倉野立人のブログです。

日々の思いを、訥々と。

「平和の祭典」の直後の蛮行に怒りと嘆き/深夜の火災

2022-02-28 | 日記

◆不測の〝戦争〟

ロシアがウクライナに軍事的侵攻を強めています。

そこには様々な歴史的背景や政治的思惑が錯綜していることが伝えられていますが、まず言えること(許されざること)は 武力による領土拡大をしたことと、それ(武力)により 戦闘員(兵士)のみならず非戦闘員(市民)までも生命の危険に晒し、実際に生命を奪う蛮行に手を染めたことでありましょう。

この行為は、いかに(ロシア(プーチン)側に)大義があろうとも許されることでは無く 世界に恥ずべき行為であると断ぜられるところであります。

そのうえで残念極まりないことは、つい先日 世界は「平和の祭典」のオリンピックを終えたばかり…スポーツを通じ ときに国籍を超えて互いをリスペクトする機運が高まった矢先に、あろうことか ルーツを同じくする者同士が、武力で対峙するようなことになるとは…慚愧の念 限りなしといったところです。

 

なお私は プーチンの姿に、織田信長を重ね見るところです。

自らの強権を維持するためには 人命がどうなろうとも厭(いと)わないその姿勢に、逆に その手法の限界が垣間見えます。

 

 

 

 

 

◆深夜の火災/集合住宅の「二次被害」

23日の23時半過ぎ、執務中の私の耳に いずこから消防サイレンの音が聞こえてきました。

さっそく「長野市災害情報ダイヤル」をかけてみると「市内丹波島で建物火災が発生、緊急車両が急行しています。」とのこと。

取るものも取り敢えず そちら方面に車首を向けると、犀川沿いの住宅地の一角に 緊急自動車の車列と、サーチライトに浮かぶ煙中の建物が目に入りました。

 

 

 

火災現場は 都合4軒から成る集合住宅で、その東側の2階住居が燃えたらしく、私が現着したときには 鎮火はしたものの、未だに大量の煙が噴出しており 屋根裏などはまだ燻(いぶ)っているようでした。

 

 

 

訊けば 怪我人などは出ていないとのことで、それは不幸中の幸いではありましたが、写真のとおり 現場の火災部分の屋根裏や西側建屋との連結部分から未だ煙が出ていることから、指揮者(消防局員)は その部分に空洞を空け注水するよう指示を出しておりました。

(過去の火災では 一旦鎮火したと思われたものの、屋根裏部分から再び出火した事例を見たことがあり 予断ならないところなのです)

 

ところで…火事そのものが怖いことは言うまでもありませんが、今回のような集合住宅の火災の場合、失火元はもとより、同じ棟にある いわば無傷の部屋も〝二次被害〟に遭うことがほとんどであり、そこにも 火事の厄介さを感じさせられます。

今回のケースも、燃えた部屋には大量の消火水が放水されることから、階下の部屋もおそらく水浸しになったところでしょう。

そのうえ 延焼を防ぐために 横の部屋の外壁などにも放水されることから、おそらくお隣りさんも何事もナシというわけにはゆかないことでしょう。

このように、ひとつの部屋の失火が その建屋全体に影響を及ぼすことになることから、それだけを取っても「火事は怖いし大迷惑になる」を実感させられるとことろです。

これから春を迎えるにあたり「風」が強く吹く季節(の変わり目)になります。

社会には様々な厄難がありますが、とりわけ「火事」については そこ(火事)から派生する被害(の範囲)が甚大かつ広範に亘ることから、私も含め十二分に注意せねば…改めて自覚させられた 深夜の不測の事態でありました。

 

 

 

 

 

 

◆ 長野市コロナ報告

2月27日(日)、長野市内で新たなコロナ陽性感染者の発生が報告されています。

 

2/27(日) 長野市におけるコロナ感染症の発生(80例)について [PDFファイル]

            ↓        

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/742423.pdf

 


忙中にあり

2022-02-27 | 日記

ここ数日(月末にかけて)公私に亘り存外の忙しさとなってしまい、ブログの更新に間(ま)が空くこととなってしまいました ^^;

社会には様々な不公平がありますが、こと「時間」だけは 誰しも平等に与えられているものです。

それを活かすも活かさないも本人次第というところですが、概して私は要領が悪く 自分でも時間の使い方が下手だなぁと自虐の日々を送っています。

何というか、もっと生産性のある時間の使い方ができないものか…ただただ追われるだけの毎日ではイカンと思いつつ、今日もまた時間に追われているところであります。

 

そんな「忙中」の一因ですが、私は 開会中の長野市議会3月定例会本会議の個人質問で登壇することとなり、現在 質問原稿の作成を進めています。

私儀 昨年12月付で、会派「改革ながの市民ネット」に復帰したことから、再選後の無所属から立場を変えて登壇することとなっています。

 

 

 

 

会派に所属することで、本会議での発言(質問)時間が一定程度確保されるに併せて 会派として発言に整合性をもたせることが求められてきます。

私自身は これまでも同会派で活動してきており、基本路線は共有しながら また新たな気概をもって議論に臨んでまいりたいと思っております。

 

なお 私の発言要旨は下記のとおりです。

◆新型コロナウィルス感染症対策における「新たなフェーズ」について

  コロナ禍 とりわけ「第6波」の到来により、発生初期の旧態依然とした対応では間に合わなくなっているのではないかと考え、特に保健所は衛生指導など 本来の役割を果たすべき。

 また 学校では「分散登校」を余儀なくされるなど 児童生徒の「学びの機会」が失われており、学力低下・学力格差・学びの意欲低下・休校や分散登校に起因する不登校児の増加など、学校現場へのコロナの弊害が強く憂慮されていることから、本市の現状と課題、取り組み状況について質します。

第四次長野市地域福祉計画と長野市都市内分権基本方針との整合について

  地域福祉の担い手となっている各地区に暮らす住民が諸活動に取り組む中では、福祉を所管する「第四次長野市地域福祉計画」と住民自治を所管する「長野市都市内分権基本方針」が並行して進められているが、果たして両計画は連携が取られているか質します。

そのうえで、地域社会における「福祉」の課題が非常に多岐に亘っている中 福祉に関する困りごとを持つ市民から、いったいどこの窓口に行ったらイイか分からない との声が寄せられていることから、福祉における相談をワンストップで受け止め 庁内の担当に適切に案内・振り分けを行なう「福祉分野におけるワンストップサービス窓口の創設」を提案し、所見を質します。

長沼地区の活性化について

 長沼地区内への「災害公営住宅」建設が断念され、残念ながら 同地区の定住人口維持につながりませんでしたが、そのうえでどのように被災地の活性化を果たしてゆくかを質します。

「働く女性の家」への対応にみる本市の公共施設マネジメントへの考え方について

 昨年の議会では「働く女性の家」の講座の存続について、署名活動などの市民要望や 6月議会での請願提出・採択などの取り組みがありましたが、総じて言えば、市からの一方的とも取れる説明に対して 関係する市民の方々は不信感を抱くこととなってしまいました。

そして、最近では「勤労者福祉施設再編の方針について」としてそれぞれの勤労青少年ホームの体育館の廃止方針が示され、このことに対して さきの働く女性の家と全く同じような市民の反応=反対の声が、あたかもデジャブの如く上げられています。

議会の者としては、さきの「働く女性の家」を巡る取り組みが 果たして活かされてきたのか懐疑的に思わざるを得ないところであることから、これまで一連の経過をどのように受け止め 庁内でどのような申し送りを行なったのか、その経過と結果について質してゆきます。

