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余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

砂上

2020-08-02 16:45:23 | マイブック(さ)
「砂上」
      桜木柴乃 著

柊令央の初めて小説を描き本になるまでの、
葛藤と恍惚。
40歳になり離婚をし母が亡くなり、ぎりぎりの金銭の生活。
母と娘と、自分自身の感情。
感情は編集者小川乙三とのやりとりによって、
小説とすることによって変化をもたらしていく。
続けてきたことがカタチを自身にしていく。
花開くのは砂の上。