倉野立人のブログです。

日々の思いを、訥々と。

[大切なお知らせ]長野市第6波対応事業者緊急支援金の申請期限が延長されています

2022-04-29 | 日記

過般、市の所管課(商工労働課)から「長野市第6波対応事業者緊急支援金の申請受付を延長します」旨の (議員対象の)一斉メールが入りました。

これは既にホームページ等でリリースされていますが、事(こと)の大切さをもって 改めてお知らせをさせていただきます。

 

 

 

 

『長野市第6波対応事業者緊急支援金』とは、昨今のコロナ禍に鑑み その対策として さきの2月専決補正予算に計上された事業です。

の支援金の目的は「令和4年1月以降に新型コロナウイルス感染症の新規陽性者数が急増したことによる人流の低下等の影響を受け、売上が減少した事業者に対して事業継続を緊急的に支援するため 支援金を支給するもの」とされており、支給要件は、市内に店舗や事業所等を有する中小法人・個人事業主のうち、今年の1・2月いずれかの月売り上げが前年(前々年)同月比20%以上減少した方々(店舗等)に対して支援金を支給するものです。

支援金額は、法人→20万円/個人事業主→10万円などとなっており、当初の申請期限は 令和4年4月28日でありました。

この支援金は「申請主義」で、申請期間を過ぎると申請書類の受付ができませんので、支援を希望する方(事業者)は 必ず期間内に提出しなければならないこととなっています。

その申請期限が(先日の)4月28日でありましたが、所管課においては 長野市の事業者総数に対し申請者数の割合が予想を下回っていることや、コロナ禍の厳しい現状に鑑み 期日で無碍(むげ)に打ち切りとすべきではないとの適判断により、申請期限を延長することになったものです。

延長期限は、令和4年5月16日(月)であります。

 

 

 

昨今・現下のコロナ禍は、実にさまざまな方面に影響を及ぼすに至っています。

中には稀(まれ)に 恩恵に浴している方(事業者)もおられるようではありますが、実際には多くの方々が マイナス影響を受けていることを、私の立場でも聞き及んでいるところです。

そのため支給対象は多岐に亘っていることから 各位(各事業者)におかれては、いま一度 自社(自店)の帳簿を遡(さかのぼ)ってチェック(検算)していただき、数字が該当(マイナス20%)した場合は くれぐれも申請漏れのないようにしていただきたいと存じます。

 

 

早いもので カレンダーは4月も終盤、日本社会はゴールデンウィークに突入しました。

コロナ禍にありながらも地域経済の再興を期し、しかしながら感染拡大は抑止せねばならない…ある意味〝二刀流〟の社会運営が期されるところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆長野市コロナ報告

4月27(木)~29日(土)、長野市内で新たなコロナ陽性感染者の発生が報告されています。

 

4/27(木) 長野市におけるコロナ感染症の発生(156人/市14667~14822例/他に1名が他自治体(大阪府)で届出)について [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/746600.pdf

 

 

 

4/28(金) 長野市におけるコロナ感染症の発生(145人/市14823~14967例/他に1名が他自治体(東京都)で届出)について [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/746772.pdf

 

 

 

4/29(土) 長野市におけるコロナ感染症の発生(74人/市14968~15041例)について [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/746800.pdf

 


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「長野市の体育館利用を考えてみませんか?プロジェクト」が緒に就く

2022-04-27 | 日記

この日(27日)、市民の有志の方々と、長野市の体育館 もっと言えば市内の公共施設の在り方について意見を交わす機会があり、その席で これから市(行政)と胸襟を開いて「共に考えてゆきたい」旨で一致しました。

 

今回の動きは、そもそも「施設の廃止に反対」を訴える方々の要望を聞き取る中 イイ意味で派生していったものです。

長野市は、市内に3ヶ所ある「勤労者福祉施設(勤労青少年ホーム)」を再編すること、その一環として 施設内に設置(併設)されている体育館を廃止する旨を「勤労者福祉施設の再編について」として打ち出しました。

 

 

 

その(再編の)理由として 長野市は、さきに「勤労青少年福祉法・勤労婦人福祉法」が改正されたことや、それぞれの施設の老朽化や 少子高齢・人口減少社会が伸張していることなどを踏まえ、かかる勤労者福祉施設について「新たなコンセプトの下で 具体的な施設の集約化・長寿命化の検討が必要」として、これまで別々だった勤労青少年ホームや働く女性の家を「勤労者活躍支援センター」としたうえで整理・統合するとしています。

 

 

 

その再編計画の中では、それぞれの青少年ホームに併設される体育館を廃止するとしているのです。

そしてその念頭には、向こう10年のうちに自治体が所有する公共施設(の床面積)を20%削減せよという「公共施設マネジメント」があることは言うまでもありません。

 

 

 

この、体育館の廃止を含んだ再編計画に対し かかる体育館を利用する方々から強い反対の声が上げられ、利用者を代表した何人かの方々が 議会(有志議員)に対し、施設の存続を求めて足を運んでこられたのです。

その場で、当初は かかる代表の方々は、いわば固い表情のままで「私たちが永年に亘り利用してきた体育館の廃止は、私たちの活動の場を奪うことになることから容認できない。」と主張されていましたが、その後 みんなで意見を交わすうち、話の流れは 単なる〝反対のための反対〟ではなく、長野市の在るべき将来像をも語る機会に〝発展(派生)〟していったのでした。

 

意見交換の中で、参加者の一人(Aさん)は「長野市には 他市に比べて体育館の数が多いと聞いており、そのこと(施設数の多さ)により (体育館が)公共施設削減のターゲットになっていると思います。」と述べられました。

そのうえでAさん「でもね…」と再び話し始めます。

「自治体に体育館が多いというのは、スポーツを愛好する 特に現役世代の人たちにとっては、とっても魅力的に映るんじゃないかと思う。これから人口減少社会を迎えるとき、各自治体が魅力をアップして定住人口を呼び込まなければならないとき「長野市には体育館が多い。」というのは大きなセールスポイントになるんじゃないか。だから長野市としても ただただ施設の削減に走るのではなく、既存の施設を有意義に活用し それを〝武器〟にして、定住人口の増進=市の魅力度アップ に貢献させるべきではないか。」とのことでありました。

 

この いわば〝逆転の発想〟には 私も目からウロコの新味を感じ入ったところです。

このような 新たな視点での斬新な発想(の提示)を含め、此度(こたび)集まっての〝反対運動〟は「これからの長野市の将来を共に考える場」とするよう イイ意味で様態を変えたのでありました。

今後は より幅広い立場の方々にも声をかけ、多様な意見を集めて それを一方的に市にぶつけるのでは無く、市民と市(職員が)胸襟を開いて意見を交わし より良い方向に進めてゆくべきということで一致したところです。

そのうえで、当初は〝反対運動〟的な旗じるしで動き始めたもの(運動)のタイトルは「長野市の体育館利用を考えてみませんか?プロジェクト」との〝ポジティブシンキング〟に〝進化〟し、これから共々に歩んでゆくこととなりました。

 

この日の意見交換を通じ、私自身 市民の方(かた)の賢者ぶりを再認識し、その見識に感心しきりでありました。

もしかしたら、単に職責の下で計画遂行にひた走る市(職員)より よほど〝大人〟なのかもしれません。

 

私の立場においても この機運を大切なものと捉え、かかる市民の高い見識を市(職員)に正しく伝えたうえで、今後の意見交換を有意義なものにしてゆきたいと思いをいたしたところでありました。

 

 

 

長野市役所前の「桜スクウエア(広場)」を囲む八重桜が、ライトアップに浮かんで夜風に揺れていました。

 

 

 

花を愛(め)でる気持ちは みな一緒。

ことほど左様(さよう)に、将来の地域社会に思いを寄せ、共通認識で臨みたいところであります。

 


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コロナ禍の影響 改めて

2022-04-27 | 日記

北海道の知床半島の沖合で、乗客26人を乗せた観光船「KAZUⅠ」が消息を絶ってから5日が経過しようとしています。

今回の事故は 時間経過と共に様々な事実が明らかになると同時に、一般的には理解できないことや疑問に思われることが噴出しており、今後の捜査や関係者 特に運営会社々長の説明が待たれるところです。

いずれにしても今はただ、図らずも遭難の憂き目に遭い犠牲となった方々のご冥福を祈ると同時に 一刻も早い乗客・乗員の発見を願うばかりであります。

 

 

 

長野市内の金融機関が ここ最近の「景況」についてまとめたレポートが伝えられ、そこから 社会経済情勢もが「コロナ禍」の影響を強く受けていることが感じ取られました。

それによると、長野県北信エリアの全産業でのD・I指数(業績が「良い」とする企業(数)から「悪い」とする企業(数)を引いた数値)は、軒並みマイナス(「悪い」とする企業が多い)とのこと。

全産業の平均は25㌽で 特にサービス業などの「非製造業」は27㌽と低迷しているそうです。

 

 

 

そのうえで、この景況調査の結果(数値)が コロナ禍の影響を受けながら推移していることが分かります。

コロナ禍が蔓延した一昨年の6月頃に「底」を打った景況は、その後 徐々に回復し、第5波の収束により感染者数が激減した昨年秋以降 9月から年末にかけて景況は大きく回復傾向を辿っていました。

