三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

「モーニング 食」を買いました

2011-11-21 08:12:00 | 食とレビュー
<11月9日の食事>
朝:黒豆納豆ご飯 もやしの味噌汁
昼:お弁当(玄米ご飯、豚と根菜を確かナンプラーとオイスターソースでまとめた気がする、アスパラしりしり、ほうれん草のナムル)
夜:ファミリーマートのおでん クリームチース 確かこれは鮭おにぎり…?

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2週間近く日記を溜め込むから、食事内容の記憶がだんだんアバウトになるのだ

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相も変わらず、飲食をテーマにした書物をよく読んでいる。
この前そんな状況を知った妹には呆れられた。
今揃えたいコミックが「夏子の酒」と「もやしもん」だと知ったら、どれほど呆れられるかな。

そんな家庭の事情はさておき、漫画誌「モーニング」の別冊「モーニング 食」が発行されると知ったなら、放っておく訳にはいくまい。
買いましたよ、食しばりのマンガ雑誌。
表紙の焼き肉写真が何ともビジュアルショックなマンガ雑誌。

こういった、テーマ縛りのマンガ雑誌を初めて読んだように思うが、食の「何を」「どう」表現するかという各作家陣のカードや力量に、ただただ感服させられた。

ある人は、食べ物や「食卓をともに囲む」ことから謎や事件を解明するというストーリーを。
ある人は、駅弁に入った栗一つに込められた人間模様を。
ある人は、自らの自給自足生活を描いたコミックエッセイを。
またある人は、震災が襲った彼の地を、食という目線からあぶり出した話を。

それもこれも「飲食」がテーマでありながら、どれも似ていない。
お見それしました。

どれもこれも面白かったけれど、描かれた「食」に一番惹かれたのは、須賀原洋行さんの「実在ゲキウマ地酒日記」だろうか。
今一番同居人ともどもハマっている「日本酒」というジャンルが、その知識やとても良く合うおつまみレシピとともにコミカルに描かれているこの作品。
あまりに求心力がありすぎて、酒屋のシャッターを叩いて「日本酒売ってください!今すぐに!」と言いたくなったほどだ(読んだのが夜中だったのだ)。
同居人に至っては、空腹時のヒマつぶしにこれを読み、あまりに美味しそうに描かれていたからかえって辛くなり、そっと本を閉じて目を閉じていたっけ。

「モーニング 食」次号の発行は、来年の春の予定だという。
楽しみに待っていますね、講談社さん。


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