長谷川博己くん出演の「海辺のカフカ」初日観劇の感想です。
ネタバレしてますので、お気をつけくださいね。
「海辺のカフカ」
原作:村上春樹
脚本:フランク・ギャラティ
翻訳:平塚隼介
演出:蜷川幸雄
美術:中越司
照明:服部基
出演:柳楽優弥、田中裕子、長谷川博己、柿澤勇人、佐藤江梨子、高橋努、鳥山昌克、木場勝己ほか
彩の国さいたま芸術劇場大ホール 5月3日マチネ 初日観劇
初日はカーテンコール、20分休憩を含めて上演時間4時間。
上演時間の掲示を見てびっくり~だったけど、ゼンゼン長さを感じませんでした。
おもしろかった~
あの村上春樹さんの有名な小説の舞台化。
村上ワールドがどんな風になるんだろう、
と心配の方が大きかったけど、さすが蜷川さんですね。
不思議感いっぱいの村上さんテイストを見事に体現してました。
初日だからもしかしたら、生春樹さんに遭遇できるかな・・・。
客席をキョロキョロしたけど、いらしてなかったみたい。
残念。
代わりに松岡和子先生を発見しました。
話は15歳のカフカ(柳楽)が家出をしてバスで高松を目ざす。
ネコと話ができるナカタ(木場)が迷子の猫を探してやがて高松へ。
2つの話は交差して・・・
舞台セットのそれぞれが透明アクリルに覆われて、人力で移動転換します。
さい芸の奥行きのある広い舞台を生かした大きな動き。
白い照明もきれいでした。
スタートして、透明ケースに横たわったカフカを押してくるのがカラス。
頭は銀髪のメッシュ入り、スリムな黒い衣装。
なんか、見たとたんにドキッとしました。
カラスは「スリル・ミー」にも出演してた柿澤勇人くん。
顔立ちきれいだし、声もいいし、ちょっと中性っぽいです。
『海辺カフカ』大分前に読んだから、忘れてしまってるけど・・・
あぁ、いかにも村上さんの小説の登場人物だ。
と、蜷川さんのキャスティングに拍手。
長谷川博己くんは高松の図書館の司書、大島さん。
ペンをくるくる回したり、長い指を組んだり。
蜷川さん、博己くんの魅力ポイントをちゃーんと押さえてます。
大島さんはちょっと事情がある人。
スリムで清潔感がある博己くんが演じると・・・はい納得です。
この日の博己くんは、初日で緊張してるのか、ちょっとセリフカミカミでした。
カフカの柳楽優弥くん、初舞台らしいけど安定感があってスゴイ。
カフカっぽいし大したものです。
田中裕子さんの館長がすごくよかったです。
泣かされました。
田中さんの濡れ場、これまで観た濡れ場の中で一番キレイで芸術的でした。
ライティングもきれいだし、けっこうこのシーン好きです。
オススメね~
木場さんのナカタさんは、ひとつ間違うと喜劇になりそうだけど、
さすがでした。
ナカタさんのまわりの不思議世界がいろいろ出てきても、な~んか納得させられました。
脇役の小学校の先生の独白にもひきこまれました。
皆さん上手い。
初日なのにレベル高いです。
2度目は友だちと観劇予定。
あ~早くもう一度観たいです。
ふふ・・・
写真はパンフとトートバッグ。
ちなみにどちらも1500エン。セットだと2700エンね。
あと、ブックカバー(700エン)ブックマーク(600エン)。
Tシャツ(2200エン)や原作本も並んでました。
「海辺のカフカ」超オススメ~
ネタバレしてますので、お気をつけくださいね。
「海辺のカフカ」
原作:村上春樹
脚本:フランク・ギャラティ
翻訳:平塚隼介
演出:蜷川幸雄
美術:中越司
照明:服部基
出演:柳楽優弥、田中裕子、長谷川博己、柿澤勇人、佐藤江梨子、高橋努、鳥山昌克、木場勝己ほか
彩の国さいたま芸術劇場大ホール 5月3日マチネ 初日観劇
初日はカーテンコール、20分休憩を含めて上演時間4時間。
上演時間の掲示を見てびっくり~だったけど、ゼンゼン長さを感じませんでした。
おもしろかった~
あの村上春樹さんの有名な小説の舞台化。
村上ワールドがどんな風になるんだろう、
と心配の方が大きかったけど、さすが蜷川さんですね。
不思議感いっぱいの村上さんテイストを見事に体現してました。
初日だからもしかしたら、生春樹さんに遭遇できるかな・・・。
客席をキョロキョロしたけど、いらしてなかったみたい。
残念。
代わりに松岡和子先生を発見しました。
話は15歳のカフカ(柳楽)が家出をしてバスで高松を目ざす。
ネコと話ができるナカタ(木場)が迷子の猫を探してやがて高松へ。
