三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
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コンポタという正解 ~9月13日から9月19日ダイジェスト

2012-10-12 23:34:50 | 食日記
〈9月13日から9月19日の食事〉
画像は9月15日のものです。
今回も一週間ダイジェストでお届けします。

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9月13日



目玉焼きの目玉は、凝固していない方がいい。
薄皮を破れば黄身がだらりと流れ出るのがいい。
だが、トーストに乗せるなら話は別だ。
それではかじりついた時に黄身がはじけ、手指にだらりと伝わせてしまう。

だから、トーストに乗せるときの理想は、しっとり。
黄身は固まれど完全には凝固しておらず、パサパサではない。
かじって中を割れば、黄色が濃い。
そんな状態だ。

それを目標にフライパンに卵を落とし入れるのだけれど、同時進行で他の作業も始めてしまったりするから中々難しい。
この日は固まりすぎの目玉焼きが出来たのであった。


9月14日



同じ店の同じメニューでも、夜の方が美味しいことが多い。
覚悟していたことだったが、本当にそうなんだなと。
よし、次からは夜に行くことにしよう。
そして、ランチだけで味の判断をするのは勿体ないかもなと思いつつ、いくら夜には美味しい店でも、ランチだけで判断されて見限られることだってあるのだと。
飲食店における正念場というものに思いを馳せた次第だ。


9月15日



妹と一緒に行動した一日。
まずは横浜・中華街へ。
妹の友達への誕生日プレゼントにと、パンダグッズを買い求めに。

そんな流れで中華街の点心バイキングのお店に行ったのだが、美味しさに食い意地がエスカレート。
店を出たあとに水を飲んだら吐きそうになった、というほど食べ過ぎてしまった。
限界を考えずに食べてバイキングの帰りの車で吐く子どもか。
まったくもって意地汚い。

そのあとは某アイドルのコンサートへ。
歌を殆ど知らないのによいのかしら…という申し訳なさもあったものの、楽しんで見させてもらった。
エンターテインメントの真髄を見た思い。


9月16日



楽しみにしていたイベント。
仲のよいかつての同僚や後輩たちと、フーターズ!である。
ワンサイズ小さいのではないか君、というようなタンクトップとホットパンツをお召しになった、健康的でお美しいお嬢さんがたが、ビールやフライドチキンを持ってきてくれるお店である。
ザッツ・アメリカン!
ひたすらに楽しかった。
この催しを企画し、日にち調整や店に予約などをしてくれたH子に、特に感謝!


9月17日



中目黒にニューオープンした、「燻製アパートメント」へ。
燻製料理をメインに出す「燻製キッチン」の3店舗目は、小さめのビルをまるっと一棟お店にしたという誂え、だから「アパートメント」。
中目黒店の目玉である「マグロの生ハム」はもちろんのこと、いつも頼んでしまうスモークチーズも、カニのクリームリゾットオムレツも、いつもながらに美味しい。
これで全店舗巡ったことになるが、ゆったりと席が設けられていて、居心地の良さは中目黒店がピカイチかなと。
こう書いている間にも、また行きたくなってきた。


9月18日



当ブログのアクセス解析をみると、「揚げ物・油っこいもの」と「眠気」の相関性を検索してここに訪れる方が、思いの外多いようだ。
私のあのときのような疑問や悩みを抱える人は意外と多いものだと、共感は苦しみですら嬉しいものだと気づかされ、胸中は中々に複雑である。
もう一度まとめると、油には、眠くなる物質が特には含まれている訳ではないようです。
ただし、栄養素をフィルターにかける臓器である肝臓の能力を超えると、眠くなるらしい。
要は、油はその人には栄養過多なのだ。
ほどほどにしましょう。
「解毒」には水を飲むこと(余分な栄養を薄める)、睡眠が有効とのことです。


9月19日



コーンポタージュ味旋風はこんなところにも。
色んな変わり種豆腐を出す豆腐屋ジョニーから、コーンポタージュ味のジョニーである。
コーンのジョニー、バタ臭いぞ。



それにしても、何かの味の商品というものは、各社でいっせいにリリースされるけれど、あれはどういった取り決めを以てなされるのだろうか。
例えばこの夏はチョコレート菓子でそれが顕著だったのだけれど、ミント味のものが各社から多数お目見えした。
試作を重ねた暁に製品化が決まって、パッケージを作って物が作られて出荷され、時には広告展開も考えて…という流れを考えると、「今◯◯味が流行ってるから、うちも続け!」と後から飛びついたのでは、流行に乗るには間に合わないと思うのである。
ファッション業界は前々から流行色を「決める」というが、そんな感じで、お菓子協会みたいな団体が「今年はコーンポタージュで行きましょう!」とおふれを出したりするのだろうか。
謎であり、答えを知りたいような知りたくないような。

肝心の豆腐はといえば、コーンポタージュ味はほのかだったものの、滑らかで美味しかった。

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あと一回、ダイジェスト版でお送りします。