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まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

ラブラドール

2016年12月26日 | 日記

いつものコンビニ前です。
熱いコーヒーを飲みながら一服しておりました。
見るとすぐ横に不安げな表情の犬が・・・

ああ、この犬は私も知っています。
確かラブラドール・リトリーバーですね。
盲導犬や警察犬でお馴染みの利発な犬だと聞いています。
短いですがとってもいい毛並みをしてますねえ。
年齢的にはまだ幼いのか
ご主人が店内に消えてからずっと不安そうです。
うーん、可愛いですねえ。



なんかチビッコがやって来ました。
これはポメラニアンとか言う犬種ではないでしょうか。
飼い主のオバ様がしきりにけしかけますが
相手がデカイので露骨にイヤな顔をしていますねえ。(笑)
この子も表情がとっても可愛いです。
ラブちゃん方は・・・
あえて見ないようにしている感じですね。
何かが起こりそうでワクワク!

グッと距離が縮まりました。
チビッコは尻尾を振って親愛の情を示し始めましたが
ラブちゃんは視線を外して無視。
ちょっと大人げない態度ではないでしょうか。(笑)
すると次の瞬間・・・



たまりかねたラブちゃんが
一声「ワン!」と吠えると驚いたチビッコは
背中を見せてスタコラ逃走。
なんとも微笑ましい光景で笑ってしまいました。



先日、カワウソに似たワンコを見たのも
このコンビニの前でした。
その後もこの犬の犬種はわからぬままですが
最近、街中で犬を見かけると
「ああ、可愛いなあ、飼いたいなあ」と思うことが
いつになく多くなりました。
何かに癒されたがっているのでしょうか。
以前はビーグルのファンでしたが
ラブラドールもいいなあと思い始めました。

 


Xmasどころじゃない

2016年12月25日 | 日記

昨日はXmasイブでしたね。
仕事帰りに通ったケーキ屋の前は行列でしたが
わが家はいたって静かなものでした。

行事ごとには律儀な私ですから
とりあえず鶏モモとショートケーキは買って帰りました。
なのに夕食はなぜか「キムチ鍋」でした。(笑)
受験生のピアノ小僧は
とてもクリスマスどころではないようで
どこか浮かない表情でケーキをパクついていました。
テレビを見ていると・・・
クリスマスどころではない人たちが大勢いました。

糸魚川の大火は二日間に渡って燃え続け
150棟以上の民家を焼いてようやく鎮火しました。
もともと参勤交代の本陣があった場所で
昔ながらの風情ある家並も残らず焼けてしまいました。
純米吟醸酒「加賀の井」で知られる
老舗の酒蔵「加賀の井酒造」さんも被害に遭ったと言います。
米の味がしっかりと生きている
あのどっしりとした味わいは私も大ファンだっただけに
なんとも残念でした。

みぞれが降りしきる師走の寒空に
すべてを失くして焼け出された人たちは
とてもクリスマスどころではないのでしょうね。
胸が痛むと同時に火災の恐ろしさを痛感してしまいました。
瓦礫と化した町の真ん中で
呆然と佇む住民の「頭の中がからっぽ」という言葉に
胸がしめつけられる思いでした。
これから始まる生活再建は容易ではないでしょうが
何とか頑張って欲しいと思います。

公園の集会所にも手作りのクリスマスリースが。
木の枝や木の実を集めたリースは
素朴な味わいがあっていいものですねえ。
クリスマスが終わるとお正月。
新潟の被災地の人たちもわが家の受験生も
それどころではありません。


 


国旗なき国の未来

2016年12月24日 | 日記

昨日は天皇誕生日でした。
陛下は83歳になられたと言います。
恒例の一般参賀は例年にない賑わいだったようです。

テレビで両陛下の姿を拝見しながら
あらためて「いいご夫婦だなあ」と感慨がありました。
国民の心に寄り添う・・・
陛下が常に口にされるお言葉の深さを思いました。
今年八月には初めて「退位」に関してのお気持ちを述べられ
さまざまな議論が続いていますが
もうそろそろゆっくりさせてあげたいというのが
国民共通の思いかも知れませんねえ。
学生時代は血気盛んに「天皇制打倒」を叫んでデモに参加した私も
いつの間にか六十を越える馬齢を重ねてしまい
そろそろ「生前退位」をしたいとは思っているのですが。(笑)

いつものお掃除マンションです。
あれ、あれ、ひょっとしてアレは日の丸では?

