気ままに 外歩き 町歩き 街道歩き

気ままに出かけて 写真に残る植物や風景etcを 備忘録として足跡に残しています。

東京都板橋区のマンホール蓋

2024-04-19 18:21:19 | マンホール蓋

※2024.04.19更新 いたばし観光キャラクター「りんちゃん」と板橋、常盤台、志村、 赤塚、高島平の5カ所の地域と関係が深いテーマがデザインされた板橋区では初めてとなるカラーデザイン蓋5枚を追加しました。
※2023.04.07新規 新規投稿。

板橋区の経緯は、昭和7年に東京市は35区制となり、東京府北豊島郡板橋町、上板橋村、志村、赤塚村、練馬町、上練馬村、中新井村、石神井村、大泉村の9町村が東京市に編入、9町村の区域をもって板橋区が誕生します。その後、昭和18年に東京府・東京市が都政施行となり東京都板橋区となります。昭和22年8月に板橋区の一部を分離し練馬区が誕生、東京23区となり今日に至っています。

板橋区は、東京23区のうち北西部に位置し、東西は北部で約7.1キロメートル、南部で約4.5キロメートル、南北は東部で約6.7キロメートル、西部で約3.4キロメートルあり、南東から北西に長い地形です。面積は32.22平方キロメートルで23区中9番目です。

東は北区、南は豊島区、西は練馬区、北は埼玉県戸田市と和光市にそれぞれ接しています。令和5年4月1日現在で、人口は57.0万人強、世帯数は32.3万世帯強となっています。

区の紋章は、「イタバシ」の文字を図案化したもので、中央の円の左が「イ」、右が「タ」、円の四方に「ハ」、を4個組み合わせて「ハシ」をそれぞれあらわし、本区の限りない発展を象徴しています。(昭和27年4月1日制定)

シンボルマークは、区政施行80周年を記念して作成され、区の鳥「ハクセキレイ」・区の花「ニリンソウ」・区の木「ケヤキ」をモチーフにしています。

区の花は「ニリンソウ」、区の木は「ケヤキ」、区の鳥は「ハクセキレイ」です。(以上は、板橋区HPより)

板橋区内は、汚水と雨水を一つの管で流す合流式となっているようです。 
区部の下水道は、2処理区に分けられ下水処理が行われるようです。板橋区の多くは河岸処理区に該当するようですが、小台処理区に該当する区域もあるようです。

新河岸処理区は、板橋区にある「新河岸水再生センター」で処理し、新河岸川に放流しています。また、その一部を砂ろ過してセンター内で機械の洗浄・冷却、トイレ用水、緑地への散水などに使用しています。

小台処理区は、足立区にある「みやぎ水再生センター」で処理し、墨田川に放流しています。また、その一部を砂ろ過してセンター内で機械の洗浄・冷却やトイレ用水などに使用しています。(以上は、東京都下水道局HPより)

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
東京都23区内の下水処理は、東京都下水道局が管理・運営していますので、以下のようなデザイン蓋で統一されています。
左蓋が一世代前、右蓋(上部に耐荷重記号「T-20」、中央に管理番号欄)が最新のデザインです。
 

以下の蓋は、東京都下水道局が管理・運営するマンホール蓋のようですが、板橋区内に設置されていますのでこちらで整理します。
こちらは、いたばし観光キャラクター「りんちゃん」と板橋、常盤台、志村、 赤塚、高島平の5カ所の地域と関係が深いテーマがデザインされた板橋区では初めてとなるカラーデザイン蓋です。
観光事業のPRや交流人口の増加、観光客等の回遊性の向上を図り、まちのにぎわい創出をめざすため、全国的に関心が高まってきている、オリジナルのデザインマンホールを作製し 、令和6年3月1日に設置したようです。(板橋区HPより)
1.渋沢栄一デザイン(仲宿商店街入口:板橋3-10-2)
 (2024.04.19追加)
2.絵本のまちデザイン(中央図書館周辺:常盤台4-3-1)
 (2024.04.19追加)
3.バスケットボールデザイン(あずさわスポーツフィールド周辺:小豆沢3-1)
 (2024.04.19追加)
4.甲冑デザイン(郷土資料館周辺:赤塚5-35-25)
 (2024.04.19追加)
5.花火大会デザイン(徳丸ヶ原公園周辺:高島平8-24—1)
 (2024.04.19追加)

