ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

Diana Beerta

2007年03月10日 | 女性ボーカルB
オランダDISKY盤でDIANA BEERTAの“DIANA BEERTA meets FRIENDS”1988年録音

今晩はユーロジャズボーカルを聴きにアムステルダムへご案内します。会場は, DAMRAK通りの水辺に建てられた趣のあるレストランでその名前をDE COSTA GAET VOOR DE BAET UYIです。毎月最終土曜日の夜9時から午前1時までジャズのライブがあります。近くにお出での時にはお立寄りください(僕も行きたいです)。

今夜の出演者はDIANA BEERTAですが、経歴などが全くわかりません知りません。ライナーノートには, このレストランで本アルバム録音に至ったいきさつ話はあるのですが彼女自身の紹介はありません。彼女の写真でも載せておきます。このレストランがどれぐらいの広さか知りませんが、ここにオーケストラも入っての演奏ですからスペースの確保がよくできたのが不思議なくらいです。拍手しているのは録音に立ち合った関係者だけで一般客はいなかったと考えれば可能ですが。

彼女のボーカルは冷静でカッコよく淡々と歌うところがリタ・ライスを連想させますが, 声質がリタのようにひねったところがなくやや低い声で, 時として舌っ足らずな発声もありで可愛い感じを受けるところもあります。その分なぜかクール度があるのです。加えてバックの演奏も聴かせてくれます。彼女のA-4COPACABANAでのヴィブラフォーンも叩いたあとの音の広がりや余韻が味わえます。A-3のCUTE,A-4のCOPACABANAやB-2のOUR LOVE IS HERE TO STAYが僕はお気に入りです。一度聴いていただいたい一枚です。
パーソナルは, DIANA BEERTA(vo.p. vibr), FRANK STAGNITTA(p), JAC SCHOLS(bs), JURGEN WELGE(ds), EDDY CONAR(percussion), AD DE JONG(ds), MIKO ALEXSIC(bs g), JOHAN VERMUYDEN(sax fl), STANLEY VAN WEL(arr. conduct) and Orchestra
収録曲
A面
1, THEY CAN'T TAKE THAT AWAY FROM ME
2, THINGS WE DID LAST SUMMER
3, CUTE
4, AIN'T MISBEHAVIN'
5, COPACABANA
6, I NEVER FELT LIKE SINGING THE BLUES
B面
1, BIG CITY
2, OUR LOVE IS HERE TO STAY
3, YOU TURN OUT THE LIGHTS
4, DIANA'S BLUES
5, DID I DO

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いつも大変興味深く 拝見させてもらってます。 (ヨシゾー)
2007-03-12 18:00:03
素晴らしいJAZZ批評 紹介文に
毎回 驚いております。

ヨシゾーと申します..

kuirenさんは mixiはされないんですか?
mixiには 女性ジャズボーカルファンが
沢山いらっしゃいます。
無料ですので よろしければ私の紹介で
mixi に入られてはどうでしょう?
お仲間が増えることと思います。
mixiは友達の紹介なしでは入れません。

よろしくお願い致します。

あとメールのやりとりをしたいのですが
よろしければ
yoshida@kpopsfan.com へメール下さい。

毎日 楽しみにしています...
返信する
>ヨシゾー様 (kuiren)
2007-03-12 23:38:08
初めまして
またコメントをいただき有難うございます。
mixiへのご招待をいただき重ねてお礼申し上げます。

先程、メールを差し上げましたので詳しくはそちらをご覧下さいませ。

これからもよろしくお願いいたします。
返信する