4年ぶりに開催された某自動車ショーに出かけた。
本当はプレスデイに行く予定だったのが、仕事が終わらず不本意ながら、一般公開日での入場。激混みの中、見学した。特に何かの仕事の取材ではないので、気楽に見た。
展示棟から隣の棟に移る際、何台かのキッチンカーが止まっている。パンフレットを見ると、ご当地グルメのグルメキングダムという催しをやっているらしい。
それはもう心が踊る。
いろいろなキッチンカーがあって面白い。けれど何を食べるか悩む。
ご当地グルメは国内と国外に分類されているんだけど、とりあえず国外は却下。国内に絞った。北海道から沖縄まで肉の丼ものが多く出店しているのだけど、どこも決め手に欠く。驚いたのは、仙台の「利久」が出店していたこと。一瞬、心が揺れたが、近々仙台に行くのでやめた。最終的に選んだのが、「佐世保バーガー」。ここが一番ご当地グルメっぽかった。
クルマは2トン車アルミパネルを改造。しかもオールペイン。フロントにエンブレムがないので車種が分からないが、恐らくエルフだろう(キャンターの可能性もあるが)。アルミパネルは切断され、開閉可能なゲートにしている。ゲートをあげると、それが看板にもなるという仕組み。なお、アルミパネルも全塗装だ。
商品は「佐世保バーガー」と、「博多明太バーガー」の種類。前者は全国区だが、後者は知らない。もちろん、「佐世保バーガー」をチョイス。
2トン車をキッチンカーにしたのはやはりグリルを複数台設備したかったのだろうか。だからか、比較的早く、バーガーが供される。
残念なのは、アルコールがないこと。自動車ショーなのでアルコール販売禁止なのだ。
「佐世保バーガー」の特徴はパティがでかいこと。さすがベースキャンプの町である。看板には食べる前に軽く潰して食えとアドバイスが書いてある。トマトが入っている点もマクドナルドに馴染んだ者にとっては異色だ。
はてさて、どこか腰をおろせるところはないかと、探していると、アルコールはないが、ノンアルならら売っているキッチンカーを見つけた。
どれどれ、見せてもらおうか。今のノンアルの実力とやらを。
つづく