※緊急事態宣言発出以前の訪問です。
H荘興産のカンファレンスはなかなか興味深いものだった。この二代目社長は洗車というコンテンツを現代風にアレンジして新しいムーブメントを作ろうとしている。なかなか見どころのある社長だった。カンファレンスが終わり、解散の際、Bザイの方々と会った。駅へ向かう途中、自然発生的に、どっかで飲もうかという話しになった。
「駅の向こう側に行くか」とH川さん。つまり、烏森である。
「立ち飲みでよければ、すぐのところに割と空いてて、いい店がありますよ」と提案してみた。
「店を探す時間、もったいないよね」と、その店に向かうことに。
「とんかつ まるや」である。
いつの間にか、「まるや」は新橋の枠を越えて、東京のあちこちに店舗を構えるチェーン店になった。その出店スピードはとにかく早かった。
「まるや」は案の定、空いていた。駅前ビルの立ち飲み「まるや」はとにかく混んでいる。店は暗く、雰囲気はあまり好きではない。一方、汐留の「まるや」は清潔で明るく、とにかく空いている。多分、知名度の問題だと思うのだが、汐留の方が断然いい。
まずは「ホッピー」白から。
食べ放題のキャベツがドーンと出てくると、さぁ食べるぞーという意気込みになる。「ごぼうチップス」に揚げ物は「ハムカツ」。
通常、揚げ物のメニューは出てくるのに時間がかかるが、「まるや」は専門店、比較的早い。たまに傷は、ジョッキの大きさである。ウィスキーメーカーのジョッキはやや小振りで、「中」の焼酎も少な目だ。
酒が進んでくると、H荘興産が作った動画の話題になった。ビートに合わせて洗車するイメージ動画だが、かなりお金をかけて作り込んでいるから、インパクトは大きかった。あらゆる業界でプロモーションは動画の時代になったのだ。
「ハムカツ」は厚く、言うまでもなく絶品だった。衣はサクサク、中身はアツアツ。ソースは濃厚で、ふんだんなキャベツと合わせていただくと、もはや言うことなし。そして今回、初めてチャレンジした一品で抜群だったのが、卵の揚げ物。
中は半熟状で、これがとにかくうまかった。これ、どうやって揚げているのだろう。とにかく、他のお店で、このメニューはお目にかかったことがない。珍しい一品だ。これはもう、ここに来た時のマストメニューにしなければ。
静かで、開放的。比較的安価で、旨い揚げ物をいただく。新橋に立ち飲みは数々あれど、その中でも汐留の「まるや」はかなり上位にあると思う。困ったら、ここ。自分の中ではもうそんな図式が決まっている。Bザイの面々も満足した様子。結局、ご馳走に授かってしまったし。
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