空腹の構え

もっぱらチャリンコ、他ものづくり

津軽海峡冬景色 竜飛一周

2017年12月30日 06時00分00秒 | 雪シクロ


例年、仕事日で参加出来ず、
正直、安堵していた。

今年は休日となった30日。

長時間の雪ライドも大分熟れ、
汗冷えせずに行けると判断。

"覚悟"をもって初参戦。


~ 第4回?
津軽海峡冬景色
竜飛一周 ~





3:00 起床

早起きがなによりも辛い。

コンビニ飯で朝食にしつつ、
車で2時間かけて集合場所へ。



5:30 ポケットパーク集合

外ヶ浜町 蟹田小国西小国山
の公衆トイレ・パーキング

参加者は自分を含め9名。

OSNさん、くまお氏、KTKさん、
世界のOKNさん、マッキー氏、
YMUさん、SZKさん、NOKさん。





6:00 スタート

まだ真っ暗。
迂闊にもライトを忘れてしまった。


< KTKさん撮影 >

夏と同じ場所に見えない。





6:30 グループホームやなまみ?

小休止。まだ暗い。



すでに汗が…暑い。
このままだと汗冷えしてしまう。

ベテラン勢がフリース1枚
余計だと指摘。

それを脱ぐと、

ミレーの網シャツと
ゴアテックスの合羽の
たった2枚だけ。

なにもせず立っていると
寒い…薄すぎないか?

試しに走って数分、
丁度良くなった。

汗冷えしない気温との
絶妙なバランスの軽装備。

でも停まって数分もすると寒い。
今後ここをどう改善するかだな。

しかし、まぁ、、、、
みんな速いよ。汗ばむわ。



7:00 道の駅 十三湖高原
トーサムグリーンパーク

天候は素敵な晴れ。降雪ゼロ。
そして無風。珍しい、、、。

雪ライドとしてはこれ以上ない
快適なコンディション。

一部剛脚からは吹雪かないと
物足りないとの声があがる。

、、、良い日に当たって助かった。


< KTKさん撮影 >

順調な雪ライド。





7:40 小泊おさかな海岸





8:00くらい ファミリーマート

※ここで水分をしっかりと
準備すべきだったと後悔。



8:15 339号線竜泊ライン
非除雪地点。



スタートから約30km。
先を見渡すと雪藪。

いよいよ本番。
『チャリを押して歩く』

ここから先は雪中行軍。
日本一やべぇチャリダーだ。



雪藪は浅いが柔らかく走行不能。

何台かの車が通過していく。

その車の跡、雪の轍は
圧雪されて辛うじて走れる。

走れたり、無理だったり。

押して歩いてはまた
走れるところは乗る。



山間をぬけると海岸沿い。



風もないことで、
波飛沫を浴びず景色が楽しい。



そういえばKTKさんのホイール。
G3組みのディスクブレーキ。

どんなものなのか聞くの忘れてた。



ブレーキ音、チャルメラにそっくり。
速度調整すれば奏でられる?





みんなヘルメット装備。
自分はビーニーだけ。

理由は薄いのでないと
ヘルメットが被れないから。

薄いと寒い。寒いと頭痛がする。

それとサイクルヘルメットと
スノーゴーグルとは相性が悪い。

路面が雪だから
車に轢かれない限りは大丈夫。

スキー用ヘルメット購入を考えたが、
高いしなぁ、、、いずれ、かな。



9:00 七ツ滝



最果てっぽい。





9:30 坂本台ゲート



ここが冬季閉鎖区間。

車はどうやら釣り人のようだ。
あるいは北朝鮮船の見回りか?

轍もここまで。
この先は完全な雪原。

皆がかんじきを装備する間、

一人で先頭をラッセルし続けて、
水を全て飲み干してしまった。

まだ始まったばかりなのに。
大丈夫か俺?



