倉野立人のブログです。

日々の思いを、訥々と。

堤防の築堤状況

2020-12-31 | 日記

12/30 Wed.

 

2020年も 残すところあと数日となったこの日、令和元年東日本台風で大きな被害を受けた千曲川堤防の状況を現認しました。

あれから1年数ヶ月が過ぎ、時間は粛々と経過していますが 一方で復旧・強靱化工事も計画に基づき進行しています。

 

 

 

堤防が決壊した長沼地点においては、河川側堤防のコンクリート護岸工事が継続して行なわれています。

 

 

 

 

私が前回足を運んだときよりも、概ね2区間くらいに亘りコンクリートブロック敷設が進んでいるようでした。

大規模工事とは申せ、基本は手作業の積み重ねです。今後 再び水害に見舞われたときに水の浸入を許すワケにはゆきませんので、おそらくは万全を期しての工事が継続されていることでしょう。

 

 

 

 

現場は 年末年始休業に入ったことから、未着工部分はブルーシートで養生され、年末年始のまとまった降雪による水分浸透に備えておりました。

 

 

 

 

 

 

一方 こちらは、長野市域の上流部で大きな被害を受けた「塩崎地点」です。

 

 

 

 

年度内の完成をめざし、域内最大のカーブ地点における堤防の強靱化に向けた工事が進行しています。

 

 

 

 

こちらの地点は、これまでの自然堤防から「コンクリート護岸」への〝強靱化〟が果たされることとなっております。

現在の河川側の法面は、全面が白い様相に。

 

 

 

 

一見すると、時節柄 雪が積もったように見えますが、実はこれ「ニードフルマット」なる特殊シートが敷き詰められているのです。

 

 

 

 

護岸(土木)技術の向上により、土盛りした上に この特殊シートを貼り、盛土を落ち着かせたうえで、土+ニードフルマット+砂利+コンクリート+コンクリートブロックの〝五層構造〟で堤防の強靱化を実現することとなっています。

 

これまでも何度もお伝えしているとおり、この「塩崎地点」が決壊したら、犀川南エリア全体に甚大な被害が及ぼされることになることから、堤防決壊を招くことの無いよう 万全を期してもらいたい。

 

私も含め、すべての関係住民の切なる願いであります。

 

 

 

 

来る2021年が明ければ再び「信濃川水系緊急治水対策プロジェクト」に基づく整備事業がリ・スタートすることとなっています。

来年の湧水期に間に合うよう、工事の順調かつ確実な進捗が期されています。

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長野市域内で新たにコロナウイルス陽性感染者が発生

2020-12-31 | 日記

12/30 Wed.

 

長野市域内で 新たに6件(市375~380例)の新型コロナウイルス陽性感染者が発生したことが報告されました。

 

 

 

 

その概要は下記のとおりです。

・市(375例目):30歳代男性→県(1085例目)/20代女性(白馬村)の濃厚接触者

 12月28日 咳・倦怠感の症状

        県(1085例目)との接触者として検査実施

 12月29日 検査の結果「陽性」と判明

 12月26日 入院調整中

  ※濃厚接触者:無し

 

・市(376例目):50歳代女性→感染経路不明

 12月18日 咳・咽頭痛の症状

 12月28日 医療機関を受診

 12月29日 「陽性」と判明

 12月26日 入院調整中

  ※濃厚接触者:同居者2名

 

・市(377例目):40歳代男性

↑市(295例目)/60代女性(鶴賀病院の入院患者)等と接触アリ→同病院の医療従事者

 12月 9日 市(295例目)の濃厚接触者として検査実施⇒「陰性」

 12月20日 検査の結果「陰性」

 12月26日 検査の結果「陰性」

 12月28日 咳の症状

 12月29日 検査を実施⇒「陽性」と判明

 12月30日 入院調整中

  ※濃厚接触者:無し

 

・市(378例目):90歳代女性

↑市(295例目)/60代女性(鶴賀病院の入院患者)等と同じ病棟の入院患者

 12月 8日~21日の間に5回検査実施⇒「陰性」

 12月27日 咳の症状

 12月28日 検査を実施⇒「陽性」と判明⇒法的入院

  ※濃厚接触者:無し

 

・市(379例目):10歳未満女児→感染経路不明

 12月27日 38,2℃の発熱

 12月28日 医療機関を受診

 12月29日  検査の結果「陽性」と判明

 12月26日 入院調整中

  ※濃厚接触者:同居者3名(その他調査中)

 

・市(380例目):40歳代女性→感染経路不明

 12月23日 38,3℃の発熱・咳などの症状

 12月28日 医療機関を受診

 12月29日  検査の結果「陽性」と判明

 12月26日 入院調整中

  ※濃厚接触者:同居者3名 同居以外1名

 

 

この日 報告された陽性感染者のうち、3名は 感染経路が明らかになっていますが、半数の3名の経路が判っておらず、私は こちらの方(ほう)が懸念すべき事案ではないかと思う(憂慮する)ところです。

自粛ムードの醸成により、人と人との対面による「飛沫感染」はそれ相応の予防が図られているとは思いますが、不特定多数の人が出入りする施設内の共用部分などを手指で触れ、それ(手指)が口元に触れることによって感染する「接触感染」のリスクが存外に高いことが関係者からも指摘されているところであり、それ(接触感染)に対する予防行動(手指の消毒・手洗い等)が大切であることを再認識したいところであります。

 

それについて 私は「手袋(普通の)の着用」が効果がある…とは言い切れないものの、素手でいるよりはマシなのでは、と思っています。

例えば階段やエスカレーターの手すり、エレベーターのボタン、共用施設のドアノブ など、どうしても触らなければならない部分については、手袋をしていれば〝直接感染〟を それ相応に防げるのではないか。

この行動については 厳密に言うと効果のほどに賛否があることは承知していますが、私は 特に手すり等に頼らざるを得ない高齢者の人などは、寒さ対策も兼ねて着けてみればどうかと思います。

各位ごと 参考までになさってクダサイ。

 

 

 

※年末年始のコロナウィルス感染相談⇒長野市役所に直接電話をかけてください

年末年始(1月4日の8時30分まで)の間に体調不良となり「コロナかも…」と思った人は、保健所は「留守番電話」がトーキーで返事するだけで二度手間になってしまいますので、直接 長野市役所に電話してください。

長野市役所(守衛)に照会すると、件数までは未詳ですが、日に多くの相談電話がかかっているとのことで、その都度 転送を行なっているとのことです。 

この対応について功罪があることを ことここに至って認識したところではありますが、いずれにしても 現下(年末年始)における〝長野市コロナ相談窓口〟は長野市の代表電話のみでありますので、少しでも心配の向きがありましたら、迷うことなくお電話いただきますよう ご案内申し上げます。

 

 

 

長野市コロナ相談窓口 ⇒ ☎026-226-4911 (24時間対応)

「はい、長野市役所 警備員室です。」と出ますので、体調不良の向きをお伝えください。直ちに関係機関につなげます。

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歳末動静

2020-12-30 | 日記

12/29 Tue.