また 荻原市長に対し、スポーツに親しむ多くの市民は アスリート出身でオリンピック金メダリスト・スポーツには日本一造詣が深いはずの市長の誕生を喜び、きっと長野市は どの自治体よりもスポーツ振興を進めてくださると大きく期待を寄せていたこと、しかし実際には 就任早々に複数の勤青体育館を廃止に追い込むような判断を容認されたことから、荻原新市長に期待した分 暗い失望感が漂っていることを伝え、「健幸都市」の実現に向け取り組むとする市長が、高齢者はもとより 現役世代のスポーツ振興の場所をどのように維持・確保してゆくか所見を質します。

スポーツコミッションについて

さきに答申された「第三次長野市スポーツ振興計画」に「スポーツコミッション」の論理を反映させるべきことを提案します。

「スポーツコミッション」とは、スポーツを「体育」の視点で捉えることなく、その効果を人々の社会活動に広く反映させるべきとの考え方ですが、社会は多様化の一途を辿っており そんなときだからこそ「スポーツコミッション」のもつ「社会的効果」を再認識したうえで、本市の市政運営にも積極的に取り入れてゆくべきと考え提案します。

◆ヤングケアラーについて

 本市で ヤングケアラーに関するの実態調査を行なったとされていますが、その調査結果を 来年度策定するとされる「貧困対策計画」にどのように活かしてゆくか質してまいります。

 

なお 私の登壇予定日時は、3月3日(水) 午後1時過ぎとなっております。

 

 

 

 

 

◆ 長野市コロナ報告

2月26日(土)、長野市内で新たなコロナ陽性感染者の発生が報告されています。

 

2/26(土) 長野市におけるコロナ感染症の発生(86例)について [PDFファイル]

            ↓        

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/742417.pdf

 

 


長野市議会 令和4年3月議会が開会

2022-02-25 | 日記

2月24日(木)、長野市議会 令和4年3月議会が開会しました。

 

 

 

どの自治体(議会)でもそうですが 3月議会は「予算議会」と呼ばれ、新年度の事業や それに伴い計上される予算(案)について審査する機会となり、いわば「年度の節目となる議会」と申せます。

特に、昨年就任した荻原市長にとっては 初の予算議会となることから、新年度事業に臨む姿勢などが注目されるところです。

 

 

 

 

この日の市長施政方針演説では、総額1,622億7千万円の新年度一般会計予算・総額31億9千万円の一般会計補正予算を初めとする議案41件・専決処分2件を提案すると共に、コロナ対応・そこからの景気浮揚・さきの令和元年東日本台風からの復興と防災対策を「3つの緊急対策」に据え、困難克服をめざすとしていました。

また、市長の造語でもある『健幸増進都市』をめざし「人もまちも健康で幸せが実感できるまちづくりを進める」とし、そのために「教育・福祉・子育て」「まちづくり」「経済振興」「多様性」「文化・スポーツ振興」「SDGs・環境」の6分野を重要課題として位置づけると述べていました。

市長は 新年度に向けた「全体論」について述べていましたが、総じて新味に欠ける印象であり 前市政の継承(本人は「バージョンアップ」を強調していましたが)の色が濃い内容と受け止められるものでした。

そんな中でも〝公約の目玉〟である「(仮称)子育て支援センター」については、こども(育児・教育など)に関する相談をワンストップで受け止める新たな体制ということであります。

このことについては、市長の意向は理解するところですが 果たして実際の〝体制づくり〟が如何様(いかよう)に進められるのかが注目されるところです。

いずれにしても、週明けから始まる 代表質問・個人質問、さらに委員会審査などを通じて、荻原市政の何たるかを議してゆくところであります。

 

今議会においては、私も発言の機会を得たことから 市政一般について市の姿勢を質してまいります。

 

 

 

 

 

◆ 長野市コロナ報告

2月24日(木)・25日(金)、長野市内で新たなコロナ陽性感染者の発生が報告されています。

 

2/24(木) 長野市におけるコロナ感染症の発生(95例)について [PDFファイル]

            ↓          

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/742189.pdf

 

 

 

2/25(金) 長野市におけるコロナ感染症の発生(66例)について [PDFファイル]

            ↓            

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/742372.pdf

 

 

 


「施設内療養の限界」記事に、現下のコロナ対応の限界をみる

2022-02-24 | 日記

さきのネット記事で、東京都内の高齢者施設内で発生しているコロナ感染症に伴い 施設内で深刻な〝療養崩壊〟が起きていることが報じられ、この報に触れたときに、改めて コロナ対応が新たなフェーズ(局面)に入っていることを実感させられました。

報道によると、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」による感染の第6波で死者が急増する中 東京都内の高齢者施設でも療養中の新型コロナウイルス感染者の死亡例が増えているとのこと。

関係者からは、医療機関の病床逼迫(ひっぱく)のシワ寄せにより 施設内で行なわれている「施設内療養」の限界を指摘する声が上げられています。

 

 

 

 

都内の とある高齢者施設で今月になって90歳代の女性入所者(Aさん)が息を引き取ったのですが、その10日ほど前には Aさんの症状はごく軽症で、本人や家族の希望もあって そのまま施設内で療養することになったそうです。

ところが、その数日後にAさんは脱水症状を起こして食事の量が減り アッという間に衰弱してしまい、容体が急変したことから救急車を呼んだものの搬送先が見つからず、車内で約4時間待つ事態に陥り 最終的に亡くなってしまったとのことでありました。

この施設の施設長は「高齢者の容体悪化はあっという間だ。入院できない上、入院が必要になっても受け入れ先が見つからないのは大きな問題ではないか。」と訴えておられました。

さらに報道によると、都内では 1月中旬まで大半の高齢者が入院できていましたが、オミクロン変異株による感染の拡大で次第に病床を圧迫、都は1月下旬になって「重症化しにくい」というオミクロン変異株の特性を踏まえ、高齢者施設入所者であっても 軽症で重症化につながる持病などがなければ、施設内での療養を認めることとしました。

ところが その後の調査によると、1月中に施設内で亡くなった高齢の感染者は3人だったのに、2月に入ると(逝去者は)3週目で19人に急増、今週は23日時点で16人が亡くなっており 雲行きは急に暗たんたるものになってしまいました。

かかる 都内の高齢施設内での今年の逝去者数は計38人で、全ての逝去者(352人)の約1割を占めているそうです。

この事態に先んじて 都は、施設内療養を進めるにあたり 都内の医療機関と連携し「医師の往診体制」を整えたとのことですが、それも抜本的な体制整備には至らず 対応が間に合わないうちに逝去の多発を招いているようです。

往診を担う医師の一人からは「高齢者施設は あくまで「生活の場」で、医療の場ではない。(コロナ)対応には限界がある。」と指摘していたことが報じられていました。

 

今回報じられた 都内の高齢者施設で発生している深刻な状況は、オミクロン変異株の伸張により 感染状況が大きく変わってきているのに、行政によるコロナ体制が旧態依然のままであったことの弊害(シワ寄せ)が如実に現れたものでありました。

このことは さきに長野市保健所長のオンライン会談での指摘にも附合するところですが、たとえ軽症者が多いとはいえ 第6波でコロナ感染者が激増しているにも拘らず(国は)これまでどおりの体制のままに 保健所を窓口にした感染者の追跡のみに腐心し、結果 病床逼迫→施設内療養容認→高齢者の逝去事例急増 につながってしまった。

