空腹の構え

もっぱらチャリンコ、他ものづくり

矢島カップ2017_HC

2017年07月30日 08時36分00秒 | レース・イベント
雨降って欲しい。
そう思うのは自分だけ、かな?



今年も暑い…
アレを実行する時が来たようだ。

パレードラン前、
ジャージを完全にずぶ濡れにする。

で、着たら寒い。
それでちょうどイイだろ。

だが、スタートが一番最後の組。
もう寒くない。体温だ。体温以上だ。
疲れた…


スタート



https://youtu.be/rrQtT6H2eak


今年はスタートから400mまで追い越し禁止。
去年、大きい落車あったせいみたい。


ペースが落ち着いている。
400m過ぎても落ち着いている。

ヒルクライムが苦手な自分には
序盤にこのペースは助かる。

が、やっぱりもう暑苦しい。
集団から横に抜けて
ボトルの水を頭から掛ける。



ボトル、水の出が悪い…ダメだコレ。



危険な狭い登りコーナーを通り、
集団が間延びしていく。



前を抜きたくても抜けない。
ペースダウンする人の後ろにいて
余計に足が疲れる。

先頭集団から千切れないように
したかったのに、

今回は位置が悪かったな。

それに、やっぱり、ホント、
暑い…体内温度が危険だ。

目標の下り坂まで今回も
ついて行けず、ペースダウン。



下り。涼しい。回復。
そのままグングン走る。



気づくと、風除けとして
トレイン先頭になってる。

登りになったら
発射台にされてしまった。

運賃払えぃ。



補給所を過ぎると木陰区間。
日光がないだけで回復。



コース終盤になると、今年も、
『ライバル』が目に付く。

抜いたり抜かれたり。
近い脚力だから離れない。



コンニャロ、とか思って
走れるのがレースの醍醐味。

FKOさんいたー!



最後が最も斜度がキツイ。



斜度がキツイということは
もうすぐゴール。



終わった~~。
熱中症、熱中症、水、水。



去年の記録を4分ほど更新。
暑いながらよく頑張ったっオレ。



1時間12分弱、平均パワー273W NP292W
年々パワーアップしてるぞ。

ほぼ300Wとみていいな。
パワーウェイトレシオは4倍超えてる。

だがトップとのタイム差は
8分ほどと、大きい。

そろそろ限界だ。

今年もFKOさん車で下山。

先日からお世話になり、
ありがとうございました。






帰り。お決まりコース。
お土産と錦ラーメン。

この温泉で〆。
よく通る矢立峠のトコ、初めて。



鉄だ。お湯が。いい湯だ~。

矢島カップ2017_TT

2017年07月29日 15時00分00秒 | レース・イベント
連日残業とお酒が効いたようで
寝坊した。

前夜の準備も怠っていて
慌てて出発したらそうなる。

忘れ物たくさん。

エアロヘルメットとシューズカバー。
TTでの数少ない武器を…なってこった。

最悪なのがボトルを忘れたこと。
暑いのに、暑さに弱いのに。


遅刻気味でも寄り道。



北秋田の和菓子屋さん。
なぜか洋菓子がお薦めと聞いた。



なんとなく選んだティラミスプリン。
どツボにキタ!

このお店に詳しいTKHさんに
ラインで美味いって言ったら、


え、それ?って…
え?違うの?




会場には13時半過ぎに到着。
出走は15時頃だが、余裕は無い。

まずはボトルを買う。
一番安かった300円のを2つ。

飲み口のところがアホな構造。
傘がロック出来ず水が出てこない。

無駄な傘を取って捨てる。

キャップ取ったペットボトルの方が
まだマシ。誰がこんなの考えたんだ?