しかし、区が管理する道路や公園などでは、区章など区を識別できる固有の蓋が設置されている場合があります。

こちらは、雨水浸透桝の蓋です。

こちらは、側溝枡の蓋と思われます。

こちらは、電線共同溝(CCBOX)の蓋です。
  

こちらは角蓋です。

こちらは、防火貯水槽の蓋です。

こちらは、公共基準点の蓋です。
地籍図根点と表記されています。
左蓋は、区の紋章の周囲の線が着色されているようです。
 
こちらは、基準点と表記されています。

以下は、板橋区の蓋ではありませんがメモとして掲載します。

こちらは、千川上水の暗渠部に設置されている蓋です。
中央に千川上水の記号でしょうか、そして蓋面を三等分し東京都の花「ソメイヨシノ」、東京都の木「イチョウ」と千川上水を泳ぐメダカが描かれています。

こちらは、毘沙門亀甲模様の蓋です。
右の案内板の近くに設置されていました。
 

千川上水は、豊島、板橋、練馬の3区を所管区域とする東京都建設局第四建設事務所が、練馬区関町南二丁目の伊勢橋下流から、板橋区板橋一丁目までの暗渠となっている区間(13.8km)の補修や清掃などの維持・管理を行っています。

千川上水は、1696年(元禄9年)に本郷・下谷・浅草方面の飲料水及び、沿川への農業用水供給のために作られた約30kmの水路です。
その後、1971年(昭和46年)にその使命を終え水流が途絶えたことから、武蔵野市関町五丁目の玉川上水分水地点から練馬区関町一丁目の青梅街道までの5km区間を除きほとんどの区間が暗渠化されました。
昭和60年代に入り、「清流復活事業」として、開渠部の護岸工事及び暗渠部の補修と清掃が行われ、平成元年3月に清流が復活しました。現在は下水道局多摩川上流水再生センターで処理された再生水が流れています。(東京都建設局HPより)

以上で、東京都板橋区のマンホール蓋の整理を終了します。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京都北区のマンホール蓋

2024-04-15 22:28:54 | マンホール蓋

※2024.04.15更新 桜草をモチーフにしたデザインマンホール蓋1枚を追加しました。
※2024.03.23更新 東京ヴェルディ公式マスコット「リヴェルン」のカラーデザイン蓋、公共基準点蓋2枚、UR都市機構に係わる蓋2枚を追加しました。
※2023.08.21更新 広報キャラクターの「しぶさわくん」のマンホールカードを追加しました。
※2023.04.09更新 東京都北区の「渋沢栄一プロジェクト」広報キャラクターの「しぶさわくん」をデザインしたマンホール蓋、電線共同溝(CCBOX)の蓋、側溝の雨水桝の蓋を各1枚追加しました。
※2022.06.08更新 マンホールカード2種類、梶原商店会に設置されている都電荒川線の電車をデザインした蓋、JIS規格模様の蓋、側溝の雨水桝の蓋、災害用トイレの蓋、防火用水の蓋を追加しました。

北区の経緯は、昭和7年10月1日に東京府北豊島郡岩淵町、王子町、滝野川町が東京市に編入され、岩淵町と王子町は合併して王子区、滝野川町は単独で滝野川区が誕生します。昭和18年に東京府・東京市が都政施行となります。その後、昭和22年3月15日に王子区と滝野川区が合併し北区が誕生し、今日に至っています。

北区は、東京都の北部に位置し、武蔵野台地の崖線が南北に縦貫するため、特徴ある地形、湧水、小河川を有しています。面積は20.61平方キロメートルで、東西に約2.9キロメートル、南北に約9.3キロメートルの細長い形状となっています。