2つの話は交差して・・・
舞台セットのそれぞれが透明アクリルに覆われて、人力で移動転換します。
さい芸の奥行きのある広い舞台を生かした大きな動き。
白い照明もきれいでした。
スタートして、透明ケースに横たわったカフカを押してくるのがカラス。
頭は銀髪のメッシュ入り、スリムな黒い衣装。
なんか、見たとたんにドキッとしました。
カラスは「スリル・ミー」にも出演してた柿澤勇人くん。
顔立ちきれいだし、声もいいし、ちょっと中性っぽいです。
『海辺カフカ』大分前に読んだから、忘れてしまってるけど・・・
あぁ、いかにも村上さんの小説の登場人物だ。
と、蜷川さんのキャスティングに拍手。
長谷川博己くんは高松の図書館の司書、大島さん。
ペンをくるくる回したり、長い指を組んだり。
蜷川さん、博己くんの魅力ポイントをちゃーんと押さえてます。
大島さんはちょっと事情がある人。
スリムで清潔感がある博己くんが演じると・・・はい納得です。
この日の博己くんは、初日で緊張してるのか、ちょっとセリフカミカミでした。
カフカの柳楽優弥くん、初舞台らしいけど安定感があってスゴイ。
カフカっぽいし大したものです。
田中裕子さんの館長がすごくよかったです。
泣かされました。
田中さんの濡れ場、これまで観た濡れ場の中で一番キレイで芸術的でした。
ライティングもきれいだし、けっこうこのシーン好きです。
オススメね~
木場さんのナカタさんは、ひとつ間違うと喜劇になりそうだけど、
さすがでした。
ナカタさんのまわりの不思議世界がいろいろ出てきても、な~んか納得させられました。
脇役の小学校の先生の独白にもひきこまれました。
皆さん上手い。
初日なのにレベル高いです。
2度目は友だちと観劇予定。
あ~早くもう一度観たいです。
ふふ・・・
写真はパンフとトートバッグ。
ちなみにどちらも1500エン。セットだと2700エンね。
あと、ブックカバー(700エン)ブックマーク(600エン)。
Tシャツ(2200エン)や原作本も並んでました。
「海辺のカフカ」超オススメ~
って書いてあったんですけど、これってDVD発売しないって事なのか、
気になってるんですけど、実際に観てこられたくるみんさんはどう思いますか?
私も本当は複数回観に行きたかったんですけど、諸事情有り&DVD発売
されるだろうからと複数回は諦めたので、もしDVDが出ないのなら
がっかりなんですよね...。
長谷川さんが初日カミカミしてたというのは他の掲示板にも書かれてました(苦笑)。
長谷川さん本人的にはカミカミするのはダメなことなんでしょうけど、
私としては、「生」長谷川さんの「生」カミカミも観てみたいので、
カミカミしてくれることを期待してるんです。
そんな期待するのってちょっと変ですよね(苦笑)。
どの舞台でも映像化されると本物にははるかに及びません。
生の舞台の持つパワーを五感を駆使してその場で味わうのが正しい舞台鑑賞だと思います。
カフカを映像として残さないのなら、村上春樹っぽい決定だと思います。
ゼイタクですね。
博己くんよかったんだけど、カムのだけはやめてほしい。
観客の緊張感も途切れてしまいます。
たくさんの舞台を観てきたくるみんさんのおっしゃることなので、
説得力があります...。
長谷川さんを観る事を最重要課題にしていましたが、くるみんさんのお話で、
考えを改めなければと思いました。
DVD化されるされないは別として、私がカフカを生で観られるのは1回きりなので、
この目にしっかりと焼き付けてこなければと思います。
カミカミの件、不謹慎な発言をしてしまって、すみませんでした。
蜷川さん演出の舞台の中でもすごく出来がイイので、しっかりご覧になってください。
(蜷川さん失礼。ごめんなさいです)
博己さんもステキですが、舞台の不思議世界をお楽しみください。
博己さん頑張って!です(笑)
見に行けませんので、お話しを聞かせて頂くのが
とっても嬉しいです。有り難うございます。
本日、私の変わりに行って頂いた友達が、長谷川博己君のファンになりそうだって。5列目でしたので、よく見えたそうです。長い指も。
もう一度行きたいと思った舞台は久しぶりだった、と
終わった直ぐにメールをくれました。
柳楽君の声は良かったとも言っていました。
出演者のみんなが魅力的だったとも。
プログラムをお土産に買って下さったようです。きゃっ!