他にも忘れモノがあった。
我がスネ高原、春の野原のようだ。

近くの薬局に行きカミソリを購入。
急いで刈る。が、

カミソリにすぐ春草が溜まり、
思うように刈れない。

焦って力んだせいで、
スネ高原に赤い小川が。。。


ウォーミングアップの余裕もなく、
出走10分前。

今日は良い天気…じゃないな。
暑いわ!待ってるだけでペースダウン。

風向きは往路ちょっと追い風。


機材は、タイムサイロン・
ゼンティスSQ4.2・
コルサスピードTU。



DHバーなし、は意図したこと。
ヒルクライムみたいなコースだし、
遅い自分にはいらないだろう。

ヘルメットとシューズカバーが
無いのは痛い。10秒は稼げるだろうに。



スタート。



https://youtu.be/rrQtT6H2eak


例年になくスタート直後の速度が速い。
追い風のおかげだな。

追い風を利用して坂を登る。

過去最高のペース、だとわかる。
登りで40km/h近い。嬉しい速度。



DHバーなしはミスだったな。



その後もなるべく速度を
落とさずに済み折り返し地点。



一度速度が落ちるともう上がらない。

このTTコースは毎年そんな感じで、
復路が遅くなる。

後半は忍耐だけ。エアロ関係なし。



体力配分がイマイチだったか?
下りで力が抜けてしまう。



とはいえ、まずまずの感じでゴール。



ゴール後、低速になった途端、
体の熱がブワッと…

若干トラウマの熱中症。
ニセコの反省を活かさねば。

そのまま止まらず、ずっと走る。

車まで行き、アイスボックスの
冷たい水で回復。

ようやく落ち着いた。


戻ってきてタイムを確認。
12分30秒ほど。自己記録更新。

いい順位でないの?
と思ってたらトップは10分台。

年代クラスでも11分台ゾロゾロ。
速いのぉ~。遠いのぉ~。


SNHさん、くまお氏、KTKさん、
OKNさん、青森方面隊の方々…
には会えた。

なぜかチームメンバーと出会えない。
ラインみたらもう移動してた。

遅刻するとこうなる。





夜はFKOさんとすぺいん料理。



写真取り忘れたが、
トマトのシャーベット。

暑い時期に最高だ。
美味かった~。



マスターも参加しての
サッカーの話から機材の話に流れ…


今年記録更新出来てるの、

サイロンとコルサスピードの
おかげじゃないか疑惑、発覚!

素直に認めよう。



ニセコクラシック140km 2017

2017年07月25日 22時15分06秒 | レース・イベント
3時30分起き。

コンビニに寄って
予定通り会場入り。

走る機材はタイム・サイロンと
レーゼロ・コルサスピードTLR。

パンクの心配はないが
トレッド幅が小さいので、

下りコーナーリングをどこまで
攻めていいのか不安はある。




初の出走サイン。

まだほとんど空白。
何名かが斜線を引いている。

サインってのは斜線でいいのか?
斜線を引く。

KBSさんの名前発見。
たしかDNSだったような…

斜線がひいてある。
DNSが斜線だったのか。

隣の机のを見ると
ちゃんと名前書いてる。

斜線の下に名前を書いておく。
危なかった。



マヴィックブースで
フロアポンプが無料で使えた。

持ってこなくて正解。


雑談。

くまお氏、KTKさん、HNDさん、
SNHさん、STOさん? WTNさん?

面識ない方が幾人か。
STOさんは自分を知っている様子…

栗駒でお会いしてたみたい。
去年か?やべ。記憶が…

そしてやっぱり昨日の
にらめっこしたのはSNHさんだった。



会場を見渡すと

背中にハイドロ
背負ってるのは自分程度。

高齢の人すら背負っていない。
いいさ、自分は雑魚よ。

水無きゃ死んじゃうのさ。





目標は完走。
あわよくば25%以内。

さぁ、スタートだ。



ある程度人数を区切って
スタート時間をずらしているが、
後の方ほどタイム的には不利。

大会側の説明では
パレードラン中に前に
詰めて来いとのこと。



実際にはかなり面倒。
グイグイ割り込む必要がある。

自分は登りは遅いので後方で構わない。

OKNさん発見。



って、オイ、オイ。
ガーミンサイコン…

でなくパワーメーターか?
様子がおかしいぞ。

ケイデンスを90以上にしてと
画面に出る以外、
ボタンを押しても動かない。

サイコン無しで走ることになるとは…
ガーミンだめだな。ひどいや。



スタート直後から登りだ。
それも大集団。

普段は出せない速度で勾配を登る。
集団で囲まれていると遅くもできない。

平地より登りの方が
接触しそうで集団が怖い。

さっそく落車。
登りのコーナー。




アクションカムをココで終了。

電池は2時間程度なので、
ゴールのために温存。

(後で後悔。前半こそ
面白い映像が多かった)


