ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

ZILLA MAYS

2008年06月18日 | 女性ボーカルM
NRC/NRC-LPA-9/ZILLA MAYS/THE MAN I LOVE/

まず別件ですがヤフオクで僕のブログが参照されていました。以前にもこのシンガーのアルバムで参照にしてもらっていたのですが、そのせいでしょうか僕のブログへのアクセス数が普段の5割増しぐらいの数字となっています。参照していただくのは嬉しい事ですが、あまり高価な価格で落札となるのも僕のブログ内容に関係ないとは思いますが心苦しいものがあります、僕もこのアルバムを十万円に迫るような価格で入手したわけではありませんので。今秋には三具氏のシナトラ・ジャパン社からCAROLE CREVELING/HERE COMESがコンプリートな形で再発される予定になっているそうです。どうしてもオリジナルを求められる人は求められればそれで良いと思いますが、彼女のレコードを聴いてみたいという事だけであれば今秋まで待つのも一手と僕は思います。

今晩のアルバムは先日にヤフオクでこれまた高額で落札され僕もビックリしたアルバムです。
このジラ・メイズというシンガーはもともとはジョージアのラジオ局のメンバーで1954年までラジオ局のパーソナリティーをしていました。本アルバムは彼女が24歳にレコーディングされたもので、正確な事が分かりませんが彼女の唯一のリーダー・アルバムかも知れません。他にもCORALにも録音はあるようで未発表のようです。彼女の歌い口はリズムandブルース系の味があるので、この辺りは好き嫌いが分かれるところでしょう。声質はあまり粘っこくはなく小ざっぱりと聴かせてくれます。R&Bとゴスペルを融合させてジャズ・テイスト加えたような仕上がりのアルバムになっていると思います。レーベルのNRCとはNATIONAL RECORDING CORPの意味でジョージア州アトランタのレーベルです。 A面はどちらかというとR&B味がやや強くそちら方面好きの方にはお薦めです、B面が一般的には聴きやすくジャズとしても楽しめる選曲となっています。僕はB-2のI LOVE YOU,YES I DOやB-4のIT'S A LONELY PAPER MOONやゆったりと歌われるB-5のBE FAIR WITH MEあたりが好みで聴きやすいです。ジャケット裏の曲紹介と実際の収録順が異なっていましたが正確に記しました。またジャケットにはZILLA MAYSと表記されていますが裏面のノートにはZILLAH MAYSとなっていましたが多分ZILLA MAYSの方が正しいのでしょう(?)

収録曲A面/ CALYPSO BLUES/ YOU HAD BETTER CHANGE YOUR WAYS/DON'T CRY BABY/HEY THERE/ BLUE MONDAY/B面/ YOU WON'T LET ME GO/ I LOVE YOU, YES I DO/ I'LL GET ALONG SOMEHOW/ IT'S A LONELY A PAPER MOON/ BE FAIR WITH ME/