 

◇長野駅コンコースの景色

新型コロナウイルス禍の影響に伴い、静かな年末を迎えようとしています。

長野駅のコンコースも、通る人は まばら。

 

 

 

 

本来であれば、帰省客や スキーやボードを目的に来長する行楽客で賑わうハズでありましょうが、それらしき人は ほんのひと握りとなっています。

 

 

 

 

今より以前に GoToキャンペーンを中途半端に引き延ばしたことで、コロナ感染は収束に至らず、その煽(あお)りで 肝心の年末年始のこの時期に〝移動の自粛〟を要請することとなり、かくの如(ごと)くの状況に至ったところであります。

 

新幹線の改札口も 数えるほどしか人の出入りはありません。

 

 

 

 

〝経済〟に未練を残し 人の移動を許し続けた結果、それは却(かえ)って地域経済に大きな悪影響を与えることとなってしまいました。

これまでも述べているとおり、新型コロナウイルスは「人を乗り物」として拡散を続けています。

さらに言えば「ウィズコロナ」と呼ばれる取り組みでの「経済と感染予防の両立」この2つは横並びではなく その基礎は感染予防(人々の健康)、それがあってこその経済ではないか。

 

 

 

 

今はとにかく 人々の健康を守ることに傾注すべきでありましょう。

忍耐と警戒の年末年始が経過しています。

 

 

 

 

 

◇コロナ禍で失われる代え難い生命

この日、長野市内で 80歳代の高齢者が、新型コロナウイルスが原因でお亡くなりになったことが報じられました。

 

 

 

 

基礎疾患をお持ちであり、そこに新型コロナウイルスが さらなる悪影響を及ぼし、代え難い生命をも奪うことになってしまったそうです。

心からご冥福をお祈りするところであります。

 

 

 

この方(かた)をはじめ、新型コロナウイルスに罹患して図らずも逝去された人たちの生命は、いわば 失なわれなくてもよかったものでありましょう。

こんな新型コロナウイルスが発生したばっかりに、さらに言えば 早期に対応策が確立されてさえいれば、(既往症がありながらも)まだまだ人生行路を歩むことができたところを、(コロナ禍のために)道半ばで その行路そのものを絶たれることになってしまいました。

 

病理、ことに 今般の新型コロナウイルス感染症の所業(悪業)は かくも無情なものでありましょうか。

いずれにしても、死んでしまったら 全てが終わりであります。

せめて体調不調に止(とど)まれば、回復の余地はありますよね。

だから 最悪の事態は何としても避けなければならない。

それ(存命)を大前提としての、医療従事者の方々の必死不断の努力が伝えられる中、私たちも自衛と自己管理に努めなければならない。

そんな自覚を新たにいたすところであります。

 

 

 

 

◇消防団による歳末警戒が コロナ禍の中で粛々と

新型コロナウイルス禍の中ではありますが、歳末の社会安全は それとはまた別の次元で守られなければなりません。そんな崇高な使命感をもって、地域の消防団のみなさんによる歳末警戒が 今年も粛々と行なわれています。

 

 

 

 

 

そもそも消防団活動は どうしても団体行動を伴うため、現下のコロナ禍での感染予防の〝3密回避〟などの対応に苦慮することとなり、今年に関しては 非常にやりにくい中での警戒行動となっているそうです。

こちらの分団(班)は、詰め所(公民館等)の大広間をメ一杯に使い「ソーシャルディスタンス」を維持した中で待機していました。

 

 

 

 

社会貢献のために消防団活動に臨んでいるのに、万一のことがあれば「何やってんだ」などと あらぬ誹(そし)りの標的になってしまい、ご苦労が とんだ仇(あだ)になりかねません。そういう面では、この万全を期した卓配置は 非常に賢明な措置であると思います。

 

また 巡回の際には、マスクを装着したうえで できるだけ無言のうちに隊列移動することになっているとのこと。

 

 

 

 

寒風の中、地域の安心安全を維持してくださる〝究極のボランティア〟である消防団員各位。

コロナ禍の中ではありますが、その崇高な使命感により歳末警戒を履行していただき、地域の安全と共に 団員さんらの健康も守られたうえで 恙(つつが)なく年の瀬を迎えられることを願うばかりであります。

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羽田雄一郎さんから せめても学んだこと

2020-12-29 | 日記

12月27日にご急逝された 羽田雄一郎参議院議員が、新型コロナウイルスに感染しており それが彼の生命を奪う主原因であったことが公式に発表され、私たちは その事実を受け容(い)れなければなりませんでした。

 

 

 

 

今回の訃報は 残念というには余りあるところであり、返すがえすも慚愧の念に堪えないところであります。

そして その経過を辿れば、全てが微妙なタイミングで推移しており、まさにタッチの差で間に合わなかったところに、まさに人の生命の機微を実感させられたところでありました。

体調不良の予見・症状の検出・その後の(PCR検査などの)対応・ご本人の年齢と日常の健康ぶり等々、一般的には生命を奪われるところまでは至らないところですが…そこが この新型ウィルスの猛威(脅威)ということなのでしょうか。

せめて申せば、ご自身の立場を斟酌して あと一歩の早期対応があれば、最悪の事態は避けられたのかもしれませんが、側聞すれば 医療機関の忙殺ぶりを慮(おもんばか)って、病院に強引に割り込むようなことを避けたとの報もあり、そこに故人の「利他の精神」を感じ取るところでありますが…返すがえすも残念に他ならないところであります。

 

 

 

新型コロナウイルス感染症を死因とする年代については、80歳以上の高齢者が大半を占めるところではありますが、羽田氏のような現役世代とてゼロではありません。

 

 

 

 

また 昭和大医学部のN客員教授は、現役世代ゆえに その身体にかかる〝見えないストレス〟について言及され、そこに新型コロナウイルスがつけ込むリスクがあることを解説しておられました。

 

 

 

 

また、50歳代くらいの年齢は いわゆる「無理」が利(き)くため「その年代こそが かえって注意が必要」とも述べておられ、私自身も 自戒をもって受け止めたところです。

 

 

 

 

繰り返せば、羽田雄一郎さんは、非常に微妙なタイミングでの動静の中で 最悪の事態に至ってしまいました。

さまざまな面で代え難い人材を失ったことに 私たちは残念至極の念を新たにいたすと同時に、せめても (コロナ対応の面で)故人の薫陶を活かすという意味においては「疑わしきは早期対応」を旨とし、適切な行動を行なうべきことを 改めて共通認識とすべきと思います。

