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居酒屋さすらい 1340 - 不味かったら、お金要りません、今も変わらず - 「楽旬堂 坐唯杏(ざいあん)」(豊島区東池袋)

2018-06-20 14:07:48 | 居酒屋さすらい ◆東京都内

弊社に若いスタッフが相次いで入社した。信じられないことにW田大卒業の人材が、入ってきたのである。そのW田大卒のN藤君を酒に誘った。彼は東武線を使っているので、会場は池袋にした。一応、それなりの酒場を選らばなければならない。なにしろ、20代前半だから、小汚ない店は避けたほうがいい。ならば、あの店しかない。

「坐唯杏」。

なんと、14年ぶりの訪問。「居酒屋さすらい」史上最大のブランク。なにしろ、初訪問が「居酒屋さすらい 0002」なのだから。いや、その間、「坐唯杏」に行く機会はあった。6年前、突然思いたち、「今から行きます」と電話したら、あえなく「満席です」と言われた。さすが「坐唯杏」。今も昔も、その人気は変わらない。その輝きは14年経った今も変わらないようだ。

ちょっと暗がりの落ち着いた酒場。

そうそう、入口で靴を下駄箱に入れて。完全土禁の店だった。

そうそう、ビールは、瓶が「サッポロ 赤星」(550円)。生ビールが「ヱビス 琥珀」(680円)。

ビールにもこだわる「坐唯杏」。

ボクらはまず、赤星をチョイス。

 

まず、ビールのつまみに、「クジラの竜田揚げ」(980円)。

「昔、給食に『クジラの竜田揚げ』出たんだけど」と一応、お約束のジェネレーションギャップの話題を振った。N藤くんもお約束のリアクションで応酬。

「え?そうなんですか?」。

多分、知ってたと思うけれど。おっさんを喜ばせるために、術中にハマったふりをしてくれたんだと思う。

 

ビールを終えて、日本酒へ。 

「坐唯杏」の魅力は、なんといっても日本酒の豊富さだ。相変わらず、いろんな銘柄が並ぶ。

ここに来たら、迷わず「開運」の「冷やづめ」。これしかない。

「開運」は他店でもよく見るんだけど、「冷やづめ」は見たことがない。少量しか作らないのだろうから、自ずと行き先は決まる。

これが本当にうまい。

「開運」のつまみには、「〆鯖」(980円)。

「不味かったら、お金要りません」というキャッチコピーは未だに健在。「坐唯杏」といったら「〆鯖」。確か、以前は関サバだった記憶があるが、もはやメニューには書かれていない。けれど、「坐唯杏」の「〆鯖」に関する熱き思いは、同店の食べログ公式ページにしっかりと書かれている。

これが本当においしいんだ。

料理は、日本酒に合うメニューが中心。豊富なメニューは魚づくし。どれを食べようかと、ついつい迷ってしまうほど。

サービスのクオリティも全然劣化していない。繁盛店はともすれば、すぐに驕り高ぶり、サービスの品質を落としてしまうものだが、「坐唯杏」は今も変わらずに、高い接客サービスを心がけている。

14年ぶり。いいものを食べさせてもらった。

 

でも、値段は正直高い。つい調子に乗って「開運」を頼みすぎて、軽く1万円が吹っ飛んでしまった。

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