怪鳥との打ち合わせで久しぶりに蔵前に行く。
とあるイベントでノベルティの制作依頼があり、その相談である。
「昼飯食おうよ」。
怪鳥からの誘いに、一瞬「どうすっかな」と思った。
また、ごちになっちゃう可能性があるな。一瞬躊躇した。でも今回は自分が払えばいいかなと怪鳥と合流した。
昼飯は前回と同じ「太白楼」へ。
昼営業のみとなってから2回目の訪問。通算でもまだ4回目。一方の怪鳥はお店の大将とお話しできる、常連さんだ。
常に激混みの人気店だが、ラッキーなことに席が空いていた。
「チャーハン」×2。
「太白楼」のお昼時は「チャーハン」の声しかほとんど聞かない。誰もが「チャーハン」なのだ。
大将の腕前が冴え渡る。無駄な動きはなく、流麗な手捌きが、眼前にて展開される。まさに職人。鍋をふるう動作が美しい。この一連の調理もアトラクションだ。恐らく、我々のオーダーしたであろう「チャーハン」が作られる過程を見届ける。それが皿に盛られて、出てきた時の喜び。
まずは一口。
うまい!
不思議というか、当たり前というか、家で「チャーハン」をこしらえても、「太白楼」の味にはならないし、足元にも及ばない。しかし、大将はいとも簡単に、絶品「チャーハン」を短時間で作ってしまう。何が違うのか。
恐らく、誰もが家でこの味を再現しようと試みたはずだ。ところが、たいていの人はうまくいかない。だから人は、「太白楼」へ足を運び、「チャーハン」をオーダーする。その全ての均整が整った「太白楼」の「チャーハン」は僅か680円なのである。
そしてまた今回も怪鳥からごちになってしまった。
ごちそうと言っても、という金額ですよ。しかも自腹ではないし・笑
決して強火でガンガンあおってる訳ではなく、家でも出来そうなんだが出来ない。うーーん不思議!
そろそろ蔵前の団体に行こうかなと画策中です。
家で作る炒飯と何が決定的に違うのかなー。
色もあんなにいい黄色にならないんだよねー。
うま味調味料は確実。
ブレンドしてんのかー。
味の素は使わないけど、やっぱりラーメンには必須だよ。
グルタミン酸ソーダ!