特に 来る年末年始においては多くの医院が定時休業に入ることから、ややもすると受診や検査を控える傾向になることと存じます。

しかし、病理は暦(こよみ)に関係なく身体を蝕(むしば)むものであることから、私たちは 年末年始休業に関係なく、身体に異変を感じたら「直ちに相談」を迷いなく行なうべきことを再確認したいところであります。

 

年末年始のコロナ相談体制は、下図のようになっています。

 

 

 

先ずは「かかりつけ医」に相談。それが叶わない場合は「保健所」に相談しましょう。

特にこの時期(年末年始)は、一発目から保健所に電話することが適切かもしれません。

いずれにしても、域内のPCR検査センターは 年末年始に関係なく対応してくれますので、いつなんどきでも、異変を感じた時点で ためらいなく電話相談を行なってください。

 

長野市域内における電話番号は 下図のとおりです。

 

長野市保健所 ☎ 026-226-9964(月~金の8:30~17:15)

長野市役所  ☎ 026-226-4911(上記以外の日・時間)

 

 

また、聴覚に障がいのある方や 電話での相談が難しい方は、FAXでも受け付けています。

 

 

長野市保健所 FAX 026-226-9982(即読時間/平日の8:30~16:30)

 

また、長野市以外の方々におかれましても、(同様に)お住まいの地域管内(圏域内)にある保健所が不休の対応してくれますので、やはり迷いなく相談してくださるようお願いいたします。

 

 

 

・・・・・・。

羽田雄一郎さんのご急逝は、新型コロナウイルスが いかに難敵であるかということを、大きな衝撃をもって私たちに伝えることとなってしまいました。

 

「とにかく早期の対応を。疑わしきは迷わず相談を。」私たちは 重く重く受け止めるところであります。

 

 

羽田雄一郎さんを失なったことを現実のものとして受け容れざるを得なくなって時間が経過すればするほど、この新型ウィルスへの憎しみと、こんな状況に至ってしまった現下の社会情勢に、やり場のない憤りを禁じ得ないばかりであります。

 

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羽田雄一郎参議院議員 ご急逝の報に接す =驚きに堪えず=

2020-12-28 | 日記

27日の夕方、突然の訃報が舞い込んできました。

「羽田雄一郎参議院議員が亡くなられたらしい。」にわかに信じがたい情報でありました。

訊けば、都内で突然体調を崩し 病院に搬送される途上で容態が急変したとのこと。

 

併せてテレビの速報テロップやらネットニュースの速報が次々に報じられ、この情報がブラフ(ガセ情報)でないことを確信せざるを得ないこととなったのでした。

 

 

羽田雄一郎参議院議員は、私が北澤俊美参議院議員の秘書になって ほどなくして行なわれた参議院議員の補欠選挙に、急きょの形で出馬した 羽田 孜元総理のご長兄であります。

私自身、初めて足を踏み入れた政治の世界の丁稚(でっち)暮らしで右往左往する中で 羽田雄一郎氏の出馬会見に立ち会うなどし、その場面を非常に印象深く覚えております。

それからは、氏の選挙をはじめ幾つもの選挙を共に戦い、ときに苦楽を共にしてまいりました。

それから、私が地に陥(お)ち“現場復帰”した後も、変わらぬ笑顔で「こんちは!」と声をかけてくれるなど、親しみをもって接してくれたものでした。

氏は、その明るいキャラクターと 父親譲りの政治スタイルが評判を上げ、今や民主党グループの中堅として要職(参議院幹事長)を担い、そのうえで 来る衆院の解散総選挙においても〝キーマン〟となるべき存在でありました。

そんな 国政の中枢を担う存在でありながら、気さくな表情は何ら変わるとこなく、まさに〝庶民派議員〟を地で行く 内外にとって貴重な存在でありました。

 

それが…突然の訃報であります。

人の寿命などというものは、かくも無情なものなのでしょうか。

その後 事実確認に走るうち、どうやら 数日前から風邪の症状に見舞われ、念のため(コロナの)PCR検査を受けようとした矢先の体調急変であったとのこと。

よもや 氏の身体にも、新型コロナウイルスの影響が及ぼされたというのでしょうか。

 

この急(きゅう)が過ぎるご訃報は、私たちの胸に 大きな驚きと深い悲しみをもたらすと共に、内外に与える影響は計り知れないものがあると推察せざるを得ません。

 

 

 

 

いずれにしても 今はただ、ご冥福をお祈りするばかりであります・・・。

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長野市域内で新型コロナウイルス陽性感染者が発生

2020-12-28 | 日記

12月27日(日)、この日の新型コロナウイルス陽性感染者は3例(市372~374例)の発生が報告されました。

 

 

 

その概要は下記のとおりです。

・市(372例目):30歳代男性

↑市(295例目)/60代女性(鶴賀病院の入院患者)等と接触アリ→同病院の医療従事者

 12月 8日 市(295例目)の濃厚接触者として検査実施⇒「陰性」

 12月20日 検査の結果「陰性」

 12月25日 38,6℃の発熱・倦怠感の症状⇒検査を実施

 12月26日 検査の結果「陽性」と判明

 12月26日 入院調整中

  ※濃厚接触者:無し

 

・市(373例目):30歳代女性

↑市(371例目)/30代男性(県外の往来アリ)の同居者

 12月24日 咳・倦怠感等の症状

 12月26日 市(371例目)の濃厚接触者として検査⇒「陽性」と判明⇒医療機関に入院

 12月26日 入院調整中

  ※濃厚接触者:同居以外1名(市371例目と共通)

 

・市(374例目):40歳代女性←感染経路不明

 12月21日 37,5℃の発熱・咽頭痛等の症状

 12月25日 医療機関を受診

 12月26日 検査の結果「陽性」と判明

 12月27日 入院調整中

  ※濃厚接触者:同居以外1名 同居以外7名

 

 

この日の感染者のうち 市(372例目)/30代男性は、さきに院内感染が公表されている「鶴賀病院」の医療従事者で、2度に亘る検査をうけるも「陰性」の判定で、その後 3度目で「陽性」が判明する結果となりました。

 

 

 

このことは やはり1回の検査だけで「陽・陰」を軽々に判断してはならないことを示しており、コロナ禍の〝難解さ〟を実感させられることとなりました。

 

 

 

 

また、この日は南信エリアで多くの陽性感染者が発生したことが 併せ報じられています。

 

 

 

 

それを紐(ひも)解くと、飯田市内の女性が「お茶会」など複数の会合に出席する中で感染を広げてしまったことが伝えられており、感染の要因は 何も酒を伴う飲食だけではない事実に、やや困惑させられたところです。

 

 

 

 

このことから コロナウィルスへの感染は「お酒の場はNGだけど 他の場合はOK」などと、軽々に決めつけることはできないことを実感させられました。

やはり問題(感染源)は、(飲酒の有無に関わらず)会話に伴う飛沫感染と、施設の共用部に触れることなどによる接触感染ということでありましょう。

「酒を伴わなくてもコロナは移る」…そういう面からも〝コロナウィルス感染症の厄介ぶり〟をさらに再認識させられることとなったのでした。

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JR川中島駅北側の踏切が整備工事を完了(通行可に)