柳楽くんも15歳に見えたし、声もいいですね。
出演者のみなさん、スタッフの方も含めてすべてが魅力的でした。
2度目が早く観たくてたまりません。
久々のヒットですね。
プロブラムの博己さんもステキですよ。
お楽しみに・・・
一応オペラグラスも用意したのですが、前から4列目だったので、
「生」長谷川さん、オペラグラス使わなくてもよく観れました~。
(よく観れたんですけど、更によく観たくてオペラグラスも時々使いました(苦笑))
ただ、舞台を右斜めから観る座席で、長谷川さんの後ろ姿を観る事が
結構多かったのが残念でした。
でも、その座席の位置のお陰で、舞台のそでに下がった長谷川さんが
眼鏡を外すところが観れたんですけど、その仕草がなぜか私にとっては
色っぽく見えてドキッとして、正面の座席だと見えなかったことなので
なんか得した気分です(笑)。
スポットライトがあたっている長谷川さんの瞳が輝いていて綺麗でした。
その輝いている長谷川さんの瞳を観て
「この人は選ばれた特別な人なんだな」と感じました。
鉛筆回し、とっても上手でした。
ただ、鉛筆回しのシーンが出てくる度に、もし落としちゃったら...
と心配しながら観てたら、1回落としてました(苦笑)
もしかしてわざと落とすところ?と一瞬思いましたが、
何事もなかったように涼しい顔でまた回し始めたので、
わざとじゃなかったようです(苦笑)。
原作を読んでないこともあり、私には難解なストーリーで
わからないことが結構あったので、出来る事ならもう1回観たいですね...
原作、読んでおけば良かったなぁ...。
私としては長谷川さんはもちろん良かったんですけど、
ナカタさんと星野さんの最後のシーンで泣きそうになりました。
あと、ジョニーウォーカーさんが机を飛び越えるシーン、
私、ああいうことの出来る男の人に弱いので、かっこいい!って
思っちゃいました(苦笑)。
上演が終わってホールから出る時、座席のあった側の階段ではなく
反対側の階段を上って帰ってきました。
わざわざそちら側を通った意味、既にご覧になったくるみんさんなら
わかりますよね?
ちょっと幸せ気分になったでしょう。
舞台観劇のお楽しみですね。
天使さんと同じです。
ナカタさんとのラストのシーンでうるうるしちゃいました。
ジョニーウォーカーさんのとこもおぉっ!でしたよ。
ウォーカーさん役の新川さんは蜷川さんの舞台によく出演されてますが、今回はハマってましたね。
その方のハマり役を見つけると、うれしくなります。
親戚気分です(笑)
原作を読もうと図書館で借りてきました。
まだ最初の方ですが、なんかゾクゾクしますよ。
脳内では役者さんたちが動いてます(笑)
これから観劇される方もいるので、具体的には書きませんでしたけど
わかっていただけてよかったです。
ちょっと、というよりもかなり幸せな気分でした。
幸せ、と言えば観劇した日の夜、「生」長谷川さんをたくさん観てきたからか
夢に長谷川さんが出てきたんですよ!
ただ...出てきてくれて幸せだったんですけど、夢の中で長谷川さんに
ストーカーだって言われたんです、私(苦笑)。
観劇の時、近距離でオペラグラスを使ってた人が他にいなくて
(お隣の人は持ってましたけど使ってなかったです)
私って怪しく思われる?って思いながら時々使ってたんですけど、
その怪しまれるかもという気持ちが潜在意識の中に残ってて、
夢の中の長谷川さんから言われたのかな...と思いましたが、
夢とはいえ言われた瞬間ショックで目が覚めてしまいました(苦笑)。
決してストーカーじゃないですよ(苦笑)。
私も原作読んでみようかなと思ってます。
ここ何年も小説の類いは読んでないので、読み終える自信は
ないんですけど、わからないことが多くてモヤモヤしてるので
原作を読んだ方がスッキリするかなと思いまして...。
またくるみんさんに教えて戴きたい事があります。
カーテンコールの時、左隣の方達が立ち上がって拍手をしてたんですね。
(他にも立ち上がってる方がちらほらいました)
私も一瞬立ち上がりかけたんですけど、ここで立ち上がると後ろの方々の
視界の邪魔になって迷惑かな、と思って立ち上がるのはやめました。
スタンディングオベーションは、役者さん達に対しての賛辞なので
後ろの人の事は気にせずに立ち上がって拍手をしてよかったんでしょうか?
くるみんさんはいつもどうされてますか?
カーテンコールといえば、初日はカーテンコール3回っておっしゃってましたよね?
11日は2回でした。
劇場に来ている人のすべてが素晴らしい舞台だ、と大感激して立ちあがるのが
ベストでしょうけど、なかなかそういうのに出くわすことは少ないです。
舞台の感じ方とかは人それぞれですから・・・
本気でいいと思えば立ちますけど、大きな劇場では、やっぱり周りの方が気になりますよね。
それほど大したことない芝居だったのに、特定の役者さんのファンと思しき人たちが約束のように立つのは、
こちらまでちょっと恥ずかしいし、白けてしまう、と思ったこともあります。
初日のカテコはたいてい3回以上あります。
そのほかの日なら2回で普通ですね。
一度拍手もカテコも無い舞台を観たことがあります。
まぁ、それなりの内容でした(笑)
原作おもしろいですよ。
以前読んだはずだけど・・・すっかり忘れてました。
頭の中で舞台の情景が繰り広げられますよ。
印象が鮮明なうちにゼヒ。