ところが、2022年が明けると同時に列島を襲った第6波の影響により 景況は雪崩を打ったように下落し、現在に至っています。

コロナ禍に伴い 産業の糧となる(生産国の)原材料や部品の供給が顕著であると同時に、(別次元の課題ですが)ウクライナ情勢も絡まり 今後の社会経済状況は厳しさを増すものと予想されています。

 

さらに、今年1~3月までの「資金繰り状況感」については 平均して4社に1社が「苦しい」と回答しており、とりわけ『観光業』においては、実に6割の社が「苦しい」と回答していました。22年々初の(オミクロン変異株)感染爆発に伴う〝出控え傾向〟が そのまま観光事業者の経営にダメージを与えていることが顕著となっています。

 

 

 

そのことは、いわゆる「消費者心理」を投影するものでありました。

生活者(市民)に対し「新型コロナの感染拡大によって、自粛(延期・中止)していることがあるか」を問うたところ、その筆頭は「旅行やレジャー」がダントツとなっており、(感染拡大防止に)万(ばん)やむを得ないとはいえ、旅行業にとっては 引き続き厳しい状況が続くようであります。

 

 

 

長野市においては『善光寺御開帳』の開催により 観光客の来長を促し「長野市経済の再興の起爆剤に」と意気込んでいるところでありますが、とりわけ長野市内のコロナ感染者数が高止まり傾向にあることなどから、両手(もろて)を挙げて千客万来を期するというワケにもゆかず 何とも複雑な雰囲気の中で推移しています。

 

いずれにしても、現下の複雑かつ厳しい社会状況下においては いきなり〝V字回復〟というのは無理な様相であることから、兎(と)にも角(かく)にも 地に足を着けて一歩 ゞ 着実に事(こと)を運ぶことが肝要ではないか と、改めて認識するところであります。

 

 

 

 

 

◆長野市コロナ報告

4月26(火)、長野市内で新たに124人(市14543~14666例/他1人は東京都で届出)のコロナ陽性感染者の発生が報告されています。

 

4/26(火) 長野市におけるコロナ感染症の発生について [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/746499.pdf

 


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機微(きび)に触れる課題

2022-04-26 | 日記

この日(25日)、過去に起きた 長野市の小学校での「いじめ」を巡り、市(市長)が 第三者でつくる「いじめ問題再調査委員会」に再調査を諮問しました。

 

 

 

午後5時15分から第一回目の会議が行なわれることが議員対象のメールで伝えられたことから、傍聴に足を運びました。

 

 

 

この案件の概要は下記のとおりです。

平成26年、当時の小学校1年生の学級で 入学間もない5月に「いじめ」事案が発生し、その後 平成29年に、重大事態として対応するよう 被害者とされる児童の保護者から市教育委員会へ要望書が提出されました。

それ(要望書)を受領した長野市教育委員会は、学校を調査主体とした再確認を指示し 作業を行なっていましたが、5月に当該保護者から 事案に係る損害賠償及び慰謝料を請求する旨の文書が市長宛に届いたことなどから、長野市教育委員会は 市教委の下に「第三者委員会」を設置して調査を行なってきました。

学校等の調査によると、この事案に際しては「いじめ防止対策推進法」に基づけば、いじめの影響で欠席日数が30日を経過した時点・保護者から心身に重大な被害が生じたという訴えがあった時点・保護者から重大事態に至ったとする申し立てがあった時点等において「重大事態」として対応を開始するところですが、今回は 入学後間もない1年生の時点で(いじめが)発生したことから、関係者は 先ずは当事者間の和解を図り 被害を受けたとされる児童の学校復帰に向けて取り組むことに注力しており「重大事態」として対応することを躊躇(ちゅうちょ)せざるを得ず、学校を調査主体とした調査と再発防止対策を行なっていました。

その後、平成29年3月に 被害者とされる児童の保護者から要望書を受領したことから「重大事態」と認識して取り組む必要があると考えながらも 学校側から被害者とされる児童の保護者への報告が不十分ではないかと思い、市教育委員会の下に第三者委員会を設置するのではなく 従前どおり学校を調査主体とした再調査を行なったとのことです。

その後は「第三者委員会」が設置され、所管省(文部科学省)が定めた「いじめの重大事態の調査に関するガイドライン」に基づき調査を進め、平成30年に「調査報告書」をまとめましたが、児童の両親が「納得できない」として再調査を求めており、それに応える形で、今回の「再調査委員会」の設置となったところです。

 

会議の冒頭、荻原市長から 選任された座長(I弁護士)に対し「諮問」の文書が渡され、これ以降は この再調査委員会が、当時の第三者委員会による報告書の妥当性などについて審議してゆくことになります。

 

 

 

 

長野市においては「長野市いじめ防止等のための基本的な方針」を定め、関係者が共通認識をもって いじめ防止ならびに対応(対策)に取り組んでおります。

 

 

 

〔参考〕「長野市いじめ防止等のための基本的な方針」

            ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/life/427522_651057_misc.pdf

 

 

 

しかしながら ご案内のとおり「いじめ」に拘わる諸課題(案件)は、児童生徒の心の襞(ひだ)にも纏(まつ)わる 非常にデリケートな事柄(ことがら)であり、まさに〝機微(きび)に触れる〟といえる難しい課題であると申せます。

そのうえで、今回の係争の要因ともなっている「いじめ」等の事実関係と それらに対する担任・学校・教委などの関係者(機関)が、それら機微に触れ適切に対応できたか・その対応は当事者に正しく理解されたかなど〝その後の対応〟も(事態解決の)大切な要件となってくると思います。

 

各学級を基(もとい)とする教育現場においては、児童生徒一人ひとりが伸び伸びと そして皆が仲良く集団生活を送ることができるよう最大限の努力を重ねるところですが、その道程の中で生じることもある「いじめ」については、ケースバイケースの中で(いじめを)撲滅・解消し、最終的には相互理解を得たうえで 再び明るい集団生活を送れるよう環境づくりを行なうことが求められるところです。

 

なお 今回の「再調査委員会」は、長野市政において初めてのケースであることから、関係者は慎重かつ適切に審議を進めることが求められるところです。

私たち議会(議員)においても、事(こと)の推移を見守る中で「いじめ」をはじめとする児童生徒を取り巻く諸課題について改めて深く考えてゆくべきと 認識を新たにいたしたところであります。

 


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ウクライナからの避難民の支援に求められること ~言葉の壁の解消~

2022-04-25 | 日記

混迷化・長期化の様相となっている ロシアのウクライナ軍事侵攻問題は、一般市民をも巻き込みながら 戦況は一進一退の激しい攻防となっていることが報じられています。

その 言葉にもし難い厳しい模様については報道等でご案内のとおりであり、私もみなさんと同じく(報道の度に)胸を痛めているところであります。

ロシアによる容赦のない攻撃(蛮行)により 多くの一般市民が戦禍に脅かされ、着の身着のままで避難する難民の数は 既に500万人を超えたことが報じられており、隣国ポーランドをはじめ 周辺国ならびに世界規模の人道支援が求められています。

 

 

 

 

この厳しい状況に鑑み、わが国においても避難民の受け入れが始まり、現在のところ 661人のウクライナ難民が日本に入国したことが報じられており、今後は 苛烈な戦禍を逃れてきた難民の方々が、せめて安全のうちに日本で社会生活が送れるよう支援してゆくことが求められるところでしょう。

 

この ウクライナからの避難民の支援については (さきの4/6付のブログでも触れさせていただいておりますが)国内の各自治体においても手を挙げるところが相次いでおり、私の立場としても 長野市は これまでの(長野冬季五輪の一校一国運動などを通じての)ウクライナとの交流の歴史を踏まえ、積極的に取り組むべきことを申し上げているところですが、それらのことも踏まえ 所管課(国際交流室)に対し「難民受け入れの際には〝言葉の壁〟が生じないよう 今のうちから準備(調査)すべき」と具申いたしました。

このことについては、過般「政策説明会」の場において 荻原市長から「長野市におけるウクライナからの避難民の受け入れについては、国の動向を注視したうえで 国からの打診があれば(前向きに)検討したい」旨の発言がありました。

このこと(発言)については、他の(受け入れを表明する)自治体の長に比して消極姿勢と言わざるを得ないところでありますが、いずれにしても 実際に受け入れを行なう段になってから慌てるのでは、支援の即応につながらないと思うことから〝今のうちに〟準備すべきと考えたところです。

そのうえで、その課題の筆頭は「言葉の壁」ではないか、と思います。

いわゆる着の身着のままでの避難、それも初めての来日となるウクライナの方々の心中(しんちゅう)には「不安」しか無いことでありましょう。

そんな中、それ(不安)を和(やわ)らげてくれるのは「言葉が通じる人の存在」であり、そのこと(言葉が通じること)は 今後の避難民の方々が長野市で安心して暮らすための、力強い糧となってくれると思います。

ただ今は 簡易な「通訳アプリ」もあることから、最低限のことは そのような機器を通じてやり取りすることで可能になるとは思いますが、私が言いたいのは 単に言葉が通じればイイということではなく、避難民の〝生の声〟を受け止める人の存在であり、そのことこそが 避難民の方々の心の支えになることは必定であるということであります。

