位が上方すぎると「ワクチン関連肩関節障害」を、下方すぎると「橈骨神経障害」を起こすリスクがあることから 最近では、左右位置での腕の中心部と 上下位置での脇の下の線を結んだ交点を穿刺位置と定めて(注射を)行なうことが推奨されているそうです。

 

 

 

 

研修においては、医師免許を有するK保健所長が自ら手本を示し、穿刺位置などを指導しておられました。

筋肉注射については、血管に(注射を)行なう静脈注射などと異なり、注射による大きなリスクは生じないとのことではありましたが、日頃から口腔医療業務を通じて 市民の健康維持に務め、もって医療行為の責任の重さを自覚しておられる歯科医師さんらは、真剣な表情で研修に臨んでおられました。

 

 

 

 

ひと亘りの説明の後、保健所職員を被接種者に見立て 先ずは接種部位(位置)の確認を実際に(参加の歯科医師に)行なっていただきました。

 

 

 

会場には 日赤長野病院の看護師長さんも指導員として参加し、適宜 指導してくださいました。

K保健所長も、非常に親身になって実技を見守り「もうちょっと下の方が。」などと言葉をかけておられました。

 

 

 

私は時間で辞去しましたが、その後 人体モデルを使って、実際の注射行為まで実地研修したことが伝えられています。

 

(人体(上腕)モデル)

 

 

 

その後の報道で、参加者した歯科医師さんからも「たいへん勉強になった。」と評されており、当日は万全の態勢をもって(接種に)臨む意志が示されていました。

 

 

 

 

毎回述べているとおり「ワクチン接種」は〝コロナ禍 収束(終息)の決め手〟と位置づけられており、先ずは 一日も早い(希望者全員への)接種の完遂が求められる中、長野市においても 今回の「大規模集団接種」が、いわば その〝登竜門〟に位置づけられているとも申せます。

その(ワクチン接種 早期完遂の)目標に向け、今回 多くの歯科医師さんたちにご協力いただくことは非常に心強いところであり、これらの〝力の集積〟が、早期のワクチン接種完遂の大きな原資となることでありましょう。

 

これらの積み上げにより、来る6月5日開始の「大規模集団接種」が 円滑かつ安全のうちに実施されることを願うばかりであります。

 

 

なお、私の方からは「打ち手」となる歯科医師さんたち自体のワクチン接種が未了である(大半は一回は接種済みとのこと)ようなので、今後の一般市民向けの接種作業に備える意味でも 早期の(医療関係者への)接種を終えるようにすること、また 市民に向け、ワクチンを接種したからと言って万全では無い(感染リスクは変わらない)ことの啓発を今のうちから怠りなく行なうことを具申し、この日は辞去いたしました。

 

 

 

 

◇長野市域でのコロナ感染状況

5月30日(日)、長野市域内で2件(市1088~1089例)のコロナウイルス陽性感染者が発生したことが報告されています。

 

 

 

 

その概要は下記のとおりです。

・市(1088例目)/40歳代男性(軽症)

  時 系 列  5月26日/悪寒・倦怠感⇒27日/検査⇒28日/入院

  感染経路   不明

  濃厚接触者 同居者1名 同居以外の3名

 

・市(1089例目)/10歳代男性(軽症)

  時 系 列  5月24日/鼻汁・頭痛⇒28日/検査⇒29日/入院調整中

  感染経路   通学する学校で感染者が発生

  濃厚接触者 同居者3名 その他調査中

 


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長野市で「コロナワクチン集団接種」始まる

2021-05-30 | 日記

5/29 Sat.

 

新型コロナウィルス感染症〝収束(終息)の決め手〟とされるワクチン接種のうち、65歳以上の高年齢者を対象にした「集団接種」が始まったことから その模様を視察しました。

 

私が足を運んだのは、さきに「リハーサル」が行なわれた『アークスホール』です。

 

 

 

 

この日は午後2時から接種の受付けが始まり、予め予約した方々が 順次会場に入ってゆかれます。

 

 

 

訊けば、早い人は1時間ほど前に来場されたとのこと。

この日は好天でありましたが、が故に 戸外での待機は身体によろしくないということから、急きょ会場内に待合いスペースを用意し そこに入っていただく配慮が為(な)されたとのこと。

他の自治体では「徹夜組」が出るなどの混乱も伝えられましたが、この会場においては そんな〝極端な人〟も居らず、先ずは平穏かつ適切対応による 順調な滑り出しとなったようです。

 

会場内では、先日の「リハーサル」に準じて 粛々と受付業務が始まっていました。

 

 

 

「リハーサル」では、看護学生が 被接種者役を担い、作業の〝流れ〟だけを確認するに止(とど)まっていましたが、この日は本番。実際に「接種券」や身分証明書を携えた65歳以上の高年齢者の方々が椅子に並び、接種券番号などをパソコンのデータ突合させながら本人確認を行ない、接種の手続きに向かっていただきます。

 

 

 

 

接種受付けが始まり ほどなくして「リハーサル」で懸念された〝渋滞箇所〟が確認されるに至りました。

④「予診票確認・検温」のブースに待機者が溜(た)まってしまっているのです。

 

 

 

これは、予診票の記入までは比較的スムーズに行なわれるものの、その確認と 実際に体温計を用いての検温にどうしても時間がかかってしまうものと思われます。

と、上のギャラリーから様子を見ていた私は あることに気づきました。

この受付けブースのスタッフ席が3つあるのに、1席が空席になっているのです。

 

 

 

 

そこで さっそく階下に降り、居合わせた保健所長に〝渋滞〟の様子と受付けスタッフの増員を具申し、その後(渋滞)は解消されたようでした。

 

予診を済ませた人は 順次「接種」のスペースに入り、接種→待機を経て 滞り無く帰途に就かれておりました。

 

 

 

 

長野市においては、この後 数千人規模の「大規模集団接種」を控えており、そういう点からみれば、この日の集団接種本番は 後日の大規模集団接種にとって大いに参考となる実績となったと言えるのかもしれません。

そんな中、やはり課題は「予診票確認・検温」ブースの円滑化でしょう。

来る「大規模集団接種」においては、このブースに充分なスタッフを配することが よりスムーズな接種を進める要素にもなろうことから、この点について改めて関係者に確認してまいりたいと存じます。

 

 

ところで…この日の集団接種/アークスホール会場 の模様は、夕方のローカルテレビニュースでも放映されていました。

 

 

 

会場で接種を受ける人の模様をレポートする画面を見るうち「あれ?」見覚えのある お顔が。

 

 

 

ヨク見れば、被接種者として映され、その後 接種を終えて会場の外でインタビューを受けておられたのは、私が公私ともにお世話になっている 町内在住のMさんだったのでした。

 

 

 

ワクチン接種の安心感をインタビュアーに向かって笑顔で話すMさん、普段からご壮健でおられることから 既往症も無く「集団接種」に臨むことになったことと思われます。

 

このように 身近な人も含め、あまねく希望者の方々に 一日も早い接種が完遂されることを願うばかりであります。

 

 

 

 


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5月27日(木)、長野市域内で4件のコロナウイルス陽性感染者が発生/余剰ワクチンについて

2021-05-29 | 日記

5月27日(木)、長野市域内で4件(市1084~1087例)のコロナウイルス陽性感染者が発生したことが報告されています。

 

 

 

 

その概要は下記のとおりです。

・市(1084例目)/30歳代男性(軽症)

  時 系 列  5月24日/発熱・倦怠感⇒25日/検査⇒26日/入院調整中

  感染経路   不明

  濃厚接触者 同居者3名 その他調査中

 

・市(1085例目)/20歳代男性(軽症)

  時 系 列  5月20日/頭痛・倦怠感⇒24日/検査⇒26日/入院調整中

  感染経路   不明

  濃厚接触者 無し

 

・市(1086例目)/20歳代男性(軽症)

  時 系 列  5月17日/発熱・倦怠感など⇒24日/検査⇒26日/入院調整中

  感染経路   不明

  濃厚接触者 同居以外の1名

 

・市(1087例目)/50歳代女性(軽症)

  時 系 列  5月26日/発熱・咳⇒検査⇒入院

  感染経路   従事する病棟で感染者発生

  濃厚接触者 無し

 

 

◇「余ったワクチン」の扱いについて

コロナ禍 収束(終息)の〝決め手〟として期待される「ワクチン接種」について、長野市においても徐々に接種事業が緒に就いており、私の周辺の65歳以上の高年齢者の方々から「1回目の接種が済んだヨ。」との報が伝えられています

いずれにしても、一日でも早く 先ずは重症化リスクのある高年齢者の方々への接種が完遂され、その後は全ての接種希望者への接種が滞りなく行なわれることを期待して止まないところであります。

 

