空腹の構え

もっぱらチャリンコ、他ものづくり

1シーズンインプレ サイロンFD

2017年11月27日 19時53分02秒 | サイロン
1シーズン使い終わってのインプレ。

TIME 2017 SCYLON FRANCE EDITION size:M

タイム・サイロン2017
フランスエディション
トランスリンク
アクティブフォーク
サイズM




~見た目~

ツルテカなグロスカーボンが映える
シンプルなデザインが大好物。

スカイロンがブラッシュアップされると
予想して1年前からフランスエディションが
出るのを待っていた。

同じようなシンプルなデザインだったので、
即決。いまだにツルツルテカテカに魅了。

ヘッドチューブの『 T 』の
出っ張ったエンブレム。



拭き掃除には邪魔で、
無くてもいいのだが、
まぁいいか、みたいな。




~エアロ~

平地を走行してもエアロを体感することはできず。

横風の影響も普通のカーボン製の
ロードバイクと変わらず。

シートチューブにエアロっぽさが見える程度。



独自検証、坂を何もせず下る。の比較では、
ピナレロFP3より車体サイズが大きいのに速い。

エアロ評価が高い他社フレームも用意して、
同日にこの方法で比較したいところ。

たぶんそれなりにエアロ。




~ポジション~

ヘッドチューブが長く
そのせいでハンドル位置が高め。

残念なのがポジションを出すため、
他社のステムにせざるを得ないところ。



余分なフォークコラムは切る予定は
なくそのまま突き出させておく。


サドル位置は個性的な前方MAX。



トライアスロン用の30mm前のが欲しかった。



フランスエディションでそのシートポストにと、
注文を入れたが、ダメであった。

トライアスロン用サイロン専用で、
つまりトライアスロン用買えということ。

買えませんって。。。
ユウズウキカネェーナー

サドル前に出せず、ハンドル下げれず。
おかげでTTポジション不可。





~高負荷走行~

・高負荷で淡々と登る。
・TTや高速巡行で踏ん張り続ける。
・ダンシングでリズミカルに踏む。
・ハイケイデンスで一気にあげる。

どれもが良い。クセが無い。
どんな負荷の掛け方にも対応できる。

ただ、技術と体力が分相応でないと
持続出来きず、ダレてしまう。

使いにくいのでない。
使いやすい故に無駄に浪費してしまう。

おかげで駄目な所がわかりやすく、
それを改善するため、また走る。

レースどころかトレーニングにも
最適なフレーム。

ガンガン走りたくなる。




~低負荷走行~

ダラダラ走ると、全く楽しくない。
むしろ疲れやすい。

集団の中で温存すると、
回復というよりは低エネな状態。

フィーリングがマグロというか、
高負荷でないと反応が得られない。

サイクリングには全く向かない。




~乗り味~

高負荷の状態で、
バネ感やバランスの良さを感じられる。

脚に力を入れるほど推進力が楽しく、
テクニカルに踏むほど味を出す。

硬さの総合的な感触としては、
後ろ普通、前は優しい。

今年実業団に入ったピナレロF8に乗る
TNNさんのインプレだと、

『柔らかい!』とのこと。

たぶん、各社フラッグシップの中では
柔らかい部類に入るのかもしれない。




~快適性~

フラッグシップからの洗礼は、
ケツと腰にきた。

シートポストからはさほど
振動や突き上げを感じないが、

長時間だとしっかりとダメージ。
自身では3時間で悲鳴があがる。

立ち漕ぎなどして軽減することを
意識しないといけない。

ただ、フロント側は素晴らしい。
『アクティブフォーク』のおかげであろう。



腕、肩に関してはエンデュランス向けの
ピナレロFP3よりも楽。

疲労軽減の効果は抜群で
ニセコでは本当に助けになった。

シートポストにもダンパー欲しいほど。
重さを感じることは全くなくメリットのみ。

軽いのがほしいのなら、そもそも
