三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

心折れたら寄り道して、パン

2011-11-21 00:46:10 | パン侍
<11月8日の食事>
朝:フルーツグラノーラ+ヨーグルト コーヒー
昼:ドライトマトとチーズのパン イチジクとナッツのパン(ジャンティーユで購入) インスタントスープ 野菜ジュース
夜:本日のディナーセット(ほうれん草とチキンのカレー、ナン、サラダ、チャイ)@スルターン/飯田橋

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毎日ではないのですが。
自転車での通勤、地道に続けております。
最短で片道15km1時間、遠回りして18km。
先月の総走行距離は300kmを超えました。
普段は使わず、休日に1日40km得意がって走っていた頃には成し得なかったその数字が、週に3回ほど通勤に使うだけでこんなにあっさり到達するなんて。
「千里の道も一歩から」ということわざに、まったくそうだったとしみじみ感じ入る霜月なのです。

って何でですます口調で書いてるのか今回に限って。
の仕切り直し。

運動嫌いの私にとって、ほぼ唯一好きと言えるスポーツが、この自転車なのである。
単純に漕いでいるだけでも楽しいのだが、良いところは、移動と運動が同時に出来るという超合理的なところ。
そして、その時の気分でルートを自由に変えられるところ、そして停めるのが自動車やモーターバイクほど難儀しないところではなかろうか。

この日の朝、私はいつも通り職場に向かってひたすらペダルを漕いでいた。
少しの心の折れを自覚し、更にいつもより早めに家を出ていたという幸運も手伝って、寄り道してみるか、という気分になったのである。
そこで、いつもならまっすぐ走る駒沢通りを、中目黒辺りで右に折れて山手通りに進路を変えたのであった。

向かったのは大好きなパン屋、ジャンティーユである。
たまたま以前の職場がこの近くにあったのが運のつき、すっかりハード系パン屋の虜になってしまったきっかけとなったこのお店。
何かにつけ食べたくなるあれを、今日は買って食べようじゃないか。
弁当も作らなかったのだし。

っていう路線変更が可能なのだよ、自転車は。
歩道の邪魔にならないところにさくっと停められるのも何て事ないんだよ、自転車は。
さーて店内、何買おうかな、でもリュックに収まる分だけに抑えなくては(ハンドルに引っかけて持ってくのは危険だから)。
はっ、そういう抑制力が働くのも自転車の良さってか。

買ったのは、イチジクとナッツのパンと、クルミがぎっしり入ったパンと、ドライトマトとチーズのパン。
どれもいつもの、何度も食べた味。
けれど何度だって食べたくなる味。

好きなもので体を甘やかし、普段とはルートを変える事で、気分転換にもなったこの日の通勤。
心の折れも、少しはまっすぐになったのかな。
この通勤ツールを利用して、上手く自分の気持ちを調整していこう。
そう思えた一日であった。


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