ところで そんな中、ニッチな話題となっているのが「余ったワクチンの扱い」です。

1本の薬瓶から(希釈して)5~6回分が用いられ 保存期間(時間)が限られるコロナワクチンは、接種日当日の(被接触者の)人数によっては 状況によって「余剰分」が発生する可能性があります。

この分の扱いについては 接種主体である自治体の裁量に任されており、いずれにしても むざむざ破棄するような無駄を起こすことの無いよう〝最後の一滴まで活用〟するために「臨機応変な対応」が求められています。

ただ、臨機応変とはいっても「わが自治体は このように対応します。」との〝明言〟がないままに処(しょ)すると、一部の人からは「なんで あんな使い方をしたんだ。」というような〝苦情〟が寄せられる可能性もあり…現に 他の自治体においては「余ったワクチンの行方」についてニュースになることも散見されています。

これらを踏まえ 私の立場から、26日の市とのレクの場で「どんな形にせよ「(余ったワクチンについては)長野市は このルール(方式)をもって無駄の出ないよう対応します。」と明言することが肝要。それ(余剰分の扱い)に対しては賛否は付きまとうものだけれど、そこは毅然とした姿勢で(余剰分の扱いを)明言することで 市民の理解は得られると思う。」と強く進言したところです。

 

その後 市(市長)の方から、余剰ワクチンの扱いについて〝明言〟があり これを評したものでした。

(この場合の「余剰ワクチン」とは「集団接種」での余剰ワクチンです。各医院の「個別接種」での余剰分は、各医院の裁量で「キャンセル待ちリスト」等により有効活用されることになっています)

 

 

 

それによると、長野市の集団接種会場で ワクチンが余った場合には、会場周辺の高齢者福祉施設等に連絡を取って、未接種の職員さんで都合のつく人に来場してもらい 接種を行なうとのこと。

それでも余った場合は、現場で対応にあたるスタッフに接種することで〝一滴の無駄も出さない〟ように努めるとのことであります。

 

 

 

 

この〝扱い方〟については それでも賛否があることと思いますが、余剰分については、何十人分も余ることは考えにくく、(余剰が)出ても数人分であろうことから この〝二重対応〟によって、先ずは無駄を出さず 一人でも多くの人にワクチン接種を行なうという所期の目的には資することができると評するところであります。

 

いずれにしても、あまねく希望者への早期の接種が求められるコロナワクチン。

急がず・争わず、そのうえで 確実に・全ての希望者に、安全のうちに接種が行なわれることが期されるところです。

 

 


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5月26日(水)、長野市域内で新た3件のコロナ陽性感染者が発生/中心市街地に「鹿」が現れる

2021-05-27 | 日記

5月26日(水)、長野市域内で新たに3件(市1081~1083例)のコロナウイルス陽性感染者が発生したことが報告されています。

 

 

 

 

その概要は下記のとおりです。

・市(1081例目)/20歳代女性(軽症)

  時 系 列  5月22日/倦怠感⇒24日/検査⇒入院調整中

  感染経路   不明

  濃厚接触者 同居者1名 同居以外の10名

 

・市(1082例目)/50歳代女性(軽症)

  時 系 列  5月22日/喉の違和感など⇒24日/検査⇒25日/入院調整中

  感染経路   市1076例目の同居者

  濃厚接触者 無し

 

・市(1083例目)/50歳代男性(軽症)

  時 系 列  5月22日/発熱・咽頭痛など⇒24日/検査⇒25日/入院

  感染経路   県4617例目の接触者

  濃厚接触者 同居者2名 その他調査中

 

 

 

 

なお この日、これ(コロナ禍)とは別に「長野市中心市街地(中央通り~善光寺境内)」に「鹿」が出没!」のニュースが流れました。

で、この報…一見〝ヒトの社会のコロナ禍〟とは無関係に思われるところですが、何というか〝疫病つながり〟のような形で、関連性を感じてしまったものでした。

 

この日(26日)、報道ならびに所管課情報(いのしか対策課)により、長野市の中心市街地に「鹿」が現れたことが伝えられました。

ニュース映像では、市のど真ん中にある「中央通り」を 善光寺方面に向かってひた走る鹿の姿を捉えた〝視聴者スクープ写真〟が。

 

 

 

 

未明に市内(県信用組合本店前)で目撃された鹿は、中央通りを北上し 若松町を経て「善光寺」の境内に入り、そのまま「大本願」の建物内に侵入したとのこと。

 

 

 

 

大本願の建物に迷い込んだ鹿は、大本願の中(廊下)を徘徊した末 昇降口付近で捕獲され、最終的に山に戻されたそうな。

 

 

 

当時の模様を、大本願のO総務主任が やや驚きをもって回想されていました。

 

 

 

 

信州善光寺さんには「牛に引かれて善光寺参り(詣で)」という寓話がありますが、まさか「鹿」が善光寺を詣(もう)でる?ことになろうとは…ややビックリの報でありました。

いずれにしても、ケガ人等が発生しなかったのは 幸いというところであります。

 

 

 

 

なお 一連の状況は、後刻の行政情報として 所管課(いのしか対策課)から、議員宛にも配信されています。

 

 

 

 

長野市においては、過去には JR長野駅構内に「熊」が出没したこともあり、間近に山部を背負う地勢においては 可能性が無いとはいえない中で起こった事案でありました。

 

(2012年の〝熊出没〟ニュース)

 

 

 

この報に接し、地元の猟友会(信州新町エリア)の人(Nさん)に水を向けると「今、特に「鹿」は 山ン中で増えに増えている。だから その一頭や二頭が 里(市街地)に下った(現れた)ところで何の不思議もねぇサ。」とのこと。

その一方で「ところが、だ。オレの(狩猟)領域の西山エリアでは、鹿の増え具合に対して「猪(イノシシ)」の数が減ったような気がすんだよナ。こないだの冬も、鍋でもやろうと山に入ったけれど 結局一頭もお目にかからなかった。鹿と猪の個体数のバランスが狂ってきてるんじゃねーの。」とのことでした。

 

その背景には、おそらく「豚熱」の影響があるのではないかと思われます。

 

 

 

「豚熱(CFS)」は〝豚コレラ〟とも呼ばれ、豚類⇔豚類に蔓延する伝染病で、豚の育成を生業とする養豚業者の間で恐れられています。

一度(ひとたび)豚舎で発生すると、いわば〝3密状態〟にある飼育豚全体に感染が及び、他の畜舎にも容易に飛び火することから、感染=全豚の殺処分となる 非常に厳しい感染症と申せます。

で、その感染の媒体として挙げられているのが 他でも無い「野生のイノシシ」とのこと。

いずこからか豚コレラを背負うことになったイノシシが、山野を縦横無尽に駆け巡り〝望まれない(豚コレラの)キャリア(運び屋)〟となってウィルスを蔓延させる。非常にやっかいな存在となっているそうなのです。

現在、長野市周辺には 養豚を営む人が居ないために、(ここいら周辺で)その手の実害は報告されていませんが、件のNさん曰くの「西山でイノシシ激減」のお話しなどを総合すると、県域内でも「豚コレラ」が広がっている状況にあるのかもしれません。

 

長野市所管課(いのしか対策課)によると、実数は それほど多いとまでは言えないまでも、検査されたイノシシの中にも 相当数の「陽性個体」が確認されていることが報告されています。

 

 

 

ここのところにおいても、信州新町エリアや若穂エリアで陽性個体が現認されていることが判ります。

 

 

 

 

現下、ヒトの社会では「新型コロナウイルス禍」が蔓延し さまざまな影響が及ぼされておりますが、他方 動物の世界にも「ウィルス」が発生し、豚=豚コレラ・鳥=鳥インフルエンザ・牛=狂牛病など、そちらの〝社会〟でも、感染症の蔓延により さまざまな影響が及ぼされていることが実感されるとことろです。

 

 

「コロナ禍」の中での〝シカ出没ニュース〟に接し、さまざまなことを考えさせられたところでありました。

 


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コロナワクチン集団接種「リハーサル」が実施されました

2021-05-26 | 日記

5/25 Tue.

