4年ぶりの静岡。
別に出張でもないのに、夜の新幹線に飛び乗って、静岡おでんを食べに行く。
静岡駅の周辺でおでん屋を探すのに、そんな苦労はない。
だが、あれは「孤独のグルメ」だったか。静岡おでんの超穴場を紹介したのは。でも、それが静岡のどのあたりにあるのか、調べてこなかった。
もはや、後の祭り。
静岡駅近くの「海ぼうず」という店が景気よさそうに見えて入ってみた。
赤い看板はこの界隈ではひときわ目立つ。
白煙ががんがん店の外に煙っているのは、おでんばかりではなく、串焼きもやっているからだろう。
店に入り、カウンターに招かれた。
焼き台のすぐそば。
生ビール。
そして、静岡おでんの盛り合わせ。
ビールは一番搾り、480円。
おでんの盛り合わせは1人前が600円。
不思議だ。
静岡おでんは全てが串に刺さり、佇んでいる。
スープは異様に少なく、全体的に茶色を帯びている。スープはやや濃い。
かつて、立ち飲みチェーンの「かぶら屋」で静岡おでんを食したが、それは単なる模倣であることに気づく。本場の静岡おでんは、無造作に大根、黒はんぺん、ちくわ、ごぼう天、玉子、牛スジ、ナルトが入っている。その上に魚粉がまぶされる。したがって、いやがうえにも出汁は魚となるのだ。
ちなみに、この店のメニューには黒はんぺんのことを「黒はんべ」と書かれている。
静岡は温暖といっても、さすがに寒い。
おでんは身体ばかりか、心まで温まる。
店はメニューが豊富。
串焼きは1本が170円で、それほど安価ではないが、その煙の匂いを嗅いでちょっと食べたくなった。
しかし、その中で異彩を放っていたのが、「名物! しゃもじつくねタレ玉」。
しゃもじの上に、つくねをのせて、それを焼いて召し上がるというもの。
名物というのだから、ちょっと食べてみるが、これがおいしい。
香ばしい香りが、鼻腔をくすぐり、はふはふとしながらいただくつくねは粗挽きではなく、滑らかな舌触りでとても味わい深い。
ビールによく合い、食欲が進む。
ビールともう1枚、「黒はんべ」を頼んで店を辞した。
店員の客あしらいがちょっと気になったが、料理は悪くなかった。
東京からすぐなのに、おでん文化が違う街。
静岡の酒は楽しい。
別に出張でもないのに、夜の新幹線に飛び乗って、静岡おでんを食べに行く。
静岡駅の周辺でおでん屋を探すのに、そんな苦労はない。
だが、あれは「孤独のグルメ」だったか。静岡おでんの超穴場を紹介したのは。でも、それが静岡のどのあたりにあるのか、調べてこなかった。
もはや、後の祭り。
静岡駅近くの「海ぼうず」という店が景気よさそうに見えて入ってみた。
赤い看板はこの界隈ではひときわ目立つ。
白煙ががんがん店の外に煙っているのは、おでんばかりではなく、串焼きもやっているからだろう。
店に入り、カウンターに招かれた。
焼き台のすぐそば。
生ビール。
そして、静岡おでんの盛り合わせ。
ビールは一番搾り、480円。
おでんの盛り合わせは1人前が600円。
不思議だ。
静岡おでんは全てが串に刺さり、佇んでいる。
スープは異様に少なく、全体的に茶色を帯びている。スープはやや濃い。
かつて、立ち飲みチェーンの「かぶら屋」で静岡おでんを食したが、それは単なる模倣であることに気づく。本場の静岡おでんは、無造作に大根、黒はんぺん、ちくわ、ごぼう天、玉子、牛スジ、ナルトが入っている。その上に魚粉がまぶされる。したがって、いやがうえにも出汁は魚となるのだ。
ちなみに、この店のメニューには黒はんぺんのことを「黒はんべ」と書かれている。
静岡は温暖といっても、さすがに寒い。
おでんは身体ばかりか、心まで温まる。
店はメニューが豊富。
串焼きは1本が170円で、それほど安価ではないが、その煙の匂いを嗅いでちょっと食べたくなった。
しかし、その中で異彩を放っていたのが、「名物! しゃもじつくねタレ玉」。
しゃもじの上に、つくねをのせて、それを焼いて召し上がるというもの。
名物というのだから、ちょっと食べてみるが、これがおいしい。
香ばしい香りが、鼻腔をくすぐり、はふはふとしながらいただくつくねは粗挽きではなく、滑らかな舌触りでとても味わい深い。
ビールによく合い、食欲が進む。
ビールともう1枚、「黒はんべ」を頼んで店を辞した。
店員の客あしらいがちょっと気になったが、料理は悪くなかった。
東京からすぐなのに、おでん文化が違う街。
静岡の酒は楽しい。
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