ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

ERIN O'BRIEN

2007年08月08日 | 女性ボーカルO
CORAL CRL57194/ERIN O'BRIEN/SONGS FROM THE HEART OF/MONO

1935年カリフォルニア州LOS ANGELES生まれの彼女ですが、僕はこのアルバムしか持っていないし彼女の他のアルバムは見かけた事がないのでよく知りません。他にもアルバムはあるんだろうか?そんなにレアでもないと思いますが、このアルバム僕が出会うまでには結構時間がかかりました。あまり期待もせず聴き始めたのですがメゾソプラノの声が実に心地よいボーカルです。僕は甲高い声やオペラ風のボーカルはあまり得手ではありませんが彼女の感情が届くような歌い回しは格別の味わいでした。この実力はアーサー・ゴッドフリーのタレント・スカウト・ショーで優勝しただけのことはあると納得できました。といって彼女は声域が広いようで低いところでの声も表現力があります。ビクターヤングの名曲であるA-1のMY FOOLISH HEARTはもともとこの曲自体が好きなのですがドナー・フラーの控えたボーカルも大好きですが, エリン・オブライエンの歌い上げるボーカルも聴かせてくれます。ジャケットの写真の彼女から受けるイメージと聴いたボーカルのイメージがあまり違わないアルバムで、どの曲も情感のこもった彼女のボーカルが楽しめます。

CHARLES BUD DANTによるオーケストラ伴奏
収録曲
A面
1, MY FOOLISH HEART
2, LET ME LOVE YOU
3, FORBIDDEN LOVE
4, LOVE LETTERS
5, THIS LOVE OF MINE
6, I'M GLAD THERE IS YOU
B面
1, WHEN I FALL IN LOVE
2, THESE FOOLISH THINGS
3, MAYBE IT'S BECAUSE
4, MY ROMANCE
5, EV'RY TIME
6, WHERE'S THE HAPPY ENDING

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