 

長野市で、65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナワクチンの「集団接種」に向け、手順を確認する「リハーサル」が行なわれたことから 見学に足を運びました。

 

 


この日「リハーサル」が行なわれたのは、集団接種会場のひとつである『アークスホール』です。

 

 

 

 

長野市における65歳以上の高年齢者は 約11万人おられ、そのうちの約4万人の方々が「集団接種」に臨むと想定されています。

その受け皿としての集団接種会場は、市内9ヶ所の施設等に設けられることとなっており、来る5月29日(土)から 第一回目の接種が始まることになっています。

一ヶ所の接種会場に多くの市民が集まることから、一連の〝流れ〟を把握し 遅滞や混乱なく接種が順調に行なわれるよう、この日の「リハーサル」となったところです。

 

 

 

 

会場では、実際に接種作業(人員整理等)を担う市職員や保健師が 被接種者の受付け→接種→待機(経過観察)→退場までの一連の流れを確認していました。

この日は 市内の看護学生など30人余りが被接種者役となり、本番と同様に 手順に基づいて受付けに臨んでいました。

 

 

 

 

受付けでは、予(あらかじ)め予約したデータに基づき申告がされ、保険証や接種券で本人確認が行なわれた後に 次の段階(予診票記入)に進みます。

 

 

 

 

受付けを済ませた人は「予診票」に必要事項を記入し、次の段階へ。

 

 

 

 

記入された「予診票」を確認したうえで、個々に「検温」を行ないます。

より確実な体温を測るため、体温計を用いることになっています。

 

 

 

 

一連の確認作業を終えた被接種者は「予診」スペースで最終チェックに臨みます。

 

 

 

 

その後「接種」スペースに入り、利き腕と逆の腕(上腕部)にワクチンが接種されます。

 

 

 

 

ワクチンを接種された人は、直ちに退場することなく 先ずは「接種済書」の交付を受けます。今回のコロナワクチンについては 2回の接種が求められていることから、この事後の手続きが大切になってまいります。

 

 

 

 

そのうえで 万が一の「副反応」の発生が無いか などを見極め、安全を確認したうえでご帰宅いただくよう「観察」スペースで、約15分間 安静にしていただくこととなっています。

 

 

 

 

今回の「リハーサル」の中で、おそらく「予診票」の記入と 検温を含めた確認作業に時間がかかり、その箇所が〝渋滞〟してしまうのではないかと感じられました。

特に 今回の被接種者が65歳以上の高年齢者ということもあり、この箇所では それ相応の補助が必要になるのではないでしょうか。

また、接種自体とは離れますが、自家用車で来場した人の 駐車の段階での混雑も懸念されます。

いわば 注射の前の〝駐車〟の段階での混雑・混乱が起きないような配慮も必要かと。

いずれにしても 被接種者が65歳以上の高年齢者ゆえに、配慮に配慮を重ねる必要性を実感しました。

このことについては 所管課に伝え、善処する旨とのことでありました。

 

 

市も市民も 初めての経験となる「コロナワクチン集団接種」さまざまな想定・シミレーションを行ない、兎(と)にも角(かく)にも 事故なく全ての接種が完遂されることが求められています。

接種に伴う副反応の発生はもとより、接種に出かけてご自宅に帰るまで 大過なく行程を踏んでいただくことができるよう、最大限の配慮が期されるところであります。

 

 

 

 

 

 

◇長野市域のコロナ感染状況

5月25日(火)、長野市域内で 新たに2件のコロナ陽性感染者が発生したことが報告されています

 

 

 

 

その概要は下記のとおりです。

・市(1079例目)/10歳代女性(軽症)

  時 系 列  5月21日/倦怠感⇒24日/検査⇒入院調整中

  感染経路   県外への往来アリ

  濃厚接触者 同居者3名 その他調査中

 

・市(1080例目)/30歳代女性(軽症)

  時 系 列  5月21日/咳⇒24日/検査⇒入院調整中

  感染経路   不明

  濃厚接触者 無し

 


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長野市域内で新たに3件のコロナウイルス陽性感染者が発生

2021-05-26 | 日記

5月24日(月)、長野市域内で新たに3件(市1076~1078例)のコロナウイルス陽性感染者が発生したことが報告されました。

 

 

 

 

その概要は下記のとおりです。

・市(1076例目)/60歳代男性(軽症)

  時 系 列  5月21日/発熱⇒22日/検査⇒入院調整中

  感染経路   市1066例目の濃厚接触者

  濃厚接触者 同居者1名

 

・市(1077例目)/40歳代女性(軽症)

  時 系 列  5月21日/発熱・頭痛など⇒22日/検査⇒23日/入院調整中

  感染経路   市1074例目の濃厚接触者

  濃厚接触者 無し

 

・市(1078例目)/60歳代男性(軽症)

  時 系 列  5月19日/倦怠感⇒22日/検査⇒23日/入院調整中

  感染経路   不明

  濃厚接触者 同居者2名

 

 

長野市においても、来る5月29日から コロナワクチン集団接種が開始されることとなっており、現在 その準備が佳境に入っています。

適宜 レポートしてまいります。

 


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長野市南部働く女性の家〝見直し(廃止?)〟説明会 ~案の定 紛糾の場に~

2021-05-25 | 日記

5/24 Mon.

 

この日、長野市篠ノ井にある市有施設『南部働く女性の家』が「その役割を終えた」との理由から 用途を見直すこととされ、そのために そこ(女性の家)で行なわれる生涯学習講座等も見直しの対象となるとのことから、その(見直しの)内容などについて 受講者さんらを対象にした説明会が行なわれました。

平日の日中にも拘わらず 会場には多くの出席者があり、関心の高さが窺(うかが)われました(なお会場は コロナ対策に万全が期されていました)

 

 

 

結論から言って、会議は紛糾。

所管課(人権男女共同参画課)が説明に臨むも、その内容が非常にややこしく 参加者さんたちにとって判然としないものとなり、みなさん一様に釈然としない表情で時間経過を余儀なくされることとなりました。

 

『働く女性の家』は、昭和47年に施行された「勤労婦人福祉法」に基づき「女性労働関係の福祉増進等を目的」とし 全国(各自治体)に設置(努力義務)され、女性の社会参加の拠点として活用されることとなりました。

長野市においては、昭和53年 柳町に『長野市働く婦人の家』が開館、その後 平成元年に『南部働く女性の家』が開館、現在に至っています。

 

 

 

『南部働く女性の家』においては 140近い講座が開設され、さまざまなジャンルで女性を中心に多くの方々が生涯学習に勤(いそ)しんでおられます。

過般開催された発表展示会では、それは多くの素晴らしい作品が展示されており その素晴らしい出来映えには感心させられるばかりでした。

 

 

 

これら有形の作品以外にも、外国語教室などの教養講座・ヨガなどの軽運動・コーラスやダンスなどの文化活動などの無形の講座などがあり、参加者の方々は 参加する講座を通じて教養を高めたり健康増進を図るなどして、それぞれに充実した時間を過ごしておられるのです。

 

 

ところが、そんな有意義な活動拠点が さまざまな〝行政都合〟によって「見直し」にかけられることに。

市によると、前掲の根拠法(勤労婦人福祉法)によって 施設(女性の家)が設置されるも、その後 平成7年の「改正男女雇用機会均等法」により、女性の家の設置努力義務が解除され、さらに 平成11年に施行された「男女共同参画社会基本法」では、女性の福祉増進が女性活躍推進等に施策が方向転換され、もって『働く女性の家』の役割は終了した とされたのでした。

さらに、市有の公共施設の将来像を占う「公共施設マネジメント」に基づき 令和2年に策定された「長野市公共施設個別施設計画」の中で『働く女性の家(2施設)』については、機能の方向性→廃止/建物の対策→転用 とされたことから、かかる『南部女性の家』についても それらの方針により「見直し」の対象となり得ることが伝えられたのでした。

 

 

 

ひと亘りの市の説明の後、質疑・要望の時間が設けられました。

すると案の定 多くの参加者が挙手され、今回の市の方針に対し 疑問の声や、自分が参加する講座が廃止されてしまうのではないかとの不安の声、さらには 説明の内容そのものが分かりにくく理解に苦しむといった声も寄せられました。

 

 

 

市の説明の〝分かりにくさ〟の一つに、市と指定管理者との関係性があると思われます。

『南部女性の家』は、市が設置し 民間の指定管理者が管理運営を担っていますが、実施する講座について、一部のものは市の方針に基づいて行ない、一部のものは指定管理者の裁量(自主事業)として行なわれており、その継続について その場で訊かれても「やる・やらない」を即答できない〝もどかしさ〟がつきまとっているのです。

さらに、この施設の指定管理者の契約期限が 今年度で終了することもあり、今後の運営母体にとっては 講座などの〝中身〟も大きく変わる可能性もあることから〝即質・即答〟とならず…そのため 市の返答も「この場では何とも…」と 奥歯にモノの挟まったような発言に終始、出席者さんは〝モヤモヤ感〟を募らせるばかりでありました。

 

(今後の男女共同参画事業の展開図)

 

 

また 中には「長野市は「健康寿命延伸」を標榜しておきながら、その(健康寿命延伸の)拠点を奪うことは 明らかな行政矛盾ではないか。」とか「例えば 市の都合で土地を収用するときには〝代替地〟を用意するもの。今回も いわば市の都合で施設機能を廃止するのならば、代わりの活動拠点を用意するべきではないか。」などの 非常に当(とう)を得た意見も出され、発言によっては 思わず賛同の拍手が起きる場面もあったのでした。

