goo blog サービス終了のお知らせ 

「BBB」

BASEBALL馬鹿 BLOG

蕎麦屋さすらい 041 - つゆはチバニアン - 「都そば 勝田台店」(八千代市勝田台)の「コロッケそば」

2018-09-14 22:32:59 | 蕎麦屋さすらい

LEDではなく、蛍光灯のほの暗さが、また郷愁を感じさせる。ここは八千代市勝田台。勝田台駅の改札を出ると、目の前にある駅そば「都そば」だ。

勝田台駅は、ボクにとって思い出の地である。駅前にあるリブレ京成というスーパーで高2の夏、アルバイトをした。時給460円。とてもハードなバイトで、たった一ヶ月でボクは6kgも痩せた。勝田台は今でも思い入れのある場所なのだ。

この勝田台の「都そば」も、過去何回か訪れたことがある。それがいつだったか忘れてしまった。ただ、勝田台に東葉高速線が乗り入れたことで、ボクは頻繁に勝田台を使うようになった。だから、「都そば」に寄ったのは、わりと最近のことだと思う。

ボクの駅そば人生は、多分この「都そば」から始まった。それは勝田台ではなく、同じ八千代市内にある八千代台駅。歳は14歳ではなかったか。同級生のIマンと八千代台に遊びに来て、「かけそば」を食べた。もう33年も前のこと。当時の「かけそば」は170円だった。何故、四半世紀前の「かけそば」の値段を覚えているかというと、「かけそば」は、当時の「少年ジャンプ」と同じ価格だったからだ。その八千代台もしばし訪れていない。昔、付き合っていた彼女と最後に八千代台で会ったのが、最後だったか、もう23年も前のことである。八千代台の駅そばは、今もあるのだろうか。

さて、勝田台の「都そば」に話しを戻す。今時、食券を導入していない稀有な店。ボクが訪問したのは、14時を過ぎた頃。おばちゃんのワンオペだった。

「コロッケそば」(410円)。

たかっ!

ちなみに「かけそば」は360円。

たかっ!

今、「ジャンプ」は270円だから、そばは相当高くなったのが分かる。

瓶ビール中瓶(350円)はアサヒ、スーパードライ。

麺はゆで麺。つゆはやや黒く、辛い。実に千葉県らしいつゆだ。たとえ、駅そばでも、東京と比べると千葉県の方が微妙に辛い。それはチェーン店も例外ではない。それが醤油処を抱える千葉県の特徴だ。フランスのマクドナルドが、フレンチに変わってしまうように、千葉県のテイストもチバニアンになってしまうのだ。

これがうまい野田。もとい、うまいのだ。

たとえ、ゆで麺はぶよぶよでも、つゆがうまいから、全てを忘れさせてくれる。そこにコロッケをもろもろにして溶いたら、二度おいしい。

京成線という特異な路線というのも、そばをおいしくさせる、ひとつの要因だ。寡占化された駅そばなら、こうもいかない。ある程度、お店のおばちゃんがイニシアティブがとれているからこそ、独特の風味に仕上がっていると思う。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 居酒屋さすらい 1377 - 相変... | トップ | 【今朝の味噌汁】20180910-20... »

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。