こと ここに至った以上には、発生してしまった感染者の管理はもとより そこから派生する 中等症~重症患者の抑制に向け、関係者が注力してゆくことこそが「選ぶべき道」ではないか。

具体的には、コロナ感染者の対応は 保健所が間(あいだ)に入るのではなく、医療機関⇔医療機関 との〝直接対応〟に効率化する。

そのうえで保健所は、高齢者施設など感染が発生した箇所への指導などの〝本来の業務〟に徹するべきではないか というものです。

 

従前も述べましたが、現下のコロナ禍は まるでボクシングのボディーブローのようにジワジワとダメージを与え、気づいた頃にはダウンを喫するような悪しき流れとなっているようです。

この流れを断ち切るためにも、新たな認識でコロナ対応にあたるべき…再認識させられた報道でありました。

 


笑顔の力

2022-02-23 | 日記

北京冬季オリンピックが閉幕しました。

 

 

 

私を含め 今回のオリンピックを観た多くの人たちは、何というか 悲喜こもごも・疑心暗鬼…さまざまな印象を抱かされるものでありました。

各選手は、究極的には金メダルをめざし切磋琢磨を重ね その結果に応じて ときに喜び・ときに嘆き…いずれにしても 最終的にはどれぞれにその結果を受け入れたうえで競技を終えてゆくのでありました。

今回の北京冬季オリンピックは、いわば〝一筋縄ではゆかない大会〟であった印象があります。

競技における 勝った負けたの結果以上に、女子ジャンプ高梨沙羅選手の失格問題や 女子フィギュアのロシア選手のドーピング問題、さらには 開催国中国の政治的問題も話題になるなど、これまでのオリンピックには無いほど 多岐に亘る〝話題〟が取り沙汰されることとなったのはご案内のとおりであります。

そのうえで、ややもすると今大会は いわば釈然としないままに閉幕を迎えるところでありましたが、(私を含め)概して笑顔でフィナーレを迎える心境に至ったことは むしろ不思議といえるところであります。

その理由は何故か?と考えてみたとき、そこには「笑顔の力」があったことを 多くの人たちが実感したところでしょう。

それは なにいう、女子カーリング「ロコ・ソラーレ」のメンバーから発せられた「笑顔の力」ではなかったかと思うのです(私だけではなく)。

 

 

 

今大会の いわば最終戦は、試行錯誤の末 決勝戦にまで勝ち残った、女子カーリング日本代表「ロコ・ソラーレ」の(英国との)一戦でありました。

この大一番に臨んだ彼女らは、試合そのものには敗れたものの カーリング史上初の銀メダルに輝くと同時…いや それ以上に笑顔あふれる姿が観衆を魅了し、 結果の如何に拘わらず 観る者をも笑顔にしてくれ、そのうえで言葉に言い表せない温かな感動を与えてくれたのでした。

ロコ・ソラーレのメンバーは、自分たちをして「感情を爆発させた大会だった」と振り返っていましたが、勝って笑い・負けて泣き、その中で チームメイトが互いに励まし合いながら一戦 ゞ に臨む姿に、えも知れない親近感を抱かされたところでした。

 

スポーツはもとより それぞれの人生においても、イイ局面もあれば それ以上に厳しい局面にぶつかることがあろうと思います。

でも、そんなときだからこそ その現実を受け入れたうえで、最終的に笑顔で臨めば 何らか好結果が得られるのではないか。

今大会における「ロコ・ソラーレ」の有終は、さまざまな面で 観る者に笑顔と勇気を与えてくれたような気がします。

私自身、彼女らの笑顔を糧(かて)に、厳しい局面こそ笑顔で乗り切ろう!そんなエールをもらった感しきりでありました。

 

 

 

 

 

◆ 長野市コロナ報告

2月22日(火)・23日(水)、長野市内で新たなコロナ陽性感染者の発生が報告されています。

 

2/22(火) 長野市におけるコロナ感染症の発生(92例)について [PDFファイル]

            ↓            

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/741990.pdf

 

 

2/23(水) 長野市におけるコロナ感染症の発生(73例)について [PDFファイル]

            ↓            

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/742149.pdf

 

 


【大切なお知らせ】 「市民税非課税世帯等臨時特別給付金」の受付が始まっています

2022-02-22 | 日記

コロナ禍の影響を受けた方々を支援する施策が さまざまに打ち出されていますが、今日は「市民税非課税世帯等臨時特別給付金」についてレポートします。

 

 

 

この給付金の目的は「新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、さまざまな困難に直面した人たちの生活・暮らしを支える」とされ、住民税非課税世帯等に対して 国から支給される臨時特別給付金です。

支給対象世帯は下記のとおりです。
1,市民税非課税世帯
 世帯全員の令和3年度分の市民税均等割が非課税の世帯

2,家計急変世帯 
 コロナ禍の影響で家計が急変し、市民税非課税世帯と同様の事情にあると認められる世帯

 

申込み受付が、2月21日(月)から始まっています。

・市民税非課税世帯→2月21日~5月31日

・家計急変世帯→2月21日~9月30日

 

 

 

なお この支援金は「申請主義」のため、該当の方(世帯)は 期限内に市の方まで申請してくださるようお願い申し上げます。

(市民税非課税世帯の方には 市から「確認書」が郵送されるので、必要事項を記入して返信(郵送)してください。家計急変世帯の方は、申請書を入手のうえ郵送してください)

 

 

 

 

コロナ禍の影響が長期に及ぶ中、それ(悪影響)は いわばボクシングのボディブローのようにじわじわと人々の社会生活にダメージを与えるに至っています。

支援金には限りがありますが、その中で 支援の恩恵を受け、たとえ僅かでも〝足し〟となってくれることを期待するばかりであります。

 

なお、申請様式の入手方法など ご不明な点は、下記の担当までお気軽にお電話(ご照会)ください。

長野市臨時特別給付金コールセンター

電話:026-224-7713 (月~金/8:30~17:15)

 

 

 

 

【参考】「市民税非課税世帯等臨時特別給付金」長野市HP

            ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/soshiki/fukushiseisaku/487575.html

 

 

 

 

 

 

◆ 長野市コロナ報告

2月21日(月)、長野市内で新たに48例のコロナ陽性感染者(市6287~6334例)の発生が報告されました。

 

2/21(月) 長野市におけるコロナ感染症の発生について [PDFファイル]

             ⇓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/741936.pdf

 

 

 

2月も末に近いというのに 未だに冬のままの陽気が続いており、コロナはじめ感染症が活発に活動しやすい状況が続いています。

いろんな意味で「春よ来い」 状況が改善に向かうことを願うばかりであります。

 


【大切なお知らせ】長野市第6波対応事業者緊急支援金の受付が始まっています

2022-02-21 | 日記

さきのブログ(2/14付)でレポートしておりますが、長野市は 昨今のコロナ禍に鑑み、その対策として「2月専決補正予算」を計上、その中の「長野市第6波対応事業者緊急支援金」について受付が開始されていますので 改めてご報告申し上げます。

 

 

 

この支援金の目的は「令和4年1月以降に新型コロナウイルス感染症の新規陽性者数が急増したことによる人流の低下等の影響を受け、売上が減少した事業者に対して事業継続を緊急的に支援するため 支援金を支給するもの」とされており、予算総額は7億3,230万円となっています。

 