 

 

 

 

この日は 夜の時間帯にも同様の説明会が行なわれ、参加者さんからは やはり同様の反応が示されていました。

 

 

 

 

今回の説明(会)は、根拠法の変遷⇔市の公共施設マネジメント(個別施設計画)の策定⇔今年度での指定管理者の契約満了 との〝複合要素〟が いわばごちゃ混ぜになってしまい、参加者さんにとっては「寝耳に水」のうえに ややこしい話しを聞かされ、非常にストレスの残る内容となったことと拝察されます。

 

そのうえで これまでも私は、市の将来を見据えた中で 維持費のかかる市有施設の見直しは 万(ばん)やむを得ないものの、そのことだけで 今を生きる方々の活動拠点を奪うことは片手落ちと言わざるを得ないことを主張してきており、そういう点において この日の〝働く女性の家問題〟は その典型的な事例と捉えられます。

で、このまま 市の〝行政都合〟を許せば、施設が減るに合わせて 市民の活動拠点が奪われるばかり…このことについては、私(議会人)とすれば、総論については賛意を示したものの 各論について市民に対する補償が示されない以上「ハイ分かりました。」と言うワケにはまいりません。

繰り返せば、市有施設を見直す(削減する)というのなら、そこで活動する市民の〝代替拠点〟を用意したうえで話しを持ってこいというところであり、その補償も無いままにいきなり「出てゆけ」と言わんばかりの措置は、あまりに荒っぽいと言わざるを得ないでしょう。

 

今回の説明会を受け、私の下(もと)には さらに多くの懸念の声が寄せられることとなりました。

これらの〝切実な声〟を踏まえ、関係者と協議を始め 然るべくアクションを興す下支えをしてまいりたいと思います。

あくまで市民が主体。私は黒子(くろこ)に徹しつつ、市民の声が具体を帯びるものになるよう 陰ながら力を尽くしてまいりたいと存じます。

 


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余剰分のコロナワクチン =担当大臣の発言に思う=

2021-05-23 | 日記

新型コロナウィルス禍の蔓延に伴い、人と人との交流の場が限られて(少なくなって)いるのは ご案内のとおりです。

時節は初夏。一年の中でも 梅雨入り前の非常にイイ季節…本来であれば、気のおけない者同士や家族が連れ立って行楽に出かけ 日本の四季を謳歌するところでありますが、現下のコロナ禍の下(もと)においては それも憚(はばか)られているのが実状であります。

それでも、3密を回避するなどの コロナ対応の社会常識を遵守したうえでの「お出かけ」は、何ら差し支えのあるものではありませんので、初夏の好日、みなさまにおかれましても 社会通念上の(コロナ禍における)常識のうえに立って、適宜にリフレッシュできる時間を設けていただければと存ずるところです。

私も過日、有志の方による屋外の活動に同行させていただきましたが、参加者の方々は 青空の下で大いにリフレッシュされた感でありました。

 

コロナ禍によるストレスは、人の心を 何というか真綿で締めるようにジワジワと閉塞に追い込んでいるように思えます。

現下のコロナ禍は、ウイルスによる身体への(健康)被害に併せて そのこと(コロナ禍)が招く、社会経済への影響(被害)や、(前述のように)ストレスに伴う精神面での被害も少なからず発生していることもまた事実です。

まさに長期戦となった 新型コロナウイルスとの戦いの中、私たちは いわば地に足を着け、心身共に安定感をもって社会生活を送るべき…そんな中にあっては、あまりにギスギスした緊張の日々ばかりでは無く (コロナ対策に万全を期したうえで)適宜にリフレッシュする時間を持つことも大切、と感じたところでありました。

 

 

 

 

 

 

 

◇余ったワクチン廃棄は「許しがたい状況」河野ワクチン担当大臣の発言

21日の会見で、新型コロナウイルスワクチン担当の河野行革相が、一部の自治体において 余ったワクチンを(接種券を持たない人に接種しないなどとして)廃棄しているケースがあるとして、その対応を厳しく批判したことが報じられました。

河野大臣は「接種券がない人に(余ったワクチンを)打てないという 誤った指導を行なっているところがある。そうした結果、貴重なワクチンが廃棄されているというのは極めて許しがたい状況である。」と述べたとのこと。

 

 

 

そのうえで「批判を恐れてワクチンを廃棄することが無いよう、自治体の裁量で有効活用してほしい。」と強調、さらに「自治体がやったことで批判があれば、私が責任をとる」とも述べたことが伝えられていました。

 

 

 

 

この報道に接し、私は言いようのない違和感のようなものを覚えました。

河野担当相の言い分は「コロナワクチン接種の「実施主体」は 各自治体なのだから、ワクチンの配分や 今回のように余ったワクチンについては、自治体の裁量で どのように有効活用すべきか判断すべき。」というのでしょう。

しかしながら、(それ以前に)ワクチンの供給などの接種事業の大元(おおもと)については 国の責任で行なわれていると同時に、厚労省による厳格な管理大勢の下で運用されており、自治体は国の いわば指針に基づいて接種事業を行なっているのが実際のところです。

もとより 各自治体においては、かつて経験したことの無い「コロナワクチン接種」という〝難事業〟に臨む中、先ずは市民に健康被害が及ばないような接種を、その次には あくまで「基本ルール」のうえに立って 公平・公正に基づいた中で接種を粛々と行なうことになっています。

いわば 各自治体は、ワクチン接種そのものは〝主体〟として行なうものの、その管理等の技術的な面は、あくまで国の指導に基づいて矢面に立っているのです。決して、各自治体の独自の判断で接種事業に臨んでいるのではないのです。

 

そんな中、いわばイレギュラーな状況から ワクチンが余ってしまった場合はどうしたら良いか。

私が疑問に思うには、国が あれだけ厳格に「ワクチン供給計画」を立て、ワクチンの管理や接種方法について 各自治体へ〝全国一律の指示〟を出しているのに、いざワクチンが余ったときの対応については 何ら明確な方針も出さずに、ただ「無駄にしないように有効活用を」と謳(うた)っているだけでは、これは〝国の方針の片手落ち〟と言わざるを得ないでしょう。

何というか、それまで厳重に鎖でつないでおきながら いきなり野放しにされたような戸惑いとでも申しましょうか。

 

このこと(余剰ワクチンの扱いについて 国の方針が示されていないこと)は 各自治体において、無用の混乱と 市民からのあらぬ批判を招く要因にもなっています。

ある自治体においては 余ったワクチンを首長などの行政職員に接種したことで「不公平だ!」との批判の要因となり、それらの批判(混乱)は 余ったワクチンを臨機応変に活用する自治体の〝裁量〟に大きなブレーキをかけることになりました。

そんな状況下では 自治体によっては「ワクチン有効活用」よりも「市民からみた公平性の担保」を優先し、余った分は破棄しよう…となってしまったのかもしれません。

 

確かに 貴重なワクチンを廃棄してしまうことは「もったいない」の最たるものであることは間違いのないところでありますが、このこと(ワクチンが余ること)は 当初から想定されていたことから、国においては ワクチンの供給などにおける指針の提示の際に「万一 ワクチンが余ったときには、具体的にこのように対応(活用)してください。」などと 予め(具体的に)示しておくべきだったでしょう。

厚生労働省によると、コロナワクチン接種に関する「自治体向けの手引」の中で「ワクチンが余った際は 別の者に接種できる方法については 各自治体で検討すること。」としているようですが、これ(余剰ワクチンの使い方)を自治体の判断に負わせるということは 即ち自治体によって差異が生じることにもなり、それがひいては市民(国民)の不公平感による不満要因にもなってしまうのではないでしょうか。

そのうえでの、担当相の〝怒りの会見〟は、いわば 教え子に基本的な指導をしないでおきながら、イザ生徒が粗相(そそう)したときには いきなりそのことを叱りつける、身勝手な学校の先生の所作にも似たりと映ったものでありました。

 

そのうえで「批判が起きたら 私(河野大臣)が責任を取る。」とは、非常に聞こえはイイのですが、何かあったら 大臣が文句をいう市民(国民)の下(もと)に出向いて謝罪してくれるのでしょうか。

大臣(担当省)がすべきことは、批判が起きたら責任を取るのではなく、批判が起きないように(誰もが納得できる)「基本ルールの指針」を(各自治体に)示すことなのです。

 

今後、ワクチン接種が進めば進むほど 日々余剰ワクチンが生じてくるところであり、その有効活用については、誰もが納得できる〝ルール化〟を施したうえで(余剰ワクチン接種を)行なうべきと思います。

そのうえで、私の立場でも 長野市における余剰ワクチンの扱いについて照会し、改めてご報告してまいりたいと思っております。

 

 

 

 

 

