
♪窓打つ木枯らしみぞれがまじる♪
確かに、外は身を切るように寒い。だが、みぞれが降ることはない。
♪カタリとデジタル時計が変わる♪
入り口の上にかかっているのは古ぼけた柱時計。振り子がカチカチと振られ、針はカタリと時を刻む。
♪もしやあんたが帰ってきたのかとベッドを降りたら出るくしゃみ♪
いつでもあんたが帰れるように、と何も変えずに日々暮らす。この酒場もほとんど昔から同じ時間が流れているのだろう。
♪変な癖だよ、男にふられたその後はなぜだかきまって風邪をひく♪
小あがりの壁に手書きのメニュー。なぜかジインライムが平仮名で書かれている。
♪真夜中 世の中 世迷い言♪
まだ時間は夕方4時を少し回ったところ。店の奥の大テーブルには、近所のおじさんとこれから出勤を控えるスナック勤め風のおばちゃんが焼き魚で一杯やっている。
♪上から読んでも下から読んでも、ヨノナカバカナノヨ♪
決して優しくはない世間の風。女ひとりで生きてきた。そんな気概が厚化粧では隠せない顔の皺に刻まれる。
♪蜜柑をむく指黄色く染まる♪
裸電球の酒場はやや暗い。年季の入ったテーブルに店内はどこか田舎くさい。まさか「村役場」などという店名から演出している風でもないだろう。
♪忘れたマニキュアはがれて落ちる♪
東京を漂流した者だけが知る憐れな空気。けれど、どこか王侯のような気品も併せ持つ。
♪とてもあんたにゃついて行けないわと無理して笑えば出るくしゃみ♪
北への玄関、上野。ここに来れば悔しいことも、何とか堪えられそう。
♪いやな癖だよ、せいせいしている筈なのに、背中を寒気が駆けぬける♪
でも、もう2度と帰らない。
♪真夜中 世の中 世迷い言♪
酎ハイ持つ手が微かに震えて。氷のカチリとジョッキのなかで音をたてる。
♪上から読んでも下から読んでも、ヨノナカバカナノヨ♪
誰が聞くともなく、店に流れる「世迷い言」。日吉ミミの淡々とした唄は皆それぞれの心の傷に沁みいる。
♪変な癖だよ、男にふられたその後はなぜだかきまって風邪をひく♪
4時を少し回った酒場。おじちゃんの店員も少し気が抜けているよう。
♪真夜中 世の中 世迷い言♪
ガラリと開くドアから、寒風が吹き付ける。
♪上から読んでも下から読んでも、ヨノナカバカナノヨ♪
でも、この酒場はほんのりと、まるで囲炉裏端にいるようで。誰もが心を暖めに集ってくる。
確かに、外は身を切るように寒い。だが、みぞれが降ることはない。
♪カタリとデジタル時計が変わる♪
入り口の上にかかっているのは古ぼけた柱時計。振り子がカチカチと振られ、針はカタリと時を刻む。
♪もしやあんたが帰ってきたのかとベッドを降りたら出るくしゃみ♪
いつでもあんたが帰れるように、と何も変えずに日々暮らす。この酒場もほとんど昔から同じ時間が流れているのだろう。
♪変な癖だよ、男にふられたその後はなぜだかきまって風邪をひく♪
小あがりの壁に手書きのメニュー。なぜかジインライムが平仮名で書かれている。
♪真夜中 世の中 世迷い言♪
まだ時間は夕方4時を少し回ったところ。店の奥の大テーブルには、近所のおじさんとこれから出勤を控えるスナック勤め風のおばちゃんが焼き魚で一杯やっている。
♪上から読んでも下から読んでも、ヨノナカバカナノヨ♪
決して優しくはない世間の風。女ひとりで生きてきた。そんな気概が厚化粧では隠せない顔の皺に刻まれる。
♪蜜柑をむく指黄色く染まる♪
裸電球の酒場はやや暗い。年季の入ったテーブルに店内はどこか田舎くさい。まさか「村役場」などという店名から演出している風でもないだろう。
♪忘れたマニキュアはがれて落ちる♪
東京を漂流した者だけが知る憐れな空気。けれど、どこか王侯のような気品も併せ持つ。
♪とてもあんたにゃついて行けないわと無理して笑えば出るくしゃみ♪
北への玄関、上野。ここに来れば悔しいことも、何とか堪えられそう。
♪いやな癖だよ、せいせいしている筈なのに、背中を寒気が駆けぬける♪
でも、もう2度と帰らない。
♪真夜中 世の中 世迷い言♪
酎ハイ持つ手が微かに震えて。氷のカチリとジョッキのなかで音をたてる。
♪上から読んでも下から読んでも、ヨノナカバカナノヨ♪
誰が聞くともなく、店に流れる「世迷い言」。日吉ミミの淡々とした唄は皆それぞれの心の傷に沁みいる。
♪変な癖だよ、男にふられたその後はなぜだかきまって風邪をひく♪
4時を少し回った酒場。おじちゃんの店員も少し気が抜けているよう。
♪真夜中 世の中 世迷い言♪
ガラリと開くドアから、寒風が吹き付ける。
♪上から読んでも下から読んでも、ヨノナカバカナノヨ♪
でも、この酒場はほんのりと、まるで囲炉裏端にいるようで。誰もが心を暖めに集ってくる。
上野、厳密に言えば御徒町です。
そうそう、秋葉原にもお店があるらしいですよ。
すっかり、今や御徒町界隈の住人になってしまいました。
嗚呼、懐かしき神田よ。
元気でしたか?
まぁ、あまり深く考えないで下さいまし。
さすがに1週間に2回も行ったもんだから、「村役場」について書かなければいけないと思った次第です。
確かに、名前がねぇ。
何か、「村さ来」のバッタもんのようでね。
でも、非常にいい雰囲気でした。
食べ物もGOOD!
働いている人はお役人というべきなのか、迷ってしまいました。
そうですか、良い店なんだ。今度会社の人と行ってみようっと。土曜から木曜まで大陸行ってきま~す!
いいねぇ。うらやましいよ。
うまいもん食って、うまいショウコウ酒飲んできて下さい。
こないだのポムチンゲ(だっけ?)みたいな面白情報お待ちしています。
お気をつけて!
「ポムチンゲ」はまずいだろ!放送コードギリギリだぞ!「ポケツンゲ」ね。「ボクシング」がね。たしかにこうして並べると似てるねえ・・・・。
気持ちは分かるね。惜しいんだよね。
中国の結婚式、楽しみだね。
ボクはインドで関係ない人間なのに結婚式にちょっとだけ参加したことあります。