2020-12-28 | 日記

今年の9月から着手されていた、JR川中島駅北側の踏切(信越本線 第2中島踏切)の改良工事が完了し 通行できるようになりました。

 

 

 

 

場所は、JR川中島駅を経由して 川中島エリア ⇔ 安茂里・篠ノ井小松原方面とを結ぶ「県道381号線」が JR線(信越本線)を跨(また)ぐ踏切です。

 

 

 

 

今回の踏切改良工事の主な目的は、歩道部分の改良でありました。

今までの 同踏切の歩道部分は、およそ歩道とは言えない 踏切の〝切れ端〟と言えるようなもので、横断する歩行者は 常に足元に注意しながらの横断を余儀なくされていました。

ことに自転車や 最近利用されている高齢者の四輪カートなどは、自動車の通行路と経路を共有する他なく、転落や接触などの事故と背中合わせの状態が続いていました。

 

 

 

その危険な状態が、今回の工事で大きく改善されたことになります。

 

 

 

 

踏切の南側に、幅3mの歩行者専用の経路が確保され、歩行者や自転車等の いわゆる交通弱者は、線路部分への転落や 車両を気にすることなく安全に踏切横断できるようになりました。

 

 

 

 

 

歩道部分には、歩行者専用の遮断機も設けられており、電車の通過の際は 自動車の遮断機から時差をもって作動し、歩行者の横断を適切に規制してくれます。

 

 

 

 

ただ この改良工事は、遡ること数十年前からの住民要望に挙げられていた案件であり、それから実現までの年月を推し量れば、時間のかかり過ぎた(改良)工事であったとも申せます。

地元住民とすれば 今までよくぞ重大事故が起きなかったと回顧するところであり、したがって工事そのものは評価できるものの、その〝歩みの遅さ〟については誹(そし)らざるを得ないところであります。

 

 

 

いずれにしても、今回の工事で〝歩・車分離横断〟が実現し、安堵に堪えません。

 

 

 

 

工事期間中は (全面通行止めにより)私も含めて不便を強いられてきたところでありましたが、どうにか年内に〝風穴〟が開くこととなりました。

(私も含めて)地域住民は これからは安心感のうちに、この踏切を活用してゆくところであります。

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長野市域内で新たに3例の新型コロナウイルス陽性感染者が発生

2020-12-27 | 日記

12月26日(土)、長野市域内で新たに3件(市369~371例目)の新型コロナウイルス陽性感染者が発生したことが報告されました。

 

 

 

 

その概要は下記のとおりです。

・市(369例目):50歳代男性

↑県(997例目)/20代女性(千曲市在住)の濃厚接触者である 市(345例目)の濃厚接触者

 12月18日 市(345例目)の濃厚接触者として検査実施⇒「陰性」

 12月23日 38,0℃の発熱

 12月24日 医療機関を受診

 12月25日 検査の結果「陽性」と判明

 12月26日 医療機関に入院

  ※濃厚接触者:無し

 

・市(370例目):60歳代男性→県外の陽性者の濃厚接触者←無症状病原体保有者

 12月23日 県外の陽性者と接触があったとして医療機関を受診

 12月25日 検査の結果「陽性」と判明

 12月26日 入院調整中

  ※濃厚接触者:同居者1名

 

・市(371例目):30歳代男性→県外の往来アリ

 12月19日 鼻詰まり・咽頭痛の症状

 12月25日 医療機関を受診⇒検査の結果「陽性」と判明

 12月26日 入院調整中

  ※濃厚接触者:同居者1名 同居以外1名

 

 

この日の長野市域内での陽性感染者は3名となりましたが、県内では広範囲に感染が確認されており、この日の累計は17名となりました。

これで ついに県内感染者は1,100名の大台を越えることになってしまいました。

 

 

 

 

全国では さらに深刻な状況となっており、東京都では 実に949名と過去最多を更新したことが報じられ、驚きを禁じ得ませんでした。

長野県域内の累計数に匹敵する数が 一日でカウントされる状況には、医療現場をはじめ さまざまな関係機関の切迫ぶりが伝わってくるようであります。

 

 

 

 

また 昨今は、イギリス(南アフリカ由来?)で発生した〝変異種〟の感染拡大も懸念され始める中、わが国においても 空港検疫や(検疫を免除される)航空機の機長から、かかる変異種の感染が判明した事態が報じられるなど、さらなる(新たな)感染拡大が予兆が見られることに 一抹の恐怖すら覚えるところであります。

 

 

 

 

この〝(感染者)高止まり傾向〟はいつまで続くのか…現状のまま推移すれば、首都圏で一日の感染者が1,000人の大台を越えるのが現実味を帯びてきた感であります。

 

 

 

 

そのうえで怖いのが、私たちが この感染状況に慣れてしまうことではないか、と。

いわゆる「オオカミ少年状態」とでも申しましょうか。「またか」みたいな惰性感に陥り それが即(すなわ)ち(感染予防の)基本行動を怠(おこた)る要因になる→さらなる感染拡大 との〝負のスパイラル〟に陥ることが イチバン懸念されるのではないかと思います。

もはや 特別な行動は求められていない。

私たちは いま一度基本行動に立ち返るべきであり、そのことを 都会に暮らす人たちも遵守してほしい。

願わずにはおれません。

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プライドの功罪

2020-12-26 | 日記

とある演壇で、人の意識の中にある「プライド(自尊)」の意識が功罪を示し、そのことは 自らだけではなく 他者へもさまざまな影響を及ぼすことを伝えられ、認識を新たにすると同時に、現下の〝コロナ禍〟等の社会下での事象における「プライドの為(な)した業(わざ)」についても思いをさせられたところです。

 

 

 

 

かかるお話しによると、人は誰しも「プライド」を有しているものであり、それは「プライドが高い」とか「君にはプライドというものが無いのか」などどいう言い方で表現されます。

先ず 人にとって「プライド」は無くてはならないものであること。

人は プライドによって自らの矜持(きょうじ)を守り、社会常識を維持し、いわゆる尊厳のある社会生活に努める。

人が常識ある行動の中で社会生活を送るのは、まさにプライドが適切なコントローラーの役割を果たしてくれているとも申せます。

 

しかし一方で、そのプライド自体が 社会の中で人を貶(おとし)める〝悪さ〟を働くこともしばしばであります。

講演者は これを「プライドの暗黒面」と述べておられました。

プライドは ときに自惚(うぬぼ)れ・虚栄(きょえい)・差別など、他者より自分が秀でているとの「勘違い」を人の心に起こさせ、結果 愚かな行為に走ることとなります。

自分は他者より美人(美男)である とか、当家は他家より家柄が良い とか、自分は他者より博学で優れている とか、国家においては わが民族は隣国の国民より優秀である とか、さまざまな「プライド」によって、周囲より自分が「上」であることを追い求め、結果 傍若無人な振る舞いに至ったり、ときに自分のプライドを守るために 争いごとまで起こすこともある。