◇長野市域のコロナ感染状況

5月22日(土)・23日(日)、長野市域内で 合わせて6件のコロナ陽性感染者が発生したことが報告されています

 

 

 

 

その概要は下記のとおりです。

5月22日(土)

・市(1070例目)/30歳代男性(軽症)

  時 系 列  5月18日/咽頭痛・頭痛⇒21日/検査⇒入院調整中

  感染経路   不明

  濃厚接触者 同居者3名

 

・市(1071例目)/50歳代男性(軽症)

  時 系 列  5月10日/咳・倦怠感⇒20日/検査⇒21日/入院

  感染経路   不明

  濃厚接触者 同居以外の1名

 

・市(1072例目)/10歳未満男児(軽症)

  時 系 列  5月20日/発熱・咳など⇒21日/検査⇒入院調整中

  感染経路   市1038例目の同居者

  濃厚接触者 同居者1名

 

・市(1073例目)/40歳代男性(軽症)

  時 系 列  5月19日/発熱・咳など⇒20日/検査⇒21日/入院調整中

  感染経路   県外との往来アリ

  濃厚接触者 無し

 

5月23日(日)

・市(1074例目)/40歳代女性(軽症)

  時 系 列  5月15日/咳・咽頭痛⇒21日/検査⇒22日/入院調整中

  感染経路   市1068例目の同居者

  濃厚接触者 同居者1名 同居以外の1名

 

・市(1075例目)/10歳代男性(無症状病原体保有者)

  時 系 列  5月21日/検査⇒22日/入院調整中

  感染経路   市1068例目の同居者

  濃厚接触者 同居者1名 同居以外の2名

 

 

 


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コロナワクチン接種「集団接種」予約受付開始 ~親切対応と効率化の狭間(はざま)で

2021-05-21 | 日記

5/21 Fri. 

 

新型コロナウィルス感染症〝収束(終息)の決め手〟とされる「ワクチン接種事業」について、長野市は この日(21日)から「集団接種」の受付けを開始しました。

 

 

 

かかる「ワクチン接種受付け」については さきに本ブログでも触れたとおり「ワクチンコールセンター」における一括受付け→最低限の内容聞き取り→「コールバックセンター」からの折り返し(電話)作業 との分掌(ぶんしょう)受付態勢で臨んでおり、一人でも多くの市民(申込者)の予約が受けられるよう 最大限の努力が講じられています。

 

今回の(ワクチン接種)予約の〝肝(きも)〟は「コールバックセンター」の業務です

最初にかけた電話においては 一人当たりにかかる所要時間をできるだけ短く済ますために、その通話内容は 氏名・電話番号(ナンバーディスプレイによる確認)・希望する接種会場の確認に止(とど)め、一旦電話は切られることになります。

そのうえで その予約者情報が「コールバックセンター」に回され、担当(市職員)がコールバック(折り返し電話)をかけたうえで、ワクチン接種予約券番号の照合や希望接種会場と実際の接種会場との突合(確定)・さらに具体的な日時・接種時の注意点などの説明を行なうのです。

 

       

 

 

この コールバック業務…この折り返し電話のやり取りが、ある意味大切なものとなります。

基本的には (前述のとおり)ワクチン接種予約券番号の照合・接種会場の確定・当日の注意点などを効率よく済ませて 次の人に当たるべく粛々と(電話対応に)臨むところではありますが、予約者(65歳以上の高年齢者)におかれては、何かと不安を抱えながら電話をかけるも、最初の時点では 氏名などの最低限の内容だけで電話が切られた中、後日かかってきた折り返し電話に対しては、胸の内にある疑問点や不安材料などについても話したいことも きっとおありのことでしょう。

そんな予約者の方々に対し、効率第一主義で機械的に対応してしまえば、それは市民の不安に向き合うことの無い いわば冷たい対応と誹(そし)られるところであり、かといって 長々と一人の方(かた)に関わっていれば、折り返し電話を待つ多くの方々へのコールバックが滞(とどこお)ってしまうことにもなりかねない…したがって「コールバックセンター」で業務に臨む職員は、いわば〝親切対応と効率化の狭間(はざま)〟で苦しむ…というと いささか大げさではありますが、いずれにしても 予約者(65歳以上の高年齢者)の心情に寄り添い、不安なく接種当日を迎えることができるよう 適切対応に努(務)めているところであります。

 

 

とりわけ初日のこの日は いわば〝予約の入口〟である「コールセンター」の電話がつながりにくい状況になったことや、

 

 

 

また、約3万9千人に上る「集団接種」の希望者(予約者)の方々に個別に対応する都合上「コールバック」に相当の時間(日時)を要する可能性があることが報じられていました。

 

 

 

いずれにしても、市(行政)にとっても市民にとっても 過去に経験の無い事業(ワクチン集団接種)に取り組む中、兎(と)にも角(かく)にも 安心安全のうちに確実な接種が完遂されることを第一義とし、それぞれの立場で事(こと)に臨むべきことは言うまでもないところであります。

 

 

 

 

 

◇長野市域のコロナ感染状況

5月21日(金)、長野市域内で 新たに2件のコロナ陽性感染者が発生したことが報告されています

 

 

 

 

その概要は下記のとおりです。

・市(1068例目)/50歳代男性(軽症)

  時 系 列  5月16日/発熱・喉⇒18日/検査⇒19日/入院調整中

  感染経路   不明

  濃厚接触者 同居者3名

 

・市(1069例目)/70歳代女性(軽症)

  時 系 列  5月18日/喉・倦怠感など⇒20日/検査⇒入院調整中

  感染経路   市1066例目の濃厚接触者

  濃厚接触者 同居以外の1名

 


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5月20日(木) 長野市域内で 新たに6件のコロナ陽性感染者が発生

2021-05-21 | 日記

◇長野市域のコロナ感染状況

5月20日(木)、長野市域内で 新たに6件のコロナ陽性感染者が発生したことが報告されています

 

 

 

 

その概要は下記のとおりです。

・市(1062例目)/60歳代男性(軽症)

  時 系 列  5月6日/喉の違和感⇒17日/検査⇒19日/入院調整中

  感染経路   不明

  濃厚接触者 同居以外の5名

 

・市(1063例目)/60歳代女性(軽症)

  時 系 列  5月12日/咽頭痛⇒17日/検査⇒19日/入院調整中

  感染経路   市1062例目の同居者

  濃厚接触者 無し

 

・市(1064例目)/60歳代女性(軽症)

  時 系 列  5月17日/発熱⇒18日/検査⇒19日/入院調整中

  感染経路   市1059例目の同居者

  濃厚接触者 無し

 

・市(1065例目)/20歳代男性(軽症)

  時 系 列  5月13日/発熱・咽頭痛⇒18日/検査⇒19日/入院調整中

  感染経路   市1059例目の同居者

  濃厚接触者 無し

 

・市(1066例目)/90歳代女性(無症状病原体保有者)

  時 系 列  5月18日/検査⇒19日/入院調整中

  感染経路   市1059例目の同居者

  濃厚接触者 調査中

 

・市(1067例目)/50歳代女性(無症状病原体保有者)

  時 系 列  5月19日/検査⇒入院調整中

  感染経路   市1059例目の同居者

  濃厚接触者 無し

 

 

 

 

なお 長野県域内においては、コロナ感染多発エリアが 何というか域内を巡っている感であります。

この頃では 諏訪エリアで感染が多発した時期があり、それが その後は松本エリアに移動、そして ここのところは南信エリアで感染拡大の様相となっており、県は20日になって、伊那市など南信の5市町村を コロナ感染警戒レベル「5」に引き上げることとしました。

 

 

 

感染警戒レベルが引き上げられたのは、伊那市・駒ヶ根市・箕輪町・南箕輪村・宮田村で エリア内で行き来が多い一帯をまとめて対象としたとのことです。

 


 

 

そして 折りも折、20日頃から梅雨前線が列島を縦貫したことで降水(雨)量が多くなったことから、県の南部を中心に「土砂災害警戒情報」が発令されています。

 

 

 

 

さらに 飯田市と南木曾町では、改定となった気象警報のうちの「高齢者等避難の情報」が発出される事態となっています。

 

 

 

 

南信エリアにおいては、コロナ禍と大雨による〝ダブルリスク〟を抱えることとなり、今後 避難所などの設営の際には、住民を豪雨災害から守ると同時に、コロナウィルス感染症からも守らなければならなくなり、当該の自治体においては 二重三重(ふたえみえ)の安全対策に追われていることと拝察されるところです。

「(厄難は)重なるときは重なるものだ…」との嘆き節が聞こえてきそうでありますが、当該自治体においては 県とも連携しながら、早期の適切対応が求められるところでありましょう。

で、このことについては いつも述べておりますが「明日は我が身」…遠く離れた南(南信)のことだ と看過せず、我がこととして捉え 必要に応じては自治体横断的な支援も視野に、事態を注視すべきと思うところであります。