きづくと、小集団。20名ほど。
1~2列で下りを高速で走る。

大会側が言っていた危険な
下りカーブには赤い看板。

あった。
なるほど。

木が多くてどのくらいの
曲がりなのか分からない。

レースなので飛ばし気味の上、
他人のケツを追っているとなると
なおさら危険度が高い。

が、自分は前方は無視して
きっちりと減速して曲がる。

アウトインアウトをせず、
ラインを守る。

確認して後ろに人はいない。

いたとしても車ルールでは
カマ掘るヤツが悪なのだ。

晴れていてアルミリムでチューブレス。
余裕だが、油断せず確実をゆく。

離されるが、すぐ追いつけた。
攻める必要は全くないな。


いきなり、2名突っ込んだ人発見。

そして自分の横の奴も突っ込んだ。

しばらくしてまた。突っ込む人。

そして、前を走っていた人が、
ロックしたか、パンクしたか。

ブルブル震えて制御不能。
コーナーを曲がれず突っ込む。

車間距離大きく取ってたし、
巻き込まれなくてよかった。


1時間も経たず、ずいぶんと
突っ込む人を見たなぁ~。

きっと緑が大好きなんだな。



まだ午前8時頃か?
サイコンめ、時間もわからぬ。

登り中。暑い。まだ朝だぞ。

早々とボトルの水を
ドボドボと頭からかける。

ボトル2本だけで挑んだら、

おそらくリタイヤか
タイムアウトだったな。

全然足りなかっただろう。
水が生命線になりそう。


1つめの山を下り終えると
集団がはっきりとできていた。

遥か前に集団が見え、
後ろは見えない。

次の登りに入っていく。

脚力レベルが似通った
20人ほどの集団。

普段なら無理な速度で
勾配を登り続けている。

真っ黒のガーミンが恨めしい。
今何ワット出ているのだろう。

集団の不思議なパワー。

脚力はかなり使っているのに、
心肺には余裕がある。

ヒルクライムなら既にタレているはず。
むしろ普段以上に脚力でてる気がする。

そうはいっても勾配がキツイと遅れる。
が、緩んだり下ったりすると先頭にでる。

この集団での力関係では
自分は平坦が速く登りは遅い。

数人、同じ様な人がいて、
ローテーションしたりする。

これだよ。

夏油でできてない
他人との協調、っぽいの。

ロードレースを走っている
実感が沸いてくる。楽しいわ~。

気になるのは一切ローテーションも
先頭にも出ず人の影に徹する人。

温存?

自分は初なので今普通に走っている
つもりだが、飛ばし過ぎなのか?

ハイドレの経口補給水をチマチマ摂取。
これ、飲むのがすごく息苦しい。

それでいて少ししか量が出ない。
ゴクっと飲めない。チュって程度。

息苦しいので登り中は飲めない。

下りでチュ、チュ、チュ、
ゼィゼィハァハァ、

な感じでなかなか面倒な補給だ。


集団は崩れることなく平坦にまできた。

記憶している地図では最もでかい
登りを終えたことになる。

予想よりかなり体力あるぞ。

1つ目の補給地点。
自分はボトルの空きが無いので
受け取らず通過。

この人数なら平坦は
すごく速い…を期待していたら、
遅い。

35㎞/h?サイコンがないせいで
わからぬがその程度だろう。

積極的に前に出て引き、
交代を促すが協力的なのは数名。

そうでない人が前に出ると、
交代せず速度が落ちてゆく。

ということはクライマーが
多いということだろうか?

苦手な平坦は温存に徹する?
最後の山で全開するのだろうか。

気づくと一人飛び出していた。
べつに足を使っていないのだが…

追いついてくるだろうと後ろをみると、
全く気配がない。たぶん35km/hだぞ。

なんなのだ?
結局ひとりで10kmほど走っただろうか?

無理なんてしていない。
そのうち合流するだろうと
流し気味ですらある。

5~6人、平地強い人と強調出来たら、
この集団を引きちぎっていたのだが…

向かい風区間で速度が落ちる。
30km/hだろう。後ろが追い付いてきた。
ようやく合流。
80㎞地点くらいかな?