長野市の国際交流室によると、現在 長野市内にウクライナ人の親族や関係者は居住しておらず、ウクライナの母国語を話せる人の心当たりは無いとのこと。

ただ、ウクライナの人には英語を話す(話せる)方もいることから、避難民受け入れが決まった折には、その方々の(話せる)言語を調べ それに対応できる人材を確保したいとのことでありました。

私の方からは (前掲のとおり)そうなった時点で慌てるのではなく、今のうちから 長野市におけるウクライナに関する実態を調査し、必要に応じて大学などの高等教育機関と連携するなどして 遅滞なく人道支援が行なえるよう申し上げたところです。

 

同じ人間として、あの戦禍での惨状の由々しきことは耐え難きところであります。

もし避難民受け入れとなった段には、かかる〝言葉の壁の解消〟をはじめ さまざまな支援を行なうことが求められてくるところであり、今のうちに想定しておくことが肝要と申せます。

 

 

 

 

 

 

 

◆長野市コロナ報告

4月24(日)・25日(月)、長野市内で新たなコロナ陽性感染者の発生が報告されています。

 

4/24(日) 長野市におけるコロナ感染症の発生(115人/市14365~14479例/他に3名が他自治体で届出)について [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/746339.pdf

 

 

4/25(月) 長野市におけるコロナ感染症の発生(63人/市14480~14542例)について [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/746391.pdf

 

 

 

 


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出没注意

2022-04-24 | 日記

季節は春爛漫。

長野エリアは 桜の時期(時季)も駆け足で過ぎましたが、さまざまな面で活動が活発化する時期でもあります。

先日 本ブログに登場したNさん、実は建設業の傍ら「マタギ(狩人)」でもあり、時期がくる(解禁になる)と 猟銃を担って山中へと入っておられるのです。

そんなNさん、4月も下旬になったこの時期「そろそろクマ(熊)が目を覚ます頃だから気をつけなきゃいかん。」と警鐘を鳴らしておられました。

ご案内のとおり、本州に広く分布する「ツキノワグマ」は、冬の間 洞(うろ)の中で冬眠し、春になると再び活動を開始します。

で、そろそろ その(目覚めの)時期になるというのです。

 

Nさんの〝警鐘〟に時期を合わせるように、4月に入ってから 全国では 北海道・岩手県・宮城県・石川県・神奈川県・岐阜県・福島県、それに東京都に位置する秩父多摩甲斐国立公園などで目撃情報が寄せられており、列島全域でクマが活動を再開したことが報じられています。

長野県域においては 4月2日に安曇野市・4月8日に南木曽町で目撃情報が寄せられているほか、長野市域においては 1月12日に鬼無里で目撃されたとのこと(この個体は いわゆる〝寝そびれ熊〟のようですが)

 

〔参考〕クマ出没情報ブログ

       ↓

 

クマ出没情報ブログ

ツキノワグマ・ヒグマの出没目撃情報一覧。都道府県別に紹介

 

 

 

直近では、4/22の朝、岩手県紫波町(しわちょう)で 1mのクマ成獣の目撃情報が寄せられたことが報じられ、余所事(よそごと)では済まされないことを実感させられたところです。

 

 

 

前掲のNさん曰(いわ)く「冬眠明けのクマは とにかく腹が減っていて、食いもんの匂いがすれば どこにでも出てくるから気をつけなきゃいかん。あと、昨秋~春にかけて生まれた子熊は 娑婆(しゃば)の怖さを知らなくて、どちらかといえば好奇心旺盛なので どこへでも出てくる。」そのうえで「子熊だと思って油断すんな。子熊の後ろには必ず母熊がいる。で、コイツ(母熊)は 子を守ろうと殺気立っているから、これがイチバン怖い。」とのことでありました。

 

 

 

折りしも今は 山菜採りのシーズンです。

山へお出かけの方々におかれては 音の出るラジオや鈴を携行するなど自己防衛に徹していただき、よもやの〝出会い頭〟にならないよう 充分にお気をつけいただきたいと存じます。

 

 

 

また一方〝平地〟でも さまざまな「出没注意」の喚起が聞かれました。

東和田エリアの公共施設(公園)では「マイマイガ注意」と「カラス注意」が呼びかけられています。

「マイマイガ」といえば、確か5~6年前に大発生し 卵塊の除去などで難儀した記憶がありますが、あれから時を経て 再び発生の気配があるようなのです。

それが 大発生になるかどうかは未詳ではありますが、いずれにしても市域内の一定エリアで あの厄介な卵塊や幼虫が現認されているようなので、私も含めて注意してゆきたいところです。

 

(あ~やだ の卵塊/過去の参考画像)

 

 

また、市域内 それも市街地においては「カラス」に注意が呼びかけられています。

特に ここ(公園)においては、人が置いた荷物をかっさらう〝盗っとカラス〟が暗躍しているので注意してクダサイ、と声かけされていました

関係者によると、公園などで休むときに 不用意に菓子や弁当などを置きっ放しにすると、どこからともなくカラスが飛来し それらを咥(くわ)えて飛び去ってっちゃうとのこと。

で 此奴(こやつ)は、かっさらったモノを人の手の届かない場所まで運んで ゆっくり開封してご相伴(しょうばん)に預かるらしいのです。

そもそもアタマのいいカラスは、いわば人智を上回るカラス知恵?で私たちを翻弄しているみたい…油断は禁物といったところでありましょう。

 

 

 

マ、連中も 生きてゆくのに必死というものなのでしょうが、春の訪れと共に さまざまな生命体が活発化する中、私たち人間も 自己防衛に徹しなければならないと 思いを新たにさせられたところです。

 

 

 

 

 

 

◆長野市コロナ報告

4月23(土)、長野市内で新たに130人(市14235~14364例/他1人は東京都で届出)のコロナ陽性感染者の発生が報告されています。

 

4/20(水) 長野市におけるコロナ感染症の発生について [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/746336.pdf

 

 


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ウッドショック

2022-04-23 | 日記

公私ともにお世話になり、建設業(大工仕事)に従事するNさんちに立ち寄ったところ、一枚の新聞(のコピー)を見せてくれました。

「日刊 木材新聞」なる紙(し)の一面記事です。

これを見せてくれたNさんは「現場ではモノが無く、あっても(価格)高い。みんな困っている。」とこぼしておられました。

 

 

 

記事は、去る19日に 日本政府がロシアによるウクラウイナ軍事侵攻への制裁措置として発動した、38の輸入禁止品目に「木材」が含まれていることを報じたものでした。

今回のロシア製品の禁輸措置は、木材をはじめ ウォッカなど38品目。いずれも 此度(こたび)のロシアの蛮行に対し制裁を科すために行なわれたものです。

禁輸自体は総額150~160億円規模で、対ロ貿易の約1,1%程度のものだそうですが、こと木材産業にとっては、他の国の状況も加わり 逆風の悪しき追い風となっているようです。

 

木材の国際市場は、ここ数年 アメリカの内需拡大(ハリケーン(復興)需要・コロナ(新築・リフォーム)需要)を初め 日本向け輸出国の内的要因もあり、輸出量の頭打ち→資材価格高騰状況が生まれてきているとのこと。

そこへきての ロシアの蛮行に対する制裁措置に伴う木材禁輸(入)は、業界団体に少なからずの影響を与えているようです。

 

 

 

件(くだん)のNさん「特に「コンパネ」の値段が高くなって困る。」とのこと。

建設産業に欠かせない存在の「コンパネ(カラマツ合板)」ですが、原材料不足・価格高騰の煽(あお)りを受ける筆頭となっており、今の価格は通常の約2倍にもなっているそうです。

仕事のうえで 何かと使い勝手のいいコンパネの高騰は、野菜でいえば大根の値上げ・魚でいえばサンマの値上げの如く、いわば〝基本的部材〟が高嶺の花となってしまい 多くの大工さんは困っているとのことでありました。

 

 

 

この〝現象〟については、従前(4/5のブログ「世界情勢と日本農業の相関関係」)にも触れましたが、わが国の産業が その原材料の多くを海外に依存していることが根本的な課題(問題)として横たわっていることがいえるでしょう。

例えば建設業など 木材を多く使用する産業においても、わが国が 国内の約7割を森林で占めているにも拘わらず、その原材料を海外に求めたうえで自国の産業を成り立たせている現状にあります。

で、それは、さきのコロナ禍における〝マスク不足現象〟と同じく 海外市場の変化や国際的政治状況によって(木材の)輸入が滞(とどこお)れば、その時点で日本の建設産業が慌てる事態に陥ってしまうのもです。

 

このことについては、今更の論争でもなく 既に多くの識者が警鐘を鳴らし、さまざまな場面においても「何とかせねば…」の意をもって試行錯誤が為(な)されているところでありますが、私たちは、今回のウクライナ問題において 木材産業も外資頼みである状況を再認識し、いわゆる「林業の治山地消」をめざして注力すべきことは言うまでもありません。

 

 