北は荒川を隔てて埼玉県川口市と戸田市、西は板橋区、東は荒川区と隅田川を隔てて足立区、南は文京区と豊島区に隣接しています。令和2年7月1日現在で、人口は35.4万人強、世帯数は19.9万世帯強となっています。

区章は、「北」の字を図案化して、円形に翼形を付し、力強くダイナミックで躍動するわが区の将来を表徴しています。(昭和27年7月1日制定)

区のコミュニケーションマークは、「さくら」 の花びらで 「北区」 のイニシャル 「K」 をデザインしたもので、輪のつながりは 「交通」 のネットワークや、コミュニケーションを表しています。花いっぱいの元気な北区を象徴するマークです。 (平成8年4月3日制定)

区の花は「ツツジ」、区の木は「サクラ」です。(以上は、北区HPより)

北区内は、汚水と雨水を一つの管で流す合流式となっているようです。 
区部の下水道は、10処理区に分けられ下水処理が行われるようです。北区の多くは小台処理区に該当するようですが、三河島処理区と新河岸処理区に該当する区域もあるようです。

小台処理区は、足立区にあるみやぎ水再生センターで処理し、墨田川に放流しています。また、その一部を砂ろ過してセンター内で機械の洗浄・冷却やトイレ用水などに使用しています。

新河岸処理区は、板橋区に新河岸水再生センターで処理し、新河岸川に放流しています。また、その一部を砂ろ過してセンター内で機械の洗浄・冷却、トイレ用水、緑地への散水などに使用しています。

三河島処理区は、荒川区にある三河島水再生センターで処理し、隅田川に放流しています。また、一部は東尾久浄化センターでろ過し、さらにきれいにして隅田川に放流するほか、三河島水再生センター内の機械の洗浄・冷却などに使用しています。(以上は、東京都下水道局HPより)

北区は、令和5年7月28日に第20弾として3種類目となるマンホールカードの配布を始めました。
 (2023.08.21追加)
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
東京北区渋沢栄一プロジェクト広報キャラクター『しぶさわくん』をモチーフにしたマンホール蓋です。 中央には、北区飛鳥山を人生の拠点とした渋沢栄一翁の熱意を受け継ぐ存在として誕生したしぶさわくんが描かれています。 新一万円札の顔・渋沢栄一翁と北区のつながりを伝え、北区を盛り上げるために様々な場面で活躍しています。 また蓋の背景には、江戸時代から桜の名所かつ庶民の娯楽の場として親しまれている飛鳥山の桜をデザインしました。 春のソメイヨシノやサトザクラ、秋の十月桜が楽しめる飛鳥山は北区を代表する名所です。 咲き誇る桜と共に訪れた皆様をお出迎えします!

こちらは、令和3年8月17日に第15弾として配布開始した東京23区版となるマンホールカードです。
 (2022.06.08追加)
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
漫画「のらくろ」シリーズの主人公・のらくろ(本名:野良犬黒吉)をモチーフにしたマンホール蓋です。黒犬・のらくろが軍隊に入り、二等兵から毎年昇進して大尉になる物語。 厳しい境遇にも負けず、自分の生きる道を切り開いていく姿や、ナンセンスな笑いが人気を博し、昭和初期を代表する漫画となりました。 作者の田河水泡は、1929年から1931年まで義兄で文芸評論家の小林秀雄らとともに田端に居住し、この時期に雑誌「少年倶楽部」で「のらくろ」を発表しています。明治から昭和にかけて文士や芸術家が暮らし、集った「田端文士芸術家村」で、のらくろを探してみてください!