なんか集団が40人くらいに
増えている気がする。
HNDさん発見。

ヒルクライムが速いハズの
HNDさんと自分が同じ集団に?

今までいなかったわけだから、
追い付いてきた?

そうだとするとやはり
この集団は平地で遅かったのだ。

と、足?攣ってるか?
イマイチ具合が悪い。

攣った痛みはないが、
攣りそうな感覚がある。

平地の単独走が実は
無理していたのだろうか?

体力は、、、すごいまだあるぞ。
おかしいな。初の経験。

補給食も感覚的に30分毎に摂取。
ハンガーノックの心配もない。

まずいのは、掛け水がもうない。
ボトル2本とも空だ。

でも次の補給所で水を
ゲットできればいい。

と背中のをチュ、チュしたら、、、
無い!!

飲み水がない!!

この暑さで想定以上に
水を消費していた。

残量が分からないのも問題だな。


今日はもう25度は超えてるな。
自分の限界温度を超えている。
この想定は甘かった。

今100km地点ほどだろうか。

ここから山だぞ。
それで水が無いだと~~。


緊急事態だ。
非常にまずい!!

最後の登りに突入。
これまで集団が一気に崩れる。

やはりクライマー?らが
速いペースで登っている。

付いていけないので
ペースを落とす。

もう体が熱い。
掛け水がほしい。

余計にペースがさがる。
集団の利も失い、完全に遅れる。

周囲にも人はいるが、
登りが苦手そう。

70km組もいる。
が、ペースが合わない。

単独走になってしまった。

抜かれるか、追い抜くかだけ。
同じペースの人がいない~。

水と集団を失った山岳。
辛い…。一気にガタがくる。

特に腰に疲労が大きい。
フレームの硬さによるダメージか?

シッティングが多すぎたな。
立ちこぎをしていないツケがきた。

平坦での元気はなんだったのだろう。
あとどの程度でゴールだ?

サイコンがアホなので何もわからない。
横を過ぎる人に聞いてみた。

もう少し先で補給所があって、
そこから20kmでゴールだそうだ。

ということは、
あの酸ヶ湯1本以上を
登る距離あるのかい。

1時間30分かかる予想。

補給所、背中にボトルを移し、
1本ゲット。
2本目、、、、落とした。


あとから冷静に考えれば
止まってでも大量にもらう
(空のボトルに水を入れる)
べきだった。

たった1本。
飲み水にしか使えないし、
それでも足りない。

冷静な思考も出来ずにいたようだ。
腰痛い、熱い、足がヤバイ。
両足とも攣りまくっている。

痛いほどではないが、
足もこんなに使っていたのか…
ロードレース、想定が甘すぎた。



もはや惰性で走り続けている。
平坦、下りでもまともに踏み込んでいない。

200W以下だなこれ。

暑い。腰痛い。足痛い。
上半身は楽だな。

アクティブフォークは素晴らしい。
シートポストにもそれが欲しい。

もはや順位なんてどうでもいい。
早くゴールしたい。終わりたい。

でも速くならない。
心を無にして痛みを無視するフリだ。



あと4kmと標識。



普段ならスグなのに、
今は長い地獄。遠い…。

車で来た時の見覚えがる道、
ゴールまで近いな。



最後の上り、斜度がキツイ!!
元気な昨日は余裕で登っていたのに…



踏ん張ってついにゴール。



ようやくチャリから腰を解放。



車まですぐなのに、
遠い。

足がフニャフニャで
まともに歩けない。

酒を飲んでもないのに千鳥足。
こんなに足が疲弊したのはかつてない。



やっと車につき、
車内に置いていた経口補給水をのむ。

熱い。お湯だ。

仕方ないが飲む。
熱いせいで汗が噴き出す。

手足がしびれてる。
酷い疲労だ。
座って落ち着くのを待つ。

水もあったが、これもお湯だ。
頭に掛けようと思ったがやめる。

弘大のSTOくんと遭遇、会話。
なんかよく覚えていない。

くまお氏と遭遇、会話。
かなりいいタイムだとおほめのお言葉。
でも辛くて喜べない。

サイコンアホンなので
ゴールタイムすら知らない。

いいタイムなのかなぁ?
25%はいってるのかなぁ。

座り続けて回復を待つ、
が、段々と悪い感じになる。

暑いからかな?
暑いな。風が無い。
チャリで走ってる方が涼しいぞ。

向かいのホテルの搬出エリアが
日陰で涼しそうだ。

経口補給水とただの水を持って、
ヨタヨタと歩いて日陰に倒れこむ。

経口補給水を全てのむが、
良くならない。

水・・・お湯をかける。
やっぱりアッチィ。お湯だな。

全身がしびれ、、、
動けなくなる。


あ!コレ熱中症だわ。
動けないし。手足動かん。

死ぬぅ!!