ゲートを過ぎ、ひたすら………

押す。

押す。

押す。

ものッ凄い疲れる。



快晴の太陽が白銀を照らし、
まるで日焼けサロン。



体感温度はサウナ。
汗、ダラダラ。

MTBのシューズと
シューズカバーだけで、
意外と濡れないもんだ。

が、

シューズの裏に雪のコブができ、
足の裏が水平に着地できていない。

踏ん張り辛く、腰と足が疲労する。
かんじきは重大必須だ。

シクロのチャリは軽いからか、
ハンドルを押すだけだと
後輪が浮いてしまうので、

サドルとハンドルに手を掛けて
雪を割くように押して歩く。


< くまお氏撮影 >

姿勢が悪いので更に疲れる。

先頭を交代しながらラッセル。
…余計なことは考えない方がいい。


< KTKさん撮影 >

延々と…時速2km。




11:30 眺観台



ついに、、、てっぺん。
半分終了、ということ。

まだ半分もあるのか…。

水やばい。喉カラカラだ。
OSNさんから残り少ない分を
分けてもらう。

ミレーの網シャツはすっかり
ビショビショ。

黙って立ってると寒い。

予備のシャツを持ってきて
正解だった。着替えておく。

再出発までは合羽を脱いで
フリースを着て丁度いい。

吹雪いていたら
どうなっているのやら…

他の人は汗さほどかいてないのか?
汗冷えしづらい体質なのか?

着ているウエア見ても、
自分なら汗冷え確定の服装なのだが。




12:00頃 下山。

下りになり楽になる。
ごく短い距離を走れる所も。



水はなんとか耐えられそうだ。



13:00 竜飛側ゲート

よ~~~やく、雪藪区間終わり。



振り返って…みたくはない。
あんな所を来るなんて、、、



しかし間違いなく今日、
"超越"したな~。

僻地や極地へ探検する
クレイジーな人の気持ちが
理解出来た。。。


でもまだゴールでないんだよね。


< KTKさん撮影 >

海上自衛隊竜飛警備所。



津軽海峡冬景色歌謡碑。

中央とボタンON頂きました。


< YMUさん撮影 >






13:40 津軽海峡亭で食事

竜飛のホントに先っちょの
帯島という所。


< OSNさん撮影 >

ココの店で売ってるタオル。
くまお氏お気に入りのようなのだが、

知人に貸したら返ってこないと、
思い出し不満。

購入しようとしたが、
期間限定で買えず、無念。



ラーメンで水分塩分補給。

トイレは靴を脱がないと入れなかった。
面倒なので次の休憩所まで我慢することに。

再出発。


< KTKさん撮影 >

平地の海岸沿いを走る。


< マッキー氏撮影 >

疲弊しているせいで
楽しいという感じがない。

雪路面がボコボコの所はかなり苦痛。

体力のあるときなら
楽しいはずなのだが。

トイレ(小)を我慢しているせいか、
腎臓が痛い、気がする。

それとなぜか時々、
気管支や肺が痛む。

これは疲れかな?


コンビニについて、スッキリ。
水分も腹12分に注入しておく。



14:30頃? 14号線小国山

最後の難所。登り。
みんな疲労困憊。

しかし世界のOKNさんは
抜群の持久力で1人先頭をゆく。

コンビニ注入が多すぎて、
頑張るのは危険と判断。

先頭グループに付いて
いかずにゆっくり走る。

ほどよく消化されてから、
ペースを上げていく。

雪藪と違い、走れるだけマシ。
という錯覚なのか、

思った以上に踏めて、
OKNさんに追い付く。

この区間、融雪のために
道路に散水されている。


< KTKさん撮影 >

腰の高さまで水を飛ばしている。
左右中央、躱しようが無い。

ビチョビチョだ。
気に入らない。



16:00 ゴール

達成感、ハンパなし!

