
4月に入り、もうすっかり春めいた新橋。
ひさかたぶりの立ち飲みラリー。
烏森に侵入しながら、また有楽町方向に後退した前回。また烏森に戻って再開!と歩いていたら、また新しい立ち飲み屋を発見した。
ワイン屋さんみたいだと店の前をウロウロ。様子をうかがっていると、以前に見切りをつけた「北海常呂市場」の前に来て、中を何気なしに覗くと立って飲んでいる人の姿が。
そう、以前、「闇市ジョニー」に行く前、この店を覗くと、しっかり椅子が用意されてあり、「なんだ転びか」と思ってスルーをしたことがあった。
立ち飲みができるのかと思って、ワイン屋さんから「北海常呂市場」に入ることにした。
この店は変わっている入口からいきなりカウンターが連なり、やがて店は右ドッグレッグとなる。このカーブからがどうやら椅子が用意されているようなのだ。
そのドッグレッグになる手前のカウンターに陣取り、生ビール(サッポロ)を注文した。
つまみは「ジャがバター」。
常呂町産直のじゃがいもとバターなのだろうか。これがホクホクでマジうまい。
しかし、産直スタイルの居酒屋が増えたと思う。
新橋の立ち飲みでいえば「魚鮮水産」。そして「根室食堂」などだろう。
何故、こういう店が増えたのか。
B級グルメが注目されるようになり、農協や漁協が直接介入して店を支援したり、立ち上げたりしているのではないかと想像している。
とにかく、これは呑兵衛にとっては嬉しい悲鳴だ。
ホッピーの白を頼んだ。
店員さんに「お奨めのつまみは?」と聞くと「串揚げ5点盛りは?」と返ってきた。
ちょっと待てよ。
ここは北海道の産直ではなかったか?
それとも素材は道産子だけど、料理は違うというのか。
ともあれ、その「串揚げ5点盛り」とやらを頼んだ。
結論から言えば、「串揚げ」は変哲のないものだった。
だが、ホッピーと串揚げという最高のマッチングだけで十分といえた。
新橋の立ち飲みの中では中位クラスである。
でもリピートするかと聞かれたら、多分しないと思う。
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