こちらは、令和2年3月9日に第12弾として配布開始した東京都特別版となるマンホールカードです。
 (2022.06.08追加)
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
漫画「東京都北区赤羽」の著者で登場人物でもある清野とおるさんご本人をモチーフにしたマンホール蓋です。 清野さんは、自らの体験や取材をもとに赤羽の魅力を漫画で紹介。 赤羽の街は、一躍有名になりました。 また、北区のシティプロモーションポスターにもご本人にご登場いただいています。 清野作品は、個性的でシュールな面がある一方、ほろりとした人情味のあふれるタッチで赤羽の街そのものを象徴するような作風です。 本当に幸せになれるかどうかは分りませんが、是非このマンホール蓋を踏んで(ご本人切望!)ハッピーでラッキーな赤羽を堪能してください💙していますので、

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
東京都23区内の下水処理は、東京都下水道局が管理・運営していますので、以下のようなデザイン蓋で統一されています。
左蓋が一世代前、右蓋(上部に耐荷重記号「T-20」、中央に管理番号欄)が最新のデザインです。
 

以下の蓋は、東京都下水道局が管理・運営するマンホール蓋のようですが、北区内に設置されていますのでこちらで整理します。

こちらは、2024年3月に設置された桜草をモチーフにしたマンホール蓋です。
JR埼京線・浮間舟渡駅東口近くに設置されています。
桜草の花言葉は「初恋」「純潔」、こちらの蓋には「初恋」の「♡」が隠されているようなので探してみて下さい。 (2024.04.15追加)
赤羽から浮間橋を渡ったところの一帯は、浮間ヶ原と呼ばれ、桜草の群生地として広く知られていました。
田山花袋の『一日の行楽』、永井荷風の『葛飾土産』にも浮間ヶ原の桜草について言及しており、春の風物詩として多くの人で賑わったそうです。
その後の環境の変化で桜草は激減しましたが、昭和37年に地元の方々によって、保存活動が始まり、今でも毎年4月中旬頃に浮間公園に隣接する浮間ヶ原桜草圃場にて鑑賞することができます。(北区HPより)

こちらは、2023年12月に設置された東京ヴェルディ公式マスコット「リヴェルン」のマンホール蓋です。
設置場所は、西が丘の稲付西山公園脇の歩道です。
(2024.03.23追加)
北区をホームタウンとする日テレ・東京ヴェルディベレーザは、リーグ優勝多数を誇る女子サッカー界の強豪チーム。北区スポーツ大使として、北区を盛り上げています!
グリーンを基調としたマンホール蓋は、ベレーザのチームカラーと味の素フィールド西が丘に広がる芝生を象徴しています。北区・西が丘には、トップアスリートの手形モニュメントが設置された稲付西山公園、味の素ナショナルトレーニングセンター、赤羽スポーツの森公園競技場などがあり、正にスポーツの聖地。マンホール蓋とともに、トップアスリートのまちを散策してみてください!(北区HPより)

こちらは、東京都北区の「渋沢栄一プロジェクト」広報キャラクターの「しぶさわくん」をデザインしたマンホールカードの座標点のマンホール蓋です。
「しぶさわくん」は、渋沢栄一翁の熱意を受け継ぐ存在として、渋沢翁が人生の拠点とした地、北区飛鳥山で誕生したキャラクターです。2024年度の新一万円札発行に向けて、北区を盛り上げるために様々な場面で活動中!咲き誇る桜とともに、飛鳥山へ訪れた皆様をお出迎えします!
 (2023.04.09追加)

こちらは、第12弾のマンホールカードに描かれている蓋で、JR赤羽駅近くの線路ガード下に設置されています。
清野作品は、個性的でシュールな面がある一方、ほろりとした人情味のあふれるタッチで赤羽の街そのものを象徴するような作風です。
本当に幸せになれるかどうかは分かりませんが、是非このマンホール蓋を踏んで(ご本人切望!)、ハッピーでラッキーな赤羽を堪能してください!(北区HPより)
 

こちらは、第15弾のマンホールカードに描かれている蓋で、最寄り駅がJR田端駅となる田端小学校のプール側道路の歩道に設置されています。
作者の田河水泡は、1929年から1931年まで田端に居住し、「のらくろ」を発表。厳しい境遇にも負けず、自分の生きる道を切り開いていく姿は人気を博し、昭和初期を代表する漫画となりました。(北区HPより)
 

しかし、区が管理する道路や公園などでは、区章など区を識別できる固有の蓋が設置されている場合があります。

こちらは、北区船堀3丁目にある梶原商店会の路上に設置されている都電荒川線をデザインした蓋です。
北区や東京都の章やマークがありませんので梶原商店会が独自で設置している蓋なのかも知れません。
 (2022.06.08追加)