 

それを聞いた私は その「プライド」の業(ごう)の中に、昨今のコロナ禍をはじめとする社会における諸問題の正体のようなものを見た感がいたしました。

遡(さかのぼ)れば、今年1月に中国は武漢で発生した新型コロナウイルス、しかし中国当局は 自国の面目(プライド)に賭け、また春節の大行事を迎えた中で ウィルス発生の事実を過小評価ならびに隠蔽し、それがこの惨禍の序章となったものでした。

の後 世界的な感染が拡大するも、例えばアメリカ合衆国においては「自分たちは大丈夫。コロナはただの風邪」との過小評価に白人至上主義のプライドが手伝い、マスクの非着用や自粛しない社会生活の継続の中で感染を拡大することになってしまった。

その後 多くの感染者や死者が激増するも、それ(コロナ被害者)の多くが白人以外の人(有色人種ーマイノリティ)であることから「犠牲やむ無し」との〝白人社会のプライド〟が悪しき方に進んで まさに泥沼状態に陥ってしまった。

 

また コロナ禍においては、コロナに感染していない人のプライド(他者より優越している感覚)が 感染者や医療従事者をも含む関係者への蔑視や誹謗中傷の愚行に走らせ〝コロナ差別・コロナいじめ〟の社会悪現象の温床ともなったのではないか。

 

 

 

 

また 日常の社会生活においても、自分が他者より秀でているという間違った意識が あらぬ差別や〝上から目線〟の勘違い行動を起こさせるとも考えます。

かかる事象から「プライド」とは、自らを高める自己確立の要素となると同時に、他者を貶(おとし)める差別の温床にもなる、いわば 人間社会の〝両刃の剣〟と申せます。

そのうえで言えるのは、その「プライド」を どう位置づけ、どう操(あやつ)るかは、その者の人間性に懸かってくるのではないか。

プライドがあるからこそ 謙虚に振る舞い他者に思いを寄せることができる人が居れば、逆に つまらないプライドをかざして無為に威張ってみたり、どうにかして他者を自分より低く見ようかと背伸びしてみたりする者が居る。

 

特に現下のコロナ禍においては、つまらんプライドで背の高さを競う時期ではないと思います。

自らに確たる誇りを持ちながらも、利他の精神で諸課題に臨み 空いている椅子が一つだったら「どうぞ」と譲ってあげるくらいの意識で生きてこそ、この厳しい状況を共々に乗り越えてゆくことができるのではないか。

 

 

 

 

「プライド」を学び、これからの社会にあるべき姿をイメージしたひとときでありました。

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長野市域内で 新たに5例の新型コロナウイルス陽性感染者が発生

2020-12-26 | 日記

12月25日(金)、長野市域内で5件(市364~368例)の新型コロナウイルス陽性感染者が発生したことが報告されました。

 

 

 

 

その概要は下記のとおりです。

・市(364例目):50歳代男性→市(359例目)/50代男性と接触があった人/県外への往来アリ

 12月18日 筋肉痛・寒気の症状

 12月23日 市(359例目)との接触があったとして医療機関を受診⇒検査⇒「陽性」と判明

 12月25日 医療機関に入院

  ※濃厚接触者:同居者2名 同居以外6名

 

・市(365例目):30歳代男性→市(359例目)/50代男性と接触があった人

 12月23日 喉に違和感の症状

 12月23日 市(359例目)との接触があったとして医療機関を受診

 12月24日 検査の結果「陽性」と判明

 12月25日 入院調整中

  ※濃厚接触者:同居者2名 同居以外1名

 

・市(366例目):60歳代男性→市(359例目)/50代男性と接触があった人←無症状病原体保有者

 12月23日 市(359例目)との接触があったとして医療機関を受診

 12月24日 検査の結果「陽性」と判明

 12月25日 入院調整中

  ※濃厚接触者:同居者1名

 

・市(367例目):40歳代女性→市(363例目)/30代女性 の同居者←無症状病原体保有者

 12月24日 市(363例目)濃厚接触者として検査⇒「陽性」と判明

 12月25日 入院調整中

  ※濃厚接触者:同居者4名 同居以外1名

 

・市(368例目):60歳代女性

↑市(359例目)/50代男性と接触があった市(366例目)/60代男性の同居者

 12月22日 咳・咽頭痛の症状

 12月24日 市(366例目)の濃厚接触者として医療機関を受診⇒検査⇒「陽性」と判明

 12月25日 入院調整中

  ※濃厚接触者:同居者1名(市366例目と共通)

 

 

この日 報告された事例は、いずれも既往の感染事例の人の濃厚接触者でありました。

昨今「家族内クラスター」が問題視されていますが、識者によると 家族の間での感染は、いわば〝結果〟であり、イチバン問題なのは 家族の輪の中にウィルスが持ち込まれること自体であるとのことです。

つまり、家族間でウィルス感染が広がったときは「とき既に遅し」ということにもなることから、やはり基本的には 家族ひとりひとりが(外で)感染しないこと、また 少しでも風邪の症状が出たときには、直ちに医療機関に相談することが肝要と申せます。

 

以前も触れましたが、一度(ひとたび)〝家族内クラスター〟が発生してしまうと、家族の日常生活が機能停止に陥ってしまいます。もし 要介護の家族が居たら・日常 欠かせないメンテナンスを要する作業があったら・ペットを飼っていたら…など その家庭特有の課題に直面しなければならないこと(家族経営の事業所などは なおのことです)、また 感染の事実は、家族それぞれが勤める会社や学校にも影響が及ぼされることにもなることから、やはり それ(家族内クラスター)にはならないよう努めるべきことは論を待たないところであります。

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご意見拝聴

2020-12-25 | 日記

私の住む地域にある 老舗料亭の女将(おかみ)と話す機会があり、そこで改めて厳しい状況が吐露されました。

 

女将は、今年の予約台帳を見せてくれたうえで「これ見て 何か(通常と)違うの 判る?」と水を向けてきます。

それを見た私…「予約の上に引かれた〝黒線〟?」と返すと「そう。」と女将は苦笑い。

今年(2020年)の予約台帳、2月くらいまでは やれ法事だ宴会だと埋まっているものが、3月を境に、それら予約の宴会名(の上)に 軒並み黒い線が引かれています。

「コロナが発生した頃から、軒並みキャンセルなのよ。」とのこと。

 

 

 

やがてページが進むと、予め宴会名が入っているのを黒線で潰(つぶ)していたのが、そのうちに予約そのものの記入が無いページが続き、そのうちに予約台帳は空欄続きとなっていました。