 

なお、長野市においても「大雨警報」ならびに「洪水注意報」が発令中です。

予断なきは他の自治体と変わりはありません。

 

 

 


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避難情報が変更→避難勧告が「避難指示」に一本化

2021-05-20 | 日記

今週に入って 列島は雨模様の日が続き、各地域で「梅雨入り」が報じられるに至っています。

それも 軒並み例年より早くなっており、九州エリアから東海エリアについては いずれも例年より20日前後も早い梅雨入りとのこと。このままいけば、私たちの住む関東甲信エリアも、例年よりかなり早く梅雨入りすることになるのではないでしょうか。

 

そんな中 内閣府は、大雨などの災害時に自治体が発表する避難情報について「避難勧告」の表現を廃止し「避難指示」に一本化するなどし、20日から運用を開始したことが伝えられました。

 

 

 

 

避難などに関する情報は、一昨年から 5段階の大雨警戒レベルに分けて運用されてきましたが、その内容(警戒レベルの分別)が分かりにくく (警戒を発しても)必ずしも的確な避難につながっていないとして 再び変更されることとなりました。

 



 

 

その概要は下記のとおりです

レベル3→「高齢者等避難」:これまでの「避難準備」から改称。

「高齢者や体の不自由な人は避難を始めてください」と呼びかけられます。

レベル4→「避難指示」
これまでは「避難勧告」と「避難指示」がありましたが、違いが分かりにくいとして一本化されました。危険な場所にいる人には 全員の避難が指示されます。

この情報については、土砂災害警戒情報や氾濫危険情報など 従来の「避難勧告」のタイミングで発表されます。

対象エリアの住民は、この「避難指示」の段階までに危険な場所から避難することが求められることになります。

レベル5→「緊急安全確保」
従来の「災害発生情報」に代わって設けられ、災害が発生しただけでなく〝切迫〟している状況で用(もち)いられます。

周辺の状況を確認して近くの頑丈な建物に移動するほか、外に出ることも危険な場合は 建物の2階以上や崖から離れた場所に移動するなど 少しでも安全な場所で「命の助かる可能性の高い行動」を取ることを求めています。

この「緊急安全確保」は いわば究極点での発表になることから、いずれにしても 住民はレベル4の「避難指示」の段階までに避難をすることが重要になるとのことであります。

 

 

 

大雨などの災害時の避難については、最終的には そこに居る(暮らす)住民の自主判断に負うところが大きいことから、自治体においては 住民が迷うことなく「逃げよう!」と的確に判断し、素早く避難行動が取れるよう 今回の避難情報の変更を行ないました。

まさに「命あっての物種(ものだね)」の価値観に立ち、「まだ大丈夫」などの〝正常化バイアス〟に依(よ)らない早め判断の下「命を守る行動」に移ることが何より重要であることは言うまでもありません。

 

今年 列島各地で伝えられる、例年に増して早い梅雨入りは すなわち各地で大雨が降るのではないかとの懸念材料をもたらすことになっており、それだけに私たちは この日公表された「避難指示」への統一などの警報の「表現」の変更を再確認し、イザというときに早めの行動が取れるよう 改めて自認(自覚)すべきと思うところであります。

 

 

 

 

去る5月13日は、あの『令和元年東日本台風』から1年7ヶ月が経過した日でありました。

その日に前後して被災地を巡ると、湧水期を前に 堤防の復旧(強靱化)が進捗(完了)している様子が現認されました。

 

 

 

長沼エリアにおいては、復旧(強靱化)した堤防の覆土の上に草が生い茂るようにもなっていました。

 

片やの篠ノ井塩崎エリアにおいては 堤防の強靱化が進み、工事対象区間の堤防がしっかりと再整備されておりました。

 

 

 

残された工期のうちに 嵩上げされた堤防上の堤防道路の舗装を待つだけになっております。

 

 

 

 

今年の〝天気回り〟は 一体どのようなことになるのでしょうか。

前述のとおり、例年に増して早い梅雨入りが どのような気象状況をもたらすのかは、まさに お天道様しか知る由もないところでありますが、いずれにしても私たちは いかなる状況になろうとも、イザというときには 究極的に「命を守る行動」これを早いタイミングで取ること。これだけは遵守すべきところであります。

 

  


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【大切なお知らせ】新型コロナウイルスワクチン「集団接種会場」が拡充されます

2021-05-20 | 日記

5月19日に「長野市プレスリリース」として、これから実施される「新型コロナウイルス ワクチン集団接種」について、会場など態勢が拡充されることが正式に発表されました。

 

 

以下、後のニューステロップ等も併用してお伝えします。

 

 

 

 

長野市では、65歳以上の高年齢者を対象にした「コロナワクチン接種事業」について、基礎疾患の無い人については いわゆる〝かかりつけ医〟などで受ける「個別接種」と、施設などに(接種会場を)設置する「集団接種」のいずれかで接種していただくこととなっています。

長野市における65歳以上の高年齢者の人口は 約11万人。このうち「個別接種」に行かないと予想される 約3万8,800名の人たちに接種を見込む「集団接種」の会場について、当初は(市内)6か所を予定していましたが、国が「7月中に接種完了を」の目標を打ち出したことから、これに対応するため 会場数と接種時間帯を増やすことにしたものです。

新たな接種会場として拡充されたのは、オリンピック施設の「エムウェーブ」と「ビッグハット」また 市内川中島町にある「長野保健医療大学」の3か所です。

これで 長野市内の「集団接種」の会場は 延べ9ヶ所となります。

 

 

 


このうち「エムウェーブ」と「ビッグハット」は、接種定員が 最大で延べ約6,000/一日となる見通しで、かなりの大がかりな接種会場となるところです。

 

 

 

また 接種時間についても、全ての会場で 日曜日は午前中の接種(午前9時開始)も行なわれることとなりました。

 

ただ、接種態勢の拡充は「マンパワー」も要されるところであり、長野市においては当初計画の7倍近い 約860人の確保が必要となることから、市では医師会などに協力を求めています。

 

 

 

 


また 併せて長野市は、21日(金)から始まる(65歳以上の高年齢者「集団接種」の)電話予約について「コールバック方式」で実施することを正式に発表しました。

これは、予約電話の際 オペレーターが個々人の詳細をその場で全て聞き取っていると、(予約者)一人あたりとの通話時間が長くかかってしまい 後の(希望者の)電話がつながりにくくなってしまう混乱を避けるために講じられるもので、かなりの効率化が図られることが期待されています。

 

 

 

予約電話を「コールセンター」にかけると、オペレーターが名前や電話番号 それに希望する接種会場などを聞き取ったうえで 一旦その人との通話を終了し、直ちに次の人との通話に取りかかります。

その後、申込みの情報は「コールバックスタッフ(市職員)」に伝えられ、後刻(後日)に折り返し電話をかけ、接種日時など詳細を確定するのです。

なお、電話番号については「ナンバーディスプレイ」による確認となるので 電話番号の言い間違い(聞き間違い)などの混乱は避けられる見通しになっています。

ただ、予約が集中した場合 電話の折り返し(コールバック)には 最大1週間ほどかかることもあるということですが、このこと(コールバック)については できるだけ間(あいだ)を空けずに対応するよう具申してまいりたいと思います。

 

 

また「エムウェーブ」と「ビッグハット」については、JR長野駅東口から シャトルバスが運行されるので、適宜ご活用ください とのことであります。

 

 

いずれにしても 市(保健所)は「高年齢者のワクチンは十分確保されるので、慌てず焦らず予約してください。」と呼びかけています。

 

 

 

 

「コロナ禍 収束(終息)の決め手」とされるワクチン接種。

大都市圏を中心に 重症患者が増え、それに伴う病床逼迫化による「医療崩壊」が懸念される中、かかる重症化(患者)が発生しないよう(ワクチン接種は)焦眉の急となっています。

長野市においても、円滑かつ安全のうちに いずれ全ての(希望する)方々にワクチン(接種)が行き渡ることを期するところです。

 

 

なお、ワクチン接種に関する相談ダイヤルなどは下記のとおりです。

【長野市ワクチンコールセンター】

 電話⇒026-225-5670(8:30~18:00/日 祝日除く)

    ※5/23(日)は 臨時的に電話相談を受け付けます

 

 

 

聴覚に障がいのある方などについては、FAXやメールで対応しています

【FAX・メール番号】

 FAX⇒026-226-9982

 メール⇒h-kenkou@city.nagano.lg

 

 

 

 

【参考】長野市コロナワクチン接種事業について/長野市HP

            ⇓

https://www.city.nagano.nagano.jp/site/covid19-joho/467436.html

 

 

 

 

 

◇長野市域のコロナ感染状況

5月19日(水)、長野市域内で 新たに5件のコロナ陽性感染者が発生したことが報告されています。

 