こちらは、中央に北区のコミュニケーションマークが描かれたJIS規格模様の薄茶っぽい色でコーティングされた蓋です。
用途記載がありません。
(2022.06.08追加)

こちらは、側溝の雨水桝の蓋です。
中央の区章が錆で見づらくなっています。
(2022.06.08追加)
こちらは、コンクリート製です。
(2023.04.09追加)

こちらは、電線共同溝(CCBOX)の蓋です。
埼京線(赤羽線)十条駅の西口ロータリー歩道で撮りました。
一見して東京都の電線共同溝(CCBOX)の蓋と思ったのですが、よく見ると「イチョウの葉」の部分が北区の「コミュニケーションマーク」に置き換わっています。
 (2023.04.09追加)

こちらは、防火貯水槽の蓋です。
中央に、北区のコミュニケーションマークです。
 (2022.06.08追加)

こちらは、 志茂町公園内に設置されている災害用トイレの蓋です。
 (2022.06.08追加)

こちらは、公共基準点の蓋です。
左蓋は下部が「北区・建設部」、右蓋は「北区」の表記です。
 (2024.03.23追加)
こちらは、国土交通省の公共測量基準点と形状が似ています。
中央には北区のコミュニケーションマーク(右に拡大)、上部は「公共基準点」、下部は「北区」の表記です。
 (2024.03.23追加)

こちらは、昭和7年10月1日に東京府北豊島郡内にあった北区の前身となる王子町の蓋です。
中央のマークは、デフォルメされた「下水」の文字で町章を囲んでいます。
2015年6月に撮りましたが、現在残っているかは未確認です。

最後は、北区内にあるUR都市機構が整備したヌーヴェル赤羽台(旧赤羽台団地)に設置されているUR都市機構のカラーデザイン蓋と「URまちとくらしのミュージアム」内に展示されている同潤会の鶯谷アパートに設置されていた蓋です。
なお、UR都市機構に関わる蓋は別途整理したいと思っています。
こちらは、UR都市機構のカラーデザイン蓋(関東圏で初お目見え)です。
 (2024.03.23追加)
こちらは、「URまちとくらしのミュージアム」内に展示されている同潤会の鶯谷アパートに設置されていた蓋です。
用途は不明だそうです。
(2024.03.23追加)

以上で、東京都北区のマンホール蓋の整理は終了します。

コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神奈川県足柄上郡中井町のマンホール蓋

2024-04-08 22:35:20 | マンホール蓋

※2024.04.08登録 新たに掲載しました。

中井町の経緯は、明治41年に中村と井ノ口村が合併し中井村となり、昭和33年に中井村誕生50年を契機に単独で町制を施行し、現在に至っています。

中井町は、神奈川県の南西部に位置し、東京都心から車で約1時間弱(65キロメートル圏内)の距離にあります。総面積は19.99平方キロメートル、人口は令和6年3月1日現在時点で8.9千人強、世帯数は3.4千世帯強です。 隣接する自治体は、東側が平塚市、西側が小田原市と大井町、北側が秦野市、南側が二宮町です。

起伏に富んだ大磯丘陵の一角にあって、北に丹沢山地、西には富士山を仰ぎみることができます。また、南側に望む相模湾の影響を直接受けるため、冬暖かく、夏涼しい気候となっています。

町章は、「中」と「い」をモノグラムに(組み合わせて記号化)したもので、円は和と協力、剣尖は向上発展をあらわしています。( 昭和38年5月1日制定)

町の花は「キキョウ」、町の木は「モクセイ」、町の鳥は「シラサギ」です。(以上は、中井町HPより)

中井町の公共下水道は、雨水と汚水を別々に処理する分流方式が採用されているようです。町内の公共下水道は神奈川県が事業主体の酒匂川流域下水道の左岸処理区に接続し、小田原市にある酒匂水再生センターで最終処理され酒匂川に排出されています。