支給要件は、市内に店舗や事業所等を有する中小法人・個人事業主のうち、今年の1・2月いずれかの月売り上げが前年(前々年)同月比20%以上減少した方々(店舗等)に対して支給することになっています。

 

 

 

過日の記事と重複しますが、念のため再掲載します。

対象業種は下記のとおり

①市内飲食店と取引のある事業者    ②観光関連事業者

③時短要請対象外の飲食店       ④文化娯楽サービス事業者が(カラオケ・映画館等)

⑤対人サービス業(理容・美容・マッサージ等) ⑥教育・学習支援業(塾・音楽教室等)

⑦飲食料製造・卸売り業        ⑧フリーランス(イベント出演者・インストラクター等)

⑨時短対象対象飲食店         ⑩小売業

 

 

 

支援金額は、

・上記①~⑧の 法人→20万円/個人事業主→10万円

・上記⑨・⑩の 法人→10万円/個人事業主→ 5万円

・対象件数(想定) 6,540件

 

申請期間は、令和4年2月18日(金~令和4年4月28日(木)※当日消印有効です。

ただ この支援金は「申請主義」のため、申請期間を過ぎますと申請書類の受付ができませんので、必ず期間内に提出してください。

 

 

 

 

申請は(コロナ禍に伴い)郵送のみとなっており、様式は 下記サイト(長野市HP)からダウンロードできるようになっています。

 

長野市第6波対応事業者緊急支援金(長野市HP)

         ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/soshiki/skr/701839.html

 

 

コロナ禍におけるさまざまな支援や助成については、それぞれの機関で行なわれていますが、いわゆる〝長野市版〟についても 順次に亘り受付けが開始されています。

これからも 機をみつけ情報提供に務めてまいりますので、読者のみなさんにおかれては どうかタイムリーに把握していただき、該当の方は申請洩れなどの無いようお気をつけください。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ 長野市コロナ報告

2月20日(日)、長野市内で新たに79例のコロナ陽性感染者(市6209~6286例/ほか1名は他の自治体で届出)の発生が報告されました。

 

2/19(土) 長野市におけるコロナ感染症の発生について [PDFファイル]

             ⇓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/741902.pdf

 

 

 

 


北京五輪大会/長野市〝生え抜き〟の選手が活躍

2022-02-20 | 日記

2月4日に開幕した北京冬季オリンピック大会は、それぞれの競技でさまざまなドラマを生み出しながら日程を進め、いよいよ大会は佳境に入ることとなりました。

この間、各国の選手たちは 母国の名誉と自らの(4年に一度の)集大成に向けてしのぎを削り、メダルをめざして全力を尽くし それを目の当たりにした私たち観戦者は、選手の頑張りに声援を送りながら、ゲームや競技の推移に一喜一憂を重ねたものでありました。

今回の北京五輪、メダル獲得を巡ってさまざまな感動が呼び起こされると同時に メダル以外の面でも心を動かされる場面があったのが印象的でありました。

無論、スピードスケートの高木美保選手のメダル最多獲得の活躍や、歴代最年少でメダリスト(銅メダル)となった 弱冠17才のスノーボード女子ビッグエア村瀬心椛(ここも)選手、世界最高難度の技を決めて 夏冬両大会でメダリストとなった スノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢選手など、数え上げればキリがないほどのメダルラッシュとなったところですが、そんな中 いち長野市民といたしましては、いわば 生粋(きっすい)の長野市民アスリートとして大会出場を果たした、スピードスケート男子1000mに出場した 小島良太選手(エムウェーブ所属)の活躍に改めて拍手を送り、そのうえで 地域におけるアスリートの育成の大切さと難しさ、そのうえで 地域スポーツの在り方を考える機会となりました。

長野市生まれの小島選手は、市立芹田小学校~市立桜ヶ岡中学校~屋代高校~信州大学と 地元の学校を経て、現在は 長野冬季オリンピック施設の「エムウェーブ」のスケートクラブに所属〝エムウェーブの申し子〟と評され、今回 みごと北京五輪代表の座を射止めました。

 

 

 

 

このことについて、さきに「スポーツコミッション」で対談した樋口副市長は さきの長野冬季五輪大会からの〝時間経過〟について感慨を新たにしておられました。

曰く「長野冬季五輪から二十有余年、ようやく生え抜きのオリンピック選手を輩出することができた。世界的大会(五輪)を開催し そのための本格的な施設を造っても、国際レベルに叶う選手を出すのは容易ならざることだということ。競技によっては 稀(まれ)に彗星の如くにスーパースターが登場することもあるけれど、基本的には選手の育成は一朝一夕にはゆかないものだ。」と述懐しておられました。

 

スポーツのもつ多面性については これまでも述べているところでありますが、ことオリンピックという 頂点をめざす競技大会においては「トップアスリートの育成」という 非常に難しい〝テーマ〟があり、各競技団体ごとに努力と苦労を重ねていることが伝えられています。

 

いずれにしても、生粋の長野市民として五輪の檜舞台に立った小島選手には、どうか堂々と〝凱旋〟してもらい そこで得た貴重な経験をみんなに伝えてくれることを期待し、周囲のアスリート諸君においては、今回 同郷の者が世界の舞台で活躍したことを目標と刺激に据え、もっともっと多くの選手が育ってくれることを願って止まないところであります。

 

 

 

 

 

 

◆ 長野市コロナ報告

2月19日(土)、長野市内で新たに110例のコロナ陽性感染者(市6098~6207例)の発生が報告されました。

 

2/19(土) 長野市におけるコロナ感染症の発生について [PDFファイル]

             ⇓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/741902.pdf

 

 


「スポーツコミッション長野」の明日に向け ~長野市副市長を表敬訪問~

2022-02-19 | 日記

この日(18日)、長野エリアで「スポーツコミッション」に取り組む有志の方々が 退任を間近に控えた長野市の樋口副市長を訪ね、これまでのスポーツコミッション活動への支援に敬意を表すると共に、今後も高所大所から〝共感〟してくださるよう 笑顔と共にお願いする機会となりました。

 

 

 

長野市における「スポーツコミッション」の成り立ちの陰(かげ)には、樋口副市長との〝共感〟が〝欠かせない実績〟としてあります。

このことについては(関連しては)さきのブログ(2/17付・2/16分)でもレポートしておりますが、私たちの属する『一般財団法人スポーツコミッション』が、その活動の柱である「スポーツのもつ社会的効果」の発揚に向けては 教育委員会体育科にあるスポーツ部門を市長部局に移管すべきことを主張する中、エリア代表のMさんの意向を受け 議会側では私が・行政側では なにいう樋口副市長がイニシアチブを執って議論を進めることとなり、最終的に スポーツ部門を市長部局に移管したうえで「文化スポーツ振興部」の設置に至った経過があるのです。

この間 樋口副市長には、都内で行なわれたスポーツコミッションのセミナーにもご参加(ご講演)いただくなどし 共々に造詣を深めたものでありました。

 

 

 

で…その通底には、これから立ち上げる「スポーツコミッション長野」代表のMさんと 樋口副市長との〝スポーツを通じた気脈〟があるのでした。

 

 

 

「スポーツを通じた気脈」とは言っても 何もご両人が実際にスポーツをしたワケではなく、その気脈は、さきの長野冬季五輪大会の運営における「ボランティア活動」の中で培われたものでした。