そんな中、長野市の山あい(飯綱山麓)に「地元山材の地産地消」を果たした施設がオープンしたことが伝えられ、一縷の光明を見た感でありました。

この22日、長野市内の飯綱高原に『森の駅 Daizahoushi』がオープンしました。

 

 

 

『森の駅 Daizahoushi』は、閉鎖を余儀なくされた飯綱スキー場に代わる グリーンシーズンの環境拠点として整備された 市民向けのレジャー施設です。

 

 

 

施設内には、5棟のツリーハウスやネット遊具などを備えた全天候型の屋内アクティビティ施設・新鮮な地元産野菜や果物を取りそろえたマルシェ(農産物直売所)・地元産食材を使った料理を楽しめるカフェやテイクアウトコーナーを備え、戸外には 大座法師池を一望できる大型デッキサイトやピザ窯を備えた炊事場を新設、森の駅で食材購入やキャンプ道具をレンタルしてキャンプができる「キャンプフィールド」、さらに 子どもから大人まで大自然の中で大冒険を味わえるダイナミックなZIPLINE(ジップライン)など、ナガノの自然を満喫できる施設となっています。

 

 

『森の駅 Daizahoushi』を含む Nagano Forest Villageのご案内(長野市HP)

        ↓

Nagano Forest Village のご案内 - 長野市ホームページ

 

 

 

この施設の詳細については後日に譲ることといたしますが、この日の記事で 私が述べたいのは、この施設の建屋部分の木材の多くが、地元産のカラマツを使用していることです。

 

 

 

地域に根付くことを期して整備された施設の原材料を地元産の木材で賄(まかな)う。

まさに「木材の地産地消」を体現した好事業といえるでしょう。

 

 

 

こちらの施設整備事業は一つの事例ではありますが、いずれにしても わが国のあらゆる産業においては、不測の外的要因に直ちに影響を受け右往左往することの無いよう「備え」を怠りなくすべきことは今さら言うまでもありません。

 

現下のウクライナ問題により 実にさまざまな課題や問題が湧き上がる情勢は、同時に私たちにさまざまなことを考えさせることとなっています。

 

 

 

 

 

 

◆ 長野市コロナ報告

4月21(木)・22日(金)、長野市内で新たなコロナ陽性感染者の発生が報告されています。

 

4/21(木) 長野市におけるコロナ感染症の発生(170人/市13953~14122例)について [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/746221.pdf

 

 

4/22(金) 長野市におけるコロナ感染症の発生(112人/市14123~14234例)について [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/746275.pdf

 

 

 

 

首都

 


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横断歩道橋の劣化が著しい ~凍結防止剤(塩カル)の弊害か~

2022-04-21 | 日記

日々 市役所へ登庁するうち「横断歩道橋」が経年劣化も著しいことを再認識し、関係部局等に具申しました。

 

現在の長野市役所には、3つの大型駐車場と 第一庁舎前の「広場駐車場」があり、600台超の車両が駐車することができます。

特に、庁舎から国道19号線を跨(また)いだところにある「緑町立体駐車場」は 駐車可能台数が343台と最も多く、多くの市民が利用されています。

かくいう私も、登庁の際には 専(もっぱ)ら緑町立体駐車場を使っています。

 

 

 

この 緑町立体駐車場へクルマを止めた人は、徒歩で 隣接するビルの横を通って南下、東西を走る国道19号を横断して庁舎の敷地に入ります。

 

 

 

その横断の手段は、横断歩道を渡るか 横断歩道橋を渡るかの2択なのですが、健脚の人や 信号が変わるのが待ち切れない人は、横断歩道橋の階段を上って渡橋し (階段を)下りてゆかれるのです。

 

 

 

で…この横断歩道橋について 経年劣化も著しいことが現認されており、利用者の一人でもある私も これまで意識していたのですが、この歩道橋の所管(管理)は (国道の上に設置していることから)国(国土交通省)であることから そちら(国)で動きがあるかと陪観(ばいかん)していましたが、冬を経て春を迎え状態は悪くなる一方となっており さすがに安全面からも看過できないと思い至り、関係方面に具申することとしました。

 

この歩道橋の劣化は、階段部分が著しいこととなっています。

歩行者が足を踏みしめ上り下りする階段が、酷(ひど)く錆(さ)びているのが現認されます。

 

 

 

歩道橋の鉄部が錆びて劣化し、箇所によっては階段面が劣化して部材が浮き上がったり剥(は)がれたりしています。

 

 

 

 

これは なにいう、融雪のための「塩化カルシウム」の弊害であると思われます。

冬期間の降雪の際、階段を上り下りする人が滑って転ばないよう 頻繁に塩化カルシウムを散布する(せざるを得ない)のですが、これ(塩カル)には 鉄部やコンクリート部を(塩分で)劣化・錆化させる〝副作用〟があることから、冬季に雪が降れば降るほど塩カルを散布すれば、それが歩道橋自体を劣化させることになってしまうのです。

橋脚を下から見上げれば、どうやら塩カルから出た錆が浸透したようで、橋の下部にも錆が滲(にじ)み出るように発生していました。

 

 

 

実は、長野市においては かつて第一庁舎の建設の際〝駐車場問題〟がクローズアップされた時期があったのです。

来庁する市民の利便性に配慮し、第一庁舎の西側に立体駐車場を整備すべきとの声が挙げられた中、当時の市(市長)は「庁舎の西側は広場とし、立体駐車場は国道19号の北側にある既存施設を再整備する。」として現在のレイアウトとなったのです。

このことについて、議会もそれを了承する中で せめてもの条件として「立体駐車場を利用した人が安全かつ順調に第一庁舎(敷地)に入れるよう配慮すべき」と申し入れ、市もそれを配慮するとしていました。

ところが、ここへきての横断歩道橋の この劣化状態であります。

この状態を看過すれば、冬季以外の時期でも 階段部分の支障により転んだりする人が出ないとも限らないでしょう。

 

そこで、このことについて 市の所管(建設部監理課)に連絡し、長野市の立場で国(国交省長野工事事務所)に改善方を強く要望するよう具申すると共に、私の立場では縁故の国会議員事務所に連絡し そちらの方からも調査・要望を行なってもらうよう具申することといたしました。

 

近年の歩道橋については、傾斜の緩いスロープ型や 階段部分に凍結防止の温床線の入ったものなど様々な形状・装備のものがあり、また ここ(市役所前)のみならず、多くの箇所で支障が生じた歩道橋があると思いますが、特に その使用頻度や、さまざまな方々が使用する(渡る)形態などに配慮し 改修などの措置が講じられるよう具申してまいりたいと存じます。

 

 

 

 


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「犬猫マイクロチップ」義務化へ ~ペット販売・飼育に責任を~

2022-04-20 | 日記

以前に伺ったお宅(Aさん宅)に ワン(犬)の写真があったのですが、当(とう)のワンの姿は無く…どうしたのか聞くともなくしていると、そこのご主人「実はコイツ、首輪が外れて逃げ出したまま行方知れずになって そのまんまなんだよ…」と話してくださったのを思い出しました。

 

と いうのも、先日のネットニュースで「6月1日に『改正動物愛護管理法』が施行されることとなり、ペットの犬猫に「マイクロチップ」の装着が義務化へ」が報じられたからです。

もし 件(くだん)のワンにもマイクロチップが装着されていれば、飼い主の元へ戻る可能性も高まっただろうに…と思わされたものでした。

 

 

 

今回の 犬猫へのマイクロチップの装着義務化の対象は、犬猫の繁殖や販売を行う業者です。

国のデータベースに、個体の名前・性別・品種・毛の色・業者名の登録が、購入する飼い主にも氏名・住所・電話番号などの登録が義務づけられることになります。

但し、個人間での譲渡や 既に(犬猫を)飼っている場合は、装着が努力義務となるとのことです

 

この「マイクロチップ」は、直径2mm×長さ8~12mmの 生体適合ガラスで覆われているICチップの入った電子器具で、注射器状の器具を使って 余皮が多く痛みの少ないとされる首の後ろに挿入する形で装着されます。

マイクロチップの埋め込み作業は医療行為ですので、獣医師のみが行なうことができます。

 

 

 

 

 

内蔵されているICチップには 個体(犬猫)それぞれの15桁の数字が記録され、この番号をマイクロチップリーダー(読み取り専用機)で読み取ることにより、個体識別(飼い主の名前・住所・連絡先の照会)ができるという仕組みです。

マイクロチップ自体に電池は必要なく、一度装着すれば半永久的に使用ができることから 装着自体は本人?にとって一生に一度で済むとのことです。

マイクロチップに記録されている番号と飼い主の情報は「動物ID普及推進会議(AIPO)という機関に登録され、当該の犬猫の情報の照会は 各自治体の動物愛護センターや保健所等を通じてAIPOから通知されるので、もし登録したペットが迷子になってしまったら AIPOに対して「逸走」の登録をする必要があります。

 

 

マイクロチップ装着の義務化で大きく変わるのは次の2点だそうです。

1.ペットショップや犬猫を直接販売するブリーダーなどの販売業者に対し、扱う犬猫へのマイクロチップ装着・情報登録の義務化

2.マイクロチップを装着している犬猫を譲り受けた飼い主に対し、登録情報変更の義務化

 

