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居酒屋さすらい 0567 - 立ち飲み維新!立ち飲みの歴史を変えた店 - 「立ち飲み 龍馬」(港区新橋)

2012-08-24 13:14:16 | 居酒屋さすらい ◆立ち飲み屋

11月11日は「立ち飲みの日」である。
今回で2回目を数えたというけれど、2010年のわたしは、このことを知らなかった。
そこで、新橋に繰り出すことにしたのである。
どこに行こうか。
そう、せっかくだから、あの有名店「龍馬」に行ってみようか。

わたしは立ち飲みラリーの山手線編では「龍馬」に行くつもりはなかった。このエリアは「内幸町」のテリトリーだと考えていたからだ。
だが、ここで思い直したのは、3か月前に「新橋 以蔵」に行ったからだと思う。
「以蔵」のお兄さんは、人がよく、親切で「普段は『龍馬』にいるんだけれど、今日はたまたま」と言っていた。
やっぱり「龍馬」に行っておかなければいけないなと思ったのである。

「龍馬」の噂はかねがね聞いていた。
はじめは十条にある串揚げの「龍馬」の新橋店だと思っていたが、それは全く的外れの考えであった。

「龍馬」はとても洗練されていた。
バーという風でもなく、どちらかといえば立ち飲みに違いないのだが、野暮ったさがないのである。
店構えはもちろん、内装も洗練されており、だからなのか客層も烏森のおっさん連合とはちょっと違うのである。

店に入ると、「以蔵」で会ったお兄さんの前にたまたま陣取ることになった。
「どうも」と軽く会釈をすると、お兄さんはわたしのことを覚えていてくれた。こういうのってとても嬉しい。たった1度だけ、それも3ヶ月ぶりにお会いするのに、覚えていてくれる、その配慮がたまらない。

この場で2ooo円のチケットを購入、そのうちの1枚をちぎってお兄さんに渡した。
立ち飲みの日のチケットは500円の4枚綴り。このチケットを渡すと、その店の用意したつまみと飲み物が出てくるという仕組み。
つまみはチョイスできないが、飲み物はある程度自由が聞くようだ。

例えば「龍馬」の場合、生ビールに「マグロの中落ち」が出てきた。
共に400円の品だから、都合800円。チケットは500円だから300円もお得になる計算だ。
これはこれは愉快な企画である。

何故、「龍馬」が洗練されているか。
それは、メニューを見て分かった。
決して、立ち飲みによくあるオーソドックスなメニューを出すふうでもなく、つまみに関して飽くなき挑戦をしているからではないからか。

揚げ物、サラダ、そして魚関連。「とりあえず」と称して立ち飲みものも充実させている。これは、普通の居酒屋よりもメニューとしては多いかもしれない。それを300円からの値段で提供するのだから、人気が出ないわけがない。
つまり、「出来ない」を言い訳にせず、「何が出来るか」を考えてやっているのである。
これこそ、まさに龍馬魂ではないか。

つまみも本当においしかった。
立ち飲みで「マグロの中落ち」とは!
「龍馬」が新橋の立ち飲み界に与えた影響は大きいと思う。
立ち飲みの概念を変えたのが、まさに風雲児の「龍馬」ではないだろうか。

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