居酒屋さすらい 1822 - 五井グランドホテルのお鮨屋さん - 「すし波奈 まとい亭」（市原市五井）

※緊急事態宣言発出前に訪問。

14年ぶりに五井に来た。

その時はまだ、Y市の社長はご健在だった。数年後社長は急逝した。ティアドロップスのサングラスをした強面の社長だったが、性格は穏やかだった。それから数年が経ち、Y市の社長は息子さんが継いだ。事業承継がうまくいったケースである。ただその当時の新社長は正直危なっかしかった。まだ30代と若く、歳上の職人さんとの関係性が築けていなかったということもある。あれから10年。この日の社長のプレゼンを聞いた時、その成長ぶりに誰もが驚いた。もはや立派な経営者になっていたのである。現社長と自分はいろいろ話せる間柄になっていた。現社長が社長になる前から、会には参加しており、十数年も顔を知る間柄である。

その日は五井グランドホテルに宿泊した。14年前にはなかったホテルである。ちなみにホテル周辺はかなり開けていて、五井も随分都会になったと思った。

懇親会はほとんどが若い経営者に代わっていた。Y市だけでなくメンバーのほとんどが事業承継に成功した証である。

「すし波奈 まとい亭」。

五井グランドホテル内にあるお鮨屋さん。

前菜はビールでやり過ごし、刺身は日本酒に。そして肉では赤ワインに切り替えて、画像にはないが、〆のお鮨で日本酒に戻した。ネタは新鮮だし、酒もうまい。

実はこの後、Y市の社長にフィリピンパブに連れて行ってもらった。五井はフィリピンパブがやたらと多かった。総勢十数人もの一行のお会計も全てY市の社長が見てくれた。遊びの部分でもすっかり社長らしく、その姿は頼もしく見えた。