世紀のスポーツの祭典である五輪大会の運営に際し、Mさんは市民サイドのボランティアコーディネーターとして・樋口副市長は行政サイド(開催市)の現場責任者として共々に大車輪の活動(活躍)を果たされ、大会を成功に導くと同時に そのボランティアスピリッツをもって、後に開催(定着)した「長野オリンピック記念マラソン」の運営にも好影響を及ぼされたのでした。

それらの活動をもって、それぞれの立場で同じ山をめざして歩まれたご両人には いつしか強い信頼関係が構築されたのでありました。

 

 

 

 

この日参集した方々は いずれもMさんの肝いりで声がけされたもので、今後の 長野市における「スポーツコミッション」の構築に向け 意のあるところを持ち寄ってくださっています。

今後の活動内容については未詳ではありますが、いずれにしても「スポーツのもつ社会的効果」の発揚に向け〝長野市版〟として形づくりが成されるよう取り組んでゆくことを伝えさせていただきました。

樋口副市長におかれては 公職については年度末でご勇退されますが、その後は いわゆる市民レベルで「スポーツコミッション長野」の活動に〝共感〟してくださるようお願いし、ご快諾いただいたことは言うまでもありません。 

 

 

 

 

 

 

◆ 長野市コロナ報告

2月18日(金)、長野市内で新たに128例のコロナ陽性感染者(市5970~6097例)の発生が報告されました。

 

2/18(金) 長野市におけるコロナ感染症の発生について [PDFファイル]

             ⇓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/741854.pdf

 


保健所の〝真に果たすべき役割〟を論ず ~長野市保健所長と国会議員がリモート対談~

2022-02-18 | 日記

この日(2月17日)、長野市の小林保健所長と しのはら孝衆議院議員とが〝リモート対談〟を行ない、同僚議員と共に傍聴しました。

 

 

 

今回の〝リモート対談〟は、去る日の会議での 小林保健所長の、切実とも取れる発言を受け 私の方で仲立ちをさせていただいたものです。

コロナ禍「第6波」の到来により 長野市内でも感染者が激増する中、過般の「政策説明会」で 議会に対して状況説明に立った小林所長は(報告の)最後に「今やコロナ対応は新たなフェーズ(局面)に入っていると考えられます。そのことを 国(厚労省)を含む行政や市民全てが認識し、新たな視点で(コロナウィルス感染症に)対峙しなければ 真の収束は期待できません。ぜひ議員諸氏には そのことを国(国会)に伝えていただきたい。」と 強い口調で発言されたのでした。

その言葉の強さから、私としては 小林所長率いる保健所業務の厳しい実態や いわゆる「現場からの悲痛な声」を感じ取り、これは何とかしなければならないと考えました。

そのための手段の一つとして、早いうちに小林保健所長の「声」を 現職国会議員に直接伝えることが有効と考え、ご親交いただく篠原 孝衆議院議員と小林保健所長との〝直接対談〟が実現するよう計らうことといたしました。

そこで、ご両人ならびに双方の事務方に対談の主旨を伝え 日程調整を行なった末、この日の〝リモート対談〟に至ったものです。

 

 

 

 

〝対談〟は「Zoom」を利用して行ないました。

ところが 私自身が(Zoomの活用に) あまり長(た)けていませんでしたので、篠原事務所のH秘書にサポートしてもらったうえで 篠原事務所⇔長野市保健所⇔衆議院議員会館 とをオンラインで結んでのコミュニケーションとなりました。

 

対談の冒頭、小林保健所長から篠原代議士に対し「国会は、保健所の役割をどのように認識されていますか?」との まるで初球から内角をえぐるストレートのような鋭い質問がされ、その後は いわば〝本音トーク〟が展開されることになりました。

 

小林保健所長の見解は下記のとおりです。

新型コロナウイルス感染症の急拡大により保健所に大きな負担がかかっているので「保健所業務の見直しや効率化が必要」と言われていますが、たとえ(保健所の)負担が大きくても 業務を遂行することで感染拡大防止という目的を果たせるのであれば、職員は全力を挙げて取り組みます。

しかし すでに感染は全国で急拡大を続け、従来型の手法(保健所業務)では 感染拡大防止との「真の目的」が達成されていないことから、この際は「保健所の負担軽減・効率化」ではなく「新型コロナウイルス感染症対応そのものの見直し」が必要ではないでしょうか。

現在 保健所では、コロナの有症状者等に対する受診相談対応・感染者全員の届出の受理・感染者の入院(転院)調整・宿泊療養施設や自宅療養者に対する健康観察と生活支援
・感染者に対する積極的疫学調査の実施・濃厚接触者や接触者の特定、検査、健康調査など、コロナ感染者に関する全ての業務を担っています。

但し これは、全ての感染者を入院(他者との分離)させ そのうえで周辺の感染者を早期発見することで感染拡大を抑えるという戦略の元に行なわれているものであり、これはコロナ禍が発生した令和2年当初以降 変わらずに行なわれているものです。

しかし、感染拡大のスピードが著しい第6波においては、この従来型の戦略では 感染拡大を抑えることがすでにできていません。

第6波では、全ての感染者の他者との分離(入院)や感染経路の特定などが困難となっていることから、保健所においても 感染者の追跡等に拘泥することは、もはや意味を成さなくなっているのではないでしょうか。

ちなみに、政府(内閣官房)が作成している『新型インフルエンザ等対策政府行動計画』の中には、新型インフルエンザ等の患者の接触歴が疫学調査で追えなくなった状態になった際には かかる疾病を「国内感染期または地域感染期」と定義付けたうえで 感染者数を追いかける措置から 重症化を防ぐ措置への移行に力点を置くとしています。

現在の新型コロナウイルス感染症(第6波)は まさにこの「国内感染期」としての対応が必要ではないでしょうか。

また、前掲のとおり 保健所が感染者の追跡などに追われる中、自治体や保健所ごとに対応の内容がばらばらになっており〝なし崩し〟といわれるような状態に陥っていますが、国においては 未だ頻繁に、しかも細部に亘って方針や対応の変更が出されており、現場の混乱・自治体ごとの乖離を助長している結果になってしまっています。

そこで この際は、感染者の把握や入院・転院の措置などを保健所の手から離し「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」に記載されているとおり、新型コロナウイルス感染症を「国内感染期」と認識したうえで、医療機関が直接 医学的な判断に基づき、迅速かつ適切に対応するのが現実的ではないでしょうか。

その目的を「国内での感染拡大をできる限り抑える」から「医療体制の維持、健康被害を最小限に抑える。国民生活及び国民経済への影響を最小限に抑える」に全国的に切り替え、保健所業務の目的を「感染拡大防止」から「重症化防止」に転じるべきと考えます。

但し、こうした議論は 国民(市民)の正しい理解と協力が不可欠であることから、今後 このことが 国・地方自治体・住民の間で活発に行われたうえで 適切な対応の実現を望むところです。

 

 

繰り返せば、小林保健所長は 何も保健所業務の負担軽減を求めているのではなく、(第6波の)現状に則した 合理的かつ現実的な対応を(国に)求めておられたのでした。

この「声」に対し、篠原代議士も認識を新たにされると同時に、国会(関係委員会等)の場で議論の俎上に載せてゆくことを約束され、こんかいの〝直接対談〟は一定の成果を収めたことが実感されました。

 

 

 

 

2年にも亘る時間を経て「新たなフェーズ」を迎えた感の新型コロナウイルス禍。

それぞれの立場で、新たな認識で対峙すべきときを迎えていると申せます。

 

 

 

 