 

 

 

 

その概要は下記のとおりです。

・市(1057例目)/60歳代女性(軽症)

  時 系 列  5月8日/喉の違和感・倦怠感など⇒17日/検査⇒入院調整中

  感染経路   不明

  濃厚接触者 同居者1名

 

・市(1058例目)/10歳代女性(無症状病原体保有者)

  時 系 列  5月17/検査⇒18日/入院調整中

  感染経路   県4344例目の濃厚接触者

  濃厚接触者 同居者3名

 

・市(1059例目)/20歳代男性(軽症)

  時 系 列  5月13日/発熱・頭痛など⇒17日/検査⇒18日/入院調整中

  感染経路   不明

  濃厚接触者 同居者3名

 

・市(1060例目)/10歳代女性(軽症)

  時 系 列  5月13日/喉の違和感・倦怠感など⇒17日/検査⇒18日/入院調整中

  感染経路   不明

  濃厚接触者 同居以外の2名

 

・市(1061例目)/30歳代女性(軽症)

  時 系 列  5月4日/咳・鼻詰まりなど⇒18日/検査⇒入院調整中

  感染経路   市1057例目の濃厚接触者

  濃厚接触者 同居者1名 その他調査中

 


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コロナ禍での〝ちょっとイイ話し〟

2021-05-18 | 日記

過日 知人のAさんから電話があり、その声が弾んでいるのを受け、私も 喜びというか安堵を共有したのでした。

と いうのも、現在 東京で暮らすAさんのご子息(Bくん)が、福祉関係のボランティアを切望するも 現下のコロナ禍に伴い(実現が)難しかったところ、それ(福祉ボランティア)が いま暮らしている東京都内で実現することになったからです(以下、Aさんの了解を得たので記述します)。

 

 

実は 件(くだん)のAさんのご子息(Bくん)は、長野市内で進学を果たし高校で過ごしていたものの、在学中にイジメ等の仕打ちに遭い 東京都内の学校に転校を余儀なくされたそうです。

 

 

 

その後 Bくんは、一念発起して いわゆる〝学び直し〟に臨み、3年生を迎えた今 福祉関係の道に進むことを決意、都内の福祉系大学に進学(受験)することになりました。

その際 在学する高校の進路指導で、全く(福祉事業の)中身を知らずに進むよりも 何らか経験と予備知識を得るべきだということになり、何処(いずこ)かの福祉団体などでボランティア経験を積むようにアドバイスされたとのことです。

ところが、単身 都内で暮らすBくんには、そんなツテも無かったことから 実父のAさんに、本籍地の長野エリアのどこかでボランティアを受け入れてくれるところが無いか相談、それを受けて困ったAさんが 私の下(もと)に電話(相談)を入れてきたのです。

それ(事情も含む)を聞いた私は、Aさん同様に親身に思い 心あたりに照会しようと思ったのですが、そこで不測の障壁となってしまったのが〝コロナ禍の悪影響〟でありました。

もとより『緊急事態宣言』が発出されるなど、そこに暮らしているだけでコロナ感染症の影響が取り沙汰される中、都内の者が 田舎(長野)に戻ってボランティアを希望してみても、もとより感染リスクを警戒せざるを得ない(長野の)福祉施設とすれば、本人の気持ち(意欲)は汲んでも 現実に(都内在住の者を)ボランティアとして受け入れることは難しいのではないか というものでありました。

 

 

 

 

そこで 私は「むしろ ボランティアの受け入れ先は、いま暮らす都内で探した方が合理的ではないか。」と考えました。

しかしながら、私にも東京都内の福祉機関にコネがあるワケでも無く「どうしたものか…」と考えたところ、ふと アタマに豆電球が点(とも)りました。

 

Bくんの暮らす自治体の「社会福祉協議会」に相談してみよう。

訊けば、今 Bくんは、東京都は北区でアパート暮らしをしているとのことなので、北区の社会福祉協議会に〝飛び込み電話〟をかけ、事情を話して 彼のボランティア受け入れを依頼してみたところです。

 

 

 

そして その結果は、私の予想を上回る 親切丁寧な対応をいただたものでありました。

私自身、北区の社会福祉協議会さんとは何の縁(えん)も無く、ただ そこ(北区)にBくんが暮らしているというだけの根拠で「こういう青年が居るんですが、彼の志(こころざし)を汲んでボランティアの受け入れをお願いできないでしょうか。」との問いに対し、先方(北区社協)は 早速にボランティア担当部署に繋(つな)いでくださり、私からの間接的な説明を聞き取ってくださったうえで「判りました。それでは 改めて御本人さんから電話をくれるようにお伝えください。」との好返答をいただいたのです。

それを受け、Aさんに その旨を伝えると、さっそくAさんからBくんに伝言され、後日 Bくん自身が北区社協さんに電話、本人の熱意も伝わってか、6月からボランティアのメンバーに加入することができた とのことでした。

北区社協さんにおかれては、(私も電話の応対ぶりに実感したのですが)投げかけられた相談に対し 本当に親切対応してくださいました。間違いなく 現下のコロナ禍で用務多端であろう中にも関わらず、決して こちらの申し出を無碍(むげ)にせず「できない」ではなく「どのようにしたらできる(受け入れられる)か」を親身になって考えてくださり、結果 彼の活動の場を見出してくださったのでした。

 

もとより、いわば紆余曲折の中にいる息子さんが遠く都内に暮らすを離れて見守る親御さんとすれば、ただでさえ心配が尽きぬ中、そこに追い打ちをかけている〝コロナ禍〟の悪影響下で(心配に)拍車がかかるところでありましたが、存外に親切対応をしてくださった(Bくんの)現住所の社協さんの存在は、どれほど心強く感じたところでありましょうか。

Aさんは さかんに私に御礼の言葉を述べてくださいましたが、私の方こそ〝飛び込み電話〟に対し 親切対応してくださった 北区の社会福祉協議会さんに、心からなる感謝の意を表したところでありました。

 

多様化する社会状況に〝コロナ禍〟の悪影響が伴い、私たちを取り巻く環境は何とも複雑化の一途を辿っています。

そんな中〝地域の助け舟〟ともいえる社会福祉協議会は、こんなところでも「受け皿」となってくれていることを実感し、その存在意義を再認識したところでありました。

長野市においても、北区に倣(なら)い 親切で温かな社会環境の構築に向け、私の立場でも 例えば長野市社会福祉協議会と適切に連携するなどして、市域の福祉向上に努めてゆきたいと思いを新たにしたところであります。

 

 

 

◇今日のコロナ感染状況

5月18日(火)、長野市域内で 新たに1件のコロナ陽性感染者が発生したことが報告されています。

 

 

 

その概要は下記のとおりです。

・市(1056例目)/60歳代女性(軽症)

  時 系 列  5月12日/発熱・倦怠感など⇒16日/検査⇒17日/入院調整中

  感染経路   市1021・1027例目の同居者

  濃厚接触者 無し

 


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自衛隊によるワクチン大規模接種…対象は高齢者なのに

2021-05-17 | 日記

新型コロナウィルス感染症 収束(終息)の〝決め手〟とされる「ワクチン接種」について、国(政府)が「65歳以上の全ての国民の(ワクチン)接種を7月中に完了させる」との大方針を示したことに伴い、特に人口の多い大都市圏(東京・大阪圏)において「自衛隊」を動員し、臨時の「大規模接種センター」を設けたうえで、一日で最大1万人接種(東京会場)をめざす「集団接種」を行なうこととしました。

 

 

 

そのうえで、この「大規模接種センター」の予約受付を 17日から開始するところです。

この「大規模接種」については、その対象は 先ずは東京23区や大阪市の在住者となっており、長野市はもとより対象以外の自治体(の住民)にとっては、いわば関係の無いところではありますが、今回の接種における予約方法などについて いくつかの疑問点が指摘できることから、いわば〝他山の石〟として耳目を寄せるところです。

 

 

今回の「大規模接種」のための予約における最大の特徴は「インターネット予約(WEB予約・LINE予約)」のみで、電話による予約は受け付けていないところでしょう。

 

 

 

これは、電話による混乱を避けるという点では一理(いちり)あるところではありますが、考えてみれば、今回の接種対象は 65歳以上の高年齢者の方々です。中には、インターネットの操作が不得手な人も少なからず居られることが想像される中、インターネット予約のみに限定したことで (ネットを)使える人と使えない人との不公平感が生じないだろうか。

今回のワクチン接種の対象が 65歳以上の高年齢者であるのに、予約方法は〝若いモン並み〟で行なえとは…そこに 一抹の無理があると思うのは 私だけでありましょうか。

 

 