今、気温30度か?
涼しい所が無い。
どこにも逃げ場がない。
回復するわけがない。


ホテルの厨房関係の人に
全力で声をかける。

「助け呼んでもらえますか」

小さい声が、届いたようだ。
電話をかけてくれている。

もう目も開けられない。
なんかダメだ。

両足が攣って痛いが、
動けない、治せない、痛い。

こんな時は必殺の喘ぎ声だ。

あ""~、ナツシネ



なんか大会の救護の人が来たようだ。
担架に付けられ、
どっかのテントの中に運ばれる。

経口補給水を飲まされる。
こんどのは冷た…ぬるい。

さっきも結構飲んだので
吐きそうだ。

吐く宣言をする。

女性が皿を持ってきた。
???

皿って…おい。
小さいし。

袋だろ普通。
コンビニのでもいいし。

もう我慢できん。
俺のスープを綺麗に皿に盛り付けるぞ!

無理だった。

案の定、皿からこぼれる。
女性がキャァァ!って、おい。

その悲鳴、心にダメージ。
皿持ってくるお前の判断が悪いぞ。

別の女性が点滴を刺した。


いddっでえぇーーーー!


何だこれ、どこに刺した?

血管じゃないとこに刺さってない?

喘ぎ声、停止。
「点滴めっちゃイテェ!」
ハッキリと力強く言ってやった。

男性の方が刺し替えて、
ようやくホッとした。


病院に運ぶそうだ。
うーむ。まずい。

帰りのフェリーとか
観光の時間が…

点滴1本で安静にしてれば~、と
駄々をこねてみたが、却下。

救急車が来ていたようで、
強制送還決定。

車のドア開けっ放しだし、
チャリもそのまま、
バックも(サイフ)。

を伝えたら、計測チップを取り、
バックを救急車に付け、
車のドアを閉めてもらい、

…心置きなく病院へ。

ありがとう、お手数掛けました。
ちくしょーー。



点滴1本では帰してくれず、
2本目。逆の腕に刺してもらう。
それと血液検査も。

ゴール後4時間。
御土産は無理だな。

腹減ったなぁ。

アイス食いたい。
ソフトな奴を。

ラーメン喰いたい。
あっさりなお塩な奴を。

でも食う暇ないよな。
まずはレンタカーを急いで返さないと。

院内で落車でズタボロの人発見。
ミイラみたい…。ボロボロだ。

落車はせずに済んだが、
熱中症で病院ってのも残念だ。

検査が終わり異常なし。
医療費を払い、さようなら。

タクシーで会場に戻り、
帰り支度をする。




人がいない寂しい会場でリザルトを見る。
4時間16分…25%入れず。



熱中症になった時点でDNFと同様か。
ゴールしただけマシと思おう。

あれだけ水を用意したのに
それでも足りないとは。

一般の人の3倍の水を
用意しないといけないみたい。

4Lもの水をどう積めと?
難問だな。

腰のダメージが大きかったのも、
立ちこぎ多くして回避しないと。

だが、脚力の強化よりも、
暑さに対抗せねばならぬとは。

ロードレースは普通夏走るし、
向いていない、ってか。

悲しいな。


車で4時間。
レンタカー屋に車を返す。
フェリー出港まであと30分。

