4月25日、緊急事態宣言が都内に発出され、お店のアルコール提供は自粛が要請された。その日は船橋へ、27日は所沢で凌いだが、28日以降、その周辺地域に出されていた蔓防が拡張された。酒の提供の自粛と対象地域の拡大である。
5月1日、八千代市に出かけた。法事が終わり、八千代中央駅の「バーミヤン」へ。その蔓防、八千代市も対象地域になっていた。事前に調べていたから、そのことは知っていた。でも、念のため「バーミヤン」の店員さんに聞いてみた。
「お酒は飲めないんですよね」。
返ってきた答えは無情なものだった。
「バーミヤン」といえば、110円で提供される「紹興酒」。それをロックでいただくとたまらなく旨い。今日はそれが飲めないのだ。
もし、この日家族と一緒でなければ、と有り得ない仮説を立てる。もし、一人で八千代に来たら、恐らく自分は佐倉市まで遠征していたことだろう。東葉高速線で勝田台まで行き、京成線に乗り換えて、志津かユーカリが丘まで行ったかも。この時間に酒場は望めるべくもなく、多分ファミレスに活路を見出していたことだろう。
けれど、家族が一緒なら。ただただ平静を装い、「やっぱ飲めないのか」と悔しい素振りを押し隠し、やり過ごすのみ。本当は悔しいんだけどね。
着席して、「青菜炒め」、「餃子」、「炒飯」、「バーミヤンラーメン」をオーダー。これ、我が家のパターン。いつもと違うのは「紹興酒」がないだけ。息子は決まって、「バーミヤンラーメン」をオーダーする。
これが彼の基本形らしい。安いけど、結構旨いんだよね。
店は酒がなくて、一応平和だ。
もしかすると、中華は酒がない方がおいしく味わえるのかもしれない。飲茶文化があるからね。
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