余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

美しく

2020-09-07 23:50:10 | みじかいとき(短歌)
美しく
穢らわしく
すこやかに
共感を連れ
まるみの着崩し
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人質の朗読会

2020-09-07 23:14:20 | マイブック(あ)
「人質の朗読会」
      小川洋子 著

小川洋子の作品。
作品といいたくなる。
絵画をみるような調べ。
そしてこの作品は日常がつぶさに満ちて、
振り返る楽譜となる。
外国で人質となった日本人の人達の語り合う、
他人にとってはなんとない日常の、
けれど自身にとっては夢と隣り合わせの、
大切なたからもの。
日の当たるやわらかな物語りが体を染める。
すきな太陽の位置、すきな温度。
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