 

◆ 長野市コロナ報告

2月17日(木)、長野市内で新たに151例のコロナ陽性感染者(市5819~5969例)の発生が報告されました。

 

2/17(木) 長野市におけるコロナ感染症の発生について [PDFファイル]

             ⇓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/741697.pdf


スポーツを活用したまちづくり ~スポーツコミッション オンライン会議~

2022-02-17 | 日記

この日(2月16日)、『一般財団法人スポーツコミッション』が主催する「第6回スポーツコミッション研究会」に参加(講聴)しました。

 

 

 

会合は「オンライン」で行なわれました。

都内に居られる(一財)スポーツコミッションのK理事長を初め 各地域でスポーツコミッション活動に取り組まれている団体の代表者らがオンラインでつながり、それぞれの立場で報告・意見(発言)されるもの(内容)を 私のような者が講聴し、今後の活動に活かしてゆこうというものです。

 

 

 

 

『一般財団法人スポーツコミッション』は、誰もが親しむ「スポーツ」について、それを単に身体を動かす「体育」の範疇(はんちゅう)に止(とど)めず、スポーツがもたらすさまざまな〝効果〟を「まちづくり」や「地域活性化」の重要な手段(=スポーツの社会的効果)として捉え、それ(スポーツ)を活用した まちづくりや地域活性化に資するための調査・研究、あるいは関連活動を行なうことを目的に設立(2009年)され 現在に至っています。

私も この活動主旨に共感したうえでスポーツコミッション活動を学び、長野市で中心的な立場のMさんと協調しながら、長野市に対し これまで「教育委員会 体育課」にあったスポーツ部門を市長部局に移管すべきことを再三に亘って主張し、結果 市においては「文化スポーツ振興部」を設置することとなったのであります。

そのうえで 私の立場においては、移管後の長野市スポーツ行政における「スポーツコミッション」が、真にその役割を果たせるよう 改めて積極的な働きかけを行なうべき自覚を新たにしているところです。

 

今回の研究会では、特に 新潟県村上市で「総合型クラブ」を運営する「NPO法人希楽々(きらら)」の活動が耳目を引きました。

 

 

 

「NPO法人 希楽々」さんは、発足当初の地域スポーツ支援活動から大きくウィングを広げ、放課後子ども事業・高齢者の買い物支援など 社会に貢献する活動を展開するほか、現下 大きな課題となっている「部活動」についても積極的に介入し、学校と民間・地域住民による「融合型部活動」にも取り組んでいるとのこと。

 

 

 

私は スポーツコミッションの〝社会的効果〟については これまでも学んできたところですが、それ(スポーツコミッション)を担う団体が「買い物支援」まで行なっているとは…この多様性には 驚きを禁じ得ないところでありました。

私自身、今後の地域(高齢者)支援には〝買い物支援〟が必須であると考えているところであり、そんな中での「NPO法人 希楽々」さんの活動は参考になると実感し、今後も関心をもってゆきたいと思いました。

 

ところで、この法人のある村上市は 開催中の北京冬季オリンピックのスノーボードハーフパイプで優勝した 平野歩夢選手の出身地でもあるとのことで、当市ではスノーボードやスケートボードが流行っているそうです。

 

 

 

これら著名な市の出身者のネームバリューをも活かし、今後の活動を広げることも併せて報告されていました。

 

 

「スポーツ」この概念を旧態依然のイメージで捉えれば 単なる身体運動に関する事柄に終始し、さらに 強いて申せば、スポーツ観戦や大会誘致などの関連事業が思い浮かばれるところでありますが、真の意味の「スポーツコミッション」は かかる狭義に囚(とら)われず、より広い意味で「スポーツによる地域活性化」に向けた取り組み(役割)が求められて(期待されて)いると申せます。

私の立場においても 今後も「スポーツコミッション」の〝真の目的・役割〟を広く伝播し そのうえで長野市民の社会生活がより良いものになるよう努めてうきたいと存じます。

 

なお、来る18日(金)には「スポーツコミッション長野」が 市を訪問することになっております。

 

 

 

 

 

 

◆ 長野市コロナ報告

2月16日(水)、長野市内で新たに122例のコロナ陽性感染者(市5697~5818例)の発生が報告されました。

 

2/16(水) 長野市におけるコロナ感染症の発生について [PDFファイル]

             ⇓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/741631.pdf

 

 

感染者が高止まりの中、医療現場・保健所行政は逼迫の中にあり…「現場」の状況は 霞ヶ関の省庁の思惑とは乖離していると言わざるを得ない状況にも陥っています。

このこと(現状)について、別途議論の必要があると感じるところであります。

 

 


【大切なお知らせ】長野市で無料のPCR検査を行なっています。

2022-02-16 | 日記

コロナ禍が引きも切らない中 今(私も含めて)市民の間では「自分が(コロナに)感染したかどうか…」との えも知れない「不安」が蔓延しているのが実際のところではないでしょうか。

仕事などで やむを得ず首都圏との往来があった・県外をはじめ他者との接触があった・複数の人と会食をした・知人とマスク着用のうえで面会したが その後、その御仁が陽性感染者となってしまった…等々、私たちが社会活動を行なう中においては さまざまな場面で「感染の可能性」が遍在しており、その都度に 前掲の「不安」に苛まれるところです。

そんな「不安」を解消し、場合によっては陽性反応(診断)により 早期のうちに適切な対応を講じるために「PCR検査」が有効な手立てであることは ご案内のとおりであります。

 

そこで 長野県では、県内73ヶ所の薬局などで「無料PDR検査」を実施しており、すでに多くの不安を抱える方々が検査に臨んでいることが伝えられています。

 

[参考]長野県による無料PCR検査について/県HP

          ↓

https://www.pref.nagano.lg.jp/kansensho-taisaku/vtp/kensa.html

 

 

そんな中、県内でも人口が多く それに伴いコロナ陽性感染者が頻発している長野市において 市内の中心市街地に新たな「無料PCR検査会場」が設置されていますので、この際は改めて本ブログでもご紹介させていただきます。

 

 

 

 

こちら無料検査会場は、長野市中心市街地(新田町)の「トイーゴ」の 建物西側の一角に設(しつら)えられています。

 

 

 

 

施設内は至ってシンプル。

受付で検査を申し出ると 唾液を採取する容器を渡されるので、そこに唾液を収めて提出するだけ。

 

 

 

検査を依頼してから 約3日ほどで検査結果が本人に知らされるとのことです。

(但し この無料検査は、新型コロナウイルス感染症の症状が出ていない人・検査の目的として ワクチン検査パッケージ制度又は対象者全員検査・及び 飲食・イベント・旅行・帰省等の活動に際して陰性の検査結果を確認する必要があることが受検条件となっています)

受付は、午前9時から午後7時まで。3月末まで無休で対応しているそうです。

 

 

 

姿形が見えない新型コロナウイルス…そやつらは ほぼ間違いなく私たちの周辺に漂(ただよ)いながら、隙あらば私たちの体内に侵入せんと 虎視眈々(こしたんたん)と構えています。

そんな輩(やから)から自らを守ると同時に 自分以外の人に感染という悪しき環(わ)を広げないよう、そのための有効な手段として「PCR検査」を必要に応じて活用することが求められています。

 

 

 

 

 

 

◆ 長野市コロナ報告

2月15日(火)、長野市内で新たに96例のコロナ陽性感染者(市5601~5696例)の発生が報告されました。

 