今回の改正法の施行により、6月以降は 販売目的で出される犬猫にはマイクロチップが装着されている(されていなければならない)ことになります。

なお繰り返せば、既に飼っている犬猫に対してはマイクロチップの装着は義務化されないものの「努力義務」として推奨されることになります。

また 拾ったり他者から譲渡された場合、未装着のときは努力義務・装着されていた場合には登録情報の変更が義務づけられます。

 

 

今回の 犬猫へのマイクロチップの装着義務化の背景には、さきの『東日本大震災』での ペットと飼い主さんとの〝再会率〟にあったとのことです。

あの大災害の際にも、(主に犬の場合)鑑札もしくは狂犬病予防接種注射済票を付けていた迷子犬の飼い主への再会率は100%でしたが、それが無い犬の場合の再会率は10%にも満たなかったそうです(前掲のAさんも似たケースといえます)。

これら〝無情の別れ〟を一件でも少なくするためにも、マイクロチップ装着は有効と言えるでしょう。

 

また 国際的にみても、ヨーロッパを中心に犬猫へのマイクロチップ装着を義務化する国が増えており、例えば 日本から海外へペットと一緒に入国するためには、マイクロチップを装着していなければならない国も多くなっているそうで、いわば〝世界基準〟を満たすためにも マイクロチップ装着の義務化が必要であると考えられているとのことです。

 

そして、マイクロチップ装着義務化によって「殺処分」を減らすことも期待されるとのこと。

環境省によると 例えば2020年度に全国の動物愛護センターや保健所に引き取られた犬猫は約7万匹で、このうち飼い主への返還や新たな飼い主への譲渡が行われず殺処分されたのは 約2万匹超に上ったとのことで、今後 マイクロチップの装着が進むことにより、先ずは飼い主への返還につながり、そのうえで飼育放棄や無碍(むげ)な捨て行為の抑止につながることも期待されるとのことです。

 

ただ、既存の飼い主さんにとって、自分の飼う犬猫の体内にチップを埋め込むことについては いわゆる〝抵抗感〟があるようです。

ある調査機関がネット上で行ったアンケートによると、チップ未装着の犬猫の飼い主340人のうち「装着させたくない」と答えた人が56%に上(のぼ)り 続いて「悩んでいる」が27%で「装着させたい」は18%に止(とど)まったとのことです。

装着させたくない理由では「かわいそう」「生き物にチップを埋め込むのは倫理に反する」などの回答があったそうで、この事業の真の目的は浸透し切っていない現状が伝えられていました。

このことについて専門家は「(前掲のとおり)大規模災害では飼い主とはぐれるペットが多く、チップの装着が効果を発揮すると見込まれることから、装着時の痛みの少なさや安全性について国や関係機関が がデータを交えて積極的に発信し、飼い主の不安を払拭(ふっしょく)する必要がある。」としていました。

 

なお、長野市においては「ペットの殺処分ゼロ」を標榜し、保健所の敷地内に(保護犬猫)専用のハウスを整備するなどして(殺処分ゼロに)積極的に取り組んでいることから、(長野市としても)このマイクロチップの装着義務化を積極的に推進することになるでしょう。

今後はチップ装着のメリット・デメリットを分かりやすく示し、多くの市民(飼い主さん)の理解を得たうえで、いずれにしても販売→飼育の責任(感)が深まると同時に イザというときの〝再会率〟に万全が期されるよう(チップ装着が)貢献してくれることを期待するところであります。

 

 

 

[参考]動物の愛護及び管理に関する法律等の一部を改正する法律の概要(厚労省HP)

                ↓

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/laws/nt_r010619_39_1.pdf

 

 

 

 

 

 

 

◆長野市コロナ報告

4月20(水)、長野市内で新たに163人(市13790~13952例)のコロナ陽性感染者の発生が報告されています。

 

4/20(水) 長野市におけるコロナ感染症の発生について [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/746166.pdf

 

 

 


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家族の思い(想い) ~認知症の「切なさ」~

2022-04-19 | 日記

過日、信濃毎日新聞の「おくやみ欄」に 見覚えのあるお名前があったので、念のため当該の地区に住む人(Aさん)に確認したところ やはりその御仁でありました。

Aさんがおっしゃるには、その方は数年前に認知症を患(わずら)って入院加療を余儀なくされ、この日(物故)に至ってしまったとのことです。

で、それを教えてくれたAさんのお宅のご主人(故人)もまた かつて認知症に罹患して、そのまま人生の幕を下ろしてしまったのでした。

また それとは別に、ご伴侶(ご主人)が認知症で入院している方もおられ…私の周囲では 複数の方が認知症絡みでご苦労された(されている)経過があるのですが、その方々(主に奥さんたち)が いずれも異口同音におっしゃるのが「認知症は切(せつ)ないもの」とのことであります。

そのうえで やはり異口同音に「認知症になるのは どうしようもない面はあるけれど、できれば そんなことにならないことに超したことは無い。あんたの立場でも、認知症にならないよう気をつけてほしいと みなさんに伝えてください。」と乞(こ)われたことから、改めて触れさせていただきます。

 

ご案内のとおり 認知症は、脳の病気や障害など様々な原因により(脳の)認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。

 

 

 

認知症の初期段階では、加齢による〝単なる物忘れ〟に思われがちですが、そのうちに 仕事や家事など普段やっていることを頻繁に間違う・お金の勘定ができなくなる・時計の文字盤が読めなくなる・慣れた道で迷う・会話がかみ合わなくなる・急に怒り出したり感情的になる・憂うつ、無気力になる などの「サイン」が出てきたときには、専門機関に相談する必要があると申せます。

認知症の中で最も多い「アルツハイマー型認知症」は、脳神経が変性して脳の一部が萎縮していく過程でおきる認知症です。症状はもの忘れで発症することが多く、ゆっくりと進行します。

次に多いのが脳梗塞や脳出血などの脳血管障害による「血管性認知症」です。障害された脳の部位によって症状が異なるため、一部の認知機能は保たれている「まだら認知症」が特徴で、症状はゆっくり進行することもあれば、階段状に急速に進む場合もあるとのことです。

その他に、手足が震えたり歩幅が小刻みになって転びやすくなる「パーキンソン症状」が現れる「レビー小体型認知症」また スムーズに言葉が出てこない・言い間違いが多い・感情の抑制が効かなくなる・社会のルールを守れなくなるといった症状があらわれる「前頭側頭型認知症」といったものがあるそうです。

わが国における65歳以上の認知症の人の数は約600万人と推計され、2025年には高齢者の5人に1人が罹患する(約700万人)と予測されており、日本社会の中では常態化する疾病と位置づけられつつあります。

また最近では、若い人の中にも 脳血管障害やアルツハイマー型認知症のために認知症を発症することがあり、これを「若年性認知症」といい、全国では 約4万人が罹患していると推計されているとのことです。

 

お身内が認知症に罹患した家庭では、その介護に相当な負担がかかることになります。

初期のうちは「何か普段と違う…」と思われていたものが、本格的に発症したときには 前述のAさん曰く「赤子(幼児)を看(み)るようなもの。イヤ それより数倍タイヘンだった…」と述懐されています。

また、別のお宅(Bさん宅)では 過去に脳梗塞を患って数年が経過した頃、急に怒りっぽくなったり 物事を急に投げ出すようになり、その数ヶ月後には一気に症状が進んで認知症の診断を受けることになってしまいました。

 

で、それぞれの家庭で共通しておっしゃるのは「認知症は「自我を喪失」してしまう…これが何より切ない」とのことであります。

同じ病気でも、自分の意思が示せるもの(病気)については、家族と意思の疎通が取れ続けるものの、一旦 認知症に罹ってしまうと、その人の自我が「あさっての方に行ってしまう(Aさん)」ことから、同じ屋根の下に住んでいても 全く違う世界にいるようになるのが切ない とのことでありました。

また一方で「認知症になって切ないのは家族。本人は自我を失いながらも、自覚の無いままにあっちの方に行くんだから(本人に)ストレスは無いわよね(Bさん)」と 自嘲気味におっしゃる家族もおられますが、いずれにしても 一度(ひとたび)認知症になると、もう後戻り(回復)はできないことから、先ずはそうならないこと・万一 そんな傾向が見られたら、早期に専門医の門を叩くことが肝要と言えるようであります。

 

そんな認知症を取り巻く事象に関して、ここでも「コロナ禍」の悪しき影響があるようです。

例えば、認知症に罹患し 施設や病院に入った際には、通常であれば 家族は頻繁に施設を訪れ、症状が進まないように 直接会って声かけなどに努めるところですが、現下のコロナ禍においては 一度(ひとたび)入所・入院してしまえば、その後は感染拡大防止のために〝面会謝絶〟となり、身近な親族であっても面会が許されなくなり やがて本人の〝覚え〟が乏しくなり、結果、認知症の進行が早まってしまうことになることが往々にしてあることも聞かれるところです。

 

いずれにしても、高齢化が伸張する中 先ずは認知症にならないことが第一義であり、そのためには、年を重ねても 趣味をもったり軽運動に励むなど「生き甲斐づくり」に勤(いそ)しむこと・また 過去に脳梗塞などの疾病の経験のある人は、定期的な医師の診断を仰ぎ 自己管理に努めることが肝要といえるでしょう。

