秋葉原駅を下車して帰社する際の道順にコンビニがない。わたしの場合、suicaを使いたくて、どうしても利用するコンビニはファミマかローソンに限られてしまため、ちょっと遠回りをして、ファミマに寄るのだが、そこで生ビールが売られていることに気付いた。
アキバの富士ソフトビル店である。
早速、その日の就業後、行ってみるこにした。
この店、ファミマの実験店舗なのか、かなり広いイートインコーナーを設けている。
15人は充分座れそうなスペースだ。
レジのアルバイトと思しき若い女性に「生ビール」(390円)とスパイシーチキン(150円)を頼んだ。
さすがに、ちょっと恥ずかしさを覚えた。
それは、コンビニで生ビールを飲む必然性がないからだ。
何故にコンビニで生ビールを飲むか。
飲みたければ居酒屋に行けばいいし、安くふらっとビールを飲みたければ立ち飲みこそ相応しい。
「ビールを飲みにコンビニで」と友人を誘うのはちょっと変だ。
したがって、コンビニで生ビールを飲むシーンがほとんど浮かばないのである。
アルバイトは店の奥から、わざわざ紙コップを取りに行っていた。
需要がないのであろうか。
しかも、サーバーを扱う女性の手つきは頗る怪しかった。
あまり慣れていないのだろう。
そして、ビールを手渡されるときがなんとも辛かった。
「どうして、この人はここで生ビールを飲むのかしら」。
そんな意志が紙コップごしに伝道してきた。
「だって、コンビニで生ビールってどんな感じか、経験してみたかったんだもん」
一応、紙コップごしにわたしはそう返した。
紙コップに注がれたビールの量は490ml。これで、390円は安いと思う。
イートインコーナーに行って、わたしは一人生ビールをすすった。
背後には、女性が二人。コーヒーを飲みながらケータイメールを打っている。さすがに17時半のコンビニは空いている。
もし、コンビニが角打ちなら。
立地にもよるが、ある程度成功すると思う。
だって、肴は豊富である。おでんもあれば、かわきものも売っている。スナックもあれば、お弁当やおにおにぎり、サンドウィッチだってある。温かいチキンやコロッケ、フランクソーセージだってあるんだから。
個人的には好きだなぁ。
でも、お店としては、厳しいだろうと思う。
だって、酒好きのおっさんばかりがイートインコーナーを占領してしまったら、確実にお客は減るだろうと思う。
店も汚くなって、荒廃の道を辿るはずだ。
しかし、この店はまだ新しく、普通のファミマと比べてやや高級感を出しており、またインテリジェンスビルに入居していることから、労働者のおっさんにとってはなかなか入りづらそう。
だったら、誰が生ビールを飲むというのか。
アキバ系のAボーイがまさか生ビールを飲みにわざわざ来るとも思えない。
近隣のオフィスワーカーが角打ち気分で来るのだろうか。
この近辺のコンビニはいろいろな趣向を施す店が少なくない。
当該ファミマの南30mにあるセブンイレブンは明らかに秋葉原のオタクをターゲットにした品揃えだ。食べ物や飲み物だけでなくキャラクターグッズまでもが売られている。
御徒町南口のローソンにもやはりイートインコーナーが設置され、クリーニングの取次ぎまで行なっている。
そこから、やや西に行った中央通り沿いのファミマは薬事法改正に伴い、薬局を置いている。
画一的と思われていたコンビニも様々になっているようだ。
しかし、それにしても生ビールとは!
ちなみに生ビールの銘柄は不明。
一番搾りではないかと思ったが、予断はやめよう。
それにつけても、スパイシーチキンとビールの組み合わせは最高だった。
とにかく、うまいビールが飲めればそれでいい。
そこが、居酒屋であろうとも、立ち飲み屋であろうとも、また、コンビニであろうとも。
アキバの富士ソフトビル店である。
早速、その日の就業後、行ってみるこにした。
この店、ファミマの実験店舗なのか、かなり広いイートインコーナーを設けている。
15人は充分座れそうなスペースだ。
レジのアルバイトと思しき若い女性に「生ビール」(390円)とスパイシーチキン(150円)を頼んだ。
さすがに、ちょっと恥ずかしさを覚えた。
それは、コンビニで生ビールを飲む必然性がないからだ。
何故にコンビニで生ビールを飲むか。
飲みたければ居酒屋に行けばいいし、安くふらっとビールを飲みたければ立ち飲みこそ相応しい。
「ビールを飲みにコンビニで」と友人を誘うのはちょっと変だ。
したがって、コンビニで生ビールを飲むシーンがほとんど浮かばないのである。
アルバイトは店の奥から、わざわざ紙コップを取りに行っていた。
需要がないのであろうか。
しかも、サーバーを扱う女性の手つきは頗る怪しかった。
あまり慣れていないのだろう。
そして、ビールを手渡されるときがなんとも辛かった。
「どうして、この人はここで生ビールを飲むのかしら」。
そんな意志が紙コップごしに伝道してきた。
「だって、コンビニで生ビールってどんな感じか、経験してみたかったんだもん」
一応、紙コップごしにわたしはそう返した。
紙コップに注がれたビールの量は490ml。これで、390円は安いと思う。
イートインコーナーに行って、わたしは一人生ビールをすすった。
背後には、女性が二人。コーヒーを飲みながらケータイメールを打っている。さすがに17時半のコンビニは空いている。
もし、コンビニが角打ちなら。
立地にもよるが、ある程度成功すると思う。
だって、肴は豊富である。おでんもあれば、かわきものも売っている。スナックもあれば、お弁当やおにおにぎり、サンドウィッチだってある。温かいチキンやコロッケ、フランクソーセージだってあるんだから。
個人的には好きだなぁ。
でも、お店としては、厳しいだろうと思う。
だって、酒好きのおっさんばかりがイートインコーナーを占領してしまったら、確実にお客は減るだろうと思う。
店も汚くなって、荒廃の道を辿るはずだ。
しかし、この店はまだ新しく、普通のファミマと比べてやや高級感を出しており、またインテリジェンスビルに入居していることから、労働者のおっさんにとってはなかなか入りづらそう。
だったら、誰が生ビールを飲むというのか。
アキバ系のAボーイがまさか生ビールを飲みにわざわざ来るとも思えない。
近隣のオフィスワーカーが角打ち気分で来るのだろうか。
この近辺のコンビニはいろいろな趣向を施す店が少なくない。
当該ファミマの南30mにあるセブンイレブンは明らかに秋葉原のオタクをターゲットにした品揃えだ。食べ物や飲み物だけでなくキャラクターグッズまでもが売られている。
御徒町南口のローソンにもやはりイートインコーナーが設置され、クリーニングの取次ぎまで行なっている。
そこから、やや西に行った中央通り沿いのファミマは薬事法改正に伴い、薬局を置いている。
画一的と思われていたコンビニも様々になっているようだ。
しかし、それにしても生ビールとは!
ちなみに生ビールの銘柄は不明。
一番搾りではないかと思ったが、予断はやめよう。
それにつけても、スパイシーチキンとビールの組み合わせは最高だった。
とにかく、うまいビールが飲めればそれでいい。
そこが、居酒屋であろうとも、立ち飲み屋であろうとも、また、コンビニであろうとも。
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