 

「これが現実なのよ。」と女将。

「コロナ禍の悪影響は、都会だけの話しじゃ無い。こんな田舎の料理屋だって、まともに煽(あお)りを受けているのよ。」と、やり場のない憤りを押し殺すように話してくれました。

「それでね。」と さらに女将。

「国はサ「経済との両立」とか言って、中途半端な自粛要請を出したりして あたしら接客業に配慮したような政策を打っているみたいだけど、今となっては やることなすことウチらのマイナスになることばかりだよ。」

「今は、とにかく感染を抑えること。これを政治家がリーダーシップをもって断行する。そのうえでGoToでも何でも仕掛けてもらいたい。今みたいに、穴の開いたバケツで水を汲み出すようなこと いくらやったって桶(おけ)に水は溜まらないサ。」とのことでした。

 

 

 

ややもすると、とにかく集客にだけ目が行きがちな接客業の方(かた)から、目先に囚(とら)われない 全体を見据えた常識的な意見を聞かされ感心させられると同時に、お茶をいただきながら 今の政治の〝後手政策〟に異論の意を共有したところでした。

 

 

 

いずれにしても 状況は厳しい。回復は容易ではないことを共々に再認識いたしました。

 

 

 

 

◇安倍前総理の会見に 怒りの電話が私の下へ

夜になって電話が鳴り、出てみると 地区内に住むAさんです。

「どうしました。」と訊くと、何だかエラク憤慨している様子です。

「あれ、オレ何か失礼でもしちゃったかな…」と身構えると「そうじゃない。怒っているのは、夕方の「安倍前総理の謝罪会見」だ!」とのことでした。

「今回の『桜を観る会』について、今までシラを切りとおしていたのが、珍しく自分から「国民にお詫びしたい。」っていうから、やっと殊勝になったかと いくらか期待して会見を見たら…何だありゃ?頭を下げたのは最初のうちだけで、後は「秘書が秘書が」とか「私は知らなかった」とかの言い訳のオンパレード。」

「ありゃ 謝罪会見じゃなくて〝言い訳会見〟だ!」

 

 

 

 

「だいたい 考えてみろ。これが民間だったら、従業員(秘書)が金(かね)の不始末を起こせば 経営者(政治家)が管理責任を負うのは当たり前の話しじゃないか。それが何で 永田町の場合は「秘書が勝手に」で許されるんだ。これが民間なら、こんな事実があれば 株主総会で突き上げられるのは当たり前のこと。感覚がズレていること半端じゃない。」

「それとサ。安倍氏は「知らなかった」と言い張っているけど、あれは〝永田町の未必の犯意〟だぜ。」

「秘書は確かに差額弁済を安倍氏に報告しなかっただろうし、安倍氏も「何度も確認したけどダイジョウブとの返事だった。」と言っているけど、あれは〝腹芸〟さ。」

「政治家と秘書との確認作業は いわば〝セレモニー〟であって、実際には知ってる。そのうえで「言わない 訊かない。訊いても「ダイジョウブです」と答えることにしている。」まさに〝言わずもがな〟の腹芸のやり取りなのサ。で、イザとなったら「人柱(秘書)」を検察に差し出すことになっている。だから、そういう点での犠牲者は、検察に差し出された筆頭秘書かもしれないな。」とのことでした。

 

さらにAさん「これは菅(すが)政権に大きな影響を及ぼすけれど、菅政権自体が安倍政権の〝傀儡(かいらい)政権〟だからしょうがないよナ。」

「遡(さかのぼ)れば、日本学術会議の6名を登用しなかった件、あれは 安倍氏の意向だろ。安倍氏は、自らが是非通したかった安保法に反対した6名だけは任用したくなかった。で、それを忖度(そんたく)したのが菅総理。だから非任用の理由を聞かれても「客観的に俯瞰的に」なんてワケの判らない理由を挙げて逃げ切った。ホントのことなんて言えるワケがない。」と語気を新たにしておられました。

 

私に対して怒りのコメントをぶつけたAさん、いくらか溜飲が下りたようで「オレが言いたいのはそれだけ。また お茶でも飲みに来いや。」と言って 最後は笑い声で電話を切りました。

 

 

人生経験も豊富なお二人の〝生の声〟は、そのまま世論の投影として 胸に響くものでした。

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長野市域内で新たなコロナウィルス陽性感染者が発生

2020-12-25 | 日記

12月23日(木)、長野市域内で新たに1件(市363例目)の新型コロナウィルス陽性感染者が発生したことが報告されました。

 

 

 

 

その概要は下記のとおりです。

・市(363例目):30歳代女性→新規感染者/感染経路不明/県外への往来アリ

 12月19日 385℃の発熱・頭痛等の症状

 12月21日 医療機関を受診

 12月23日 検査の結果「陽性」と判明

 12月24日 宿泊療養施設に入所

  ※濃厚接触者:同居者4名 同居以外4名

 

 

この日 長野市域内でコロナ陽性感染者となったのは 僅(わず)か1名ではありましたが、新規 それも感染経路不明者であり、この人自身が 県外への往来があることを申し出ておられます。

やはり 県外への移動(往来)は それだけ感染リスクが高いということなのでしょうか。

 

 

なお 長野市域外においては、佐久市の「佐久浅間総合病院」で院内感染が発生したことが公表され、今後の医療体制の維持に懸念の声が伝えられています。

 

 

 

今のところ 患者さんで3名(うち1名は 別の疾患での死亡後の検査でコロナ陽性が判明)・病院職員で2名が「陽性」と判明したとのことです。

 

 

 

今後 早期に全ての関係者の検査を進め、一日も早い収束を願うばかりであります。

 

年末年始のこの時期は いわゆる「町医者」の院が休業に入ることから、公的病院に(そご)が生じてしまうと 年末年始に罹患した人の受け皿が少なくなることにつながってしまい、地域にとっては大きな不安材料となってしまいます。

長野市においては さきに日赤長野病院で院内感染が発生したり、今は鶴賀病院が まさにその渦中にあるところですが、いわゆる「病床使用率」が課題になる中においては、特に病院における集団感染が発生するような事態にならないよう 万全を期していただきたいことを願う者の一人です。


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ひとり親世帯臨時特別給付金(再支給)」の支給要件を巡って〝齟齬(そご)〟が

2020-12-24 | 日記

ブレーンのMくんからもらった1本の電話によって、新型コロナウイルス禍により経済的ダメージを受けている「ひとり親世帯」を救済するために施行される『ひとり親世帯臨時特別給付金(再支給)』の窓口対応に 齟齬(そご)≒行き違い が生じていることが明らかになりました。

 

 

 

『ひとり親世帯臨時特別給付金』は、国(厚生労働省)が打ち出した〝コロナ禍 対応政策〟で、今年度の前半に 第一次の支給が行なわれました。

 

 

 