2/15(火) 長野市におけるコロナ感染症の発生について [PDFファイル]

             ⇓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/741474.pdf


ブログの〝もうひとつの役割〟

2022-02-15 | 日記

先日、かつて同じ意をもって活動を共にしたKくんからLINE(ライン)が送られてきました。

彼とは数ヶ月ぶりのやり取りで 懐かしさを覚えると同時に、彼からもらったLINEの内容は ブログの〝もうひとつの役割〟を再認識させてくれるものでありました。

 

件(くだん)のKくん、13日に掲載(報告)した「長野市2月専決補正予算」について〝反応〟してくれたものでした。

 

 

 

どうやらKくんは、私のブログを閲覧した際に コロナ禍に伴う減収を支援する「第6波対応事業者緊急支援金」があることを知り、そのことを早速 知人で中小規模の事業者(接客業?)さんに教えてあげたところ、甚(いた)く感謝されたとのことでした。

そのうえで私がうれしかったのは、私のブログがキッカケで 当のKくんもが(知人から)感謝されたらしいことが記(しる)されており、LINEの向こうにいるKくんの人のイイ笑顔が浮かんでくると共に、Kくんからの情報により いくらかでも早いうちに「励み」を覚えた人がおられたことに冥利を実感したものでした。

 

 

 

 

私自身、日々の活動や さまざまな出来事を通じて感じたことなどについて〝毎日更新〟を旨としてブログ掲載を続けています。

とりわけ この頃は、コロナ禍に伴い他人様(ひとさま)との接触がままならなくなっており、そんな中でも 日々の「私」を知っていただくためにも「ブログ」は大切な役割を果たしてくれています。

そこに加えて この日のKくんのように、私の発した情報に基づき 何らか社会生活にプラス要素が生まれてくれることはありがたい限り…私のブログの「もひとつの役割」を実感する機会ともなりました。

 

この日のKくんからの〝御礼LINE〟は、日々更新を重ねる私の活動をも励ましてくれることとなりました。

正直言って、ブログの毎日更新は 楽(らく)な作業ではありませんが、どこかで誰かが目にしてくれていること・その内容が やはり誰かの社会生活に僅かでも役立つことがあることを〝糧(かて)〟として、これからもマメに努めてまいりたいと存じます。

 

 

 

 

 

 

◆ 長野市コロナ報告

2月14日(月)、長野市内で新たに68例のコロナ陽性感染者(市5533~5600例)の発生が報告されました。

 

2/14(月) 長野市におけるコロナ感染症の発生について [PDFファイル]

             ⇓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/741400.pdf

 

 

 

この日(14日)の 長野市におけるコロナ陽性感染者の報告は下ぶれとなり、長野県においても300人を下回ったことが報じられ、そういう面では安堵の意を共有しました。

ところが一方で、コロナ感染症に伴うご逝去者が6名に上(のぼ)ったことが報じられ、一転 危機感を新たにいたしました。

 

 

 

 

コロナ禍が社会に蔓延してから相当の時間が経過した中、人々は いわば〝コロナ慣れ〟するうちに日々を過ごしています。

そんな中 概して「軽症で済む」との世論の傾向のある第6波において、過去最多のご逝去数がこの日報じられたことは 少なからず危機感が呼び起こされることとなりました。

 

 

 

 

感染者数が一進一退を重ねる中 日々一喜一憂を覚える私たちですが、くれぐれも(コロナ禍により)最悪の結果につながることの無いよう それぞれの立場で努めてゆくべきことを再認識したところであります。

 


長野市/「コロナ対策」で専決補正予算を拠出

2022-02-14 | 日記

長野市は去る10日に、コロナ対策等に資する「2月専決補正予算」を拠出(専決処分)しております。

既に議会には内示(事前報告)されておりましたが (10日の)公表まで非公開とされており、本ブログでも この日の報告とさせていただきます。

 



 

今回 専決処分に付された「2月専決補正予算」の総額は 11億668万8千円。

支出の目的を「新型コロナウィルス感染症の第六波の到来により 長野県全域に「まん延防止等重点措置(以下「まん防」)」が適用されたため、行政PCR検査を早期実施すると共に 市内小学校における分散登校の体制を整え、また 大きな影響を受ける飲食・観光などの事業者に対する事業継続への支援を緊急実施するもの」とし、事業着手を早めるため 議会の議決を経ない専決処分で決定したものです。

 

 


支出の内容(区分)は、下記の3分野とされています。

1,保健福祉体制整備

2,学校教育体制整備

3,事業者支援

 

その詳細は下記のとおりです。

1,保健福祉体制整備

 

・高齢者施設従業員等PCR検査事業 [1億2千51万円]

「まん防」期間中に 県が行なう「高齢者福祉施設や障がい者福祉施設等の従業員等に対するPCR行政検査(2週に1回/希望者)」の費用負担

[市内 1,169施設/12,051人/単価 5千円(1回)]

 

・PCR検査等感染症対策事業 [2億4,357万6千円]

感染拡大に伴い不足するPCR検査費用や入院医療費公費負担などの経費の増額

[PCR検査:556,000件→89,400件(+33,800件/+1億6千884万8千円)]

[入院医療費等:1,200例×6万9千円→1,434例×10万8千円(+7,259万円)]

 

 

2,学校教育体制整備

 

・小学校分散登校補助員配置事業 [1,030万2千円]

「まん防」期間中の 市内小学校における分散登校・分散教室の「自学自習支援補助員」に要する経費(大学生や地域住民ボランティア 120人/32校)

 

 

3,事業者支援

 

・第6波対応事業者緊急支援 [7億3,230万円]

 第6波の到来により影響を受ける幅広い業種に対する 事業継続への緊急的な支援金

[支給要件]

 市内に店舗や事業所等を有する中小法人・個人事業主のうち、今年の1・2月いずれかの月売り上げが前年(前々年)同月比20%以上減少した者(店舗等)

[対象業種]

①市内飲食店と取引のある事業者    ②観光関連事業者

③時短要請対象外の飲食店       ④文化娯楽サービス事業者が(カラオケ・映画館等)

⑤対人サービス業(理容・美容・マッサージ等) ⑥教育・学習支援業(塾・音楽教室等)

⑦飲食料製造・卸売り業        ⑧フリーランス(イベント出演者・インストラクター等)

⑨時短対象対象飲食店         ⑩小売業

[支援金額等]

・上記①~⑧の 法人→20万円/個人事業主→10万円

・上記⑨・⑩の 法人→10万円/個人事業主→ 5万円

・対象件数(想定) 6,540件

[申請期間]

・令和4年2月18日~4月末(予定)

 

コロナ禍 とりわけ〝第6波〟は 令和4年の年明けから突如として猛威を振るい、多くの市民の健康を蝕(むしば)むと同時に、社会生活や社会経済活動にさまざまな悪影響を及ぼすに至っています。

それに対応(即応)する形で支援体制(補正予算)を講じることは評価されるところであり、このことについての「専決処分」は 万(ばん)やむなしと理解するところです。

この際は、一日も早く 一件でも多くのご関係者が、この補正予算の恩恵に浴していただくと同時に、これ(補正予算)が コロナに対峙するための原資となってくれることを願うばかりであります。

(特に[事業者支援]に該当する方々は くれぐれも申請逃しなどの無いよう、前年(前々年)との比較を行なってくださいませ)

 

 

 

 

◆ 長野市コロナ報告

2月13日(日)、長野市内で新たに105例のコロナ陽性感染者(市5428~5532例)の発生が報告されました。

 

