REPRISE/FS1012/FRANK SINATRA/IT MIGHT AS WELL BE SWING/Stereo
シナトラのアルバムはCAPITOLに傑作が多く在ると思いますが、REPRISEにも傑作はあると思います、本アルバムもその一つではないでしょうか。REPRISEの1000番台はシナトラの為の番号みたいなものでしょうが、それも当然でしょう。本アルバムはCOUNT BASIE楽団との顔合わせ、さらにQUINCY JONESのアレンジ指揮による豪華さですから、これで並の出来であるはずがありません。シナトラのスウィング感抜群の歌はもちろんですがハリー・エディソンのトランペット・ソロなどベイシー楽団の好演も聴き物です。このアルバムは先日、久保田さんやsimoneさんと淑女の三人にご案内いただいた名古屋の仁坊でターンテーブルに載せられたアルバムで久しぶりに僕も聴きました。今日再び聴いていますがアルバム最初のA-1のFLY ME TO THE MOONの華麗なこと、聴いているだけで気分は浮き浮きしてきます。シナトラの曲は今までもCMなどで使われたと思いますしMLBのヤンキース・スタジアムでは試合終了時にはNEW YORK,NEW YORKが使われています。このFLY ME TO THE MOONもクリント・イーストウッド監督主演映画“スペース・カウボーイ”の最後で使われました。トミー・リー・ジョーンズ扮する退役宇宙飛行士が自分を犠牲にして原爆と共に月方向へ向かっていく結末なのですが、確か大写しになった月とシナトラの同曲が印象的でした。こういう様々な場面で未だにシナトラの歌が使われているのは, いまなお彼の人気が衰えることなく続いているという事でしょうか。本アルバムの豪華絢爛で重厚なビック・バンドの演奏とシナトラの華麗な歌声はジャズやポップの境なく楽しめるアルバムと思います。なお僕の所有アルバムは深溝なしで, セカンドかそれ以降のアルバムだと思います。
この運転免許証は観光客向けのお遊びアイテムですが住所とシナトラのサインが印刷してあり、おもしろいと興味を持ったのがRESTRICTIONがRAT PACK, CLASSがCROONERとなっています。勿論ジョークですがRAT PACKは不良グループとか悪ガキ達そしてCROONERは小声で歌う人という意味合いでしょうか。誕生日は1915年12月12日で免許の有効期日は1998年5月14日つまリシナトラが亡くなった日となっています。特に所属が不良グループというのが気に入り入手しました。今でこそ、ちょいワル親父というような表現もされていますが、シナトラはその昔～昔からちょい悪親父総代表じゃなかったでしょうか(笑)。
追記：スペルが間違えていました。PAT RACK→RAT PACKに訂正しました。
収録曲
A面
1, FLY ME TO THE MOON
2, I WISH YOU LOVE
3, I BELIEVE IN YOU
4, MORE
5, I CAN'T STOP LOVING YOU
B面
1, HELLO DOLLY
2, I WANNA BE AROUND
3, THE BEST IS YET TO COME
4, THE GOOD LIFE
5, WIVES AND LOVERS
シナトラのアルバムはCAPITOLに傑作が多く在ると思いますが、REPRISEにも傑作はあると思います、本アルバムもその一つではないでしょうか。REPRISEの1000番台はシナトラの為の番号みたいなものでしょうが、それも当然でしょう。本アルバムはCOUNT BASIE楽団との顔合わせ、さらにQUINCY JONESのアレンジ指揮による豪華さですから、これで並の出来であるはずがありません。シナトラのスウィング感抜群の歌はもちろんですがハリー・エディソンのトランペット・ソロなどベイシー楽団の好演も聴き物です。このアルバムは先日、久保田さんやsimoneさんと淑女の三人にご案内いただいた名古屋の仁坊でターンテーブルに載せられたアルバムで久しぶりに僕も聴きました。今日再び聴いていますがアルバム最初のA-1のFLY ME TO THE MOONの華麗なこと、聴いているだけで気分は浮き浮きしてきます。シナトラの曲は今までもCMなどで使われたと思いますしMLBのヤンキース・スタジアムでは試合終了時にはNEW YORK,NEW YORKが使われています。このFLY ME TO THE MOONもクリント・イーストウッド監督主演映画“スペース・カウボーイ”の最後で使われました。トミー・リー・ジョーンズ扮する退役宇宙飛行士が自分を犠牲にして原爆と共に月方向へ向かっていく結末なのですが、確か大写しになった月とシナトラの同曲が印象的でした。こういう様々な場面で未だにシナトラの歌が使われているのは, いまなお彼の人気が衰えることなく続いているという事でしょうか。本アルバムの豪華絢爛で重厚なビック・バンドの演奏とシナトラの華麗な歌声はジャズやポップの境なく楽しめるアルバムと思います。なお僕の所有アルバムは深溝なしで, セカンドかそれ以降のアルバムだと思います。