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
中井町は、平成29年12月9日に第6弾としてマンホールカードの配布を始めました。
  
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
中井町の木「キンモクセイ」、花「キキョウ」、鳥「シラサギ」をモチーフにしたデザイン蓋で、背景には、神奈川県内でも希少な湧水が見られる厳島湿生公園や豊富な地下水をイメージした水辺が描かれています。 シラサギは古くからこの地に生息する鳥で、水田や川の小魚をとる姿がよく見かけられます。 また、神奈川の祭り50選に選定され、春の風物詩でもある五所八幡宮例大祭で奉納される「鷺(さぎ)の舞」は、東日本でも3地域にしか残っていない貴重な民族芸能で、町の重要文化財に指定されています。 中井町は、シラサギが生息する環境を下水道整備等によって守り、未来に引き継いでいきます。

それでは、マンホール蓋の整理です。
最初は、マンホールカードに描かれているデザインマンホール蓋からです。
境グリーンテクパーク公園脇の歩道に設置されています。
こちらは汚水蓋です。

こちらは、役場内に設置されている展示蓋です。

こちらは、ノンカラーの蓋です。
 
こちらは親子蓋です。

こちらは小型蓋です。
右蓋は、左蓋に比べ一回りサイズが小さいです。
 

こちらは、新しいデザインマンホール蓋です。
前出同様、中井町の木「キンモクセイ」、花「キキョウ」、鳥「シラサギ」をモチーフにしたデザインですが、こちらは「シラサギ」が羽ばたいているデザインです。
マンホール蓋の耐用年数は車道で15年、歩道で30年程と言われているようです。これまでのデザイン蓋は、平成3年頃に設置開始されたようなので交換の時期に入るようで、令和3年頃からこちらの新しいデザイン蓋(一見して交換した蓋と判断できるようにデザイン変更したようです)に順次交換されるようです。
こちらは汚水蓋です。

こちらは、以前から設置されている雨水のデザインマンホール蓋です。
上半分に町の鳥「シラサギ」、町の花「キキョウ」、町の木「キンモクセイ」、下半分は4月29日に開催される「五所八幡宮」の例大祭で 船形の舞台で舞われる鷺の舞がデザインされています。
こちらは、役場内に設置されている展示蓋です。

こちらは、実設置蓋(カラー蓋は無いようです)です。
 

以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
最初は、JIS規格模様を変型したような蓋です。
こちらは雨水蓋です。

こちらは、毘沙門亀甲模様の蓋です。
こちらは雨水蓋です。

こちらは汚水蓋です。

こちらは、スリップ防止模様の蓋です。
中央の町章の下に「お」の表記があります。

以降は、規格模様の小型マンホール蓋です。
こちらは、汚水の宅内枡の蓋と思われます。

こちらは、コンクリート製の汚水蓋です。

こちらは、プラスティック製の蓋です。
こちらは、汚水の宅内枡の蓋と思われます。

以降では、上水道関係他の蓋を整理します。
最初は、消火栓の蓋です。
 
こちらは角蓋です。
 
 
こちらは、消火栓への給水を制御する弁の蓋のようです。
 
こちらは、「FH(Fire Hydrant:消火栓)」の表記ががあります。

次は、防火貯水槽の蓋です。
 
 

こちらは、「防火水槽」の表記です。

以降は、上水関係の蓋になります。
こちらは仕切弁の蓋です。
 

こちらは、制水弁の蓋です。
 
 
こちらは、古そうな蓋です。

次は、空気弁の蓋です。
 

こちらは、バタフライ弁の蓋です。

こちらは、「ツーポート・バルブ」と表記されています。

こちらは、「DR(Drain)」と表記されています。
管内の泥の排出を制御する弁のようです。

こちらは、「ケーブル枡」と表記されています。
他自治体では、水源をリモート監視をするため敷設されているケーブルを管理するための枡の蓋のようですが、同様の用途でしょうか。
 

こちらは丸蓋です。

以降は、災害等の対策として設備されている施設関連の蓋です。
こちらは、災害時などで緊急用水源として利用出来るように貯留している飲料水を給水するための蓋のようです。
 
