三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
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遠い目で夏期休暇のことを思い出す ~9月20日から9月25日ダイジェスト

2012-10-16 23:12:27 | 食日記
〈9月20日から9月25日の食事〉

9月20日



クヨクヨしていたら、後輩Hちゃんから「これで元気になってください!」と、これをもらった。
グランドキリン。



こちらの商品サイトにて抽選に応募し、当選したらツイッターやらフェイスブック経由で誰かに送ることができる…というキャンペーンを行っていたのである。
これをプレゼントしてもらった人はセブンイレブンに行き、携帯電話でその引換券の写った画面を見せればもれなく一本もらえる、というシステムである。

などと努めて冷静に書いているが、なんていいシステムなんだろうか。
クヨクヨしていたらビールである。
わらしべ長者もびっくりである(違う)。

ビール、美味しかった。
瓶が薄くて軽いのも好ましいところ。
Hちゃん、いつもありがとう!


9月21日



あまり深く考えずに買った米粉のパン。
ペースト上のものをまとったり、甘そうな具が練り込まれていたりしていなかっため、フランスパン的なまっさらな味を想像していたらしっかり甘くて驚いた。
何のへんてつもない白い顔をして、こともなげに砂糖たっぷりだったらしい。

おまけに、カマンベールチーズを乗せて食べたら、あまりのミスマッチさにまた驚いた。
それぞれ単体では美味しいのに、しっかり甘いパンと、チーズの薄らしょっぱい味や柔らかな食感は、こうも仲良くなれないものか。
パンとチーズって、もっとこう一緒に歩んでいくものではなかったか。
傍目には美味しそうなコンビなのに、決して交わらないふたり。
近くに住んでいるからよく一緒に学校に行くし、校内で顔を合わせれば喋るから仲いいねって言われるけど、実はお互いの携帯番号も知らないんだよね…擬人化するとそんな姿が見えてきたのであった。


9月22日



ようやく、遅れてきた夏休み。
お盆にも帰らないという不義理をしていたが、ここへきて宇都宮に帰省である。
昼は母・妹と外食、夜は母と二人で簡単に。


9月23日



私たちの帰省に合わせ、ホタテやメロンなど、母はよくお取り寄せをしてくれる。
この日はカニであった。
喜び勇んでかぶりつく…が、旬ではないこの時期のカニは、身は柔らかながら、残念ながらそう旨味が濃くない。
それでもポン酢なんかをつけて美味しくいただいたのだけど、ハサミの中や爪に近い部位はちゃんと味が濃く、ポン酢いらずだったのが印象的だった。
カニは、まずは指先から旨味を溜め込むものなのか。
旬の時期の全体が旨味たっぷりなカニだったら、気付かなかっただろう事実である。


9月24日



宇都宮から東京に。
この日まで休みだった妹も同時に東京に戻り、そして一日一緒に遊んだ。
最後は飲みに行って締め…だったのだが、まさかあんなにも雨に降られるなんて。
傘が用を足さないほどの雨に全身ずぶぬれ。
そんな姿でも居酒屋に入るなんて、どれだけ飲みたかったのか。
居酒屋の冷房でどんどん冷えきってゆく体を引っ提げ、尚もしぶとく居座ったのであった。


9月25日



さて、この休暇を利用して、旅に行くんである。
この翌日より二泊三日、瀬戸内海近辺への旅。
この日は旅支度をした。
そして冷蔵庫の整理と、私が家を空けている間に同居人が食べる食事の用意。
ハヤシライスを作り、鍋ごと冷蔵庫にぶちこむ。
こうして休暇の前半は消化されていった。

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続いての投稿は、旅のあれやこれやを書こうと思います。