疲れてはいるが、
気分は最高であった。



10時間、約90km
走行時間約4時間
歩行時間約4時間
(内ラッセル約3時間)

始終晴れて無風。

ラッセル区間の積雪は過去最高で、
一番キツイものであったようだ。

帰宅後、右膝に大ダメージ判明。
歩いて着地したとき痛い。

まともに歩けないほど。
翌日には痛みはほぼなくなったが、

かんじきがなかったせいだろう。
対策は万全でないといけないな。



今年はこれで締めくくり。
来年またヨロシクお願いします。

雪ライドコース開拓

2017年12月16日 11時00分00秒 | 雪シクロ
雪ライドに適したコースを
地元の岩木山1周の道しか知らない。

もっと近場に走れる
いいコースはないものか。

ということで探してみることに。

まずは黒石、酸ヶ湯方面。
近くではないが…

102号線。



道は広いし除雪もバッチリだが、
交通量が多い。

雪道でもトバす車が多いので、
おっかなくてチャリはダメだな。



黒石から酸ヶ湯、十和田湖方面。



真冬でもここの公共トイレは
使用可能、有り難き。



そういえば真冬に酸ヶ湯は
行ったことがない。(面倒そう)

この機に行ってみるかぁ~。



城ヶ倉大橋。



大体、マイナス10度、風速10m。



チャリで走るには厳しい風だ。



橋を越えると、
雪の量がまた…


ようやく、着いた。
酸ヶ湯温泉。



車ですら一苦労。
雪の量多いわ!

めんどくさい!!!
このコースもダメだなぁ。



雪が嫌いになるほど降りまくり。


ちょっとお店の様子を見てみる。









温泉に入るほど疲れてもいないし、
入浴後、車の除雪するのも嫌だし、

即、下山。



雪~~~っっ鬱陶しい!!


虹の湖へ。





側道はそこそこの雪。
トンネルをくぐる必要もある。

いいコースでは無いな。

この先十和田湖方面だと
近場ではないので却下。



こけし館から102号線への裏道的な所。



全然、除雪されていない。



車ですらやっと走れるほど。



ということで、収穫無し。


夏場、よさげな通りだと
思っていたのだが、残念。

冬道はやはり難しい。

カチカチのアイスバーンを
40km/hで安全に巡行出来るコース。

登りが無いビギナー向けを開拓せにゃ。



ステムの旅

2017年12月13日 20時00分00秒 | 鍛練・フォーム・休養
春・夏にポジションを変更すると
調子が狂ってしまう。

リセットしてもいい時期、
冬にやるのがベスト。

ローラー上と実走とでは
ポジションが少し違うのは
分かっているが、

春までにはある程度
アタリをつけておかないと。

20度110mmで走っていたが、
もっと位置を下げたい感覚があった。



BBBの可変ステム。




+40度~-30度に対応。
ひっくり返せば-40度でも、

無理すれば-50度まで可。

90、110、130mmの長さ、
全種を買った。
(100ないのかよ。)


使ってみて130mmは即アウト。
でもTTでは使いそう。

スペーサーも交えて
取っ替え引っ替え。

旅というより路頭に迷う。


最中ではあるが、
どうやら、やはり、

サドル~ハンドル落差が
100mm以上がいいみたい。

だが、まだしっくりこない。

腕の角度、突っ張り具合、
前、ドロップ…

まだ先は長そうだ。






規制緩和

2017年12月09日 11時00分00秒 | 雪シクロ
前回とは反対側の
大鰐スキー場へ雪シクロ。



吹雪だが視界良好。
スミスのファン付きゴーグルは高いが、
買ってよかった。



やや下りだが雪上で40km/hでると、
頭のネジが外れるようで、興奮スル。




往復2時間半。

前回同様センサー電池切れのまま。
寒くて取り替え作業がメンド。



弘前はすぐ雪道が溶けてしまう。

八甲田付近なら安定して雪道が
維持されているようなので

今度行ってみようかな。






ショックストップ

2017年12月02日 12時00分00秒 | 機材
前シーズンは品切れで買えなかった。

今年は夏に購入済み。

ショックストップ。



中のエマストラーは初期設定のまま。

雪シクロで使った感想は、



無いよりは有った方が良い。
それなりの振動は吸収している。

キレイめな路面ではそんな感じ。

ヒダ雪路面(チェーンタイヤでできる連続した窪み)
ではキャパオーバーで手が痺れた。

エマストラーの設定を変えてみるか。