居酒屋さすらいアワード10 September

■ - たこ焼き、ハイボとコラボ - 「築地銀だこ ハイボール酒場」（世田谷区経堂）

■ - 川のせせらぎを聞きながら - 「ハングリースポット」（北佐久郡軽井沢町）

■ - 日本一の豪華食堂（だと思う） - 「村民食堂」（北佐久郡軽井沢町）

■ -地産地消ベストマッチ - 「軽井沢高原コロッケと地ビールの店」（北佐久郡軽井沢町）

■ - 日本酒豊富の貴重な立ち飲み屋 - 「たち飲み 吟」（港区新橋）

■ - ゴージャッス！ - 「橙家（だいだいや）赤坂店」（港区赤坂）

■ - コージャッレ！ - 「美食酒家 ちゃんと。丸の内店」（千代田区丸の内）

■ -名古屋メシを立ち飲みで- 「世界の山ちゃん 新幹線通り店」（名古屋市中村区名駅）

■ - 段々サービスが悪くなる - 「郷土料理 おいどん」（新宿区西新宿）


【MV一品】
確実に軽井沢対決である。
蕎麦かメンチか。蕎麦は信州の蕎麦、まさに「おひさま」の世界。一方、メンチは「軽井沢高原コロッケと地ビールの店」の「黒豚メンチ」。どちらもうまかった。これを比べるのはナンセンスかも。しかし、ここは井上真央さんに免じて「村民食堂」の「蕎麦」に決定。あっ村民食堂と井上真央さんにはなんの関係もないッス。

【煮込みオブザマンス】

「煮込み」を食べたのは僅か１軒。それは「「おいどん」である。
実は「おいどん」で「煮込み」を食べたのは初めてのこと。かなり期待をもって臨んだのだが、感想は「普通」。赤味噌と白味噌を合せたのか、スープの色は完全に白ではなかったが、具材は東京のそれとほぼ変わらず。期待が大きかっただけに落胆も大きかった。したがって、「煮込みオブザマンス」は該当なし！

【ビール注ぎ名人】
ビールを注ぐのが丁寧な店ってだいたい決まっているような気がする。大衆酒場ではなく、洋風の店って感じ。高価な店ばかりが上手ではなく、店のディティールまでがしっかり作りこんでいるお店はやはり丁寧にビールを注いでいる。
今回、もうダントツに名人は「ハングリースポット」で決まり！
川のせせらぎを聞きながら、うまいビールを飲む。これだけで、ボクはもう何もいらない。

【立ち飲みアワード】
新橋の「吟」か名古屋の「山ちゃん」か。
立ち飲みらしいのは「吟」。ホッピーはないけれど、日本酒が豊富。酒肴も安く、メニューも悪くない。まさに立ち飲みの聖地、新橋でもまれているだけある。
一方の「山ちゃん」。名古屋メシは気になるところだが、この店、毎晩通いたいとは思わない。手羽先が痩せていて、あまりおいしいとは思えず、しかも辛すぎ。
お酒を大切に飲めるお店は前者である。
よって「吟」に勝ち名乗りを！

【居酒屋アワード】
もう断然、「村民食堂」だと思う。
食事と酒の愉しさがここにはある。それは「橙家」「ちゃんと。」の比ではない。後者の店もそれぞれ頑張っているが、やはり何かが足りない。
それは、余裕のようなものかもしれない。自然の中に織り成す、しかも食材も天然もの。ゆったりとした時間が流れるのは、もうその土地の時間がなせるわざである。真似したくてもできない。そういう店が「村民食堂」だと思う。

【ビールシェア】
とうとう、スーパードライも肉薄！いよいよ３つ巴の戦いが最終コーナーを回ってきた。ちなみに、最新の「居酒屋さすらい」に掲載した「がむしゃら」はスーパードライ。したがって、今まさに３メーカーが横一線に並んでいる状況だ。史上まれにみる大激戦。
アサヒの連覇か、サッポロの奪還か、それともキリンの悲願の初制覇か！
残すはあと３ヶ月！
さて、すっかり混戦レースに話題が隠れたが、なんと当月のビールシェアは史上初めて地ビールが獲得した。これは本当に素晴らしい！おめでとう！「ヤッホーブルーイング」！

－単月－
アサヒ 3軒 27.3%
軽井沢高原ビール　3軒 27.3%
キリン 1軒 9.1%
サッポロ　1軒 9.1%
サントリー 1軒9.1%
（注：対象となった店舗は11軒）

－累積－
キリン　 21軒 30.0%
サッポロ 21軒 30.0%
アサヒ　 20軒 28.6%
サントリー 5軒 7.1%
軽井沢高原ビール　3軒 4.2%
オリオン 2軒 2.8%
盛岡ベアレン　2軒 2.8%
ギネス 1軒 1.4%
ニヘデビール １軒 1.4%

注：対象となった店舗は70軒