ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

ダイアナ ドーズ

2008年05月23日 | 女性ボーカルD
PYE/NPL 18044/DIANA DORS/SWINGIN' DORS/

このダイアナ・ドーズという女優は英国のマリリンモンローと言われていたようですが、僕は彼女の映画を観た記憶がないんです。彼女自身はモンローと比べられる事に恐縮していたようで“モンローを尊敬している”と述べていたようです。本職は女優ですがシンガーとしてもノリもよくリズム感もあって歌唱力も本職が女優にしてはあると思います。本アルバムは彼女の唯一のアルバムでジャズ・アレンジもされ人気のあるアルバムである事は皆さんもご存知のとおりです。銀幕でモンローと対比されている彼女ですが、歌をモンローと比べるとモンローの砂糖漬けのようなややもたれるような甘いボーカルではなく、リズムにのってキュートに歌うという印象で上手いと言える印象を持っています。このPYEの両開きジャケットを開けるとこんな写真の彼女です↓(実はこの写真、僕はあまり好きじゃありません。三白眼に見えるのは苦手)
レコードは赤盤です。センターレーベルに彼女のかどうか判りませんが女性のイラストがあります、これはお洒落。↓
米国盤COLUMBIA/CS 8232/stereo/↓こちらは6Eyes盤のですが、ジャケットはこちらのも好きです。
COLUMBIA盤ジャケット裏面の彼女写真はこれ↓。キレイなおでこにプロモのスタンプが何とも残念ですが、写真はこっちの方が可愛くて僕は好きです。PYE盤の方の写真はアピールし過ぎであまり好みじゃないのですが、英国人向けの好みになっているのでしょうか(迷)
ところでネット・サーフィンしていると“PYE盤よりもCOLUMBIA盤の方が音が良いと言われている”という意見を見かけましたが、僕はどちらも音は良いと思います。どちらが音が良いという事よりもどちらの音がより好みかという事だろうと思っています。再生装置もそれぞれに違いますし、僕の所有盤もモノラル盤とステレオ盤である為に全く同条件での聴き比べでないのは承知ですが、英モノラルも米ステレオもどちらの再生音も良いですよ。

収録曲A面/ The Gentleman Is A Dope/ That's How It Is/ Come By Sunday/ Imagination/ April Heart/ Point of No Return/B面/ Roller Coaster Blues/ Let There Be Love/ Tired of Love/ Namely You/ Crazy He Calls Me / In Love For The Very First Time/


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2 コメント

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ありがとうございます (kuiren)
2008-05-25 14:35:37

こんにちは
またお祝いのコメントありがとうございます。
昨日は会社の女子の結婚式でした。お父さんと僕は同じ年齢で先日次女を嫁がせたばかりなので、新婦の父親の気持ちが自分の事のように思えました。

http://www6.ocn.ne.jp/~jazzvo/dianadors.html の azuminoさんのページを早速拝見しました。ビートルズのサージャント・ペパーズ・ロンリーハートのジャケットに彼女が載せられているとは知りませんでした。勉強になりました。同アルバムを引っ張り出して眺めている内に聴きたくなって今聴きながらジャケットを改めて観察しています。ビートルズ相変わらずイイですし、ジャケットにはボブ・ディランやモンローやトニー・カーティスやマーロン・ブランドと比較すると別格の扱いでダイアナ・ドーズが扱われていました。英国での人気が理解できますね。ありがとうございました。
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偏愛盤です (azumino)
2008-05-25 12:21:23
kuirenさん お久ぶりです。

娘さんのご結婚、おめでとうございます。明治神宮での挙式は、おごそかだったのではないかと拝察いたします。

このアルバムについては、私はオリジナルを持ってはいませんが、ドーズの素晴らしい歌にノックダウンされて20年近く経ちます。伴奏のストット楽団も素晴らしくて、女優さんもののNO.1にあげたいくらいです。
英国Pyeオリジナルの音を聞いてみたいものですが、華やかな歌にマッチしたクリアーな録音であることは、再発盤を聴いてもわかります。
ホームページに彼女の記事をちょこっと載せてあるので時間があればご覧ください。
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