ふわふわ気分で

舞台、シネマ、藤原竜也くん、長谷川博己くん、成河くんのことなど気ままに・・・

「カルメン」おもしろかった~

2010-06-16 | 演劇

有名な「闘牛士の歌」が出てくるオペラ。
知ってる曲だとワクワクしますね。
ちょっとだけネタバレあります。お気をつけてね。

「カルメン」
原作:P・メリメ
作曲:ジョルジュ・ビゼー
指揮:マウリツィオ・バルバチーニ
演出:鵜山仁
美術:島次郎
衣装:緒方規矩子
出演:キルスティン・シャベス(カルメン)トルステン・ケール(ドン・ホセ)
 浜田理恵(ミカエラ)ジョン・ヴェーグナー(エスカミーリョ)ほか
合唱:新国立劇場合唱団
児童合唱:NHK東京児童合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
新国立劇場オペラパレス 6月15日マチネ観劇

「カルメン」おもしろかったです。
音楽も知ってる曲多いし。
オペラ初心者でもオッケーでした。
短調の曲多くて、切ないメロディーが日本人向けかな。

客席はナイスミドルというか、リタイアした感じのご夫婦が多かったですね。
平日の昼間だからかな。
歌舞伎の客層とは、微妙に違うみたい。

オペラパレスは初めて。
25分休憩が2度もありました。
広いホワイエにテーブル席もあって、シャンパン、ワイン、コーヒー、シュークリームまで、
結構充実してました。
歌舞伎座と違って、客席で飲食はダメ。
サンドイッチも売ってたけど、みなさん食事より飲み物という感じでした。

ちょっとオシャレしてきましたという客席なのに、
話は痴情のもつれから、殺人。
カルメンは最後はドン・ホセに殺されてしまうんです。
あ、歌舞伎も殺人多いか・・・似てますね。

誘惑したのはカルメンだけど、カルメンの気持が離れてしまってるのに、
思いなおせとせまる、ドン・ホセ。
なんか女々しいぞ(この言葉も失礼だ)。

イメージ的にカルメンは悪女って思ってたけど、別に普通でしょう。
好きでなくなったら別れるのは、あたりまえ。

これ男からの目線の話だから、カルメンが悪い女ということになるのかしらん。
なんて思いました。

主要キャスト3名が外人さん。
さすがに歌は迫力ありました。
皆さん、恰幅いいというのか、オペラ歌手はデッカイ人がいいというのか・・・
闘牛士役は、もうちょいシャープでイケメンを希望。
ドン・ホセも・・・
カルメンは色っぽさ、あだっぽさが感じられて、魅力的。
歌も迫力あって、イイ感じでした。
チラシの写真は別人です。

カルメンも素足でした。
スカートを捲りあげて、脚を見せつけて・・・
男を誘惑。
素足が効果的でした。

舞台セットの2幕目のシャンデリアのろうそくがキレイ。
幾組かのともし火が、少しずつ消えていって、白い煙がひと筋残って・・・
気が付いたら、みんな消えてました。

最後のカルメンとホセの二重唱も、よかったです。
でもまわり舞台がちょっとだけ動いてたのは、どうしてかな。
なんか、気になりました。

ミカエラ役の浜田理恵さん、自分の気持ちを切々と歌うアリアがとってもステキ。
浜田さん細いのに、声量あってスゴイ。
カテコでは、大きな拍手が・・・

迫力ありの「カルメン」でした。
それにしても、カーテンコール真っ最中なのに席を立つ人がかなり多くて幻滅。
出演者に失礼ではないのかい。
お年寄りはせっかちなのか・・・
普通の演劇ではお目にかかれない様子に、ちょっとびっくり~
はぁ~









最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。