世間はまだまだお盆休みだが、休みが終わったのは自分と「光栄軒」。だからこの日は最初から「光栄軒」に行こうと決めていた。仕事を終えて、電車に乗り、Twitterを見たら、やっぱりあの人はもう「光栄軒」に居た。誰って、いちいち書くまでもないだろう。多分、会えると思っていた。連休明けの「光栄軒」に行かないはずはないと踏んでいたから。 . . . 本文を読む
とうとうそこから逃れられない日がきた。しかし、果たしてその席に着いていいのか、もしかして常連さんの席ではないのかと様子をうかがいながら、そろそろと席についた。すると、隣の隣にいた常連さんがこちらを振り向いた。 ギクッ。 やっぱ、ここには座ってはいけなかったか。 . . . 本文を読む