アキバの富士ソフトビル前にキッチンカーが集っているのを最近知って、足繁く通うようになりました。キッチンカーは日替わりで3台から5台が集まるのです。もう、それだけでワクワクしてきますね。アジア飯が中心ですがカレーもあります。今回は、そのキッチンカーのカレーを2杯、ご紹介します。
毎週水曜日に現れる、「野いえ」さん。
アイボリーにペパーミントグリーンのツートンを施した軽の商用バン。もうベースのクルマが何なのか分かりません。
Vegetable Kitchenというコンセプトを掲げ、玄米のご飯とたっぷり野菜のメニューが特徴のようです。まず、そのテーマに「お!」と唸ってしまいます。1月17日のメニューは3品。その中から、玄米ランチC「麻炭入りベジカレー」をチョイスです。
麻炭とはなんでしょうか。もしや、最近、美容と健康にいいとされる麻炭パウダーとやらでしょうか。確かに、カレーソースがやや黒い。一口すくって食べてみます。コクのあるカレーソース。スパイスよりも、野菜を煮込んだソースに近い味わい。さすが、ベジカレー。玄米のご飯も丁寧に炊かれていて、とにかくおいしい。玄米と聞いて、「えっ」と引いてしまうご仁も、このうまみいっぱいの玄米ならオーケーなはず。
カレーソースに混じって、時折顔を覗かせるのは、ひよこ豆と大豆か。お豆がカレーに加わると、インドのベジカレーって感じで本気感漂います。これで、650円は安い。辛さはそれほどなく、スパイシーとは言えませんが、これは女性に向けた体にいいカレーというメッセージを感じました。
そして、もう一軒、ご紹介します。
毎週木曜日に出店される「ミラーン」さんは、南インドカレーのキッチンカーです。
早い時間に行かないと、草々に売り切れてしまう人気のお店。昨年暮れに、「サグカレー」を買いに行きましたが売り切れ。1月18日、仕切り直しで行ってみると、この日「サグ」はありませんでした。
そこでチョイスしたのが、「マサラチキン」。辛口です。もう、蓋を開けた瞬間から、スパイシーな香りが鼻をくすぐってくれます。
トマトベースのカレーソースですが、酸味はありません。やっぱ、インドカレーはチキンが一番です。辛口とありましたが、思っていたほどの辛さはなく、むしろマイルドに仕上がっているように感じました。おいしいです。ひよこ豆が南インドを演出してくれています。
マサラはそれほど強くなく、クセは感じられません。これが、どう出るか。何しろ、富士ソフトビルの前には、かつて「ジャイヒンド」というインドカレーの名店がありましたから。
650円の値段とともに大満足です。次は「サグ」にチャレンジします。
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