空腹の構え

もっぱらチャリンコ、他ものづくり

ニセコクラシックの前

2017年07月20日 23時03分07秒 | レース・イベント
ロードレーサーに
乗っているのだから、

一度は本物のロードレースを
走ってみたい。

ロードに乗り始め7年目。

コツコツと積み重ねた走力に
自信を得てようやく決意する。

ニセコクラシック、出場。



プロのポイントレースに
出場するための資格を得られる、
UCI公認のレース、らしい。

ロングライドではない、
本物のレースだということ。

おおよその話は
くまお氏から聞いていた。

暑っついか、土砂降りか。
天気は2択。

雨なら合羽で解決。

気温が高めなら合羽無しで
走ってもいいし。

問題は暑っつい時。

単独240kmテストでは
水は100km/hで1Lは消費する。

その頃の気温はちょうどいい
17~23度前後。

暑ければ尚更足りない。

ハイドレーション1.5Lを
背負っていくことを決意。

ボトル2本の水と合わせ、
これなら140km保つだろう。

安い、容器だけのを買い、
家にあるバックなどで試すが、



1.5kgの重りは肩に食い込む。
4時間も背負い走り続けるのは厳しい。

もっと疲れないバックが必要。
思い当たったのはキャメルバック。

弘前モンベルで試着。
いいフィット感で疲れなさそう。

バックとハイドレーションは
セットでバックだけは買えない。

無駄なの1コできちまった。

でも年何度使うのやら…
長い目で見るしか無いな。



そして、補給食。テストでは、
固形物は疲れると食ってられない。

梅丹エキスを選択。8本持って行く。



30分おきに食せば
ハンガーノックの心配は無かろう。

ゼッケンをジャージに貼る両面テープ。
と、はさみ。
チップ取り付けのバンドを切るニッパ。
オイルスプレー。

ソニーアクションカム。
ガーミンサイコン。

予備チューブ1本。
携帯ガスボンベ1本。
チューブレス用タイヤレバー1本。

ライト。
ワイヤーロック。

これでニセコの走行装備はOK。
サドルバックに機材系を詰め込む。



シューズも入れたら、大きいな。
デカイの買っといて良かった。

背負っていくバックにはウエア類。

合羽上下。
ジャージ当日の分だけ一式。

着替えは下着とTシャツだけ。
夜のためにパーカー1枚。
タオル1枚。

待ち時間の暇つぶし、
ゲームスイッチとiPad。
(これ不要だった)

ヘルメット。
(これはチャリにつとけばよかった)

ハイドレーションはこっちに。



で、これだとサイフやiphoneとか
取り出しづらいので、

さらに小さいバックを1つ。
小物モロモロをそっちに。
(喘息中なのでティッシュ多め)