追記：スペルが間違えていました。PAT RACK→RAT PACKに訂正しました。
収録曲
A面
1, FLY ME TO THE MOON
2, I WISH YOU LOVE
3, I BELIEVE IN YOU
4, MORE
5, I CAN'T STOP LOVING YOU
B面
1, HELLO DOLLY
2, I WANNA BE AROUND
3, THE BEST IS YET TO COME
4, THE GOOD LIFE
5, WIVES AND LOVERS
ボクはシナトラの良いファンではありませんが、
お店で聞くといいものだなぁ～、と思いました。
ところで、アニタ・オデイ63年来日のＤＶＤが出るそうですね。
もうご存知かも知れませんが。。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2682602
このアルバムの「Fly Me to The Moon」は、米映画「ウォール街」（監督はオリヴァー・ストーン）でも使われていました。シナトラは嫌いでもなく、どうしても聴きたいという感じでもないという微妙な位置ですが、聴き始めるとやはりいいなというアルバムも多いですね・・・
こんばんは
僕にとってはとても新鮮な情報ありがとうございます。
＞アニタ・オデイ63年来日のＤＶＤ
欲しいです。後でチェックしてみます。
このシナトラのアルバムですが聴く時はかなりボリュームを上げて聴くとバァーンと音楽が張り出してきてイイ感じです。
コメントありがとうございます。
その“ウォール街”という映画は僕は見ていないんです。
その映画でも使われていたのですね。
シナトラは僕も聴く頻度としては低いのですが、聴き始めると最後まで聴いてしまいます。
このアルバムの前後が一番彼が充実していた時期ではないでしょうか。
僕の中では, シナトラ、ディーン・マーチン、サミーデービスJRがちょい悪親父三兄弟です。
免許証の「モンロー街415番地」はシナトラが生まれた家のあったところです。現在は手入れの行き届いていない空き地になっています。シナトラの遺族が買いとればいいのに。
こんばんは
コメントをありがとうございます。
＞モンロー街415番地
モンロー街の生地は今空き地になっているとはもったいないですね。
遺族が買い取ってシナトラ記念館を建て、シナトラの全アルバムを揃えて展示するとか。
シナトラのアルバムが何枚あるか想像もつかないのですが、SP,EP,10LP,12LPをすべてとなると膨大な枚数となり、並べられたのを見るだけで圧倒されそうです。
そういう記念館的なものは既にあるんでしょうか？
生地がモンロー街というのもシナトラならではでしょうか(？)
シナトラの全レコードを集めた、いわば博物館的なものはないと思います。ナンシー・シナトラが一時そんなものをモンロー街のあるホボーケン市に建てようとしたことがあったのですが、いつの間にか立ち消え。彼女が住んでいるロスから遠かったからかしら。
シナトラ関連の展示で圧巻なのはロスの南カリフォルニア大のフランク・シナトラ・ホールです。オスカー像とかグラミーの受賞オルゴール、ゴールドディスクほかシナトラゆかりのアイテム（すべて本物）がこともなげに展示されています。レコードも何枚かありますが、前述の貴重なアイテムの前にはかすんでしまいます。なお、このホールは誰でも自由に見学できます。
因みに南カリフォルニア大はジョージ・ルーカスが卒業した学校です。
⇒生地がモンロー街というのもシナトラならではでしょうか(？)
はい、ジョークとしては面白いですね。もっともＭＭの本名は、たしかノーマ・ジーンだったかしら。
おはようございます。
＞南カリフォルニア大のフランク・シナトラ・ホールです
色々と教えていただき有難うございます。この大学は映画芸術方面では全米ランク1位という事ですが、そういう大学でシナトラゆかりのアイテムが展示されているのが素晴らしいですね。僕の義父はその大学も卒業しているのですが、そういう話は聞かされませんでした。時期が違っていて35年ほど前にはシナトラゆかりの品は未だ展示されてなかったのかも知れません。
＞生地がモンロー街
筋の悪い冗談で失礼しました。