TIMEを選ぶべきではない。




~操作性~

アクティブフォークの評判をネットで調べると
ハンドリングのキレが悪いとか重いと言ってるが、

普通だ。

好み、慣れの問題でしかない。

ダウンヒル、クリテリウムどちらでも
コーナーで車体を傾ける場合、

スムーズで安定しており、
安心してコーナーリングをこなしていた。

※クリテで一度コーナーアウトしたのは
トラウマのせい、、、と言い訳したい。

矢島カップでは集団内で前走者の
メカトラ急停止にも咄嗟の回避。

自惚れてしまいそうなほどキレよく
『 ひ 』の字の走行ラインができた。




長々と書いたが、纏めると、

ガンガン走ると楽しい!
扱いやすい!
サイクリングに不向き!
レース機材に最適!
練習機材に最適!
たぶん柔らかい方!
ポジション出しづらい!

しかし、まだ、たった1シーズン乗っただけ。
1シーズンで使いこなせる訳もなく、

さらなる意気投合を目指していく。












ステムを交換(泣)

2017年06月11日 21時08分56秒 | サイロン
僅かな位置の違いで、
思うように走れず、もどかしい。

もっと低くしたいができない。

TIMEのステムを辞め、
泣く泣く交換することに。

TIME フランスエディション(カーボン) 100mm たぶん10度



フィジーク、シラノR1(アルミ) 20度 120mm



ごついTIMEに比べ、
スタックハイトが小さいフィジーク。

スペーサーが不足。
ないからどうしようもない。




初めて外してみたが、
TIMEのステムってこうなってるのね。



ボルトがステムに埋め込まれてる。



封印。また使うことはないだろう。



TIMEで17℃、20℃のステム出して欲しいな。

マヌケな話

2017年04月10日 22時18分21秒 | サイロン


サイロンが硬い、
ケツ疲れると言ってたのだが、

チューブラーの空気圧7.5barが適正なのに
10barも入れてたからであった。

適正に戻して悪い路面を走った結果、
何にも硬くなく快適で爽快で楽しすぎる。



これはもう旧車に戻れない…。


シェイクダウン

2017年04月02日 20時01分44秒 | サイロン
不具合確認のためのテスト走行。



まだバーテープを巻いていない状態。
十三湖まで110kmライド。



乗り味を楽しみながら走る。

津軽平野の邪魔な横風にも
"頑張れる"走りが維持出来る。

少しの登り区間は立ちこぎで一気に行く。

よく走る。
走らされてる?

折り返し地点までもう来てしまった。



今回も休憩はなし。



写真を撮ってささっと復路へ。

復路にはいって直後、足が終わる。
使いすぎたようだ。

ガス欠寸前にも気づかないなんて
なんとまぁ、吸血鬼。

すこぶる元気なので
ハンガーノックではない。

ガス欠後も淡々とクランクを回し、
帰ってみれば、3時間45分112.6km。

この時期としては上々だ。





100km超えて走り終えた感想。

加速、最高。面白い。

巡行、風があるのに速度が維持出来る。
すばらしい。

乗り心地、特にケツ。

まだこの硬さに慣れていないのもあり、
路面の悪い所なんかだと振動のダメージでかい。

比較がFP3しかないので、
硬い!のは間違いない。

これが走りにマイナス要素になるか
というとまだわからない。

8時間走らないと答えにくい。
今日は4時間の走行。


ネットでやたらと批判されている
アクティブフォーク。

これは有った方が良い。

ケツより振動がマシである。
たぶん、そのおかげかも?

下りを走らないとこれも答えにくい。
酸ヶ湯の下りを走れるのは4月末頃かな?

レースなんかで1時間程度なら
間違いなくこのサイロンは優れた機材だ。

ロングはまだまだ検証が必要だ。



またお店に預けに戻る。

もっともっと走りたいっ!!
早く完成を待ってます。