必要最小のはずだが
背負うと結構重い。

最後にフロアポンプ。

持って行くか悩んできたが、
現物のバック類の量を見て、
パス。邪魔すぎるな。

誰か知り合いを探そう。



初のフェリー。
車を置いていける。

夜11時家を出て青森のフェリー場へ。

12時ごろ到着。
2時40分出港でかなり時間がある。

早く船に乗って寝ればいいと思ったら、
その船がない。

当然か。船は往復してるわけで。
2時ごろまで車で仮眠。

乗船者を放送で招集アナウンス。
行ったら船の前で待たされる。

深夜だしちと寒い。
チャリと荷物が邪魔で待つのが苦痛。



雨の日、これどうすんだろ?
うずくまって仮眠しつつ待機。

30分待ちようやく乗船。
次はギリギリでいいや。





ビューシート。
船酔いもこの座席なら心配ない。

浅い眠りを3時間ほど。
函館に到着。

着港時、トイレに行ったら軽く船酔い。
寝起きの揺れに弱いの判明。



レンタカー屋に向かう。

予約が遅かったせいで
フェリー場近くのを借りれず、
遠くになってしまった。

チャリがあるので問題は無いが、
荷物がデカイ、重い、走り辛い。

こんな時にはランドナーなんだな。
ロードレーサーには荷物が邪魔。

次は早め予約をせねば。

簡単な海沿い1本道かと思ったら、
一度曲がらないといけなかった。



道を間違え、
ようやくレンタカー屋。

8時から営業。まだ7時前。
ひとまず朝食とろう。

函館駅あたりをうろつく。
海鮮丼のお店が集まったところがある。

土曜日の朝だが、結構人が多い。
チャリの放置は危険。

チャリを見張ることができる
お店を選び、海鮮丼を食べる。

久しぶりに豪華な朝食。



量は少ないやつだったらしいが
値段は十分高い。

小食の自分には大盛りに見える。
ご馳走様でした。

レンタカー屋に5分前に押し掛ける。
トランクが小さい普通の乗用車。

チャリのれるかな?
バラせば後部座席に入るか。

ネットでチャリ1台付けると補足に入れたと
思っていたが、伝わっていなかったようだ。

急遽別の荷台の広い車に換えてもらえた。
ホイール付けたまま積めた。有りがたい。

ニセコに向け出発。
事前に交通事情はよく聞いていた。

青森と違い、そうとうオカタイらしい。
10km/hオーバーで捕まるらしい。

あとトンネルぬけたところに居るとのこと。
車にくっついて行けば問題ないだろう。

トンネルくぐったらホントにいたよ。
何も知らず単独で走ってたらアウトだ。

高速使うと2.5時間。
金をケチって下を走る。

チャリを積んでる車が…
ニセコ臭がする。



3.5時間ほどでニセコに到着。
暑い…。北海道じゃない…。



早速前日受付を済ませる。
思ったよりも人が少ない。



ラファのブースがある。
そういえばラファジャージの人が多いな。

















ウエアが25%オフ。
だが欲しいものは特になし。

すれ違うラファジャージの人、
なんか全てSNHさんに見えてしまう。

一人、すごくSNHさんっぽい人とすれ違う。
むこうもすっごくこっち見てたな。

SNHさんだろうか?
目が悪いとこういうのが困る。

世界のOKNさんラファブースで発見。
ようやく孤独から開放。

話をするとOKNさんでも
25%以内は厳しそうだと。

完走をとにかく意識しよう。

御土産は明日でいいか。
暑いし車においておくて悪くしそうだ。



レース後の開放感で買い物した方が
気分も良いだろう。









3時からライダーズミーティング。
参加しないと失格。

のように聞いていたのだが、
参加せずともよかったな。

長い話を要約すると大体次の通り。

スタート前にサインしないと失格。
パレードランでは先導車をを抜くな。
補給水ポイントは2ヶ所。
下りのコーナーの危険なところは
看板あるから減速きっちりしろ。

紙に書いてくれれば1分も
かからぬ事を炎天下で聞かすとは。

暑いのが嫌で自分は建物の影で
項垂れながら座っていた。

多くの人が中央の炎天下を避け、
建物付近に逃げている。

大会の説明が始まる直前だったか?
自分を跨いで二人が話をしている。

大会への調整方法とか、
レーサーらしい内容。

と、『MRMさんは~~~』
と聞こえる。

横を向いたら、あれま、
「山の神」と言われるMRMさんだ。



相手もそのクラスの人か。
これはいい!どんな練習してるのか
このまま盗み聞きしておこう。

座っている自分の頭の横には
MRMさんのバイクもあった。



白黒のヨネックス。
グリーン色のゴキソハブ。

もっと細いイメージがあったが、
結構、普通な感じ。
山が速い人に見えない。

不思議だ~。なぜ速い??
よくみると、足、、

ガッチリしていない。
こんもりしている。

量が多い!これだな。
ガッチリを覆い隠すほどの量。

とはいえ、やはり細くはない。


さて、盗み聞きした内容。

大会に向けての調整であった。


ロードレースは持久力が大切だから、
『たくさん食う』とのこと。

だから細くないのか。

そして、乗鞍へ向けては、
食べる量を減らしていきつつ、
練習量も減らすとのこと。


?練習も減らすのか。
理由を知りたいなぁ。

でも見知らぬ人に練習教えてーなんて
聞かれたら嫌だろうな。

誰おまえ?ってなもんだ。
そして、何人かいた。

MRMさんと気づいた人が
写真をお願い。
ご本人は丁寧に対応。

プロじゃないんだよこの方。
(?テレビでてるしセミプロか)

一方的に知ってるだけで
ミーハーなおねだりで
時間を奪うのはしたくない。

とはいえ、"調整神話"に
信憑性ないといけないので
コッソリと盗撮。

勝手に盗み聞きして申し訳ないが、
勝手に勉強させてもらいました。



…なんで練習減らすんだろう?
普段が多すぎるのか?



ホテルへ向かう。
流石のニセコ。



素泊まりだけで高い。
いい部屋とも言えず、
外がうるさい。

電気設備からトラックのエンジン音の
ようなものがずっと聞こえる。

寝るとき邪魔になることはないが、
北海道の静かな森のイメージは無い。


晩飯を探す。
会場付近にはあるのだが、

なんか栄養が偏りそう。
あと、お酒が飲みたくなりそう。
高そう。観光地は避ける。

倶知安の市内まで移動。
落ち着けるとこで食べたい。

フェリーと車で気分は疲れている。
あすは3時半に起きないと。

もう6時。時間に余裕がない。


カーナビで調べるがわからない。
ウロウロして、ようやく釜飯発見。

ふつ~~な食堂の感じ、いいねぇ。



入って鮭釜飯を注文。
独りだとこの感じが落ち着く。
酒が飲めぬならこれベスト。



ごっちゃんでした。

ツルハに寄って、明日の準備。
経口飲料水。OS-1を4本。
水を1.5L1本。

ハイドレーションにOS-1を3本1.5L。
前のボトル2本に水。自分に掛ける用。
梅店本舗。8本を携帯。

これで十分だろう。
塩はOS-1があれば要らぬな。

風呂入ってすぐ寝る。


ろくに観光してない1日だった。
レース終わったら観光しよう…