その名目を「新型コロナウイルス禍の中 子育てと仕事を一人で担うひとり親世帯については、子育てに対する負担の増加や収入の減少などにより 特に大きな困難が心身等に生じていることを踏まえ、こうした世帯を支援するため 臨時特別給付金として支給するもの」とし、母子または父子の いわば〝一馬力〟で子育てに勤しむ世帯を支援することを目的に施行されています。

児童扶養手当の支給対象世帯を基準とし、子供一人あたり5万円(第二子以降3万円)が支給されたのです

 

 

 

 

そのうえで 国(厚労省)は、新型コロナウイルス禍が収束をみせずに 社会経済情勢が引き続き厳しさを増す中においては、かかる「ひとり親世帯」に対しては継続的な支援が必要であるとの判断の下、年内を目処に 今年2度目の支給(再給付)を行なうこととし、それを受ける形で市町村が窓口(実施主体)となって 再支給(再申請)の事務作業を急ピッチで進めています。

 

 

 

そんな中、Mくんから電話が。

「ねぇ倉野さん、オレの知り合い(Aさん)が 9月に「ひとり親」になって、この支援制度の申請に(市の窓口)に行ったら「お宅さんは対象外です。」って断られちゃったんだって。どういうことなのかなぁ?」

そして…この問合せについて調べるうちに、この支援制度の受理を巡って 主に行政サイドに〝足並みの乱れ〟が散見され、総じて今後に課題を残すことになったのでした。

 

この「ひとり親世帯臨時特別給付金(再給付)」には 下記の支給要件があります。

①令和2年6月分の児童扶養手当を受給している世帯

②公的年金等を受給していて、6月の時点で それが児童扶養手当を上回り、第一次の特別給付金の対象にならなかった世帯

③新型コロナウイルス禍の影響で 家計(収入)が減少した世帯

 

 

 

そのうえで どうやら支給する市の窓口において、説明不足というか(市側の)認識不足というか、事実誤認のような対応がみられ、(そのせいで)申請したAさんは 危うくその権利(受給)を逃すことになりかねないことが起こってしまいました。

 

繰り返すと、この給付金を2度に亘って受給できる世帯の〝大前提〟は、今年6月に児童手当の支給を受けていること、つまり 6月時点で「ひとり親」になっていることが求められることとなり、一見すると、それ以降に「ひとり親」になった世帯は 支給の対象外になると思われがちなところです。

しかし 市の担当(支援専門員)に改めて照会すると、それ(6月)以降に「ひとり親」になった人(新規のひとり親世帯)も、別の方法で申請を行なうことにより、今回の再給付の対象になれるようなのです。

 

かかる「新規のひとり親世帯」の人は、ひとり親になったことを証明する戸籍謄本などの書類と、ひとり親になった月の翌月の給与の総支給額を記した書類等を提出します。

それを受けた市は、かかる給与の総支給額に12(月分)を掛けて1年間の所得の概算とし、それが国の定める基準額に達していなければ、自動的に『ひとり親世帯臨時特別給付金(再支給)』の給付対象になり得るとのことでした。

(但し、同居者(親御さんなど)に収入があり 基準額を超えた際には対象にならない場合があります)

 

今回 件(くだん)のAさんが、どのような理由で〝申請却下〟されたかは定かではありませんが、いずれにしても 市側の解釈または説明に 何らかの齟齬(そご)があったことは間違いなさそうなので、ぜひもう一度〝再チャレンジ〟していただき、受給の権利を得ていただきたいことをMくんに話し「そう伝えるね。」ということで 一旦電話を切ったところです。

 

実は この間、私の立場でも(受給の可否を)照会する中で 相手(子育て支援課)の説明が〝正解〟とは違う内容となっていた経緯がありました。

昨今のコロナ禍においては 国によるさまざまな支援制度が出され、その度に(実施主体となる)市町村職員は〝矢面〟に立たされ大変な面が多いところですが、だからといって 職員自身が中途半端な制度理解のまま市民対応を行ない、結果〝受給洩れ〟のような事態になってしまうことは由々しきことであり、そこに言い訳は許されません。

今回のAさんには たまたまMくんという〝頼れる存在〟が居り、その先に私のような者が居たことで、事実関係を再確認して〝出直し申請〟が行なえることになったところでしたが、これが そういう伝(つて)が無いままに 窓口で〝行き違い説明〟を受けてしまったとしたら…その人は せっかく享受できる権利をむざむざ放棄し、得られるハズの補助金を受けられないことになってしまうこととなりかねず、こんな残念なことはありません。

特に 今回のような〝一回限りの申請主義に基づく給付金〟は、受け損ねてしまえばそれっきり ということにもなってしまうことから、説明の行き違い(言い違い)だけは起こさないようにと 担当職員にヨクヨク言い伝えたところです。

 

したがって、今年7月以降に「ひとり親」になった世帯の人は、どうか 一度市(子育て支援課)に相談して、自分(世帯)が支給対象になるかを確かめていただいたうえで 然るべき手続きを行なってください。

 

なお 申請期限は令和3年2月26日(金)です。

問合せ先は下記のとおりです

     ↓

・長野市における申請手続き等に関するお問い合わせ

 長野市役所 子育て支援課 ひとり親・給付担当
 電話番号 026-224-5031
 受付時間 平日 8時30分から17時15分まで

(注)支所での問い合わせや申請受付はしておりませんのでご注意願います。

・制度全体に関するお問い合わせ

 厚生労働省「ひとり親世帯臨時特別給付金」コールセンター
 電話番号 0120-400-903
 受付時間 平日9時から18時まで

 

 

市民の方々は、行政職員の知識を頼りに さまざまな手続きに臨んでおられます。

そのオファーに対し 親切丁寧・誠心誠意に応じることはもとより、その通底には「正しい知識」があるべきことは 論を待たないところです。

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◇長野市域内で 新たに3例の新型コロナウイルス陽性感染者が発生

2020-12-24 | 日記

12月23日(水)、長野市域内で 新たに3件(市360~362例)の新型コロナウイルス陽性感染者が発生したことが報告されました。

 

 

その概要は下記のとおりです。

・市(360例目):70歳代女性

市(295例目)/60代女性(鶴賀病院の入院患者)等と接触アリ→同病院の医療従事者

 12月 8日 市(295例目)との接触があったとして検査⇒「陰性」

 12月14日 検査を実施⇒「陰性」

 12月20日 咳の症状

 12月21日 検査を実施

 12月22日 検査の結果「陽性」と判明

 12月23日 入院調整中

  ※濃厚接触者:同居者3名

 

・市(361例目):50歳代女性

市(295例目)/60代女性(鶴賀病院の入院患者)等と接触アリ→同病院の医療従事者

 12月 7日 市(295例目)との接触があったとして検査⇒「陰性」

 12月13日 検査を実施⇒「陰性」

 12月16日 喉に違和感の症状

 12月20日 検査を実施

 12月22日 検査の結果「陽性」と判明

 12月23日 入院調整中

  ※濃厚接触者:同居者1名

 

