三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

ニンジンとひとの正解

2011-11-10 10:48:12 | 作りました。
〈10月29日の食事〉
朝:?
昼:豚の生姜焼き ニンジンサラダ 野菜蒸し塩麹和え 玄米ご飯 カブとほうれん草の味噌汁
夜:?

-----------

写真を撮り忘れて、どこで何食べたか覚えてないという…

-----------

ずっと前にレシピサイトで見かけ、気に留めつつ中々作らなかったニンジンのサラダ。
ようやく作ることが出来た。

細長く切ったニンジン一本分に小さじ1の砂糖を和えて置き、塩胡椒で味を整え、レーズンと松の実を加えるだけという簡単な料理である。
松の実が手に入らず、アーモンドを砕いて混ぜる他のアレンジをしていないのだが、どうにも面食らってしまった。
どうしようかという位甘いのである。
結果、塩胡椒を更に振り、カレー粉で和えて、食卓に並べたのであった。

レシピって難しいな、と思ったのである。
誰の口にも合いやすいような味付けで、料理研究家たちはレシピとして落とし込んでいる筈だが、このように自分が外れたところにいる場合だってあるのである。
そういや、酢の瓶に載ってた酢飯通りに作って、甘くて食べられたもんじゃなかった時もあったっけ。

と考えていくと、実は私はご飯のおかずには、あまりにも甘い味付けは好きじゃないのかもしれない。
甘いもの好きという自覚があったから意外だったのだが、おかずとお菓子は別ってことか。
そうなりゃ、ニンジンなんてデフォルトで甘い野菜なんである。
砂糖を混ぜたら、そりゃ自分にとっては過剰に甘くなるだろう。

カレー粉を混ぜたのは、ドライカレー(この場合は炒飯やピラフのように、具がご飯に混ざったタイプを示す)にレーズンが入っているときのニュアンスで入れたのだが、これだって広く市民権を得ているとは言い難い。
実際、私は好きだが、同居人はこの中にはレーズンいらないって言っていたし。
人の正解は私の正解じゃないかもしれないし、その逆だって然り。
そんなことを学んだ一品だった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