ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

LILL LINDFORS

2007年05月31日 | 女性ボーカルL
POLYDOR/LPHM48258/LILL LINDFORS/DU AR DEN ENDE/1966

彼女リル・リンドフォッシュは1940年にフィンランド(ヘルシンキ)生まれでスウェーデンでジャズやボサノヴァのボーカリストとして活躍したシンガーです。1960年後半に結婚し活動を休止しましたがその後の離婚を経て活動再開して1988年にはスエーデンのUNICEF大使として活動したり, 2006年にはシングル盤ですが新曲を出しているようですから現在も活躍しているのでしょう。このアルバムは全曲がスウェーデン語でカヴァーされたアルバムですが、彼女のボーカルの初々しさや独特のスウェーデン語の持つ響きがモニカ・ゼッタールンドと似かよった味わいの部分もあるのですが, リル・リンドフォッシュのボーカルはどこかキュートな持ち味があります。映画音楽の鉄道員のテーマやMAS QUE NADA, THE SHADOW OF YOUR SMILE等を歌っているのですが、僕がこのアルバムでの一番のお気に入りはボサノヴァ調のB-3の JAG THCKER INTE OM DEJです, この曲での可憐さとピュアで透明感のあるボーカル1曲だけで, 彼女は僕のお気に入りとなりました。

収録曲
A面
1, DU AR DEN ENDE(bo setterkind)
2, FRI SOM EN VIND(canto de ossanha)
3, DIN SKUGGA STANNAR KVAR(the shadow of your smile)
4, EN SAN KARL(jus like a man)
5, AN EN GANG(mach mir das herz nicht schwer)
6, INGEN KOM(girl don't come)
7, FLINKA I HAVANNA
B面
1, HOR MIN SAMBA(mas que nada)
2, SA SKIMRANDE VAR ALDRIG HAVET
3, JAG THCKER INTE OM DEJ *
4, DU FOR MEJ(concrete and clay)
5, ALLTID NAT SOM FAR MEJ ATT MINNAS(always something there to remind me)
6, LAT MEJ VA-DE E BRA(don't think twice)
7, AMANDA LUNDBOM

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