チャリで15分はかかる。
全力で走る。

汗がひどい。
まだ後遺症があるようだ。

なんとか間に合う。
汗だくで仮眠。

フェリー4時間。
船酔いする。

体調悪いせいで
よけいに体調を悪くする。

1時間かけ車で帰宅。

風呂、ようやくだ。

明日は仕事だ。
4時間しっかり寝ねば。


ニセコ、終わり。



ニセコクラシックの前

2017年07月20日 23時03分07秒 | レース・イベント
ロードレーサーに
乗っているのだから、

一度は本物のロードレースを
走ってみたい。

ロードに乗り始め7年目。

コツコツと積み重ねた走力に
自信を得てようやく決意する。

ニセコクラシック、出場。



プロのポイントレースに
出場するための資格を得られる、
UCI公認のレース、らしい。

ロングライドではない、
本物のレースだということ。

おおよその話は
くまお氏から聞いていた。

暑っついか、土砂降りか。
天気は2択。

雨なら合羽で解決。

気温が高めなら合羽無しで
走ってもいいし。

問題は暑っつい時。

単独240kmテストでは
水は100km/hで1Lは消費する。

その頃の気温はちょうどいい
17~23度前後。

暑ければ尚更足りない。

ハイドレーション1.5Lを
背負っていくことを決意。

ボトル2本の水と合わせ、
これなら140km保つだろう。

安い、容器だけのを買い、
家にあるバックなどで試すが、



1.5kgの重りは肩に食い込む。
4時間も背負い走り続けるのは厳しい。

もっと疲れないバックが必要。
思い当たったのはキャメルバック。

弘前モンベルで試着。
いいフィット感で疲れなさそう。

バックとハイドレーションは
セットでバックだけは買えない。

無駄なの1コできちまった。

でも年何度使うのやら…
長い目で見るしか無いな。



そして、補給食。テストでは、
固形物は疲れると食ってられない。

梅丹エキスを選択。8本持って行く。



30分おきに食せば
ハンガーノックの心配は無かろう。

ゼッケンをジャージに貼る両面テープ。
と、はさみ。
チップ取り付けのバンドを切るニッパ。
オイルスプレー。

ソニーアクションカム。
ガーミンサイコン。

予備チューブ1本。
携帯ガスボンベ1本。
チューブレス用タイヤレバー1本。

ライト。
ワイヤーロック。

これでニセコの走行装備はOK。
サドルバックに機材系を詰め込む。



シューズも入れたら、大きいな。
デカイの買っといて良かった。

背負っていくバックにはウエア類。

合羽上下。
ジャージ当日の分だけ一式。

着替えは下着とTシャツだけ。
夜のためにパーカー1枚。
タオル1枚。

待ち時間の暇つぶし、
ゲームスイッチとiPad。
(これ不要だった)

ヘルメット。
(これはチャリにつとけばよかった)

ハイドレーションはこっちに。



で、これだとサイフやiphoneとか
取り出しづらいので、

さらに小さいバックを1つ。
小物モロモロをそっちに。
(喘息中なのでティッシュ多め)