・市(362例目):50歳代男性

市(295例目)/60代女性(鶴賀病院の入院患者)等と接触アリ→同病院の医療従事者

 12月 8日 市(295例目)との接触があったとして検査⇒「陰性」

 12月13日 検査を実施⇒「陰性」

 12月21日 咽頭痛の症状⇒検査を実施

 12月22日 検査の結果「陽性」と判明

 12月23日 入院調整中

  ※濃厚接触者:同居者4

 

 

この日 長野市域内で報告があったのは、いずれも さきに院内感染が公表されている「鶴賀病院」の医療従事者でありました。

入院患者さんのみならず、医療従事者にも感染の連鎖が広がっていることは、由々しき事態と言えるところでありましょう。

同病院においては よりキメ細かい入院患者へのケアが要されるであろうことから、医療従事者の感染拡大は 病院運営にとっても痛手といえるのではないでしょうか。

 

 

 

 

これで 同病院においては 延べで44名もの感染者が発生したことになりました。

 

 

 

今後は 同病院においても、重症化の感染者が発生する事態に至らないことを願うばかりであります。

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

注意喚起 =「温度差」にご用心を=/長野市内で新たなコロナ陽性感染者が発生

2020-12-23 | 日記

12/22 Tue.

 

この日の午後、近在の住宅地で救急救命を要する事案が発生、その際に家人の方(かた)から「これはウチだけの問題じゃない。広く注意喚起してほしい。」旨を乞われましたので、経過の概要をお伝えすると同時に、みなさんも「他山の石」として注意を喚起してくださるよう お願い申し上げる次第であります。

 

 

午後3時半を過ぎ 夕刻の冷え込みが進み始めた頃、隣接する団地の路地に 緊急車両の赤灯が回っているのが目に入りました。

気になって立ち寄ってみると、一軒の住宅の前に 消防局の特殊工作車・救急車・指揮車 それにパトカーが集結し、隊員が忙しく立ち回っています。

 

 

 

 

訊けば こちらのお宅のおばあちゃんが、トイレ内で体調を崩し 身動きできなくなってしまったとのこと。

あいにく家人の方(ご主人)は仕事に出かけており、当時 宅内には おばあちゃん独り。

状況によっては最悪の事態となるところでしたが、幸い このおばあちゃんは携帯電話を携行しており、動けない中なれど どうにか119番通報を自ら行なったようです。

 

通報を聞いて 消防局から救命救急隊が駆け付けました。

 

 

 

 

現場の状況をみて救助方法を適切に判断した隊員は、閉ざされたドアを開け 無事おばあちゃんを救助してくれたのでした。

 

 

 

 

無事に担架に乗せられたおばあちゃんは、私が見る限りでも目をシッカリと開けていました。

その後 直ちに救急車に運ばれ、最寄りの病院に搬送されてゆきました。

 

 

 

 

ときならぬ緊急車両の到着に 不安を隠せないまま集まった住民に対し、消防指令から 無事に家人を救助した旨が報告され、みなさん一様に安堵されておりました。

 

 

 

 

 

今回 おばあちゃんを不測の体調不良に陥れたのは、どうやら「温度差」であるようです。

長野エリアにおいても 12月の半ばを過ぎて以降 特に朝晩には気温がグッと下がる傾向にあります。

そんな中、多くのお宅では ストーブなどの暖房器具を使用することになりますが、一般的には 同じ宅内でも、ストーブを焚(た)いている部屋は暖かいものの、廊下や 今回のようなトイレなどの〝部屋以外の場所〟は存外に寒いことが多いものです。

そこで起こりがちな健康被害が「ヒートショック」や「寒暖差疲労」であると言われています。

 

 

 

 

特に「ヒートショック」は、暖かい場所⇔寒い場所 の移動の際に、血管の急激な伸縮に伴い 心臓や脳などに過度な負担がかかるもので、最悪の場合は生命に関わる事態になる急患です。

 

 

 

 

特に 今年のように、急に寒くなった時期は要注意とのこと。

身体が気温の急変についてゆけない面もある中 (前述のとおり)宅内においても温度差の著しい場所を移動すると、体調の急変に見舞われることになるものです。

 

 

 

 

家族の急の報を聞いて 急ぎ帰宅した家人の方(かた)は、幸い生命に別状なかったことに安堵される一方「今回 ウチはこの程度で済んだけれど、最悪の場合は生命に関わる事態になるところでした。この団地も軒並み高齢化が進んでおり、ウチみたいな状況に至る家(世帯)が多いんじゃないでしょうか。(どの世帯も)どうか気をつけてほしいと思います。」と、切に話しておられました。

 

こちらの方(かた)のお話しのとおり、高齢化ならびに高齢者だけの世帯が増える傾向にある昨今は、寒さが増すこの時期においては「温度差」への備えが不可欠と申せます。

その(温度差による健康被害の)予防のためには、たとえ宅内といえども トイレなど寒い場所へ移動する際には一枚(上着を)羽織る、また 入浴などの際には、脱衣所を小型ストーブなどで予(あらかじ)め暖めたり、浴室は事前にシャワーを出すなどして暖めるなどの〝予暖房(よだんぼう)〟を行なうなど、とにかく温度差による身体への負担を最小限に止(とど)めることが肝要と申せます。

 

 

今回の不測の案件を通じ、みなさんが「他山の石」と捉え〝温度差〟にやられないよう注意していただくことを切に願うところであります。

 

 

 

 

 

 

◇長野市域内で 新たに1例の新型コロナウイルス陽性感染者が発生

この日は、長野市域内で 新たに1件(市359例目)の新型コロナウイルス陽性感染者が発生したことが報告されました。

 

 

 

 

その概要は下記のとおりです。

・市(359例目):50歳代男性→新規感染者:感染経路不明

 12月20日 38,4℃の発熱・咳の症状

 12月21日 医療機関を受診⇒検査の結果「陽性」と判明

 12月22日 入院調整中

  ※濃厚接触者:同居者1名 同居以外1名

 

 

この日の報告は 最低限人数の1名に止(とど)まり、やや安堵した感でありました。

しかしながら 当該の人は「感染経路不明」であり、予断を許さないところであります。

 

 

 

 

このことについて 長野市保健所(所長)も「報告数が少ないからといって(安堵せず)対策は気を引き締めて行なう必要がある。」と述べられており、まさに同感の感でありました。

 

 

 

概して 週初めは報告数(検査数)が減る傾向にあることから、曜日が進むごとに(感染者数/検査数が)増加することも見込まれます。

いずれにしても私たちは 日々の数字に一喜一憂することなく、あくまで感染者がゼロになるまで基本行動に努めるべきことを再認識するところであります。

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする