オヤジのひとり言

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日本の幽霊の象徴的な姿

2012年12月10日 | オヤジのひとり言

12/10

魔界への誘い・京に伝わる魔界伝説

 

怪人画家のレントゲン画像

 応挙はあるとき、山深い鞍馬に出向き猪の写生をした。

すると、

出来上がった画を観た老人が、

この猪は病に罹っていると言い出した。

不思議に思った応挙は再び鞍馬に出向き、

くだんの猪を探した。

すると本当に患っていて死んだという。

いかに精密な描写力といえども、

一見しただけでは分からない病の影まで描き出していたと言う事だった。

 まるでレントゲンのような観察眼と筆力ですが、

その応挙が幽霊画に筆をふるった。

モデルは病気がちで臥せっていた妻であるという。

後世、

戯作の挿絵などでグロテスクになっていく

おどろおどろしい亡霊ではなく、

まさに幽かな、儚くも美しい幽霊です。

有名なところでは

、「 怪談牡丹燈篭 」や

「 真景累ヶ淵 」の作者

落語家三遊亭円朝の幽霊画がみえる。

右手の指先が着物の胸元に隠れ、

左手は体に沿わせ、

足と同じく後方になるに従い消えていく構図です。

右手は描き、左手は描かない。

これにはひとつの法則があったようです。

陰陽思想において、

右は「 陰 」

左は「 陽 」を意味する。

誰もが知る幽霊のポーズに、胸元で両手をたら~んと掲げる、

力なく手の甲を向けている姿があります。

誰もがまねする典型的な日本の幽霊です。

胸元の手の位置は、右手が左手より少し上に来る。

手は必ず甲の方を向ける。

右「 陰 」手の甲「 陰 」の法則に従い、

陰気を表現するには、まったく理にかなったポーズなのです。

間違っても、手のひら「 陽 」を向けている陽気な幽霊はいないのです。

応挙の幽霊が、

日本の幽霊の象徴的な姿になったのは、

その描写力はもとより、

陰陽思想の法則を心得て、

陰陰滅滅な風情を醸し出しているからです。

さらにいうなら、

掛け軸の構図が、

右寄りに比重がかかっているのも「陰」を深める効果になっています。

病身の妻をモデルにしたといわれるが、

はたしてどうだろう。

写実の怪人応挙は、

京都のどこかで本物を見たのかもしれない・・

そう思わせるほどに・・恐るべき筆力です。

でもオヤジが好きな円山応挙の作品は??コレ ↓

 

 

今回はここまで・・    

続きは次回に・・ 

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