必要最小のはずだが
背負うと結構重い。

最後にフロアポンプ。

持って行くか悩んできたが、
現物のバック類の量を見て、
パス。邪魔すぎるな。

誰か知り合いを探そう。



初のフェリー。
車を置いていける。

夜11時家を出て青森のフェリー場へ。

12時ごろ到着。
2時40分出港でかなり時間がある。

早く船に乗って寝ればいいと思ったら、
その船がない。

当然か。船は往復してるわけで。
2時ごろまで車で仮眠。

乗船者を放送で招集アナウンス。
行ったら船の前で待たされる。

深夜だしちと寒い。
チャリと荷物が邪魔で待つのが苦痛。



雨の日、これどうすんだろ?
うずくまって仮眠しつつ待機。

30分待ちようやく乗船。
次はギリギリでいいや。





ビューシート。
船酔いもこの座席なら心配ない。

浅い眠りを3時間ほど。
函館に到着。

着港時、トイレに行ったら軽く船酔い。
寝起きの揺れに弱いの判明。



レンタカー屋に向かう。

予約が遅かったせいで
フェリー場近くのを借りれず、
遠くになってしまった。

チャリがあるので問題は無いが、
荷物がデカイ、重い、走り辛い。

こんな時にはランドナーなんだな。
ロードレーサーには荷物が邪魔。

次は早め予約をせねば。

簡単な海沿い1本道かと思ったら、
一度曲がらないといけなかった。



道を間違え、
ようやくレンタカー屋。

8時から営業。まだ7時前。
ひとまず朝食とろう。

函館駅あたりをうろつく。
海鮮丼のお店が集まったところがある。

土曜日の朝だが、結構人が多い。
チャリの放置は危険。

チャリを見張ることができる
お店を選び、海鮮丼を食べる。

久しぶりに豪華な朝食。



量は少ないやつだったらしいが
値段は十分高い。

小食の自分には大盛りに見える。
ご馳走様でした。

レンタカー屋に5分前に押し掛ける。
トランクが小さい普通の乗用車。

チャリのれるかな?
バラせば後部座席に入るか。

ネットでチャリ1台付けると補足に入れたと
思っていたが、伝わっていなかったようだ。

急遽別の荷台の広い車に換えてもらえた。
ホイール付けたまま積めた。有りがたい。

ニセコに向け出発。
事前に交通事情はよく聞いていた。

青森と違い、そうとうオカタイらしい。
10km/hオーバーで捕まるらしい。

あとトンネルぬけたところに居るとのこと。
車にくっついて行けば問題ないだろう。

トンネルくぐったらホントにいたよ。
何も知らず単独で走ってたらアウトだ。

高速使うと2.5時間。
金をケチって下を走る。

チャリを積んでる車が…
ニセコ臭がする。



3.5時間ほどでニセコに到着。
暑い…。北海道じゃない…。



早速前日受付を済ませる。
思ったよりも人が少ない。



ラファのブースがある。
そういえばラファジャージの人が多いな。

















ウエアが25%オフ。
だが欲しいものは特になし。

すれ違うラファジャージの人、
なんか全てSNHさんに見えてしまう。

一人、すごくSNHさんっぽい人とすれ違う。
むこうもすっごくこっち見てたな。

SNHさんだろうか?
目が悪いとこういうのが困る。

世界のOKNさんラファブースで発見。
ようやく孤独から開放。

話をするとOKNさんでも
25%以内は厳しそうだと。

完走をとにかく意識しよう。

御土産は明日でいいか。
暑いし車においておくて悪くしそうだ。



レース後の開放感で買い物した方が
気分も良いだろう。









3時からライダーズミーティング。
参加しないと失格。

のように聞いていたのだが、
参加せずともよかったな。

長い話を要約すると大体次の通り。

スタート前にサインしないと失格。
パレードランでは先導車をを抜くな。
補給水ポイントは2ヶ所。
下りのコーナーの危険なところは
看板あるから減速きっちりしろ。

紙に書いてくれれば1分も
かからぬ事を炎天下で聞かすとは。

暑いのが嫌で自分は建物の影で
項垂れながら座っていた。

多くの人が中央の炎天下を避け、
建物付近に逃げている。

大会の説明が始まる直前だったか?
自分を跨いで二人が話をしている。

大会への調整方法とか、
レーサーらしい内容。

と、『MRMさんは~~~』
と聞こえる。

横を向いたら、あれま、
「山の神」と言われるMRMさんだ。



相手もそのクラスの人か。
これはいい!どんな練習してるのか
このまま盗み聞きしておこう。

座っている自分の頭の横には
MRMさんのバイクもあった。



白黒のヨネックス。
グリーン色のゴキソハブ。

もっと細いイメージがあったが、
結構、普通な感じ。
山が速い人に見えない。

不思議だ~。なぜ速い??
よくみると、足、、

ガッチリしていない。
こんもりしている。

量が多い!これだな。
ガッチリを覆い隠すほどの量。

とはいえ、やはり細くはない。


さて、盗み聞きした内容。

大会に向けての調整であった。


ロードレースは持久力が大切だから、
『たくさん食う』とのこと。

だから細くないのか。

そして、乗鞍へ向けては、
食べる量を減らしていきつつ、
練習量も減らすとのこと。


?練習も減らすのか。
理由を知りたいなぁ。

でも見知らぬ人に練習教えてーなんて
聞かれたら嫌だろうな。

誰おまえ?ってなもんだ。
そして、何人かいた。

MRMさんと気づいた人が
写真をお願い。
ご本人は丁寧に対応。

プロじゃないんだよこの方。
(?テレビでてるしセミプロか)

一方的に知ってるだけで
ミーハーなおねだりで
時間を奪うのはしたくない。

とはいえ、"調整神話"に
信憑性ないといけないので
コッソリと盗撮。

勝手に盗み聞きして申し訳ないが、
勝手に勉強させてもらいました。



…なんで練習減らすんだろう?
普段が多すぎるのか?