こちらは、貯留槽に関室の蓋です室の蓋ですです。

こちらは、災害時に神奈川県との間で上水道の相互応援給水が図れるように布設されている設備の蓋のようです。

最後は、災害用トイレ設備に係わる蓋です。
こちらは、井ノ口小学校の駐車場に設備されていました。
 

以上で、足柄上郡中井町のマンホール蓋の整理は終了です。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

埼玉県加須市のマンホール蓋(その3)旧北埼玉郡騎西町

2024-04-06 11:28:47 | マンホール蓋

※2024.04.06更新 規格模様の蓋3枚、プラスティック製の汚水枡の蓋2枚、消火栓の蓋2枚を追加しました。

旧北埼玉郡騎西町の経緯は、昭和29年10月1日騎西町、田ケ谷村、種足村、鴻茎村、高柳村の1町4村が合併し騎西町が誕生します。その後、昭和30年3月20日に高柳村を合併し旧騎西町の姿となりました。
なお、平成22年3月23日に加須市、騎西町、大利根町、北川辺町の1市3町が合併し新たな加須市が誕生し、旧騎西町は消滅しました。

町章は、フジの花と騎西町の「キ」をデザインしているようです。(昭和50年7月5日制定)

「ウィキペディア」によれば、上記は二代目の町章とあります。
これまでに見付けた古い空気弁蓋や制水弁蓋で、下記のような記号を見つけたましたが、これが初代の町章ではないかと想像します。
町章は、騎西町の「キ」を上部に、「西」を下部に組み合わせたデザインではないでしょうか。

町の花は「フジ」、市の木は「イチョウ」です。

マンホール蓋の整理に入る前に、簡単に公共下水道の処理方式について見てみます。
旧騎西町は、雨水と汚水を別々に処理する分流方式を採用、汚水は加須市の環境浄化センターで終末処理を行っていたようです。(確認が必要) 

一方で、農業集落排水施設に該当する地区は、外田ヶ谷地区(外田ヶ谷の一部、内田ヶ谷の一部、上崎の一部)、下崎地区(下崎の一部)、上種足地区(上種足の一部、中種足の一部)、中ノ目戸室地区(中ノ目の一部、戸室の一部)、名倉地区(戸崎の一部)、鴻茎川北地区(鴻茎の一部)、内田ヶ谷地区(内田ヶ谷の一部、上崎の一部)、上崎地区(上崎の一部、外田ヶ谷の一部)、中種足地区(上種足の一部、中種足の一部、下種足の一部、久喜市菖蒲町新堀の一部)、川南芋白地区(鴻茎の一部、芋茎の一部)、本村戸塚地区(芋茎の一部)、根古屋牛重地区(鴻茎の一部、牛重の一部、根古屋の一部)の12地区と多く、私は公共下水道の該当地区を未だ識別できていない状況にあります。

また、農業集落排水施設に係わる蓋が「集排」と表記されていたり、デザインが違っていたりすれば公共下水道に係わる蓋との識別ができるのですが、そのような違いが無いので、ここではまとめて整理する事にします。

こちらは、加須市の環境浄化センターに展示されていた蓋です。
町の花「フジ」を大きく描いたデザインです。

こちら、実設置されているカラーデザインの汚水蓋です。

こちらはノンカラー蓋です。
こちらは雨水蓋です。

こちらは汚水蓋です。
 
こちらは親子蓋です。

こちらは、小型の汚水マンホール蓋です。
 

次は、規格模様と呼ばれる蓋です。
こちらは、JIS規格模様の用途記載がない蓋です。
こちらは用途記載がありません。
上部に「AV-1」の表記があります。

こちらは雨水蓋です。
(2024.04.05追加)

こちらは、毘沙門亀甲模様の蓋です。
こちらは雨水蓋です。
(2024.04.05追加)

こちらは汚水蓋です。
(2024.04.05追加)
こちらは、環境浄化センター周辺で見つけたΦ900の蓋です。

こちらは、プラスティック製の汚水枡の蓋と思われます。
 (2024.04.06追加2)

