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居酒屋さすらい 1024 - 鶏刺しに生ホッピー - 「アキバのとり善」(千代田区神田和泉町)

2016-06-15 23:37:45 | 居酒屋さすらい ◆東京都内

A藤君との飲み会は新規開拓をテーマとする。

御徒町界隈の居酒屋はほぼ行き尽くしたので、エリアを広げ、探索を試みる。

秋葉原駅の東側。ここは穴場だ。

だが、ここは秋葉原であって、アキバではない。昭和通りを超えると、若者や外国人がこぞって集うサブカルチャーは見る影もなく、居酒屋が点在する。

 

「とり善」という店、以前から気になっていた。

ずい分前に、アキバカレーMAP作りで、この界隈を歩いたとき、ボクのお気に入りウォッチに入った店。

こじんまりとしているが一本気持ちが入った外観。

「アキバのとり善」と書かれた看板に書かれた鶏の絵が妙に可愛らしい。格子の窓、茅葺き風の庇のアンバランス。

「のんだりたべたり炭火焼」と書かれた赤黒いポールサインはやや時代がかっている。

 

店はそれほど広くはなく、ボクとA藤君、そしてH常の3人は最も入口に近い場所にポジションした。

さて、ビールはいくらだろうか。

A藤と飲むとき、いつも話題になる。

ビールの価格で、店のスタンスはある程度分かる。それがボクとA藤くんの共通の見解だ。A藤君はビール専門なので、まさに死活問題である。実は、この「とり善」もビールは高いだろうと踏んでいた。

店に入り、生ビールの値段を見ると480円。まぁまぁ健闘しているかと思ったが、肝心のそのビールが「プレモル」であるのを見た瞬間、ボクは失望した。

 

鶏や魚といった繊細な料理にホップの強いプレモルはダメ!とボクは口を酸っぱくして言い続けてきた。強い香りで、繊細な味が打ち消されてしまうからだ。

いやはや、とんでもないとこに入っちゃった。

と思ったら、メニューをよく見ると、なんと「生ホッピー」(480円)がラインアップされているじゃないか。

助かった。

 

ボクは「生ホッピー」。

A藤君、H常は「生ビール」で幕を開いた。

 

せせり。

メニューを繰って、まず目についた。

なかなか、お目にかかれない部位。

迷わず、オーダー。

さび焼。

 

なんのこっちゃ。

せせりにわさびの若焼。

いいじゃない。

 

そして、「鳥刺し」。

 

いずれもジューシー。

淡白だが、じゅわっとあふれる肉汁感がなんともいえない。

 

やっぱ、生ホッピーでよかった。

プレモルならば、この繊細な淡白さを、ぶち壊されてしまうところだった。

 若焼、鳥刺しは肉の新鮮さが、ものをいう。

仕入れは間違いないだろう。

 

生ホッピーに、極上の鶏料理。

小さいながらもパワフルな店である。

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