空腹の構え

もっぱらチャリンコ、他ものづくり

寝たきり1年半

2021年04月07日 20時00分00秒 | スクアッド4.2
よ~~~~~やく直った。
XeNTiS、S​Q​U​A​D​4.2。



シーズンオフのホイールメンテ中のこと。
よじれたスポークがあったので
スポーク押さえで回した瞬間に破断。



よじれたスポークは俺がやったのではない。


じゃ入院……不可でした。

特殊なホイール(パーツ)は直せない、
(パーツないから無理)ってこと。

正規で買ってるのにね~。
代理店って不要、いや無能、いやさ邪魔だな。



ということでブラックジャックに俺がなる。

カタログをみるがスポークの種類が分からない。
折れたスポークを採寸する。

2.2 x 1.1mm。長さが275mm。


ハブがDTスイス製なんだから
スポークもDTスイスだろう。

近いものを調べると、
DT Swiss Aero Comp ってのが正解か?
寸法は2.0 - 2.3 x 1.2。
採寸よりちょっと太い。誤差の範囲か?



日本で売っている所をネットで探すも無し。
海外で探すとBIKE24にあり。

そしてなんたることか、
以前紛失して再三取り寄せを依頼して
ついぞ放置されたバブルブッシュが売っていた。



もちろん買う。フランジの形違うけど。
いや~嬉しいなぁ。
正規で買う意味、ほんとねーな。

スポークは長さが276mmか274mmの黒しかない。
長い276mmにしてみる。

コロナのせいで長~く待つこと2ヶ月。
ようやく届く。



写真と違ってフランジが普通に丸。
自分としてはむしろこれで良かった。



既に半年以上経過。
オペ開始。



黒塗装を紙やすりで落す。



車の傷補修ペンで白く塗る。



液だれ。ムラ。気にしない。



そして組んでみる。
ブレのない位置まで張ればいいだけ。
簡単なはずと思ったのだが。

テンションがかかりきらない。
しっかり張るまで回し続けたら、

破断した。?? なぜじゃ!

まだテンションかかってないぞ。
あ、もしかして長すぎた?

あ゛あ゛ぁーー~~
274も買っとけば良かった。

ということで274mmを取り寄せ。
1ヶ月。今度は早めに来た。

また白く塗ってから組んでみる。

今度は組めたのだが、
……テンションが高!

パークツールTM-1で
メモリが19くらい。

たぶん2000N/mm2超えてる?
1本だけテンションが高すぎるのはおかしいだろう。
スポーク種類が違うということか?

振り出し。調べ直す。

ロシアのウェブサイトらしき所で
スポークがCX-RAYっての載ってあった。

なんで日本はおろか本国スイスの
ウェブサイトにも載ってないのやら。

ロシアと日本とではスポーク違う
ってことはないだろうな。

ともかく今度はCX-RAYを取り寄せる。
合計したら酷い出費になってしまった。

3週間ほどで到着。

cx-rayは銀、黒があり、黒にした。
紙やすりで落とした程度が
見た目で判別しやすいから、
と思ってのこと。

で擦ってみるとなかなか黒が落ちない。
塗装というよりメッキに近い気がする。

流石は有名高額スポークということか。

首元とか落とせなかった。
諦めて白く塗る。



組む前にcx-rayの情報も控えておく。



cx-rayの引っ張り強度: 1600N/mm2。
cx-ray は Bladed steel 0.9x2.2に該当。

メモリは16.5。17は1630N/mm2。
それくらいになればいいのだが。


組んでみたらメモリ19。
あれ?AeroCompと同じだね。
スポークの寸法も近いし似た性能なのか?

しかし、テンション高過ぎだ。
下げることにする。

反フリー側をカタカタにまで緩める。
フリー側を14~15ほどでテンションを統一。

すると大分ヨレがある。
カーボンリムってこんなモンだっけ?

半フリーを締めセンターを大体出した後、
縦を直し、再度センターを狙う。

仕上げるとフリー側15~16.5だが、
2本だけ20ほどもある。あれれ~?

半フリー側はもっとばらつきがあり最大13、
最小0、大体6~7くらいが妥当っぽい。
カーボンリムが歪なんだろうか。

テンションを記録しておく。次回役に立つかも。

リア、フリー側から見てバブル穴から時計回り順に。
テンションメーターのゲージ値。

半フリー 8 10 6 5 13.5 1.5 6.5 10.5 0 10.5 8.5 0
フリー 18 11 19.5 15 16.5 20.5 16.5 16.5 16.5 17.5 14 17




スポークの限界テンションは146N(メモリでは16)。

左右差倍以上。バラつきが大きい。
テンション0って……ガタガタな訳ではないが、
これでいいのか?いや、良くないよな。

だがXeNTiSのリムはcx-rayの限界にも
耐えうるホイールだと某ラボで言っているので
(面倒くせーし)イイってことにしちゃう。


1ヶ所、ビクンとなるのがどうにも直せない。
カーボンリムの継ぎ目だから仕方ないのか?
俺が上手過ぎるせいなのか?

縦に出っ張ってるのにテンションが19.5と
限界突破してこれ以上やらないほうが良さそうだし
(面倒くせーし)イイってことにしちゃう。



リムテープ貼ってチューブラー付けて修理完了。

退院、おめでとうございました。















ゼンティス、季進年歩

2018年07月11日 21時00分00秒 | スクアッド4.2
日進月歩、ともいう。


スクアッドに関してのみ、
進化を見てみると



2015年モデル、所有ホイール。
シャインホワイトカラー。


<<ワイズロードから画像拝借>>





2016年
『シルバーライン』

リアハブが全てストレートプルに。

<<シクロワイアードから画像拝借>>



リム、スポークが重くなるからであろう、
シャインホワイトカラーがなくなる。
(悲報)



2017年、
継続。




2018年
『SL』


<<シクロワイアードから画像拝借>>


ニップルを外出しに改良!



リアハブがクロス組に改良!



チューブレスレディ化!

完組でメンテしやすい上に、
常用・レースともにいける
使い勝手の良さ。
(普通になっただけとも言える)

素晴らしい。
が、欲しいカラーではない。



2019年、
継続



今更ではあるが。
訳あって調べたらこんなだった。


見た目正義

2018年06月13日 20時00分00秒 | スクアッド4.2
重量を載せるの忘れてた。





ゼンティス
スクアッド4.2
シャインホワイト

は、1232g


2018年のスクアッドは
黒マットでカーボンも違う。

見た目はつまらないが、
1176gとより軽くなっている。


速いほうがいいのならば
ソッチだろう。

が、軽量な40mmハイトは
多くのメーカーで最速を
謳うものが存在する。

群雄割拠で速さだけで比較すると
ゼンティスは分が悪いと思う。


自分はカーボン柄のグロスに
波目のリムと白スポークとハブ、

見た目に投資したので大満足だ。



そう!!

俺こそが日本で最も
ゼンティスを白光らせている!

その点だけは負けぬっ!
フッフッフッ

ニセコで白光らせてやろうぞ。

スクアッド4.2様、退院

2018年06月01日 19時00分00秒 | スクアッド4.2
お帰りになりました。



「テンション差が大きい、
またスポーク緩むだろう」

と、店長から。

のむラボの様に
クロスで組み直すかどうか、、、

それをしたら乗り味が変わり、
スクアッドで無くなるような…

難しい。

見た目で買っただけに、
これを崩したくない。

1対1のラジアル・クロス組もまた
スクアッドの個性なわけで。

だったら別のホイール買えば
いいではないか、ってことに。

今は変更せずこのままで。




予告。
『水色のヤツ~~』