ホテルへ向かう。
流石のニセコ。



素泊まりだけで高い。
いい部屋とも言えず、
外がうるさい。

電気設備からトラックのエンジン音の
ようなものがずっと聞こえる。

寝るとき邪魔になることはないが、
北海道の静かな森のイメージは無い。


晩飯を探す。
会場付近にはあるのだが、

なんか栄養が偏りそう。
あと、お酒が飲みたくなりそう。
高そう。観光地は避ける。

倶知安の市内まで移動。
落ち着けるとこで食べたい。

フェリーと車で気分は疲れている。
あすは3時半に起きないと。

もう6時。時間に余裕がない。


カーナビで調べるがわからない。
ウロウロして、ようやく釜飯発見。

ふつ~~な食堂の感じ、いいねぇ。



入って鮭釜飯を注文。
独りだとこの感じが落ち着く。
酒が飲めぬならこれベスト。



ごっちゃんでした。

ツルハに寄って、明日の準備。
経口飲料水。OS-1を4本。
水を1.5L1本。

ハイドレーションにOS-1を3本1.5L。
前のボトル2本に水。自分に掛ける用。
梅店本舗。8本を携帯。

これで十分だろう。
塩はOS-1があれば要らぬな。

風呂入ってすぐ寝る。


ろくに観光してない1日だった。
レース終わったら観光しよう…


夏油HC2017

2017年07月17日 21時34分11秒 | レース・イベント
早朝、雨。

会場に着いた頃には雨は止みそうだが、
路面は濡れ気味。

雨上がりはパンクリスク大。

リスクなしのチューブレスレディ
・レーゼロで行くことに。

気分的にはゼンティスを履いて
見せびらかしたい。



1組目スタート。
ガウメンバーの多くがここに。

序盤の直線は協調できそうで
楽しそう。

2組目、自分だけ。
3組目、FKOさんだけ。

序盤の直線、また一人か。
毎回のことではあるが。


動画

集団を掻き分け、
ほどよい位置まであがる。

いまいち先頭の速度が遅いなぁ。
と、思っていたら加速して
いい速さで先頭を引く者が。

それにくっついていく。
さぁローテーションしようぜ。

…やっぱり先頭が交代しない。
数秒引いて代われば楽だろうに。

結局追い上げる人に呑まれ、
先頭にも出れない位置に。

うーん、楽。仕方ないな。
でもギュウギュウで気を遣う。



平坦基調が終わり、アップダウン。
気づけば集団の先頭?

勢いそのままに~とはならず、
勾配きつくなったら即後退。

登りは徹底してマイペース。

病み上がりのせいか?
病気中の練習の少なかったせいか?

勾配の変化に対応させてパワーを
一定に保つ走りが出来ていない。

立ち漕ぎせねば…あぁ、そうか、
レーゼロはそれがイマイチなんだった。

ゼンティスで走りてぇ~。

優勝狙っているわけでもなし、
お気楽にレース気分をエンジョイ。

KSIさん発見。



すっごく山、嫌がっていた。
身も心も完全にトラック選手。

来年は来るだろうか?





KIKさん発見!?パンク?



チューブラーを持ってないので
声だけかけて通過。

ゴールまであと少しなので、
『フルーム走行』するという手も…。

ゴール間近。
今年もジフニータの方を抜く。
なぜか縁があるな。

前に2名いる。ゼッケンが年代で別。
もうちょいでおいつく。

の直前で2人がゴールスプリント対決。
仕掛け遅れた自分は残念、そのままゴール。

最後に抜いてゴールすると
気持ちいいのだがね。


こんな大人数のレーサーガウデンテ。
頼もしい。来年もよろしく。



表彰式。

HRさん年代別2位!



これほど登りも速くなっていようとは。
葛西塾&コルノ練、恐るべし。

TNDさん、エキスパート5位入賞。



岩手の頂点に立つ日は近いな。



帰りに瀬美温泉へ。





四季の湯
長寿の湯
美人の湯

露天風呂の四季の湯が最高。

帰りのサービスエリアで
ラーメン。



眠いーー…