 

地域の御仁のご訃報に触れ、改めて 認知症の難儀さと怖さを再認識し、方々におかれては そのような状況に陥らないようご自愛いただきたいと思いをいたしたところでありました。

 

 

 

 

 

 

◆ 長野市コロナ報告

4月18(月)・19日(火)、長野市内で新たなコロナ陽性感染者の発生が報告されています。

 

4/18(月) 長野市におけるコロナ感染症の発生(94人/13524~13617例)について [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/746054.pdf

 

 

4/19(火) 長野市におけるコロナ感染症の発生(172人/13618~13789例)について [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/746093.pdf

 

 

 

 


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コロナ禍の「春の好日」

2022-04-18 | 日記

春の好日となったこの日、地域のそこここでイベント等が行なわれました。

しかしながら 時節はコロナ禍。

感染防止に最善を尽くして臨むべきことは言うまでもありません。

 

 

第24会長野マラソン・第18回長野車いすマラソンが、3年ぶりに開催されました。

私は、障がい者支援・分散応援の立場で「車いすマラソン」のスタート地点に足を運びました。

今回の車いすマラソンには、例年より少ない37選手がエントリーし、長野赤十字病院前のスタート地点から ハーフマラソンの距離でレースを行ないました。

8時15分、号砲が鳴り 選手が一斉にスタートを切ります。

 

 

 

それから後は まさにアッという間。車いすアスリートが力強く漕ぐ車いすは、一陣の旋風(つむじ)となって駆られていったのでした。

 

 

 

今回の長野マラソンにおいては「声出し応援」の自粛が求められていることから、沿道に立つ市民のみなさんも 小旗を振ったり拍手しながら応援の心を伝えていました。

非常に静かな雰囲気の中での大会でしたが、各選手は 3年ぶりのランに張り切って走る様子・それぞれが抱く熱い思いが伝わってくるスタートダッシュの模様でした。

 

なお、後刻には「第24回長野マラソン」の模様も報道されました。

長野マラソンにおいては、例年(約1万人)より少ない 約6,500人がエントリーし、直前の抗原検査や消毒、それにスタートまでマスク着用などのコロナ感染対策が講じられたうえで行なわれたとのこと。

 

 

 

沿道には多くの市民が応援に出たとのことですが、こちらも応援は「声援ではなく拍手で」が呼びかけられたとのこと。

 

よびかk

 

 

後の新聞では〝プラカード応援〟が新たな応援スタイルとして紹介されていました。

 

 

 

河川敷グラウンドでは、少年野球大会が開催されました。

 

 

 

本来は 冬期間の基礎トレなどを経て、シーズン最初の〝力試し大会〟となるところですが、あいにくのコロナ禍で チーム練習も侭(まま)ならないままに臨んだ本番、なかなかイメージどおりにゆかないところもあるようでしたが、それでも ちびっこ選手たちは、青空の下(もと)元気いっぱいに白球を追っていました。

 

 

 

閉会式で挨拶を乞われた私は「春の選抜高校野球では、選手の集団感染により出場を辞退しなければならないチーム(高校)も出ましたが、みなさんは このコロナ禍の中、一人の感染者も出すことなく大会に臨むことができました。まずはこのことを有り難く思い、今後も感染することなく元気で過ごしてください。」と述べると共に「世界ではさまざまな問題が生じて 平和が脅かされる地域もありますが、そんな中 みなさんは平和社会の中で野球をすることができる。この環境にも感謝の念をもちつつ 今シーズンに臨んでください。」と激励させていただきました。

 

 

一方 こちらは、愛好者の熱意によって造成されたマレットゴルフ場(アカシアの杜)。

この日は、シーズン当初のコース整備作業が行なわれていました。

 

 

 

今や「健康寿命延伸の拠点」として多くの方々に愛好されるマレットゴルフ場『アカシアの杜』ですが、その陰(かげ)には 愛護会をはじめ多くのボランティアの手によりコースが大切に維持管理される〝不断の力〟が確かにあります。

この日は、普段スティック持ってコースを巡る愛好者のみなさんが、その手に箒(ほうき)や鋤簾(じょれん)を持って、プレーをより快適に楽しめるよう 愛着をもって整備作業に勤(いそ)しんでおられました。

 

 

 

健康維持 とりわけコロナ禍における免疫力の醸成には、感染予防対策と共に 基礎体力の増進が欠かせません。

また 自宅に引き籠(こ)もることで「コロナ鬱(うつ)」に陥ることも懸念される中、精神衛生を増進するためにも たまには戸外に出て(マレット等で)気分転換することも大切でしょう。

但し、プレーの前後に長時間カオを合わせ 万一マスク無しで会話などのやり取りをすることは感染リスクの原因となることから、どうか愛好者のみなさんにおかれては あくまで競技(マレットゴルフ)に専念して、終了後は三々五々に解散していただくこと・そのうえで(マレットを)楽しんでくださいと申し上げたところです。

 

 

ご案内のとおり、長野市においては コロナ感染が高止まり傾向にあります。

そんな中で 如何(いか)に創意工夫・心がけを怠りなくしながら社会活動を行なってゆくか、難しい中で それぞれが(行事等に)臨んでおられます。

 

 

 

 

 

 

◆ 長野市コロナ報告

4月17(日)、長野市内で新たに268人(市13256例~13523例)のコロナ陽性感染者の発生が報告されています。

 

4/17(日) 長野市におけるコロナ感染症の発生について [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/746041.pdf

 

 

首都圏など 都市部での感染が横ばい状態を止(とど)める中、長野市においては突出した感染者数がカウントされています。

感染予防と社会活動の並走…あい反するランナーがしのぎを削る状態が続いています。

 

 


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コロナウィルス感染症 ~症状は軽症でも後遺症は難儀なものに~

2022-04-17 | 日記

新型コロナウィルスの陽性感染者数が高止まり状態になっている長野市において、16日には ついに323人もの感染者数が報告されるに至ってしまいました。

これは無論 過去最多。一日のコロナ感染者数が300人を超えるのも初めてのこととなり、ワースト記録更新です。

 

 

 

4/16(土) 長野市におけるコロナ感染症(323人/12933~13255例)の発生について [PDFファイル]

                    ↓

 

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/746031.pdf

 

 

長野市(保健所)によると (長野市の)感染については、10歳未満とその親の世代の感染者が常態化しており、市(保健所)は「子どもの体調が悪いときは 親も出勤や外出を控える判断をしてください。」と呼びかけています。

この(長野市の)状況について 独自の分析をされている識者のIさんは、直近の感染状況を示したグラフを作成したうえで「長野市はかなり急激に(止(とど)まることを知らないがごとく)拡大しており、東京都や神奈川県より感染者数が多く かつ拡大している。」と現状に強い警鐘を鳴らし、さらに「ワクチンの3回目接種率が 東京都48.12%・神奈川県46.85%と、長野県(51.39%)よりも少ないのに 長野の方が感染率が高くなっているのがどうにも解(げ)せない。」と述べておられます。

 

 

 

一方で「長野県のワクチン接種率は、65歳以上の2回接種率が93%超・3回目接種率が88%超なのに、県域全体では51.4%となっており、これは(逆に)若年層の接種率が低いことを示している。コロナについては 感染後の後遺症の問題もクローズアップされていることから、高齢者はもとより 子どもや現役世代(生産年齢人口層)に対し集中的に(ワクチン接種を)進める必要があるんじゃないか。」と述べておられました。

 

Iさんの懸念については 私も全く同感であり、長野市の悪しき現状・さらに今後の(悪しき)推移について 共に憂慮の念を強めるところです。

その中でも「後遺症」について、オミクロン変異株の蔓延 しかしながら その殆(ほとん)どが軽症で推移していることによる〝安心感〟もが蔓延する中、その(後遺症の)症状の意外な深刻さが伝えられており、このこと(後遺症)については 私もIさんと同様、とりわけ若年層における後遺症の発生を憂慮するところです。

 

そんな中、厚生労働省が「コロナ後遺症」の実態と影響を把握する調査を始めることが報じられ、耳目を集めました。 

 

 

 

 

その陰(かげ)には、殆どが軽症で済む「オミクロン変異株」に感染した後、コロナ自体の症状は収まっても「後遺症とみられる症状」に悩む患者の実態があることが挙げられています。

オミクロン変異株の感染が拡大した第6波では、先月末までに 全国で約460万人が感染したのですが、その感染者の中で コロナ後遺症の専門外来医の下(もと)に、味覚/嗅覚異常・けん怠感・集中力の低下・頭痛などの難儀な症状に悩む患者が相次いで相談に訪れているとのこと。

 

 

 

専門家によると、オミクロン変異株に感染した後に出る後遺症については まだ詳しくは分かっていないものの、今までのコロナ感染症に比べ(後遺症の発症が)非常に多いことが事実としてあるそうです。

新型コロナに感染したあとに出る後遺症は、息切れや筋力低下など 重症になった人に出やすいものと、けん怠感や嗅覚・味覚異常など 重症・軽症に関係なく出るものがあるそうで、この頃には この後者の後遺症の発生が顕著とのことです。