800戸以上もあるマンションで
たった一軒だけ「国旗掲揚」をしているお宅がありました。
久しぶりに目の前で生国旗を見ました。
マンションだとやはり多少の違和感はありますが
昔は国民の祝日にはどこの家も
必ず玄関や庭先に国旗を立てて祝ったものでした。
最近はめったにそんな家を見かけません。
国旗はどこへ行ったのでしょうか。
確かに国旗には「天皇制」や「戦争」につながる
負のイメージはあるものの
それを差し引いてもこれだけ国旗に誇りを持たない民族は
世界でもめずらしいのではないでしょうか。
古き良き伝統をドンドン捨て去り
たかだか200年足らずの歴史しかないかの大国に
いいように鼻づらを引きずり回される日本。
「国旗なき国」に未来はあるのか?
ふとそんなことを考えました。



夏を思わせる入道雲。
あたりを見渡しても一本も国旗はありませんでした。


ファーストインプレッション

2016年12月23日 | 日記

公園のイチョウ並木も
すっかり葉を落として見るからに寒々としています。
葉っぱは見事に一枚もありませんでした。

イチョウ並木は寒々としていますが
妙に気温の高い日が多くて体調管理が難しいです。
昨日など全国的に激しい南風が吹いて汗ばむような陽気でしたが
その影響で新潟県の糸魚川では思わぬ大火が発生。
正月を前に火事で焼け出される不運にはかける言葉も浮かばず
ただ痛ましいような思いでニュースを見ていました。



花の少ないこの季節
バラ園の黄色いバラがひときわ目を惹きました。
その名もファーストイプレッション。
バラに限らず人間も「第一印象」が大事ですよねえ。
私の第一印象は最悪です。
顔がちょっとコワモテのせいか「怖い人」というイメージがあって
そのことでどれだけ身の不運を嘆いたか知れません。
あらぬ誤解を受けることも多く、当然、女の子にもモテませんでした。
いつも怒っているとか、威圧感がハンパないとか
散々、好きなことを言われました。
そのイメージを払拭しようと精一杯笑顔をつくってみても
わざとらしいとか、何か魂胆があるとか
いったいどうすればええんや!

バラに鼻を近づけてみると・・・
微かですが柑橘系のいい香りがしました。
イメージ転換にオーデコロンでもふってみるか・・(笑)

メタセコイアの林もすっかり丸裸です。
ファーストインプレッションは仕方がないとしても
「あいつ顔は怖いけど、付き合ってみるといいやつだなあ」
なんて言われる人間になりたいですねえ。
もう遅いかも知れませんが・・(苦笑)

 


クリぼっち

2016年12月22日 | 日記

もうじきクリスマスです。
マンションのドアにはクリスマスリース。
いかにも幸せな家庭を想起させて気に入りません。(笑)



近頃は彼氏や彼女がいない若者が
一人ぼっちで淋しくクリスマスを過ごす傾向が強いそうで
そういう連中を『クリぼっち』と呼ぶらしいです。
最近の若者の恋愛恐怖症はチト気になりますが
クリぼっち、なかなか可愛くていいじゃありませんか。(笑)
オジサンもクリスマスはどこにも行かず
クリぼっちでたまった新聞でも読もうかと思っています。

今朝の朝刊の一面は
高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉決定でした。
一兆円もの事業費を注ぎこんで結局使いものにならなかったのに
全く反省もないままに新たな高速炉の建設計画など
とても尋常な神経とは思えず、開いた口がふさがりません。
核燃料サイクルなどどう考えても無理です。
福島第一原発の廃炉関連費用でさえ20兆円という
途方もない金額に膨れ上がっているのに
いつまで原子力の「幻想」を追えば気が済むのでしょうか。

注目のオリンピック開催費用も
一兆6000億から一兆8000と積算が出たようですが
そんな金があればもっと・・・
と呆れた人は私だけではなかった筈です。

数日前の夕刊にこの人が出ていました。
大ヒットアニメ映画「君の名は。」の新海誠監督ですね。
興行収入もついに200億を突破と
年末に入っても勢いは一向に衰えるところがありません。
感動したいと勢い込んで出かけたのに
ちっとも感動しなかったオジサンは深く傷ついています。
ああ、俺の感性ももうダメなのかなあ・・・
アニメとは何かと問われた新海監督はこう答えています。

  絆創膏のようなものです。
  成長期の傷を少しだけ早く治し必要な時期が終われば
  剥がして捨ててしまっても構わないのでは。

そうか成長期ををとっくに過ぎたオジサンだから
感動できなかったのも無理はない。
そう考えればちょっと胸のつかえが下りた気がします。(笑)

ピアニストのフジコ・ヘミングさんですねえ。
毎日新聞の「人生は夕方から楽しくなる」と題されたこの特集記事は
以前から楽しみで読んでいるのですが・・・
今でこそ世界から脚光を浴びるフジコ・ヘミングさんも
ピアニスト人生の大半を「不遇」の中で過ごして来たと言います。
そんな彼女の支えになった言葉が・・・

  哲学者で音楽学者でもあるシュバイツァーは
  『人生の艱難辛苦から逃れる道は二つある。猫と音楽である。』
  と言ったけど、ほんとそうね。

自宅で30匹の猫に囲まれて過ごす彼女は
クリスマスもおそらくどこかの演奏会なのでしょうが
大好きな猫とピアノがあれば
きっと楽しい「クリぼっち」に違いありませんねえ。
そうか猫と音楽かあ・・・