2/13(日) 長野市におけるコロナ感染症の発生について [PDFファイル]

             ⇓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/741342.pdf

 

 

 


リハビリの大変さと大切さ ~亡父の〝失敗〟を基に 心からなる激励~

2022-02-13 | 日記

脳梗塞を患(わずら)った方(80歳代男性:Aさん)と その伴侶(70歳代?女性:Bさん)と話す機会があり、その際 ウチの〝失敗例〟を基に「リハビリがんばって!」と 心から激励させていただきました。

 

件(くだん)のAさん、現役時代はバリバリ働き 勤務先でもエース的存在だったとのこと。退職後も(家に)引っ込むことなく 趣味などの活動に勤(いそし)しまれ、第二の人生を謳歌されていたとのことでした。

ところが そんなAさんが、まさかの脳梗塞に罹(かか)り 不自由な生活を強いられることとなってしまったのです。

昨年の とある日、朝起きてトイレに行った際 激しい頭痛に見舞われたAさん、たまらず奥さんを呼んで救急車を手配してもらい そのまま入院することに。

折しも「コロナ禍」の最中(さなか)、家族の帯同もままならず 不安ばかりのAさんご一家だったそうでしたが、幸い症状は 寝たきりになるようなものではなく、しばらくの入院の後に退院し 現在は自宅で療養されています。

発症は右脳で、言語などの障害は出ずに済んだものの、左側に痺(しび)れや軽度のマヒがあるとのこと。見た目では そんな具合は見て取れませんが、ご本人曰く「医者いらずでバリバリ過ごした現役時代に比べてしまえば 今の状態(ややマヒ)には大きなストレスを感じる。」とのことでした。

そんな(現役時代と比べ)身体機能がままならなくなったご主人を支える伴侶のBさんは まるで(Aさんの)母親のような慈愛をもってAさんを見守っておられるのでした。

曰く「突然の入院、しかもコロナ禍で看護もできず どうなることかと思ったけど、幸い生きて帰ってきた(あくまでBさん談デス)のでヨシとしました。あの後は二人で「人生やり直しだね。」と前向きに考えて暮らしています。」とのことでありました。

 

話しの中でAさんは「発症後スグに病院で「やらされた」リハビリが辛かった…」と、当時を思い出してか その際にも顔をしかめながら述懐されます。

「医者なんてものは容赦ない。こっちが「痛い!動かない!」って言ってるのに、お構いなしにグイグイ(左の上下肢を)動かしやがる。」

「でも…」と、その直後に表情を緩(ゆる)め「その後、脳梗塞ということで諦(あきら)めかけた(左上下肢の)身体が だんだん動くようになってきて「これは治るかも…」と希望が持てるようになった。その後は 医者に言われなくてもリハビリ室に通い、痛くても我慢して身体を動かすようにしたら、ご覧のように どうにか人並みに(左上下肢を)動かせるようになったんだよ。」とのことでありました。

このお話しを伺い、先ずは突然の病魔(脳梗塞)に遭(あ)われたことにお見舞いを申し上げると同時に、その後 当初は主治医さんの扱い(リハビリ治療)に不満を示すも、やがては いわば不屈の精神をもって自らリハに励み、そしてここまで復活された そのたゆまぬ努力に敬意を表したところでありました。

 

関連サイト等によると、かつては 脳梗塞発症後すぐに体を動かすと、さらに症状が悪化するといわれてきたそうですが、現在の治療ガイドラインでは 発症直後からのリハビリが身体機能の回復に有効であると推奨されているとのこと。

 

 

 

発症後 早期のリハビリにより症状を軽くすることができるほか、誤嚥性肺炎などの合併症も予防することができ、脳梗塞による その後の死亡の危険性を下げることもできるとのことです。

特に 急性期(症状が突然現れた時期)のリハビリは、基本的には発症から48時間以内に開始することが望ましいとされているそうです。

これ(リハビリ)をせずに寝たきりの期間が長くなると、筋肉が萎縮したり関節が固まって動きが悪くなる「拘縮(こうしゅく)」が起きたり 骨が弱くなってきたりするほか、体力の低下や認知機能の低下につながる「廃用症候群」が起きやすくなるそうです。

急性期でのリハビリは、(リハビリにより)脳の血流を改善して脳のむくみを取ってくれるので ある程度の麻痺は回復するとのこと。そして 急性期を過ぎた後も適切なリハビリを継続することで、脳の新たな学習~例えば 脳の片側に障害が起きて反対側の半身の麻痺が起きた場合でも、使える方の手を動かす訓練を続けることで、脳の別の領域の神経細胞が機能するようになるそうです。

このように、発症自体はやむを得ないものの 問題はその後…いかに早期に しかも継続的にリハビリに取り組むことこそが、身体機能の回復に向けた重要な手立てであることが再認識されるところです。

 

そんな〝佳き定説〟がある中、実をいうと ウチの亡父は、リハビリを いわばサボり続け、あげく(前掲の)「廃用症候群」に陥ってしまった〝失敗例〟の持ち主だったのです。

ウチの亡父は、73歳の冬に「頸椎損傷」で上下肢が不自由になり 入退院や施設の入退所を繰り返し、主には自宅で療養しながら 最終的に79歳で逝去しました。

この間 主治医さんからリハビリを促され、病院に居るうちは それでもエッチラオッチラ動いていましたが、イザ自宅に戻ると楽(らく)を決め込み、何かあると「お~い」とオフクロを呼びつけては いわば上げ膳据え膳の日々を送ってしまっていました。

主治医さんからリハビリの大切さを教えられたオフクロが、本人のためを思って自分のことは自分でやらせようとすると「亭主が困っているのに その冷たい仕打ちは何だ!」と怒り出す始末。そのうちオフクロも 諍(いさか)いとなるのがイヤで言うことを聞いてあげるようになり、自分のことはもとより軽運動もしなくなった亡父は、その後 早いうちに身体機能の低下を自ら招くようになっていったのでした。

当時は、オフクロも私も その日の介護で手一杯でしたので、そこ(リハビリ)にまで気が回らなかったのは正直なところですが、今になって振り返れば 家族を挙げてリハビリの大切さを認識し、多少つらくとも身体を動かす癖をつけておけばよかったと 慚愧(ざんき)の念を心にいたすところであります。

 

それに比してのAさんの不断の努力…「いつか何とかなるサ。」と高(たか)をくくっていた亡父と相反した考え方と実践力に「急性期のリハビリ かくあるべき」の いわば手本を見せていただいた感でありました。

 

読者のみなさんにおかれましても、ご自身はもとより 周辺で急性期の疾病(脳梗塞など)に罹(かか)った方が居られるようなら「早期のリハビリの重要性」を伝えていただきたいと存じます。

但し それ(リハビリ)は ときに辛く厳しいものであるでしょうが、絶対に成果は現れて それが病後の人生をも左右する(良い)結果につながることをご周知ください。

いわば「ウサギとカメ」のカメの如く、速くはないが止まらずに歩き続ければ 最終的に好結果が得られる、そんな心地で臨んでいただきたいと、心から思う次第であります。

 

 

 

 

 

 

 

◆ 長野市コロナ報告

2月12日(土)、長野市内で新たに108例のコロナ陽性感染者(市5320~5427例)の発生が報告されました。

 

2/12(土) 長野市におけるコロナ感染症の発生について [PDFファイル]

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https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/741336.pdf