 

 

 

そして さらに特筆されるべきは、かかる後遺症に罹(かか)る平均年齢が43才となっており、 いわゆる現役世代の人が(後遺症に)悩まされるケースが多いとのことなのです。

 

 

 

コロナ後遺症の専門外来医によると、患者の主な症状は 鼻とのどの奥の上咽頭(じょういんとう)と呼ばれる部分が炎症を起こし、それが 全身のけん怠感・集中力の低下・めまい・頭痛などの主要因になるそうです。

 

 

 

後遺症に悩む人は現役世代(平均年齢43才)が多く、場合(症状)によっては休職や退職を余儀なくされるなど社会生活にまで深刻な影響を与えるケースもあるということです。

最近の状況で顕著なのは、コロナに感染した時は軽症で済んでも 感染後の後遺症(の症状)が重く治療が長引くことだそう。

専門家は「働き盛りの患者が、コロナの後遺症で仕事ができない状態に陥る実態がある。それまで元気に過ごしていた人が 突然動けなく(働けなく)なって「サボってんじゃないか」などと誹謗中傷されることもあり 自分を責める人もいるけれど、これは誰にでも起こる病態なので 一人で悩まずに積極的に医療機関を受診してほしい」と呼びかけています。

 

これらの実情を踏まえ 厚生労働省は、コロナ感染症の後遺症の実態の把握と新型コロナが医療態勢に与える影響を調べることとしました。具体的には 国の研究班が今後の流行も踏まえて、オミクロン変異株の感染後にどんな症状が続いているか・引き起こされる合併症・その要因などについて調査するということです。

そのうえで今後、最新の知見を基に 後遺症とみられる患者の診察やリハビリの方法などを示した手引きを改訂し、症状に悩む人が地域の医療機関で迅速に治療を受けられるようにしていきたいとしているとのことであります。

 

一見的には 軽症で済むとされるコロナ(オミクロン変異株)感染症ですが、その実体は 存外に手強(てごわ)く厄介・難儀なものであると言えるようです。

今後、厚労省による調査結果により 何らかの知見が得られることが期待されるところですが、その前提(後遺症予防)には「ワクチン接種」が効果的であるとされていることから、前掲のIさんの見解のとおり 今後は高齢者はもとより 現役世代へのワクチン接種を進め、せっかくの人生をコロナ禍のせいで憂鬱(ゆううつ)なものにしないよう 社会を挙げて取り組むべきと思うところであります。

 

なお 蛇足ですが、喫煙者がコロナに罹(かか)ると 症状が進みやすいとも言われています。

これは主に、肺にウィルスが入り込む「従来株」の際に顕著だったところですが、新たな変異株においても(喫煙で)呼吸機能が低下したりする人には様々なマイナスリスクがつきまとうことは否めないところでしょう。

いずれにしても、いろんな意味でマイナス要因のある「タバコ」は止(や)めるに越したことはないことを言い添えるところです。

 

 

 

 

 


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被災者の心情に寄り添って ~「長沼復興道路」の設計を前にした要望に立ち会い~

2022-04-16 | 日記

この日(15日)、長野市長沼区津野に住まわれ、さきの『令和元年東日本台風』の被災者となってしまった 旧知のMさんに乞われ「長沼復興道路」の線形(設計)について相談を受けたことから、所管(建設部道路課)職員の立ち会いを求め 要望(原地調査)に臨みました。

 

 

三寒四温が続いた長野市エリアは、つい この間に開花宣言が出されたと思ったら一気に開花が進み、早くも〝花散らしの雨風〟が すさぶ陽気となっています。

『令和元年東日本台風』で千曲川堤防が破堤した長沼エリアの「桜つづみ堤防」の桜も満開となっており、あれから3回目の春を迎えるに至っています。

 

 

桜花の向こうでは、引き続きに亘る復旧工事(堤防道路(側道)設置)が行なわれていました(このレポートについては後日に譲ります)

 

 

私に電話をくれたMさんは 自宅(土地)が長沼区津野にあり、図らずも さきの台風の破堤に伴う洪水で、自宅を含む土地全体が水害に見舞われてしまいました。

 

(Mさんの自宅・土地の被災状況/本人の承諾を取って掲載)

 

 

 

Mさんの自宅・土地は、まさに破堤による洪水の〝流域〟のど真ん中に位置していたことから、家屋敷はもとより 数年前から 土地の空(あ)き部分を活用して設置していた「ソーラーパネル」の基板・自家用車など一切がっさいを失うこととなってしまったのです。

その後、自宅の移転を余儀なくされたMさんでしたが、自己所有の土地に設置したソーラーパネルは自己資金により再設置し、厳しい状況の中 売電収入を糧(かて)の一つとするべく運用を再開しておられます。

 

 

 

そのMさんの土地を「長沼復興道路」が縦走することとなったのですが、その線形(設計)によっては Mさんのソーラーパネル事業に影響が生じる可能性が認められたことから、図面(設計)の段階で 影響が最小限に止(とど)められるよう調整を願いたい、とのことでありました。

 

「長沼復興道路」は、国道18号線(アップルライン)から 今後建設される「長沼防災ステーション」を結ぶ連絡道路です。

この地区の道路(市道)は 狭隘(きょうあい)で、さきの台風の際には多くの土砂や被災物で道路が覆われ 車両の行き来にも大きな支障が生じたことから、これを轍(てつ)として 一定程度の幅員を有する連絡道路を整備しようというものです。

 

 

 

道路自体は「津野」交差点から地区内を抜ける市道を活用し、途中から緩やかに南→東方向にカーブを描きながら「防災ステーション」に到達する計画となっています。

 

 

 

で、この道路の要(かなめ)となる〝緩やかな南→東方向のカーブ〟の部分の殆(ほとん)どが 件(くだん)のMさんの土地にかかっており、それがそのまま Mさんのソーラーパネル事業に影響を及ぼすことになるようなのです。

 

 

 

 

現地に足を運んだ職員に対し Mさんの方から、道路の線形によっては、Mさんのソーラーパネルの一部を移動または撤去しなければならなくなることを憂慮する声が寄せられました。

 

 

 

これに対し 担当課(道路課)職員は「今は設計の段階で 微調整が効くので、今後 Mさんのお考え(要望)も充分配慮に入れながら 作業(設計)に臨んでゆきます。」とのこと。

但し この公共事業の性格が「災害対応(道路)」であり、有事の際には大型の緊急車両が通行することから、大きなカーブが生じさせることは望ましくなく できれば限りなく直線に近い形(線形)で造成すべきこと・また 道路の構造計算の規定によって カーブのR(曲線)には上限もあることから、その辺りはご理解をいただきながら進めさせていただきたいとのこと、それについてはMさんも(長野ことばで)「そーどこじゃねぇ(もちろんだよ)。」とのことでありました。

 

 

 

 

私の方からは「このMさんを初め 多くの被災者の方々は、不測の自然災害によって平穏な日常生活を奪われたあげく、地権者におかれては 復旧事業の一環とはいえ大切な自己所有地を供出するご英断をされています。市(職員)においては、とりわけ被災地住民を巻き込んだ公共事業については 常に被災者の方々の心情に寄り添いながら丁寧かつ常時に亘る状況報告・事業計画説明を行ない、微細に亘ってご納得を得たうえで 最後には住民も市も「やって良かった」と心から思い合える事業となるよう努めてください。」と申し上げたところです。

 

あれから3年が経過しましたが、復興は まだまだ道半ばであります。

 

 

 

 

 

 

◆ 長野市コロナ報告

4月15(金)、長野市内で新たに259例のコロナ陽性感染者の発生が報告されています。

 

4/15(金) 長野市におけるコロナ感染症の発生について [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/746015.pdf

 

 

高止まり状態の長野市…その要因の一つに、子どもからの感染(家族感染)は1人の子どもから複数の大人(例えば両親)に感染する〝倍倍ゲームリスク〟があり、(感染者が)増えることはあっても なかなか減少には転じないという事象があるようです。

難しい状況ですが、それらを踏まえた対応(対策)が求められています。

 

 

 


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長野県域内のコロナ感染が、全国的にみても増加傾向に

2022-04-15 | 日記

厚生労働省に対し新型コロナウイルス対策を助言する専門家組織「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード」が行なった会議(13日)で 直近の感染状況や今後の見通しを分析したことがラジオのニュースで報じられ、後にネット記事掲載もされていました。

それによると、直近1週間の全国の新規感染者数は前週と比べて1,06倍で 3週連続で前の週を上回り、全国で34の都道府県で増加しているとのこと。

 

 

 

で…ラジオのアナウンサーが報じる中 思わず耳を寄たのが、長野県が〝名指し〟されてしまった件(くだり)です。

アナウンサーは「感染拡大は都市部では比較的緩やかだですが、岩手県・新潟県・長野県など9県では 感染者数が昨年末からの「第6波」のピークを越えるなどしており、地方での感染拡大が目立っています。」と述べていました。

このことについて、後刻 厚生労働省ホームページにある「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料など」の議事録を確認してみると、4/13開催の第80回会議の「資料1 直近の感染状況の評価等」の中に、確かに長野県を含む9県が感染拡大傾向にあることが記されていました。

