余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

鏡ごし

2020-09-16 22:46:09 | みじかいとき(短歌)
鏡ごし
あの場所、時間
わすれない
鏡をちらみて
追いかけている
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詩人からの伝言

2020-09-16 02:34:18 | マイブック(た)
「詩人からの伝言」
      田村隆 語り
       長薗安治 文

なんだろう。
ともに一緒にいるような感覚。
酒席の席でほど良く酔いながら
語られているような、
いくたびもの
なっ、
が空間をともにする。
ときにあわられる詩が
寄りかかせもするし、
はなれたりもする。
そんなときもあるのは、
詩人さんは
すこしだけ半透明のようなきがするから。
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タンタンタン

2020-09-16 01:20:42 | みじかいとき(短歌)
タンタンタン
自由にうたを
うたうよ
コンプレックス
きれいにそろえ
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倚りかからず

2020-09-16 00:44:17 | マイブック(あ)
「倚りかからず」
      茨木のり子 著

少女と大人の混在した
乙女のキスを頬に受ける
見詰めるまなこは
生に接吻をしている
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神話の物語

2020-09-16 00:36:24 | 天秤の詩
やがて神話となってゆく
物語
人々の紡ぐ日常の
その一片が解き放たれて
人づてにつながり
あわさり
朝のワーク、夜の普遍に
行動がゆききする
とみに満ちた感情が
ペーパーブックのページを
めくらせ
非日常を夢へと翻す
経験による
思い出とともに
ひとときの寄り添いと
一緒に
白い花、黄色い花、赤い花
花の色のうつりゆく
季節外れのモンシロチョウが
いくつもとぶ
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