他方 今回の大規模接種センターは、国の要請を受けて 急きょの形で自衛隊が臨時的に運営することになったことから、当初から事業計画が行なわれている 自治体ごとの接種計画とは連携(連動)しておらず、うっかりしていると「自治体の接種」と「大規模接種」との〝二重予約(接種)〟となってしまう恐れがあるのです。

 

 

 

このため、この「大規模接種センター」で接種を予約した人は、自らの手で自治体での接種をしない(取り消す)ことが求められており、果たして 予約だけに全身全霊を傾けた65歳以上の方々が、その先の〝予約取り消し〟にまで意識が向くかどうか 非常に懐疑的なところであります。

 

 

 

 

国(政府)の肝煎(きもい)りで実施されることとなった、大都市圏の「大規模接種センター」は、自衛隊の即応力と機動力によって 事業(予約は委託)自体はスピーディーに開始されたとろでありますが、こと〝65歳以上の高年齢者〟にとって 実(じつ)に合ったものなのかどうか、今後の推移が注目されると共に その結果が今後の自治体におけるワクチン接種作業の参考になるのではないかと思います。

 

なお、現時点においては 予約などについて(サーバーのパンクなどの)目立ったトラブルは報告されていないとのことですが、私が思うに 被接種者の方々(65歳以上の高年齢者)は、サーバーがパンクするほど チャッチャとネット予約など出来ていないのではないか、だから目立った混雑も無いのではないかと思うところです。

 

今頃、大都市圏の多くの高年齢者の方々が スマホやパソコンの前で悪戦苦闘しているのでは と、同情に堪えないところであります。

 

 

 

 

そんな中、私(だけじゃないでしょう)が 密かに心配するのが「ワクチン予約代行詐欺」の横行です。

今日以降、(接種の)ネット申込みに挫折し始めた高年齢者の下(もと)に「廉価でネット申込みを代行しますヨ。」との甘言(かんげん)電話がかかってくれば、ネット予約に疲れた高年齢者は「そりゃアリガタイ。」と その罠(わな)に引っ掛かる可能性は無いとはいえないでしょう。

で、それ(ネット予約)を皮切りに 資産を狙う輩(やから)の術中にハマってしまう被害者も出るのではないかと懸念するところです。

 

いずれにしても〝ワクチン至上主義〟となりつつある昨今、これからも ワクチン接種を巡って さまざまな課題がみられることでしょう。

そんな中、私たちは とにかく落ち着いて対応(行動)することが肝要…慌てて動いて 逆につまずいて痛い思いをしないよう、特に65歳以上の高年齢者の方々には 注意していただきたいと願うところであります。

 

 

 

 

 

◇今日のコロナ感染状況

長野市域内で 新たに1件のコロナ陽性感染者が発生したことが報告されています。

 

 

 

その概要は下記のとおりです。

・市(1055例目)/10歳代男性(無症状病原体保有者)

  時 系 列  5月15日/検査⇒16日/入院調整中

  感染経路   県4221例目の接触者

  濃厚接触者 同居者4名 同居以外の23名

 

この日 報告されたコロナ陽性感染者には 20名を超える濃厚接触者が居り、今後の追跡調査の結果が注視されるところです。

 

また併せてこの日、長野市域内での ここ1週間での「変異株」の感染状況が報告されました。

その数 21名。これまでで最多となり、これで市域内の「変異株」は 延べで48名となりました。

 

 

 

大都市圏とまではゆかないまでも、予断の許さないところであります。

 


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加藤長野市長 引退へ/新たなコロナ感染の可能性/5月16日の感染事例

2021-05-17 | 日記

5/16 Sun.

 

◇加藤久雄 長野市長が引退の意向

この日の地方紙の第一面に「長野市の加藤市長が引退の意向」との記事が載りました。

 

 

 

今年の9月で2期目の任期を終える予定の加藤市長は、かねてより その去就に注目が集まっていました。

とにかく「元気」を標榜し、実年齢を感じさせないバイタリティーに満ちた言行を尽くしておられる氏であり「まだまだ現役」を周囲に感じさせているところでありましたが、二期を一期(いちご)として 勇退を内心に決意されたことと拝察いたすところです。

私自身、ここのところ 加藤市長とコミュニケーションを重ねる中で、その言葉尻や振る舞いに接し「3期目の出馬は無いかも…」と 予感めいたものを感じてはいましたが、ついに紙面に上(のぼ)るととなってしまいました。

長野市政においては、さきの東日本台風からの復興も道半ば、さらに現下のコロナウィルス感染症対策も まだまだこれからの感が強いところでありますが、ご本人の意向は如何(いかん)ともし難いところがありますので、われわれ周囲の者としても それを受け容れる他ないといったところでありましょう。

正式な引退表明は、来る6月議会の場で行なう(発言する)と思われ、この日の報道は ややフライング気味なところ…(引退情報は)洩(も)れたのか洩らしたのかは定かではありませんが、特に首長の場合は 引退情報と同時に「レームダック(死に体/しにたい)」となって影響力が急下落することが間々あることにもなりますので、加藤市長におかれては、せめて任期の満了まで「元気」なままで その影響力を発揮し続けていただきたいと願うばかりであります。

 

 

 

 

 

◇コロナ禍の〝余知識〟こんなところにも感染リスクが

去る日のテレビ放送の コロナ啓発コーナーで、感染が高止まりの新型コロナウイルスの〝感染ルート〟に、「目」それも「目から直接 肺に至る感染リスク」が紹介され、認識を新たにさせられました。

この際 改めてご紹介させていただきますので、読者のみなさんにおかれましても 改めて注意喚起してください。

 

 

 

 

新型コロナウイルスが「目」からも感染するというのは、これまでも その可能性が伝えられているところですが、私も含めて その感染ルートは「手指にウィルスが付いたままの状態で目(結膜)に触ることで感染する」との説が定説であったと思います。

 

 

 

 

ところが、目からの感染について いわば新たなルート「鼻涙管(びるいかん)」を経ての感染があることがレポートされたのを観て、コロナの厄介さを再認識させられました。

 

 

 

 

レポートによると、人体の構造においては 目と鼻は「鼻涙管」なる器官でつながっており、それが即ち〝コロナウィルスの通り道〟にもなっているとのこと。

(目薬を差したとき、目に入れたのに 薬の苦みを感じるときがある…それは目と口がつながっているからだそうです)

 

 

 

で、厄介なのはこれから…感染者と同席した際などに生じた飛沫が目に入ると、それが「鼻涙管」を通って口腔を経て気管に回り、それが直接「肺」に侵入して感染してしまうというのです。

 

 

 

これは、社内や室内・また屋外であっても感染者と1m以内の距離でいるとき、相手(感染者)がマスク無し・または自身がゴーグル等を装着していない場合には 防ぎようも無く目からコロナウィルス飛沫が(目から)侵入し、上図のように 目⇒鼻涙管⇒肺のルートで感染してしまうというのです。

要は、自身がいくらマスクを着けていても、自分以外の人がノーマスクで話したりすれば そこには飛沫が生じて(目を介して)移ってしまうというのです。

 

 

 

 

感染力が強く 厄介な疫病である新型コロナウィルス感染症。

「目」からの いわば新たな感染リスクを知り、自分だけで無く そこに居る人の〝全員マスク〟の重要性を再認識させられました。

今、感染が高止まりにある中、いわば〝意外なルート〟にも 改めて注意することが要されるようです。

(ちなみに「目」については、一旦ウィルスが侵入してしまうと 事後に水や目薬で(眼球を)洗浄しても(ウィルスは)除去できないそうです。重ねてご用心ください)

 

 

 

 

 

 

なお 5月16日には、新たに3件のコロナ陽性感染者が発生したことが報告されています。

 

 

 

 

その概要は下記のとおりです。

・市(1052例目)/60歳代女性(軽症)

  時 系 列  5月11日/発熱など⇒14日/検査⇒15日/入院調整中

  感染経路   不明

  濃厚接触者 同居者1名 同居以外の1名

 

・市(1053例目)/40歳代女性(軽症)

  時 系 列  5月14日/発熱⇒検査⇒15日/入院調整中

  感染経路   県4171例目の濃厚接触者

  濃厚接触者 同居者1名

 

・市(1054例目)/10歳代男性(軽症)

  時 系 列  5月10日/喉の違和感⇒15日/検査⇒入院調整中

  感染経路   不明

  濃厚接触者 同居者4名 同居以外の3名

 

 

県内においては、松本市で複数の高校で集団的感染が報じられ、若者への感染の広がりが懸念されるところです。

コロナ禍で制約が多い学園生活の中に、さらに現実のコロナ禍の侵入とは…同情を禁じ得ないところであります。

早期の終息を願うと同時に、ここ長野市においても 既往の事例を轍(てつ)とし、学校などの集団生活を送る施設における感染予防に万全を期するべきと 改めて強く思うところです。

 


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