 

 

 

[参考] 第80回 新型コロナ感染症対策アドバイザリーボード(資料1 直近の感染状況の評価等)

             ↓

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000928848.pdf

 

 

コロナ禍の全国状況において、これまで「感染拡大」といえば 先ずは首都圏や中京・近畿圏で、それ以外では 沖縄県などが地方県での感染拡大が大きいと言われるところでしたが、よもや長野県までもが いわば全国ワースト10に入ることになるとは…感染者数が多いな とは感じていたものの、まさか全国的にみても増加が著しい県(圏)に挙げられるとは 残念というか深刻に受け止めざるを得ないところです。

 

ご案内のとおり、長野市においては ここへきて 感染者数が200人を超える日が常態化するなど(アニバーサリーボードの指摘のとおり)感染が高止まり傾向にあります。

それらに総じて、先日(14日)には県内の感染者数が868人と過去最高を悪しけく更新したことが報じられていました。

 

 

 

その やはり悪しけく筆頭である長野市は260人もの感染数を記録、この日も 全感染者数の約3割を占めることとなってしまっています。

 

 

 

4/14(木) 長野市におけるコロナ感染症の発生について(260例) [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/745919.pdf

 

 

4/13(水) 長野市におけるコロナ感染症の発生について(166例) [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/745832.pdf

 

 

 

長野県内でのコロナ感染者数の中で 長野市が突出している現実をみたとき、と いうことは、長野市(の数)が減りさえすれば全体の感染者数の低減に〝貢献〟できることになることは自明…と いうことは、いわば「長野市対策」に改めて注力することが求められていると改めて思うところです。

それらを(も)踏まえ 長野市(保健所)は、(既にご報告しておりますが)この13日から 市内のコロナ感染者の対応について適切に見直しています。

 

 

 

新たな対応では、保健所が特定する濃厚接触者の範囲を 高リスクとされる医療機関・高齢者施設・障がい者施設などの利用者とその職員に対象を絞ることとしました。

また、感染者の同居者は原則として検査なしで濃厚接触者とし、保育所や幼稚園や小学校は各施設(所属団体など)に感染の特定を担っていただきます。

さらに、感染者の行動を詳しく聞き取る「積極的疫学調査」についても 従来は感染者全員を対象にしていましたが、医療機関や福祉施設の利用者・職員に絞ります。

このため 長野市保健所は、管内の感染者情報のうち 感染経路を示す「行動歴等」の項目は13日以降、公表対象から割愛することとしました。

[4/13以前の感染者情報(行動履歴アリ)]

 

[4/13以降の感染者情報(行動履歴なし)]

 

 

このことについて、一部報道では「保健所業務の軽減を図るため」としている社もありますが、それは違うと言わせていただきます。

今回の適切な見直しは、保健所職員を楽(らく)にさせるものではなく、あくまで作業の効率化・適正化を図るものです。

ここまで感染が拡大をみせている中、旧態依然のまま感染者(数)を追いかけているだけでは その先の感染者抑制のための〝保健所本来の業務〟ができないまま時間が推移するばかり。

先日も述べましたが、そこら中で火事が発生しているのに、消防士が現場に行くことができずに デスクに張り付いて火事の件数を数えることに終始しているとでも申しましょうか…これでは〝鎮火〟はほど遠いことになってしまいます。

この状況を改め、保健師を中心とする保健所職員には これ以上の感染拡大防止のために本来の業務に挺身してもらう必要がある。

但し、感染者の実数は 今までどおり正確な数字で追うところであります。

繰り返せば 問題は「その先」いかに高リスクな感染を抑えるか(=重症化を未然に防ぐか)を第一義とし、そのうえで 例えば蔓延する家庭内感染の抑止に向け指導体制を整えるかなど、実効ある業務に臨むことが期されるところです。

 

そんな さまざまな分析などが行なわれているところですが、いずれにしても 現時点での「ワクチン3回接種」は、感染リスク・重症リスクの低減に効果が高いことは揺るぎない事実とのこと。

これらを踏まえ、例えば若者世代の人たちにも 早いうちにワクチン接種を進めてもらいたい…これは関係者の共通認識であります。

 

 

 

 


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小平奈緒選手の引退会見に思う

2022-04-13 | 日記

スピードスケートのオリンピック選手の小平奈緒選手が 12日に会見を開き、今年10月に開催される競技会をもって現役を退くことを表明したことが報じられました。

その中で 彼女から〝地元愛〟の数々が聞かれたことに、私のみならず多くの人々が感銘を覚えたものでした。

 

 

 

ご案内のとおり 小平奈緒選手は、4回に亘り冬季五輪大会に出場し 2018年平昌大会ではスピードスケート女子500mで金メダルを獲得するなど、多くの輝かしい成績を残しています。

 

 

 

しかして彼女は、ただ単に速いだけのアスリートではなく 人間的にも多くの素養や魅力を兼ね備えた人物でありました。

平昌五輪の500mで優勝した際には、地元開催のプレッシャーから2位に終わり傷心した 韓国のイン・サンファ選手を慰め、手を携えながら一緒にウィニングランをした姿は、国境を越えたアスリート相互の友情秘話として多くの感動を呼びました。

 

 

 

また一方で、オランダに留学経験のある彼女が オランダのテレビ局のインタビューを受けた際には、実に流ちょうなオランダ語で受け答えをする様子が流され、そのクレバー(賢者)ぶりが印象づけられたところです。

 

 

 

 

そんな国際力も豊かな彼女が いわば余力を残しながらも引退を表明。

会見を通じて、インターナショナルな彼女の心の内(うち)に 人並み以上の〝地元愛〟が満ちていることが伝えられ、(前掲のとおり)多くの人々が感銘を覚えたのでした。

茅野市出身の彼女が スピードスケートのトップアスリートをめざすキッカケとなったのは、小5のときに観た1998年の長野冬季五輪大会で、男子500mの清水宏保選手(金)と女子500mの岡崎朋美(銅)の滑りを観たときだったとのこと。彼女曰く「鳥肌が立った」との五輪選手のパフォーマンスが、彼女もまたメダリストへと導く転機となったそうです。

高校卒業後には やはり地元の信州大学に進学、その後はスポンサー探しに苦労するも 松本市の病院が手を挙げたことで 名実共に地元のアスリートとして歩むこととなりました。

 

小平選手は、スケート以外の場面でも〝地元愛〟を体現されていたことが伝えられています。

去る2019年に発生した「令和元年東日本台風」の際には、平昌五輪後のしいスケジュールの合間を縫って被災地に足を運び 災害ボランティア活動に参加、人知れず被災地支援を行なうその姿に、多くの被災住民が感謝し励まされていたことが伝えられています。

 

 

 

しかして その深層には、災害ボランティア自体が 小平選手を達観させてくれた「イイ意味での心の変化」があったのこと。

当時は平昌五輪で金メダルを獲得し「メダリスト小平奈緒」として見られることに抵抗を感じていたそうですが、そんな複雑な思いを打開してくれたのがボランティアだったそうです

曰く「在りのままでいることで、自分自身に正直に生きられることに気付けた。」とのこと…メダリストではなく 一人の人間として災害支援に参加し、肩の力を抜くことができたようです。

 

 

この日の会見は、世界的トップアスリートにありがちな東京での会見ではなく 長野市内で(会見に)臨んだ小平選手は、地元信州に向けた思いを語ってくれました。

「2年間オランダに行った時期もあり 全国の多くのみなさんに応援してもらった気持ちもあるのですが、信州で生まれて育ててもらった身として、こうして大きな決断を地元信州の皆さんの前で報告できて、幸せに感じています。」と笑顔を交えて話されていました。

さらに、自らの引退レースの場を 敢えて長野で10月に開催される「全日本距離別選手権」に選んだうえで「(10月はりんごの収穫時期でもあるので…と地元に気遣いをしながら)最後に自分のスケートを表現したい場所が、地元の信州でした。会場を一つにしたような『スケートってこういう一面もあるんだ』という滑り、小平奈緒としてスピードスケートの面白さや 心動かされる空間を作りたいと思っています。」と、地元愛を込め語ってくれました。

さらに 今後について「地域貢献に近い形で多くの皆さんの役に立ちたいと考えています。スケートを元に活動していくのもいいんですが、まだ世界には私の知らないことがあるので 多くの人と出会いながら興味を持ったことをやってみたい。」とし、残りの現役生活について「心の奥からみなさんとともに楽しみたい。信州、全国の皆さんと進める時を楽しみたいなと思います。」と誓っていたとのことです。

 

世界の一線で活躍する小平選手が、意外なほどに「地元」に思いを寄せてくれていたことに 同じ県民として喜びを感じると共に、彼女のように地元をこよなく愛してくれる若者の存在を心強く感じたものでした。

「ふるさとは心の中にあり」どこで暮らして(活動して)いようとも、自分が生まれ育った故郷は あくまで「地元」であり、何かにつけて回帰してくれれば…小平選手の〝さわやか会見〟は、私たち地元に暮らす者に対しても、大きく そして温かな勇気をくれたものでありました。

 


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