引き続き上水道関係他の蓋を整理する事にします。
こちらは、消火栓の蓋です。
こちらの2つの蓋は、かなり古そうな角蓋です。
こちらの蓋には、町章と思われる印(右の小さな画像)が左上と右下に表記されています。
 (2024.04.06追加)
こちらの蓋には、上部に町章と思われる印(右の小さな画像:上記と相違あり)、「消火栓」の下に「騎西町営水道」の文字が表記されています。
 (2024.04.06追加)
こちらは、中央左上に町章の表記があります。

こちらは、上部に「騎西町」の表記があります。
 
こちらの蓋には、騎西町を表す町章などの表記はありませんが、何カ所かで見つけましたので参考に掲載しました。
 

こちらは防火貯水槽の蓋です。

次は、上水道関係の蓋です。
こちらは仕切弁の蓋です。
 

こちらは制水弁の蓋です。
初代の町章が付けられています。

こちらは空気弁の蓋です。
こちらの蓋は、かなり古そうな角蓋です。
こちらの蓋には、町章と思われる印(右の小さな画像)が左上と右下に表記されています。

こちらの蓋は、中央に町章の表記があります。
 

これまで、他自治体の蓋(越境蓋)は余り掲載していませんが、遠方の自治体の蓋と思われますので、最後に掲載します。
こちらは、静岡県旧田方郡修善寺町の制水弁と思われます。
 
こちらは、福岡県旧甘木市の制水弁と思われます。が、良く見ると若干違っているようです。どこの自治体でしょうか?
 

以上で、その3.旧北埼玉郡騎西町の蓋の整理は終了です。
その4.では、旧北埼玉郡北川辺町の蓋を整理します。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

埼玉県加須市のマンホール蓋(その5)旧北埼玉郡大利根町

2024-04-04 23:44:54 | マンホール蓋

※2024.04.04の経緯は、昭和30年1月1日東村、原道村、元和村、豊野村の四村が合併し大利根村が誕生します。その後、昭和46年1月1日に町制を施行して県下38番目の町として大利根町が誕生しました。

なお、平成22年3月23日に加須市、騎西町、大利根町、北川辺町の1市3町が合併し新たな加須市が誕生し、旧大利根町は消滅しました。

町章は、合併前の四村(東村・原道村・元和村・豊野村)を「和」として表したデザインのようです。(昭和39年12月14日制定)

町の花は「キク」、町の木は「キンモクセイ」です。

前置きはここまでとします。
マンホール蓋の整理に入る前に、簡単に旧大利根町の汚水処理について見てみます。
旧大利根町は、主に住居系の市街化区域を中心に汚水と雨水を別々に処理する分流方式を採用し、汚水は県が運営する古利根川流域下水道に接続し、古利根川水循環センターで終末処理しています。
一方、農業集落排水施設は北大桑・新井新田地区に設備されているようです。

それでは、マンホール蓋の整理です。
こちらは、町の花「キク」を全面に描いたデザイン汚水蓋です。

こちらは、毘沙門亀甲模様の雨水蓋です。

こちらは、スリップ防止タイプの雨水蓋です。

こちらは、小型マンホール蓋です。
デザインマンホール蓋と同じデザインの蓋がありました。

こちらは、プラスティック製の宅内汚水枡の蓋と思われます。

次は、農業集落排水施設に係わる蓋です。
公共下水道の蓋と同様のデザインです。

こちらは小型蓋です。
 
こちらは親子蓋です。

引き続き上水道関係他の蓋を整理する事にします。
こちらは、消火栓の蓋です。
 

こちらは、防火貯水槽の蓋です。
 
こちらの蓋は、中央の文字が大利根町の「大」を表しているのでしょうか?

こちらの蓋は、「消防水利」と表記されています。
(2024.04.04追加)

次は、上水道関係の蓋です。
こちらは制水弁の蓋です。
  
  

こちらは、空気弁の蓋です。
 

以上で、その5.旧北埼玉郡大利根町の蓋の整理は終了です。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする