〈2月13日の食事〉
朝:チョコチップスコーン(たぶん東急ストアで買ったもの) コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、豚と野菜の旨煮、ニラの卵炒め、キャベツのコチュ和え)
夜:ロコモコ丼(ファミリーマートで購入) モロゾフのトリュフチョコ
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疲れたから甘いものが食べたい。
いつものことだけど、今日は殊更に、甘いもので自分を甘やかしたいんだ。
具体的にはチョコレートで。
それも思い切り甘くてネットリと重たい、トリュフチョコなんていいな。
という気分のところで奇しくも、というよりバレンタイン前日のこの日、あちこちでチョコレートののぼりを見たせいで、チョコレートを、しかも普段より気張ったのを食べたくなったに決まってる。
単純な女なんである。
事務所近辺で叶えてくれそうな場所はといえば、駅ビル・ラムラに入っているモロゾフ。
よし、行ってみるか。
午後7時台の店内は、会社帰りのOLさんとおぼしき女性たちで賑わっている。
翌日、会社で配るんだろうか。
その中に混じり、人にあげるものを買う風情を装いながら、職場に戻ったら即おのれが食べるチョコを吟味する私。
トリュフ5個入りで500円の小箱を見つける。
よしこれにすっか。
と、それのみ買えば目標は達成できるのに、コーヒー味のチョコレートを見つけてついついそれもレジに持っていってしまった。
チョコレートの誘惑に抗わずに過ごせる日は、果たして来るのだろうか…。
事務所に戻り、夕食をとったあとに小箱の封を剥がす。
5種5様の形をみせるトリュフが、艶々とうるわしい。
まずは一個、頬張る。
犬歯あたりで噛めばくしゃりと潰れ香りが漂い、ペーストよりもやや固い固体がじわりと広がる。
これだ!と思った。
食べたかったのこれだ!と思った。
欲しかった味に食感にピシャリとはまる快感よ。
本当に美味しかった。
美味しいあまりに即刻食べ終わらせてしまって、きれいな小箱をあっという間にいらない箱にしてしまったことだけ、少し忍びない。
と、自分の悦楽だけ追ったような日記だが、ちゃんとひと様の分もご用意しておりますよ。
コーヒーをよく飲んでいる上司Y田氏には、ローストしたコーヒー豆をチョコレートでコーティングしたものを。
事務所をシェアしているサーフィン好きのOさんには、サーフボード型の箱に南国フルーツ味のチョコレートが入ったひと品を。
同居人には、日本酒が入ったチョコレートを。
こういったものを雑貨屋や菓子屋で買い求めていると、浮わついた行事には何かとアンチだった昔だったら絶対に出来なかったと思うと少し感慨深い。
それが「成長」だとは思わないが、「変化」ではあるなと、そう思った2月中旬であった。
朝:チョコチップスコーン(たぶん東急ストアで買ったもの) コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、豚と野菜の旨煮、ニラの卵炒め、キャベツのコチュ和え)
夜:ロコモコ丼(ファミリーマートで購入) モロゾフのトリュフチョコ
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疲れたから甘いものが食べたい。
いつものことだけど、今日は殊更に、甘いもので自分を甘やかしたいんだ。
具体的にはチョコレートで。
それも思い切り甘くてネットリと重たい、トリュフチョコなんていいな。
という気分のところで奇しくも、というよりバレンタイン前日のこの日、あちこちでチョコレートののぼりを見たせいで、チョコレートを、しかも普段より気張ったのを食べたくなったに決まってる。
単純な女なんである。
事務所近辺で叶えてくれそうな場所はといえば、駅ビル・ラムラに入っているモロゾフ。
よし、行ってみるか。
午後7時台の店内は、会社帰りのOLさんとおぼしき女性たちで賑わっている。
翌日、会社で配るんだろうか。
その中に混じり、人にあげるものを買う風情を装いながら、職場に戻ったら即おのれが食べるチョコを吟味する私。
トリュフ5個入りで500円の小箱を見つける。
よしこれにすっか。
と、それのみ買えば目標は達成できるのに、コーヒー味のチョコレートを見つけてついついそれもレジに持っていってしまった。
チョコレートの誘惑に抗わずに過ごせる日は、果たして来るのだろうか…。
事務所に戻り、夕食をとったあとに小箱の封を剥がす。
5種5様の形をみせるトリュフが、艶々とうるわしい。
まずは一個、頬張る。
犬歯あたりで噛めばくしゃりと潰れ香りが漂い、ペーストよりもやや固い固体がじわりと広がる。
これだ!と思った。
食べたかったのこれだ!と思った。
欲しかった味に食感にピシャリとはまる快感よ。
本当に美味しかった。
美味しいあまりに即刻食べ終わらせてしまって、きれいな小箱をあっという間にいらない箱にしてしまったことだけ、少し忍びない。
と、自分の悦楽だけ追ったような日記だが、ちゃんとひと様の分もご用意しておりますよ。
コーヒーをよく飲んでいる上司Y田氏には、ローストしたコーヒー豆をチョコレートでコーティングしたものを。
事務所をシェアしているサーフィン好きのOさんには、サーフボード型の箱に南国フルーツ味のチョコレートが入ったひと品を。
同居人には、日本酒が入ったチョコレートを。
こういったものを雑貨屋や菓子屋で買い求めていると、浮わついた行事には何かとアンチだった昔だったら絶対に出来なかったと思うと少し感慨深い。
それが「成長」だとは思わないが、「変化」ではあるなと、そう思った2月中旬であった。