余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

神話の物語

2020-09-16 00:36:24 | 天秤の詩
やがて神話となってゆく
物語
人々の紡ぐ日常の
その一片が解き放たれて
人づてにつながり
あわさり
朝のワーク、夜の普遍に
行動がゆききする
とみに満ちた感情が
ペーパーブックのページを
めくらせ
非日常を夢へと翻す
経験による
思い出とともに
ひとときの寄り添いと
一緒に
白い花、黄色い花、赤い花
花の色のうつりゆく
季節外れのモンシロチョウが
いくつもとぶ

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